『ドラゴン、家を買う。』の人物相関図を作成しました。
各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。
目次
ドラゴン、家を買う。の人物相関図
異世界、ファンタジー作品でも特にユニークな作品『ドラゴン、家を買う。』は、アニメ化も決まり乗りに乗っている注目作です。
強いはずのドラゴンが臆病だったり、不動産屋が魔王だったり、意外性に富んだ物語にどんどん引き込まれます。
またこの作品に出てくるキャラクターはどこかで見たような?と感じる方も多いと思います。まるでゲームに出てきたキャラクターが別作品に登場しているような感覚です。
主人公である「ヘタレ」なドラゴン レティをはじめ、周囲を囲む魅力たっぷりのキャラクター達について、紹介します!
ヘタレドラゴンだからこそ、ドラゴンといろんな種族が友好的な関係を築けるんだよね♪
ドラゴン、家を買う。の登場人物・キャラクターの一覧を解説
『ドラゴン、家を買う。』にはゲームなどに登場したキャラクターが出てきます。
ただしゲームに登場したときのように凶悪な魔物が出てきたり、ものすごく難しいダンジョンに挑戦したりする、といった物語ではありません。
『ドラゴン、家を買う。』はあくまで主人公であるレティが家を探すストーリーになっています。家探しの道中で出会う魅力的なキャラクター達を今回ご紹介いたします…!
また、旅の道中で様々な面白い家と出会います。『ドラゴン、家を買う。』に登場する魅力的な家を以下記事で紹介しているので是非ご覧になってください♪
この現世の社会のシステムのようなものが『ドラゴン、家を買う。』の世界にもあり、妙に共感できるのです。
「ああ、魔物が暮らす異世界でも人間界と同じようなことがあるんだなー」と思えます。
昔やり込んだゲームに似てると、わくわくするよね…!
レティ CV:堀江 瞬
臆病すぎて勘当された貧弱なドラゴン♂。夢のマイホームを求めて旅に出ることに。
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
炎のように赤く大きく、まさしく凶悪なドラゴン!という見た目とは違い、優しいけれど臆病で弱くて・・・およそドラゴンのイメージからかけ離れた性格のレティ。
レべルは53ですが、かなりの低ステータスであるため、ドラゴン族の落ちこぼれといわれています。
火を吐くこともできなければ、飛ぶこともできません。
原作では冒険者たちに宝物を盗まれてしまい、群れを追放されていますし、アニメでは卵の見張り当番だったのにうっかり眠りこけてしまい、冒険者たちに卵を盗まれ親から勘当されます。
ドラゴンが親から勘当?と思わず笑ってしまいますが、レティにしてみれば住む場所をなくしたわけで困った状態です。
家を探すことになったレティはディアリアと出会い、物件探しの旅に出るのですが、旅の途中でもレティのへタレっぷりがさく裂しています。
でも旅の途中で人を助けたり、自分の子でもないのにピーちゃんのパパになったりと、愛すべきドラゴンです。
アニメ化して、声が付いたことでより一層レティの愛嬌が際立っています…!
弱いって自覚しているのに、
レティの強い精神力とユーモアあるキャラクターが魅力だよね♪
レティについてもっと詳しく説明した記事を別途用意していますので、そちらをご覧ください!
ディアリア CV:石川界人
レティの家探しの旅を案内することになった不動産屋を名乗るエルフ。実は魔王である。
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
この物語に出てくる中で、レティと同じくらい意外性を持っているのがディアリアといっていいでしょう。
家をなくしたレティが住まいを探す中で出会ったのが不動産屋のエルフ、ディアリアです。
この世界でも不動産業を営むためには資格や免許が必要なようで、ディアリアは宅地建物取引主任者や一級建築士の資格を保有。
彼が持っている名刺には「株式会社エルフハウジング」とともに取得している免許、資格が記載されています。
異世界、魔物が住む世界で名刺が出てきたり、会社経営者だったり。
そんなことってある?と思いつつも、人間世界と同じシステムを持っているこの異世界はとても近く感じますね。
しかしディアリアにはもう1つ、異質どころか異世界の住人だったら絶対にありえないとびっくりする驚愕の事実も!
ディアリアはなんと非人間の魔王です。
魔王になってしまった瞬間は抽選でハズレを引いてしまった感覚だったディアリアでしたが、今ではちゃんと名刺にも記載するくらい、魔王の名称に慣れ親しんでいるようです。
魔王がドラゴンやスライムの家を探したり家を建築するなんて、一般的な異世界ものではありえないですよね。
でもこの世界ではそういう設定で、レティは本当の魔王とは知らず(不動産界の魔王だと思っている)家探しを手伝ってもらっているのです。
加えて、ディアルアはレティの貯金が尽きた時には金作を手伝ってくれたり、レティがピンチな時は毎回助けてくれたりもしてくれる、優しく強い頼れる友達ポジションですね♪
ディアリアはかなりのイケメンなので、女性人気が高いキャラですが
ディアリアは表情は変わりにくいけど、人生楽しんでるのがわかるね!
ディアリアについてもっと詳しく説明した記事を別途用意していますので、そちらをご覧ください!
ピーちゃん CV:井澤詩織
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
ディアリアに紹介してもらった極寒の地、アルブス氷地。そこで暮らすことになったレティですが、あまりにも寒すぎて数日でリタイア。
ここで暮らすのは無理だと悟りましたが、その氷原で見つけたのが生まれる前、孵化する前のピーちゃんでした。
卵から孵化したピーちゃんは初めて見たレティを親だと思い込み(鳥の刷り込み性質:初めて見たものを親だと思いついてまわる)なついてしまいました。
鳥の中でも大型の鳥で、大鷲フレースヴェルグという種類。
名付け親はレティで本名は「ピヨベルト・フェルピーア・ピ・アレピーヌ・ピヨデリカ」という超長ったらしい名前を持っています。
まだ小さいのでピー、ピーとしか鳴きませんが、大人になれば大鷲としてレティのいいパートナーになるかもしれませんね。
ただし・・・レティは炎を扱うドラゴン、ピーちゃんは氷海で生きる種族なので、熱くなると「保冷」必須。
両極な2人ですが、レティはピーちゃんをとても大切な家族として見ていますし、ピーちゃんもレティを頼りにしています。
ネル CV:福塩美里
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
王国「エオス」の王を父に持つ王女、ネルは人間です。
盗賊撃退の際、レティたちが持ち帰った荷物の中にいて、レティに助けられた形になりました。
なぜ王女がこんなところに?と思いますが、実はネル、国王と非常につまらないことで喧嘩となり「家出」をして盗賊たちにつかまっていたんですね。
国王と喧嘩となった原因はネルのおやつを食べてしまったから。
王女として何不自由なく育てられてきたネルですから、プライドもあるし世間知らずです。
見た目は恐怖の化身であるドラゴン レティにも臆することなく堂々と接していました。
ネルも家出をして住まいがないため、ディアリアに物件探しを依頼し、一緒に旅することになりました。
ネルについてもっと詳しく説明した記事を別途用意していますので、そちらをご覧ください♪
勇者一行 CV:勇者:伊東健人、シーフ:たかはし智秋、白魔導士:平川大輔、弓使い:西山宏太朗
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
主要となる登場人物が少ないということも、『ドラゴン、家を買う。』の大きな特徴といえますが、ドラゴン(レティ)、魔王(ディアリア)、王女(ネル)とくれば当然出てくるのが勇者、冒険者でしょう。
この物語でもよく出てくる勇者ご一行がいます。
一般的な異世界のお話やゲームの中では、勇者ありきで話が進むことが多いですし、勇者、冒険者が主役という物語がほとんどです。
しかし『ドラゴン、家を買う。』に出てくる勇者は「名前すらない」状態。
結構不憫な感じですが、それでもこのご一行が話のいいポイントになっています。
登場する名もなき勇者たちは以下の通り。
- 正義感マックスだけど人の話は聞けない勇者(その他の中で目立つ)
- 白魔導士
- シーフ
- 弓使い
なぜか至るところでレティたちと出くわす勇者たち。(もしかして同じ方向に動いているのか?)活躍は全くありません。
ヒューイ&アルバート CV:ヒューイ:近藤隆 アルバート:M・A・O
出典 「ドラゴン、家を買う。」公式HP
ファンタジーゲームでおなじみのハンターもこの物語に登場します。
ただやはり『ドラゴン、家を買う。』に出てくる勇者や冒険者、ハンターたちはどこかねじが緩いというか、ずれているというか・・・。
ハンターとして登場する「ヒューイ」は「炎竜王」(レティのこと)と広めた張本人と言われています。
ドラゴン、獣、魔物に関してかなりの知識を持っているヒューイ。
だからこそレティのことを新種のドラゴンではないか?と思ってしまったのかもしれませんね。
一般的なドラゴンは空を飛びますが、レティはスキルが少なく空を飛ぶことができない情けない竜です。
それを知らず、新種のドラゴン!と勘違いしてしまいました。
もう一人、ヒューイと一緒に出てくるもう1人・・?1匹? ヒューイのお供をしている猫のアルバート。
あれ?ハンターの相棒が猫ってどこかのゲームで見たことがありますよね。
ヒューイとアルバートの会話を聞いていると、あのゲームの話じゃん!と楽しくなってしまいます。
ゲームの話を知っているから、それをパロディ化しているみたいで面白い、そんな要素も持っているんですね。
まとめ
『ドラゴン、家を買う。』の相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。
ドラゴン、魔王、王女、勇者、冒険者とモンスター討伐ゲームのような登場人物たち。でもそれぞれがかなりズレているから 『ドラゴン、家を買う。』は面白いんです!
特にモンスターをやっつけるゲームが好きな人なら、こんなところでこのセリフ?とか、これどっかで見たよね?なんて思うシーンに吹き出してしまうでしょう。
いろいろな面で楽しめる『ドラゴン、家を買う。』は難しいこと一切なし!で楽しめる物語です。
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