『フルーツバスケット』の草摩慊人は、草摩一族の中で絶対的な存在であり、草摩一族の当主です。
驚くほど美しく中世的な顔をした慊人は年齢も不明ですし、1期、2期を経て紫呉とどういう関係にあるのか?など、気になることがたくさんあります。
慊人はどんな人物なのか、十二支・紫呉との関係など、「草摩慊人」について詳しく紹介します。
3期は慊人の内面に深く切り込んだ内容になっているから、これから先アニメ派の人はネタバレ注意だよ!
まだ『フルーツバスケット』を見ていないよ!と言う方向けに、「フルーツバスケットの見る順番」や「フルーツバスケットの人物相関図」の記事も用意してるのでぜひ参考にしてください。
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草摩慊人とは
草摩慊人(そうま あきと)は草摩一族を束ねる当主であり、十二支の物の怪憑きである草摩一族にとって抗うことのできない神です。
慊人のことがどんなに嫌いでも、十二支の物の怪に憑かれているものは抗いたくても抗えず、自分の意見や意思を主張することができません。
草摩慊人の性格
草摩慊人の性格を一言で表せば「気難しい」というのが最も近いでしょう。
機嫌がいいかと思えばいきなり怒り出し、十二支に当たり散らすことも珍しくありません。
幼いころ、慊人の遊び相手だった由希は、昔はこれほどひどくなかったけれど、慊人は幼いころから癇癪持ちだと言っています。
神として生まれたということもありますが、とても一般的な家庭とはいいがたい草摩の家で生きてきたのですから、気難しい性格であるとしても納得です。
慊人は、十二支を中心にひどく心を傷つける発言を繰り返しています。
しかし、逆に言えばそれだけ深く傷ついた心を救い上げた透の名言は、慊人の暴力的な行為や相手を傷つける言葉から生まれたと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、慊人が絡まない心の傷もたくさん抱えている十二支ですが、慊人が発端となっている者は非常に多いです。
草摩慊人も含めた「フルーツバスケットの名言をまとめた記事」を別途で用意しましたので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。
女性嫌い
慊人の母親である楝は顔こそ慊人にそっくりと言われていますが、この母親が慊人の女嫌いにつながったのではないかと感じます。
夫の前草摩家当主である草摩晶のことを愛しすぎ、子供の慊人にすら嫉妬する状態でした。
夫の晶は病弱で医者からも短命と言われており、そのせいか浮世離れした美しさがあるといわれていました。
身の回りの世話をしてくれる楝に惹かれ結婚し慊人が生まれると晶は慊人を溺愛します。
晶からしてみれば長くない命の自分と、愛する楝との間にできた子供ですから、愛してやまないのは当然です。
しかし楝は自分への愛がすべて慊人に行ってしまったように思い、自分の子供に本気で嫉妬していたのです。
慊人が生まれたのは楝との間に生まれた子だからこそと、最後まで楝にわかってもらうことができないまま晶はこの世を去りました。
楝は最愛の晶をなくし、いよいよ慊人に対して敵意をむき出しにします。
すでに現当主は慊人ですが、草摩の中には楝派と呼ばれる人間がおり、いつも慊人の嫌がることを仕掛けてくるのです。
慊人に対して何か策を考えているような紫呉とこれ見よがしに男女の関係となったり、はとりを誘惑するなど、女の武器を使った嫌がらせはしょっちゅうです。
本来であれば女性のお手本としてあるべき母親がこんな状態ですから、慊人は女性に対して嫌悪感を持っています。
十二支の女性にも否定的ですし、ときには暴力を使うことすらあります。
草摩慊人の外見
草摩慊人の外見は母の楝に瓜二つであり、男性なのか女性なのかよくわからないような、性別など関係ないくらいに美しいといいます。
慊人は肌を見せるのが大嫌いで、普段は白地の和装で、真っ赤な帯をしめ、黒紅の羽織をまとっています。
黒髪のショートカットで、体は華奢です。
ショートカットにしているのは、男として育てられたことの他にも、母の楝である長髪を想起させる髪型が嫌だったのか、純粋に女性を嫌っているからなどが考えられますね。
由希と同じほどの美しい容姿ですから、どちらも映えるのでしょうけど、一度長髪の慊人を見てみたいですね。
ちなみに、十二支に性別を偽らずに接しようと思った頃には、慊人は紫呉からの贈り物である女性ものの着物を着ています。髪飾りも非常に似合っているので、23巻は必見です。
慊人って本当に美人さん!
草摩慊人は草摩家の当主
草摩慊人は草摩一族の当主です。
ただの当主というだけではなく、十二支の魂を統べる非常に大きな存在といえます。
草摩一族の中で最も力を持っているのが慊人です。
十二支との伝承での関り
草摩家は十二支の物の怪に憑かれていますね。この伝承については原作の22巻で明らかにされています。
遠い昔、山の上に人とは違う力をもっていた人が暮らしていて、そこへその人に惹かれた野良猫が訪ねてきました。
野良猫はその人を「神さま」と呼び仲良くなります。
神さまは人とかかわらないようにしていましたが、この野良猫のように動物とだったら仲良くなれるのでは?と招待状を送りました。
招待状で集まった「十二支」の生き物たちを毎夜家へ呼ぶと、毎日宴を開いていました。
そんなある日、猫が寿命で倒れてしまいます。
この宴をなくしたくなかった神様は、猫に特別なおまじないのかかった杯をなめさせたのです。
このおまじないは「宴を永遠にする」というおまじないでした。
何度この世に生まれ変わっても、この宴に参加していたみんなが「不変の宴」を続けられるように杯をなめました。
しかし、そこで声を上げたのが猫だったのです。
猫は神様に命が終わることが怖くても受け止めよう、次は動物以外、人間の輪の中で笑う神様に会いたいといって息絶えました。
次々と動物が亡くなっていき、最後に神様が亡くなります。
この不変の宴こそ、草摩に伝承する十二支の呪いであり、なぜ不変の宴の約束が呪いとなってしまったのか、これもまた気になりますね。
神様としては、ずっとみんなと一緒にいたかっただけなんだろうね…。
草摩慊人の最大の謎は「性別」
草摩慊人といえば男なの?女なの?と疑問を持っている方も多いと思います。
草摩慊人最大の謎は、慊人の性別です。
中世的な魅力を持つ妖艶な慊人は男性なのでしょうか?それとも女性なのでしょうか?
草摩慊人の性別は女性
慊人が産まれる時、母である楝は男として育てないなら産まないと言っています。
そう、慊人は女の子です。
しかし、慊人が女の子であるという事実は草摩一族の中で最大の秘密です。
端正すぎるくらいに美形の慊人は一人称も「僕」といっていますので、男の子だと思っている人は多いんじゃないでしょうか。
生まれた時から男性として育てられ、男子としてふるまってきた慊人。
人なのに人ではない立場に立たされ、それにあらがえずに生きているのは慊人も十二支も同じです。
慊人の性別を知っているのは十二支で4人だけ
慊人が女性であるという秘密を知っているのは、十二支の中でもたった4人のみです。
草摩一族の秘密の中でも、トップクラスの秘密が「慊人の性別」であり、十二支、またほかの誰にも知られてはならないことでした。
慊人が女性だと知っているのは十二支の中で、慊人よりも早く生まれた紫呉、綾女、はとり、紅野の3人だけです。
慊人が女性であることは律も知っているはずでしたが、律は幼すぎたためわからなかったようです。
ちなみに、透はこの秘密を紅野から聞くことになります。
他の十二支はその秘密を知らなかったため、透がどれほど紅野に信用されていたのかもわかりますね。
草摩慊人の家族関係
草摩慊人の母は楝、父親は晶です。
晶は草摩一族の前当主、楝は元々晶の世話係の一人でした。
晶は楝に大きな愛情を注いでいたと思いますが、楝は違ったようです。
本当の両親なのに複雑な関係だった慊人の家族。
どんな家族関係だったのでしょう。
母親「草摩煉」との仲は険悪
慊人と母の楝は瓜二つといわれており、妖艶な美しさを持っています。
母は夫の晶が亡くなってから心身を患い、普段は奥の間にいてほとんど家を出ることはありません。
楝の夫、晶が亡くなってからは慊人が草摩一族の権限を握っているのですが、草摩の中には楝派と呼ばれる母に従う人間がいます。
楝は慊人のことを当主と認めておらず、すでに亡くなっている晶以外、草摩家の当主はいないと考えています。
「慊人と十二支の絆は偽物だと信じ、晶が十二支における神なのだ」と主張しているのです。
晶は愛する楝との愛の結晶である慊人を溺愛していましたが、楝からすればそれが疎ましく、慊人は自分と晶の中を邪魔する存在でしかなかったのです。
楝は慊人が産まれることで自分と晶の関係が変わってしまったと考え、慊人が産まれてくる前から男として育てないなら産まないとまで言っていました。晶亡き後はさらに慊人に対する憎しみを燃やしています。
慊人に対する嫌がらせの数々は慊人の気持ちを歪め、不安にさせるのに十分だったと思います。
慊人がいつも癇癪を起こすのも、常にイライラとしているのも、楝との関係が関わっているのです。
煉と慊人の関係性が表れているのは、3期の1話目である「また宴を開こう」だと思います。
慊人と煉が取っ組み合いの果てに、どれほどいびつな家族関係かが描かれているので、関係性を知りたい方はぜひ見てみていただきたいです。
父親「草摩晶」
晶は生まれつき病弱で、長くは生きられないだろうといわれてきました。
自分は死ぬだけの男だと自分を卑下しており、長く生きられないからこそ、永遠への憧れを持っていました。
その永遠への夢を託したのが慊人で、幼い慊人にまるで呪いをかけるように「お前は特別な子」といい続けます。
晶は確かに慊人のことを子どもとして愛し続けて亡くなったと思いますが、愛情の注ぎ方は歪んでいます。
晶の慊人に対する愛情の根底には、神として生まれた慊人に、自分の夢を託すための器のような思いがあったのだと思います。
慊人には特別な子なのだ、誰からも愛される神なのだ、他の人とはちがうのだと言い続け、慊人はより不安定になっていきました。
また、慊人の周囲には古参勢力が付きまとい、新参勢力である楝に対抗しようと慊人を重要なコマとし、晶とは違い神としての立場があるからこそ愛されており、神の立場が無ければ愛されることなどないと言い続けます。
父親の晶からも普通の愛情をもらうことができず、歪んだ愛情を受けた慊人は、誰のことも信用せず、十二支との絆だけに固執していったのです。
慊人がねじれた理由は、紫呉と晶さんがだいたいの原因だと思っちゃうよね…。
草摩晶の夢
晶は体が弱く、長く生きられないことを自分でもよくわかっていました。
そのため、永遠に対しての憧れが異様に強く、自分が十二支の神として生まれたのになんのとりえもなく死ぬだけの男だと思っている晶は、自分が果たせなかった夢を慊人に託します。
十二支との強い絆をもち、永遠に権力を持つ存在、そんな我儘で勝手な夢を慊人に押しつけようとしたのです。
その歪んだ夢は、楝の強烈な嫉妬と共に、慊人を苦しませる要因となりました。
草摩慊人と他キャラクターとの関係性
慊人は神であり、十二支にとって絶対的な存在です。
でもその中で、慊人がほかの十二支とは明らかに違う反応をしているのが、紫呉、紅野といえるでしょう。
また、十二支の中に入ってきた異質な存在であり、十二支のみんなを救っていくような本田透の存在は、慊人にとって今までにいなかった人物でした。
慊人は紅野た紫呉以外の十二支など、様々なキャラクターの根幹にかかわっています。そのため、慊人やその周辺の人物関係を相関図にしてまとめた記事を別途で用意していますので、そちらもあわせてご覧ください。
草摩紫呉との関係性
慊人と紫呉との関係性は非常に複雑で、3期の間はかなりすれ違っていますが、お互いを愛していることには確かです。
物語の最後には恋人同士になっているほどです。
慊人の紫呉への想い
慊人は父親である晶の呪縛により、十二支との絆を永遠であると思っており、離れたくないし放したくないとも思っています。
そんな慊人に「ずっとそばにいる」と言った紫呉には、さらに執着しています。
しかし、甘えたいのに甘やかしてくれずひどいことばかりを言う紫呉に傷つけられ、それでも好きでい続けている状態です。
相手が悪すぎる…!
紫呉の慊人への想い
紫呉は、感情が希薄で「嬉しい」や「悲しい」と言った思いがあまり理解できません。
そんな希薄な毎日を送っていた紫呉は、十二支が楝のおなかに慊人が宿った瞬間、物の怪の血によって神が宿ったことを知り、涙を流します。
十二支は待っていたと本能のままに泣き喜びましたが、感情な希薄だった紫呉のみ、初めて感じた大きな感情を慊人に感じます。
その結果、慊人を「自分だけのもの」にしたいという願いがうまれてしまいます。
しかし、慊人を自分のものにするためには、十二支の呪いが邪魔でした。
呪いがある限り、十二支全員が慊人を強く思ってしまうためです。
その施策として、紫呉は透を自分の家に居候させます。
紫呉は透を居候させるとき慊人のところに行ってわざわざ「記憶を消さない」ことも告げた上で、許可をもらっています。
「記憶を消すように言うのではないか・・・」と思っていた由希は、それを承諾した慊人に対して疑念を抱いたくらい異例のことでした。
慊人と紫呉の会話は、なにか探り合いのようなイメージですが、紫呉の「呪いから解放したい」という気持ちと慊人の「呪いを永遠のものとしたい」という反対の願いを抱いているからこそ、慊人が自然と敵対心を持っていたのかもしれませんね。
紫呉は慊人を甘やかしたいと思うと同時に傷つけてしまうから、慊人が余計捻じれちゃうんだろうね…。
ちなみに、2001年版の旧作では、透自ら慊人に会いに行き許可を取っているのですが、2019年版は原作通り紫呉が許可を取りに行っています。
このように、2001年版と2019年版との違いは、透と慊人のシーンの他にもさまざまあります。
代表的なものでいえば、声優などがあげられます。
紫呉に声優も変わっていますし、声優が変わったことでの賛否両論もありますので、具体的にどのあたりが変わったのかや、変化による評判をまとめた「フルーツバスケットのアニメ新・旧の違い」の記事がありますのでそちらも合わせてご覧ください。
草摩紅野との関係性
草摩紅野は、十二支のうち「酉」の物の怪憑きです。
しかし、紅野はすでに呪いから解放されており、そのことを理由に慊人から離れないように命じられています。
一見すると事務的な関係性のようですが、紅野は、「慊人を一人裏切れない」と言い初恋だった魚ちゃんを振ってまで、慊人を選んでいます。
紅野なりに慊人を大切に思っているようですが、慊人が紅野を離さない理由は「十二支だから」というもので、紅野自身を気に入っているわけではなさそうです。
紅野が慊人を思う理由は、呪いが解けた当初、紅野との絆がいきなり消えたことに恐怖し、ただただ怖くて泣きじゃくってる慊人を見てしまったためです。
自分を見捨てないでと泣きじゃくる紅野は、呪いがとけたことに自分も驚いていたのですが、それよりも慊人を見捨てることができずずっとそばにいる決意をしたのでしょう。
いや、魚ちゃんも選んであげてよ…。
本田透との関係性
本田透は、慊人にとって草摩家に突然入ってきた異質な存在ですが、紫呉の計らいで記憶を消さずに家に入れることを許しました。
紫呉が透を使い草摩家に変化をもたらそうとたくらむのとは逆に、慊人は透が入ってこようが何があろうが自分と十二支の絆は解けないと証明したかったからです。
それでも慊人にとって透は明らかに草摩家の異分子でした。
実際、透に自分の存在を神の立場だと明かしたとき、十二支と神との絆は不変で透は中に入れないのだと、透を排除するような言動をとっています。
しかし、透が家に入り自分たちに身近にいたことで、十二支たちは少しずつ変化していきます。
透との交流の中で、今まで狭い世界から出られないと感じ、自分の生き方を変えられなかった十二支たちが「こうなりたい」「こうしたい」と意思を持つようになったのです。
少しずつ成長していった十二支は一人、また一人と呪いが解けていきました。
慊人は呪いがとけていく十二支たちを見て、自分だけが一人残されていくような、引き裂かれるような思いに憔悴し、とうとう慊人は透にその絶望しきった思いをぶつけました。
透はそんな慊人の気持ちを聞き、自分と同じだと感じます。
透は父、母を亡くし祖父がいたものの完全に頼ることはできず、ほぼ天涯孤独の身です。
おいて行かれる人の辛さを、透こそよくわかっていました。
慊人にとって、十二支の呪いを解くカギとなった透は最も嫌な存在です。
しかし、透も自分と同じように大切なものをなくし、孤独な心と必死に戦っていたのです。
それを知り慊人の心は大きく揺れました。
結果的に透は、慊人にとってほかの十二支同様、かたくなな心を溶かす鍵のような存在です。
透の家族関係や両親を失った理由、また慊人に通じる透の心の闇の部分については別途で記事をまとめています。
『フルーツバスケット』の主人公である本田透について詳しく知りたい方は「本田透の過去や闇|家族関係」をご覧ください。
また、透も「母への想いさえあれば、この想いが変わらなければ私は大丈夫」と思い込んできました。
慊人とはまた違いますが、母に対する思いの呪縛があったことは2人とも同じです。
不変を願い続けてきたのは自分の同じと寄り添う透に慊人の心は次第に変化していきました。
慊人も透も、やり方は違えどつらい運命の中で必死に抗ってきた2人です。
だからこそ透は慊人の気持ちを受け止めることができたし、慊人も重すぎる運命の絆を切り離す勇気が持てたのではないでしょうか。
草摩慊人の声優は坂本真綾さん
草摩慊人という難しいキャラクターを演じたのは坂本真綾さんです。
元子役だった坂本さんは現在声優のほか、俳優、歌手としても活躍されています。
テレビアニメ『天空のエスカフローネ』の神崎ひとみでヒロインを演じ注目を集めました。
このとき、オープニング主題歌として『約束はいらない』を歌い歌手活動も本格的に始めています。
2003年にはミュージカル『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役をオーディションで勝ち取り、2009年まで6年間ものあいだ演じました。
アニメのほか、ゲーム、また海外作品の日本語吹き替えなど多数の作品に出演され、同じ世代の声優さんの中でも実力、経験ともに群を抜いているといわれています。
代表作は『半妖の夜叉姫』の是露
坂本真綾さんの代表作は『半妖の夜叉姫』の是露です。
妖艶で女性らしい是露も、坂本さんが演じるとこうもはまるのか?!とびっくりしました。
能力の高い声優さんは、その役どころをしっかりつかんでみている人を引き込む力を持っています。
中世的な慊人の声も、まさしく「慊人!」と感じられる声です。
『フルーツバスケット』の坂本さんの声にも注目してください!
他にも、以下のような作品で活躍されています。
- Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-のレオナルド・ダ・ヴィンチ
- Cutie Honey Universeのキューティーハニー / 如月ハニー
リメイク前は若葉紫さん
『フルールバスケット』のリメイク前の慊人は、若葉紫さんが演じています。
若葉村崎さんは俳優さんであり、津軽三味線の奏者としても知られています。幼いころはちび玉三兄弟としてもおなじみでしたね。
女方を極めたいという気持ちで2000年に新生若葉劇団を立ち上げ「継承と伝承の破壊」という理念に基づき活動されています。
声優はこの『フルーツバスケット』のみで、ほかの作品には今のところ出ていません。
まとめ
『フルーツバスケット』十二支の神である草摩慊人について色々と紹介しました。
十二支の呪いがとけて慊人はどうなるのか?幸せになれるのか気になりますね。
十二支や透との関係など理解してから見ると、また違う視点で見ることができますよ!
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