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Dr.ウィローやDr.コーチンが登場したドラゴンボール映画の作品名は「ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ」です。
ドラゴンボールの世界は悪い科学者が多いですよね。密かに繰り返される悪の研究と悪の野望…!今回ご紹介する作品も長年の野望を果たそうとする悪魔の科学者とそれに立ち向かう悟空たちストーリーです。
映画情報
- 公開年月日:1990年3月10日
- 監督:西尾 大介
- 脚本:小山 高生
- 原作:鳥山 明
参考元:Wikipedia/ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
あらすじ(内容にネタバレ含む)

どんな熱でも溶けない永久氷壁と呼ばれるツルマイツブリ山。ピッコロはそこでひとり修行をしていました。さらに、ドラゴンレーダーでこの山にドラゴンボールが集結していることを知ったウーロンと悟飯も偶然訪れていました。
ドラゴンボールを集めていたのはDr.コーチン。彼は神龍を呼び出し、50年間ツルマイツブリ山の下に眠るDr.ウィローの復活を願いました。
神龍により、氷壁の下から姿を現した怪しげな研究所。それを目の当たりにしたウーロンと悟飯は、敵にみつかり襲われてしまいます。
二人のピンチに駆けつけ、救ったピッコロでしたが、謎の強い力でピッコロは敵の手に落ちてしまうのでした。
復活したDr.ウィローは肉体が無く、頭脳だけの存在で、自分の器となる世界最強の肉体を手に入れようとしていました。彼らは50年前この世で一番強いとされた武天老師(以後亀仙人)に目をつけ、ブルマを人質に取り、亀仙人を連れ去るのでした。
その実力を確かめようと、捕らえた亀仙人を凶暴戦士のキシーメ、エビフリャー、ミソカッツンと戦わせますが、噂ほどの実力も感じられず、亀仙人は敗れてしまうのでした。
おかしいと思ったDr.ウィローたちは、ブルマから今は孫悟空が一番強いと聞き、悟空に興味を移します。
亀仙人とブルマを助けるため、Dr.ウィローの元へ向かった悟空は、立ちはだかる凶暴戦士たちに苦戦しますが、クリリンと悟飯の加勢もあり、悟空の界王拳で撃破します。
悟空たちを待ち受けていたDr.ウィローは、悟空を拘束し、用の無いクリリンと悟飯を洗脳したピッコロで排除しようとします。
悟飯の呼びかけにも反応せず、操り人形と化したピッコロ。どうにか拘束から逃れた悟空はピッコロと戦います。尊敬するピッコロの変わり果てた姿に怒りと悲しみで悟飯の内なる力が戦況を変え、ついにDr.ウィロー自身が姿を現すのでした。
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感想・考察(レビュー)

ドラゴンボールZになって、ピッコロが敵の奇襲や魔の手に巻き込まれる率が高い気がしてならないのですが、今回も最初から巻き込まれるパターンです。やはりピッコロ大魔王だから、悪を呼び寄せてしまうのでしょうか。
のちに洗脳された姿で現れるピッコロが、悟空と戦う中で、悟飯がピッコロの名を必死で呼んだり、止めに入ったりする健気な姿は涙ものです。
悟飯に攻撃を放とうとするピッコロに、悟飯が名前を叫ぶと一瞬動きが止まる姿は、ピッコロの中で悟飯の存在が大きいということを感じさせます。
今回の敵キャラの名前は、Dr.ウィローを筆頭に名古屋名物を意識しているようですね。ういろう、名古屋コーチン、きしめん、エビフライ、味噌カツ。どれも美味しい食べ物なので、映画の中でもいい味を出しています。
ドラゴンボールのキャラクターは料理や食材の名前がつけられます。特徴的で親しみやすいですし、なんせ面白いですよね。
終盤、Dr.ウィローの助手Dr.コーチンが、実はロボットだったという事実がわかるのですが、話の流れ的にとても衝撃的でした。容姿や発言なども人間らしいキャラクターなので、正体がわかるシーンは必見です。
Dr.ウィローは優れた科学者であり、それでいて執着心も強いようで、しつこくなかなか倒されません。悟空が必殺技である元気玉で倒さなければならない、というのはかなり強い敵であったということを印象付けます。
戦いが集結し、地球の平和が守られた和やかなシーンで、亀仙人が自分を「この世で一番強い」と言っていたDr.ウィローのことを褒めています。Dr.ウィローは自分の考えを認められず、世間から見放された人でした。亀仙人が彼を悪く言わなかったことはとても感慨深く思います。
悟空が戦いに勝利した喜びを分かち合うべく、ピッコロに声をかけて、返って来た一言が「悟飯がよくやった…」というなんとも言えない悟飯への愛。最後の最後でピッコロさんがすべてを持っていきますね。いいキャラをしてます。



登場キャラクターの戦闘力
映画ドラゴンボール作品一覧

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