「ぼくたちのリメイク」は2021年夏の新作アニメとして7月から放送中の人気テレビアニメ作品です。
本記事では小暮奈々子(ナナコ)のキャラクター性や正体(未来)を紹介。
記事の後半では、ナナコ自身の”歌”や橋場恭也との関係性について迫ります。
本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。
目次
小暮奈々子(ナナコ)とは?
まずは本作品の中における小暮奈々子(以下は「ナナコ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
小暮奈々子(ナナコ)のプロフィール
通称 | ナナコ |
出身地 | 滋賀県 |
役割 | 出演(役者) |
好きなもの | 歌 |
小暮奈々子(ナナコ)もまた、恭也たちと同じ下宿先で住み始めると同時に、彼らと同じ「チームきたやま」の一員として、課題制作などに挑み始めます!
コギャルな外見とは裏腹に”控えめ”な性格
“金髪”に”ポニーテール”という、コギャル風な外見が可愛いナナコですが、そうした派手な見た目とは裏腹に、意外と「控えめな性格」です。
そうした控えめな性格は、進学のために移住してきた「シェアハウスきたやま」で4人揃ってから始めた“自己紹介”の仕方にも表れます。
ナナコ「“名前”の方で呼んでほしいです。お願いします」
自分の氏名や出身地を始め、かなり落ち着いた口調で話し終えた後には、先の男性2人(恭也と貫之)とは違って“軽く会釈“までしました。
こうした自己紹介の仕方だけでも、恭也からも「しっかりしている」と解釈されます。
ちなみに、初対面の自己紹介では話していないものの「人前に立つことが、大の苦手」という性質も併せ持っています。
歌うことが大好きで”カラオケ”によく行っている
控えめかつ、人前に立つことを苦手としているナナコですが「歌が大好き」であり、同じバイト仲間でもある恭也をよく誘います。
恭也「ナナコは好きなの?カラオケ!」
ナナコ「めっちゃ好き!人と一緒だと、もっと好き!」
さらに”歌う時”には、恭也たちの前でも張り切って歌い出すのです!
何気に”強烈なパンチ“も放つ!
控えめな性格のナナコですが、男たちに対しては容赦なく“強烈なパンチ”を放つことも多くあります。
それはルームメイト4人が揃ってから始めた”自己紹介”の中で、さっそく貫之の腹部に”強烈なパンチ”を容赦なく喰らわせてしまいます!
貫之「小暮って、あれか?ちょっとグレてるから…」
ナナコ「パンチ!」
貫之「ぶはぁっ!いいパンチだ…」
たった一撃だけのパンチで貫之をKO状態にしてしまいますが、ナナコにとっては「苗字のことを一番突かれたくない(気にしている)こと」だったようです。
この時のナナコは、自分の最も突かれたくないことを突いてきた貫之に対して、自身の持つ”強烈なパンチ”で彼の腹部を見事に突き返してやったわけですね…。
そんなナナコの”強烈なパンチ”は、恭也にもお見舞いされます。
大学と下宿先での生活が始まってから、シノアキと一緒に食事作りをしている恭也の前に、何故か”下着姿”で現れたのです。
ナナコ「ヒャアアア!着替え中なの、忘れてたー!」
恭也「なんで、僕…?」
この時のナナコは自分が冷蔵庫に入れていた食品を勝手に食べた貫之を叱りに来ただけでしたが、自分が着替え中であることを忘れていたようです。
そんな露わな下着姿を見た恭也の腹部にも、容赦なくパンチを浴びせたと同時に、自分の部屋へと退散してしまいました…。
小暮奈々子(ナナコ)の能力や役割とは?
ここからは「チームきたやま」の中における、ナナコの特出した能力と役割を紹介していきます。
中高生時代から培ってきた、抜群の”演技力”
ナナコは中学・高校ともに“演劇部”に所属していました。
そうして培ってきた、抜群の“演技力”は一回性の中でも随一を誇り、担当の教授から褒められると同時に恭也を始めとした生徒たちをも感動させてしまう程です!
シノアキ「ナナコの演技、凄く上手かったねぇ!」
恭也「本当に良かったよ!聞いてて、ゾクッとしたもの」
同じルームメイトたちからも褒められますが、ナナコはあまりの恥ずかしさに”照れ隠し”してしまいます。
その演技力を買われて「出演(役者)」の役割に!
実習担当の先生(加納美早紀)から「総合実習1」を始めることを告げられます。
この実習では”4人1組”のチームを組んで「3分間の映像作品」を作ることになります。
この時点でナナコたち、同じルームメイト4人で「チームきたやま」が結成された後には”役割分担”に入ります。
ちなみに加納先生から、生徒たちに対して教えられた「4つの役割」とは、以下のとおりです。
- 監督
- 技術
- 出演(役者)
- 製作
先程の授業で”抜群の演技力”を披露したナナコは「役者以外で!」と真っ先に告げるものの、やはり「出演(役者)」に選ばれてしまいます。
せっかくなので「出演(役者)」においての“担当パート”や“重要性”も簡単にまとめてみましょう。
担当パート | ・配役としての”演技” ・画面に映る”表情”や”声” ・時間の”感覚” |
重要性 | ・技術だけでなく”人間の内面”も掘り下げなければならない。 |
やり甲斐 | ・これらが上手くハマった時の喜びは格別である。 |
ゲームやアニメの声優とは違い、映画や舞台の役者さん達は、台詞だけでなく「表情」や「ポーズ」などもその都度変えていかなければならないわけですね!
これらの要素を全てマスターすることは、かなり至難の業ですが、中高生の演劇部で培ってきた“演技力”を習得したナナコだからこそ、こなせるパートと言えるでしょう。
ナナコの演技力は”静止画”でも充分に映える!
“チームきたやま”の4人で入念な打ち合わせも済ませた後には撮影場所に決めた上古坂駅に向かいます。
しかし到着後に、とんでもないアクシデントが発生してしまいます!
それは撮影に必要なビデオカメラを借りてきたはずが、大学側の手違いによって「スチルカメラ」を持ってきてしまったことです。
スチルカメラでは“静止画”しか撮れないわけですが、恭也による起点のおかげで“思いがけない作品”を完成させることができました。
その作品は発表会の当日に加納先生や生徒たちの前で披露されました。
チームきたやまの作品とは「写真が1枚ずつ増えていく度に“物語”が進行していく内容」でした。
この作品を制作する中で、ナナコも恭也から注文を受けます。
恭也「カチンコが鳴ったら“動画のつもり”で演技してほしい!」
ナナコ「分かったわ!」
そうして“動画のつもり”で表情を変えながら演技して写されたナナコの演技力は「静止画」の中でも充分に映えておりました!
彼らの作品は加納先生だけでなく、クラス内でトップを誇る河瀬川英子をも驚愕させてしまいます!
河瀬川英子「写真が重なる度に…中の画が、物語が進行していく!」
この時の河瀬川英子が驚愕したのは”作品そのもの”であったものの、その中には静止画でも映えている「ナナコの表情」も含まれていたはずです。
「ナナコの表情」も充分に映えている「静止画で制作した映像作品」は、コミック版の第3巻に収録されております。
ナナコの”本気”が、加納先生にも認められた!
恭也の起点を活かして制作された「3分間の映像作品」はクラス内で“第3位”に選ばれました。
しかし、次には間髪いれず「5分間の映像作品」を作ることになります。
この作品作りにおいては、親しい友人の“火川”や以前までは”完全なライバル役”の立ち位置だった河瀬川英子も「チームきたやま」に加入する形で制作に臨みます。
前回の駅とはうって変わり、今度は“海辺”での撮影となり、ナナコも引き続き「出演(役者)」として、朝から夕方にかけて本気で演じ続けます。
その作品では恭也たちの作品が見事に“第1位”に選ばれたものの、ナナコだけはどうしても納得できませんでした。
その理由とは、最後に発表したチームの作品に出演していた役者の”演技力”がナナコをも大きく上回っていたためです!
ナナコ「どうして私たちが1位なんですか?誰がどう見たって、最後の役者さんの演技…凄かったじゃないですか!」
しかし加納先生からは映像作品は、そんな1個だけの”パーツ”で決まるものでないことを教えられます。
加納先生「“本気”だったからだよ!それだけだ…」
ナナコが出していた「本気」が“人の心を動かす要素”として認められた瞬間でした!
小暮奈々子の正体は、プラチナ世代の人気アニソン歌手!
ここからは、ナナコの驚くべき“正体”に迫ります。
ナナコの正体は「未来の”N@NA”」だった!
シノアキや貫之と同じく、ナナコにもまた「驚くべき“正体”」がありました!
“歌”に対して苦悩する彼女の練習につき合う中で、恭也の方も”ある予感”を抱き始めます。
そして”学祭ライブ”のステージで歌いナナコの姿を見たことで恭也が抱いてきた予感が、見事に的中したのです!
恭也「この曲“10年後”から覚えてる…初めまして、“N@NA”」
このステージでナナコが歌っていたのは過去の時代の中で彼女自身がネット上で披露していた曲でした。
これによりナナコの正体が「未来の“N@NA”」であることが発覚したわけです!
そのため、ナナコ(N@NA)もまた、シノアキ(秋島シノ)や貫之(川越京一)と同じく、未来(2016年)で輝く“プラチナ世代”の1人だったわけです。
しかし、恭也がタイムスリップしてきた時代(2006年)では、あくまでもまだ「プラチナ世代の“卵”」でしかありません。
未来(2016年)では”大人気アニソン歌手”の座に君臨する!
本編のストーリーが開始されたばかりの時点では、恭也がまだタイムスリップする前の時代(2016年)から始まります。
倒産寸前のゲーム会社で”ディレクター”として働く人生を送っている恭也ですが、そんな中で自身が大好きで読み続けてきた「ゼロの使い魔」という大人気ラノベ作品のアニメ化が発表されました!
(ちなむに、この作品の原作者が”未来の貫之”です)
この時代では既に“大人気アニソン歌手”の座に君臨していたナナコも「N@NA」名義で、多くのヒット曲を連発しています。
さらに、アニメ化が発表されたばかりの「ゼロの使い魔」の主題歌もまた、ナナコ(N@NA)が歌うことも決定していたのです!
※アニメ版の方では版権や著作権の関係で、このラノベ作品名が変更される可能性もあります。
小暮奈々子(ナナコ)の”歌”の能力と険しい道のりとは?
恭也がタイムスリップする前の時代(2016年)では、人気アニソン歌手「N@NA」として大活躍していたナナコですが、そこまで辿り着くには実はあまりにも“険しい道のり”がありました!
そこで、ここではナナコが「N@NA」へとなるまでの挫折を含めた”険しい道のり”について紹介していきます。
始めは絶望的に”下手”だった!
自分と同じバイト先に入った恭也を、帰り道の中で大好きな“カラオケ”に連れていきます。
入るなり、エコーまで切った状態で歌い始めるナナコでしたが…
恭也「これが、ナナコの歌…下手だ!」
この時期のナナコの歌は絶望的に”下手”であることを知らされて驚愕します!
そのため、この時点では”プラチナ世代”ではなさそうだと判断されてしまいます。
ナナコ「下手だったでしょ?私!」
ナナコ自身も自分の”下手さ”にはしっかり気づいていましたが、彼女の「歌好き」はまだ幼い頃に祖母から民謡を習っていたことがキッカケでした。
しかし、その民謡が原因で「音程のズレ」だけは、どうしても直せずにいたようです。
確かに下手であったものの、恭也の中では歌っているナナコの全身から”歌が好き”という「“本気”になれる人間の熱量」を感じられていました!
ナナコによる”歌の上達”は、恭也にかかっている!
ナナコ自身は、下手であることを分かっていても「誰かに聴いてほしい」という“熱意”と「もっと上手くなりたい!」という“欲求”があります。
そんな彼女を見た恭也から出されたアイディアとは「ネットに“歌”をアップしよう!」というものでした!
恭也がタイムスリップしてきた過去(2006年)にも”ネット”が既に定着している時代です。
こうしたネットを使った方法には、おおまかに2つのメリットがあります。
- 恭也や友人以外にも、もっと多くの人達に聴いてもらえる。
- さらに多くの人達に聴いてもらうことで、ナナコ自身の”自信”や”経験”にも繋がっていく。
始めは強く拒絶してしまうナナコですが「これからも恭也に聴いてもらえること」を条件として、何とか頑張ってみようと始めるのでした。
河瀬川英子からの”一喝”で一度はやめてしまう!
先に紹介した「5分間の映像作品」の発表で第1位に輝いた”チームきたやま・改”のメンバー全員で、打ち上げとしてカラオケボックスに入ります。
この時もナナコがトップバッターとして歌いますが、その直後に河瀬川英子からマイクを取り上げられてしまいます。
河瀬川英子「あなたの本気、役者じゃなくて“歌”でしょ?」
英子はナナコの歌を初めて聴いた途端に、2つのことに気づいてはハッキリと指摘します!
- 人より演技は上手いけど、先の方針が見えていない。
(“作りもの感”が拭えていない) - 逆に”歌”の方では、初心者とは思えない程の「声量」が出ていた。
さらには「ナナコ自身が”演技に対して本気ではない“」とまで告げてしまいます。
自分の先生と同時に姉である加納とは、完全に”真逆な評価”をしたわけですね。
英子「そんな大切な歌から、なぜ”逃げた”の?」
ナナコ「うるさい!どうにかできるなら、とっくに、どうにかしてるわよ!」
英子「してないじゃない!」
英子からの指摘に対して、大声で叫びながら否定するナナコですが、それでも彼女からの指摘は容赦なく続きます。
しかし、ここからは指摘と同時に“アドバイス”も入ってきます。
- 映像学科でなく、迷わず”音楽学科”に入るべきである。
- これまでの恭也とのレッスンは練習などでなく、単なる”ごまかし”にしか過ぎない。
確かに英子からの指摘は当たっており、反論し始めた恭也もすぐに言い返せなくなってしまいます。
苛立った表情を露わに出す英子から“本気でやれるもの”を武器にして戦わなければならないことまで教えられます。
英子「逃げずに、立ち向かいなさいよ!」
さらには”横好きの演技”などでは「人の心を動かせない」とまで罵声を浴びせられたナナコは、涙ぐみながら1人だけで帰ってしまうのでした…。
それからは、歌うことも辞めてしまうと同時に、自室に篭りきりとなってしまいます。
ナナコと英子による「歌と演技による衝突」は、コミック版の第3巻で見られます。
“音の調整”でナナコの歌と心が変わっていく…
英子から図星をつかれたような“一喝”を受けたナナコは完全に自室に引きこもってしまいます。
ルームメイトたちが懸命に説得しても、取りつく島もありません。
それでも恭也がかつて働いていた会社で行っていた“音の調整”を思い出すと同時に、ナナコのために行います。
ちなみに”音の調整”をする上で必要な物は、以下のとおりです。
- パソコン
- 調整用のフリーソフト
- ICレコーダー
③のICレコーダーには“ナナコの歌”が入っていることが必要不可欠となりますが、恭也がこれまでの練習で録音した音源が入っていたことが幸いでした。
恭也「ナナコはさ“自分の歌”って好き?ナナコにまた歌を歌ってほしいんだ!」
ナナコの部屋のドア前で、そう呼びかけながら「調整後の歌」を流します。
ナナコ「これが、あたしの”歌”なの…?」
調整後の歌を聴かされたことで、これまでの“自分の甘さ”に気づきます。
これまでは、どんなに気をつけながら歌っても、どうしても音程が外れてしまうことで、思い通りに歌えませんでした。
そこで行っていたのが「せめて”声”だけでも持ち前の演技力で活かそう」という行為でした。
ナナコ「でも、それじゃダメだったんだね。今なら河瀬川や先生の言うことも分かるよ!」
英子を始めとした”本気で取り組んでいる人間”に対して、自分のような逃げ腰な者はどう挑んでも勝てるはずがありません。
部屋から出て、涙を流しながら悟った後に宣言します。
ナナコ「あたしを歌えるようにして…お願い!」
完全に立ち直りながら「本気で“歌”に挑む決意」を固めた瞬間でした!
そんなナナコのために恭也たちも協力しますが、それが思いがけない展開を迎えてしまうのです。
学祭ライブで「N@NA」として覚醒した!
ナナコが本気で歌に挑む決意をしますが、この時期からは大学での“学祭”の準備に追われ始めます。
恭也たちのクラスではメイド喫茶を開き、当日にはナナコやシノアキもメイド姿で頑張ったおかげで大盛況に終わります。
しかし、予定されていた学祭ライブに出演するはずの”大物ゲスト”が直前になってドタキャンしてしまうアクシデントが勃発します。
ナナコ「学祭ライブのラスト、楽しんじゃおうよ!」
当日になってドタキャンしてしまった大物ゲストの代わりに選ばれたナナコが“学祭ライブ”のステージで「本気の歌」を披露します!
ナナコ「ちゃんと歌えてるかな?喜んでもらえてるよね!」
この時のナナコは、恭也の協力や”音の調整”によって、完全にこれまでの甘さを捨て去り、殻を破ったかのように存分に歌います。
そんなナナコの歌は、聴いてくれているシノアキや貫之、そして他の大勢の観客たちに大きな衝撃を与えたと同時に“感動”させてしまいました!
シノアキ「ナナコ、かっこよかね!」
恭也「うん…初めまして、N@NA」
この学祭ライブで吹っ切れたことにより、「ナナコが未来の”N@NA”として“覚醒”した瞬間」でも、ありました!
さらに、この学祭ライブでの歌を聴いて”ナナコの本気”を認めたのは恭也たちだけでは、ありません!
英子「やるじゃない!とても良い”本気”だったわよ!」
恭也や観客たちとは少し離れた場所で見て(聴いて)いた英子からも「ナナコの”歌”と”本気”」を正式に認められたのです。
学祭ライブでのナナコの”歌”と”覚醒”は、コミック版の第4巻で見られます。
橋場恭也との関係性とは?
ここからはナナコと、自身を導いてくれた恭也との関係性に迫ります。
同じバイト先(コンビニ)の仲間でもある!
ナナコにとって恭也とは、同じチームやルームメイトだけでなく、同じバイト先(コンビニ)の仲間でもあります。
バイト先ではナナコの方が“先輩”となり、新人として入ってきたばかりの恭也に対して仕事を教えてくれます。
しかし来客からの思いがけないクレームに直面してしまった時には、恭也の方が代わりに入ってくれて助けてもらえた一面もありました。
“ラッキースケベ”の犠牲者にされることも多い…
ナナコといえば、その美人系のルックスに加え“巨乳”を始めとしたナイスバディも魅力の1つですが、それ故に同じバイト先(コンビニ)や下宿先の中では、シノアキ以上に“ラッキースケベ”の犠牲者にされてしまうことも、何気に多かったりします…。
恭也が発した「ありがとう」の台詞を誤解であると聞かされても、信じてはくれません。
ナナコ「誤解じゃないでしょー!」
恭也「いだだだだ!でも(胸が)やわらか…」
ナナコ「まだ言うかー!」
恭也を懲らしめてやろうと、肘固めをお見舞いするものの、自分の豊満な胸が恭也に当たっていたのでした…。
自身を導いてくれた”恩人”でもある
これは先までの「歌」の項目で紹介した内容ですが、やはりナナコにとって恭也とは「自身を導いてくれた“恩人”」である点が最も大きいと思います。
しかし、自分の好意は恭也には届かず…
自分の歌や練習につき合ってくれた上に”音の調整”などによって、自身を導いてくれた恭也に対して“好意”を抱き始めます。
しかし、そうした恋心も空しく、届かずに終わってしまいます。
学祭ライブが終わった後、完全に吹っ切れたことで思い通りに歌えた満足感に浸りながら、グレープを持ちながら恭也にお礼を言いに行こうとしますが、人気のない裏側では既にシノアキと一緒にいました。
さらにシノアキの方から恭也に対して”熱い口づけ”を交わしてしまい、その瞬間をナナコもまた目撃してしまったのです!
ナナコ「少しだけ遠回りして戻ろう…その時、いつものあたしでいられるように」
自身の胸の中で生じてしまった”かすかな苦しみ”を隠しながら、無言で立ち去ってしまいます。
それでも、この学祭以降の展開で”恋の大ドンデン返し”にも期待したいところですが…卒業後の未来では恭也はシノアキと結ばれる未来を迎えてしまうのです。
そのため、ナナコには可哀想ですが「恭也への想い」は届かずに終わってしまうわけですね…。
ナナコ(N@NA)の未来(2018年)を考察!
ここからは、ナナコ(N@NA)の更なる未来(2018年)の状況簡単に紹介しながら、更なる未来の展開も考察してみたいと思います。
未来(2018年)での人気は低迷気味に…
学祭ライブで覚醒したまま、卒業後には「N@NA」として大ブレイクを果たしたナナコですが、それはあくまでも恭也が生きてきた2016年までの話です。
さらに未来となる時代(2018年)でも、積極的に歌手活動を続けるものの、ナナコ自身の人気は低迷していってしまいます。
それでもめげずに”歌の動画”を投稿して広め続けるものの、恭也がいた世界(時代)ほどの人気を得られなくなってしまうのです。
未来(2018年)での”巻き返し”も恭也の協力にかかっている?
2018年の未来ではナナコ(N@NA)の人気が落ち込む一方で、恭也とシノアキは結婚して結ばれただけでなく、可愛い子宝にも恵まれる”幸せな日々“を送っています。
しかし、貫之のことを諦めきれない恭也が自身の幸せすら捨てる形で再び”過去の時代”へと戻ってしまう展開を迎えます!
この時はあくまでも貫之のために行った”二度目のタイムスリップ”でしたが、これによって貫之との関係を中心に「さらに新しい未来」を作り出してしまったわけです。
ここまで知った時点で察しの良い人達ならば、気づいたかもしれませんが…それは即ち「ナナコ(N@NA)の“未来(2018年)での人気”」を変えられる可能性も、わずかながら出てきたことになります!
そのため、恭也からの”更なる協力”を得られれば、ナナコ(N@NA)の「未来(2018年)での人気」を立ち直らせる可能性も微量ながら生じてくるわけですね。
小暮奈々子(ナナコ)の声は声優「愛美さん」が担当
小暮奈々子(ナナコ)の声を担当している声優さんは「響」に所属されている、愛美さんです。
愛美さんの場合、声優よりも先に“歌手活動”による功績に触れる必要があります。
2008年に開催された「ベスト オブ シンガー コンテスト 全国大会」の決勝まで進んだ上、2009年の「第3回全日本アニソングランプリ」大阪大会で優勝しました!
そして、2010年には本名(寺川愛美)で「探偵オペラ ミルキィホームズ」で声優デビューを果たされました。
小暮奈々子(ナナコ)役の声優・愛美さんの代表作
愛美さんの代表作として、アニメやゲームアプリで不動の人気を誇る「BanG Dream!(バンドリ!)」の戸山香澄役を筆頭に挙げる、アニメファンも多いのではないでしょうか?
声優だけでなく“歌手”としても高い実力と、偉大な功績を上げてきた愛美さんには、とてもマッチした作品やキャラクターといえますよね!
ここで、主な代表作(キャラクター)の一部を紹介します。
- 「消滅都市」キキョウ役
- 「耐え子の日常」朝美役
- 「ぷっちみく♪」山手響子役
- 「出会って5秒でバトル」天翔優利役
まとめ
今回は恭也たちと同じルームメイトかつ、チームメイトである、小暮奈々子(ナナコ)のキャラクター性や”驚くべき正体”を紹介しました。
歌が大好きで未来の”プラチナ世代”でもあったナナコですが、自身の才能を認められないことで苦悩していたわけなんですね…。
そんな彼女を救ってくれたのが「ナナコの未来」を知っている恭也であり、彼の多彩な助けや協力があったからこそ、大人気アニソン歌手「N@NA」として覚醒できたんですよね!
しかし、ここまでは良かったものの、更なる未来(2018年)には”人気の低迷”という新たな壁にぶつかってしまうわけです。
それでも原作ラノベ版の物語は続いている上、恭也が貫之のために再び過去の時代にタイムスリップしたわけですから、再び戻ってきた”過去”の時代でもまた、ナナコのことも救ってあげてほしいものですよね…。
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