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旧アニメ「ダイの大冒険」は打ち切り終了?理由やアニメ最終回を解説

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

1991年に放送されたダイの大冒険は途中で打ち切りになり、最終的に無理矢理感があるバラン戦で終了となりました。当時延長も決まっていて、これから登場するであろう大魔王バーンなどがおもちゃとして発売されていたことから、原画の方は進んでいたようです。

 

ただ原作でいくとコミックの10巻の最初までとなっており、アニメ化されたのは全体の約4分の1だけに物足りなさがあります。しかし、コミック10巻相当でも1年かけて全46話放送されており、4年かけて4期分放送しないといけないことから当初諦めたのではという噂もあります。

 

そんなダイの大冒険の最終回とアニメが打ち切りになった理由、そして当時高かった視聴率並びに評価を見ていきたいと思います。

アメリア
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なんで打ち切りになったんだろうね

ダイの大冒険の最終回はアニメと原作で違う

ダイの大冒険の最終回はアニメと原作で違う

出典:「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」週刊少年ジャンプ

ダイの大冒険の原作は真・大魔王バーンと最終的に竜魔人へと覚醒したダイの戦いが最終回の見どころですが、1991年に放送されたアニメ版のダイの大冒険は、ダイが父であるバランを撃退するという形で終わっています。

もともとアニメ版の方も人気が高いという理由から延長を決めていたのですが、途中で打ち切りとなったこともあり、バラン編の終わり方も違うという流れになっています。

アメリア
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原作版のバラン戦ではダイは竜の紋章を右手に移して共鳴を避けたんだよ

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原作版ダイの大冒険の最終回

原作版ダイの大冒険の最終回

出典:「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」週刊少年ジャンプ

原作は元凶である魔王ハドラーが滅びた後も続きます。魔王ハドラーを復活させたいわば元凶の元凶、大魔王バーンが残っているのです。地上を殲滅させようとするバーンに対し、ダイは己の体に流れる竜の騎士の血を使い、竜魔人に姿を変えます。

 

そして激闘の真・大魔王バーンを討ち滅ぼすのです。ですがまだ脅威は残っていました。大魔王バーンの仲間の一人である死神キルバーンが現れます。そのうえ、彼は地上を殲滅させる手段、黒の核晶も持ち合わせていました。

ダイは、大爆発を食い止めるため黒の結晶を空高く持っていきます。その後ダイが戻ってくることはありませんでした。しかしダイの剣の輝きは健在であり、仲間たちはダイの生存を確信するのでした。

アメリア
アメリア

ポップもダイと一緒に黒の核晶をもって上空に上がったんだけどダイはポップを引き離したんだよね。

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1991年に放送されたダイの大冒険の最終回

1991年に放送されたダイの大冒険の最終回

出典:「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」週刊少年ジャンプ

一方オリジナルのアニメ最終回のタイトルは「ダイよ立ち上がれ!勇者の道は永遠に!」。原作にあたるバラン編のラストが描かれています。原作コミックスでは10巻の内容ですね。その話のボスであるバランは、魔王の配下の一人であり、竜の騎士です。

 

そしてその正体はなんとダイの実の父親。彼と人間の母の間に生まれたダイはいわば魔物と人間のハーフということです。彼に秘められた膨大な魔力もこれで説明がつきます。

 

彼と戦い、記憶を消されかけるなどピンチに陥るダイ。しかし、仲間との絆によりさらにパワーアップし、ダイはバランを追い払いことに成功します。といったのが1991年版ダイの大冒険アニメの最終回です。なかなか続きが気になってしまうラストです……。

アメリア
アメリア

最後はなぜかみんなの想いを集めた剣でアバンストラッシュだったんだよね

原作と比べて押さえておきたいポイント

原作では、バランの攻撃によってダイは本当に記憶を失ってしまいます。ですが仲間の一人であるポップが自身を犠牲にする呪文「メガンテ」を唱えるなど奮闘し、結果としてダイは記憶を取り戻すのです。

 

なかなか熱い展開ですが、アニメでは尺の都合か描かれませんでした。新アニメではこれも描かれるのか期待してしまいますね!ドラゴンクエストダイの大冒険の視聴率について今でこそ深夜帯でのアニメ放映が主流になりましたが、昔は他のバラエティー番組と同じように7時といった、いわゆる「ゴールデンタイム」での放映が一般的でした。

アメリア
アメリア

バランとの戦いがアニメ版では無理矢理終了になったんだよね。

1991年に放送されたダイの大冒険の視聴率

ゴールデンタイムで放映するに関わってくるのが視聴率です

現在はどちらかというとブルーレイの売り上げや、見放題配信の方が重視されるのでぴんと来ないかもしれませんが、当時は視聴率が取れなければ問答無用で打ち切り!という時代です。では「ダイの大冒険」の視聴率は芳しくなかったのでしょうか?

 

「ダイの大冒険」の放送はやはり午後7時のゴールデンタイム、視聴率は平均10%といった具合でした。多いように感じるかもしれませんが、同じ時間帯に放映していた「ドラゴンボール」は20%という数値をたたき出していたため、関係者からすると納得のいかない数字だったのかもしれません。

 

1991年に放送されたアニメ版ダイの大冒険の評価

当時の視聴者からすると、思い出のアニメになっているようです。作中で原作の原作であるゲームのBGMが使われるなど、ゲームのみから入った視聴者も楽しめるような構成にしていたようですね。

 

作画もよく、毎週楽しみにしていた方もたくさんいらっしゃいました。ですがやはり最終回を引きずっている方は多いみたいで……。これから放送される2020年版と合わせてみるのも楽しいかもしれませんね!

 

人気作だったオリジナル版アニメダイの大冒険の打ち切りの理由とは?

先に上げたように、ダイの大冒険の視聴率はドラゴンボールといった国民的人気作には及ばないものの、それなりの視聴率を保持していました。

 

ですが46話で最終回、それも続きが気になる中途半端なところで終わってしまいます。どうやら打ち切りの理由は、視聴率だけではないようです。

1991年版「ダイの大冒険」の放映権を持っていたのはTBS。

 

それも、はじめから一年のみの放送の予定だったようです。もちろん、予定通りダイの大冒険の放送が終わった時に合わせ、違う番組もすでに企画されていました。しかし、ダイの大冒険はそれなりの視聴率と評価を得て、放送が続けられることが決定します。

 

つまり、もともと1年分にまとめるよう原作を多少変えて用意していたストーリーを、原作順序にすることが決定されたわけです。ここまでなら特に問題はないように思えるのですが……。

 

それでも、本来ダイの大冒険放送終了後に放送予定の番組は企画通り放送されることが決定!いわばダイの大冒険、46話よりあとのお話は宙ぶらりんの状態に…‥。

スタッフは苦肉の策として原作者を呼び会議した上で、あのような最終回にしたようです。

 

結論から言うと、「大人の都合」だったというわけですね。

 

まとめ

常々ファンから再アニメ化を望まれていた大人気漫画ダイの大冒険。アニメ化するも、打ち切りという理由で中途半端に終わってしまったことを悔やまれていた1991年版ダイの大冒険アニメ。BGMには原作の原作であるゲーム内で流れた音楽を使う、よく動く作画に丁寧な構成、恵まれていたはずのアニメでした。

 

それでも打ち切りになってしまったのは、どうしようもない大人の都合がありました。せめて放送時間くらい替えてくれれば……と思ってしまいますね。

事実、バラン編以降に備えてアニメ製作スタッフ側も敵キャラクターの人形を作るなど、入念に準備を進めていたのがせつないです。

 

結果として中途半端なところで終わってしまった1991年版ダイの大冒険のアニメ。一方で原作漫画は素晴らしいラストを迎え、ファンはもちろんこの話を含めた再アニメ化を待ち望んでいました。何かこうではという意見ありましたらコメント下さい。

   

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この記事を書いた人
星原

アニメ、声優、ゲーム全て最新の情報を把握しています。そしてライトノベル、コミック、月刊誌、週刊誌等、アニメなどの人を楽しませるメディアを大事にしています。最近は過去にあったアニメやゲームも楽しんでおり、最新だけではなく昔も大切にしています。

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コメント

  1. ダイ より:

    2パラ目の最初の「ただ原作でいくとコミックの10巻の最初だけあって、アニメ化されたのは全体の約4分の1だけに物足りなさがあります。」

    の前段が、前提知識のない人には日本語が少しわかりづらかったです(原作でいくと?10巻の最初だけあって?1巻の第1話?)。

    「ただ原作コミック全37巻のうちアニメ化されたのは10巻までであり、全体の約4分の1だけに物足りなさがあります。」

    というところでしょうか。

    • 星原 星原 より:

      大変失礼しました。
      仰る通りでございます。
      内容に関しまして以下に変更致しました。

      「原作でいくとコミックの10巻の最初までとなっており、アニメ化されたのは全体の約4分の1」

      私自身「原作でいくとコミックの10巻の最初だけあって」という内容をお伝えしたく、文量をそのまま言葉にしておりました。

      「初めてダイの大冒険を見る方にとってはわかりにくい」という貴重なご意見誠にありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    放送局をTBSとTVK(神奈川ローカル局)で混同されてますね。
    内容面での区切りはともかく4クールもやったので”打ち切り”と言うのはどうかと思いますが、1991年の段階でゴールデンタイムに平均10%の視聴率は2年目を放送するには物足りない数字ですね。
    アニメは視聴率よりもスポンサーの関連商品の売上の方が重要かもしれませんが、ゴールデンタイムの数字は局そのものの広告枠の単価に影響するので仕方ない選択だったのでしょうね。

    • 星原 星原 より:

      貴重なご意見誠にありがとうございます。
      当時見ていた放送局をもとに話しておりました。
      大変失礼しました。
      こちらは「TBS」にて修正致しました。

      また、仰る通りです。
      打ち切りといっても丁寧に作られているわけなので、私自身「打ち切り」という言葉を出すことは本当に心苦しかったです。
      しかし、現在、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』リメイク版として再度放送されており、今回は原作版に合わせて放送されることを願うばかりです。