イタリア、アメリカ、日本、フランスなど「国」が1人の人間だったらどんな人?という、これまでになかった擬人化コメディ漫画「ヘタリア World★Stars」は現在、第5巻まで販売されています。
アニメ「ヘタリア World Stars」の放送も始まり、この先、第7期はどうなっていくのか?ヘタリアの今後8期はあるのか?について考察します。
ヘタリアも8期までいった、もう10期くらい目指してほしいよね♪
7期までいくと、たくさんのキャラが登場してきます。
どの中で、物語に頻出するキャラであるG8周辺のキャラをまとめた記事をと用意しましたので、アニメを見る前に復習してみてはいかがでしょうか?
また、ヘタリアキャラはもっとたくさんいます。
ロシアを中心に北欧やバルト三国などを紹介した相関図を別途用意いたしました!
目次
ヘタリアWorld★Starsの原作漫画をネタバレ解説
原作1巻のネタバレ
はじめてヘタリアを読む人にもおすすめできるヘタリアWorld★Stars1巻。1巻はドイツ、日本、イタリアに焦点が充てられています。
やっぱりヘタリアの主人公たちは枢軸ってイメージだものね♪
イタリアとドイツの話
世界会議にやってくたイタリアとドイツが描かれています。
相変わらずちゃらけているイタリアやイタリアの遅刻ぐせを叱咤するドイツなど、各国の特徴が上手く擬人化されていますね。
あってすぐにイタリアに説教を始める(イタリアはまったく説教と思っていませんが)ドイツも変わっていません。
イタリアを送っていくために車を運転するドイツですが、イタリアの道路事情に辟易してしまいます。
2車線なのになぜか同方向に3車線分の車が走っていたり、横断歩道なんてどこにもないのにちょろちょろと渡る歩行者。
なんとかイタリアを送っていったドイツでしたが、危険すぎます。
日本だったらつかまっていますね…。
イタリアとドイツの話の途中にちょこちょこ、そのほかの国とのお国柄の違いが出てきます。
例えば、イタリアのピッツアとアメリカのピザの違いとか、日本のマナーについてとか、思わずあるある!と笑いたくなるような描写です。
世界で行われているアニメフェアでコスプレする人たちにも国民性があり、イタリアは無駄にブランド服をコスプレに使っているけど、アメリカはダンボールや布きれなど利用しうまく工夫してコスプレを楽しんでいるなど・・・楽しく紹介されていますよ。
ドイツ・日本・アメリカのお話
ドイツは元々色々な国が集まってできていて、意見もバラバラ。
そこで、プロセインがまとめなければならないと考えたのですが、そこにケチをつけたのがオーストリアです。
もともとドイツをまとめていたのがオーストリアだったので、当たり前と言えば当たり前なのですが…、最終的にはプロセインが勝利し、ドイツ内の様々な国が消滅していき、ドイツができました。
次に語られるのは日本。
イタリアから見ると国民性といい理解できないところが多いようです。
1巻ではそんな日本の特性が本当に面白く書かれています。
そしてアメリカ、前向きで大雑把でジョークとハンバーガーが大好きなアメリカ。
ジャンクフードが大好きだからファット率ランキングで8位にまで下がった・・・など細かい情報も出てきますよ。
ローマ帝国図鑑が面白い
1巻ではローマ帝国図鑑として、アウグストゥスからディベリウス、カリグラ、クラウディウス、アントニウスについて書かれています。
また、ユリウス・クラウディウス朝反省会と題し、バクス・ロマーナがたったの5代で危機に瀕したのはどうしたことか?と、反省会も開かれています。
ヘタリアはこういうところで歴史の勉強ができますね。
歴史(世界史)が嫌いな人でも、多分ヘタリアを読めば、もっと知りたい・・・と、歴史の勉強のきっかけになるのでは?と思います。
原作2巻のネタバレ
原作2巻では、各国のクリスマスやお正月について書かれていたり、産業革命時代の各国の様子などが面白おかしく伝えられています。
産業革命あたりは、歴史の勉強でもリタイアしがちな場面だから、
ヘタリアで勉強の気力をもらった人もいそうだね!
各国のクリスマス・お正月事情
クリスマスの写真があるからみんなの国の過ごし方を見てみようと提案するイギリス。
派手にクリスマスを迎えるアメリカ、真夏のクリスマスのオーストラリア、悪いこのもとにやってくるモンスターに脅かされるオーストリアなど、年越しも各国の特徴が紹介されていますよ。
ドイツは年越しに、いい年が迎えられますようにとマジパンで作った豚を作る、日本では年賀状を送る、イギリスはバーで年を越す人もいる、アメリカではド派手なカウントダウン花火が!・・・国によって年越しも様々です。
イギリスの憧れ?かっこいいフランス
フランスといえば世界屈指のおしゃれ大国。有名なブランドも多く、ファッションの国としても知られています。
フランスで流行ったおしゃれがイギリスに流れて流行っていくことが多いため、先んじて流行を掴むフランスに憧れを抱いている?イギリスとフランスについて書かれています。
イギリスのおしゃれは、正直かなり微妙なものです。
とくに、イギリスの私服はダサいという噂が出たのは、ヘタリアのパラレルである「学園ヘタリア」が原因です。
賛否両論あるゲームですが、同のような評判があるのかを紹介していました!
イギリスの私服についての項目もあるので、是非ご覧になってみてください。
フランスは美しい街並みがあり、歴史的な建造物も多い、そしてストライキも名物です。
フランス観光にいって電車や観光地そのものがストライキということもあります。
歴史的にみると、イギリスとフランスはずっとケンカをしてきた国です。
中世からずっとフランスにたてついてきたイギリスは、現代でも時折フランスにきれていますが、お互いに協力し合うこともあります。
それでも礼儀と歴史を大切にしているフランスとイギリスということには変わりなく、対比するように時折、とてもおしゃれとは縁遠いド派手な服を着て出てくるアメリカが笑えます。
やっぱり規格外なアメリカが最後に全部持っていくんだよね♪
各国のバレンタイン事情
ヨーロッパ諸国では男女に関係なくバレンタインデーに好きなひとへ贈り物をします。
日本では女性から男性にチョコレートを贈る習慣となっていますが、アメリカでは男性から女性に贈り物をすることが多いです。
日本の紹介で、バレンタインデーを「妙に緊迫感漂う日」といわれているのが笑えます。
このバレンタイン事情のお話で出てくる台湾さんが、とてもキュートです。
日本の習慣に沿って、日本にチョコレートを送り、イタリアにホワイトデーとは何か?など教えています。
このほか2巻では、見た目よりもずっと年を取っている中国、イタリアがドイツの家に行くとき、近道となるスイスなども登場します。
また、第二次産業革命やローマ皇帝図鑑、クィンティッルス~、古代エジプトさんも描かれているので、盛りだくさんの内容となっていますよ。
原作3巻のネタバレ
3巻ではバルト三国に第二次工業革命と工業デザイン、イギリスとアメリカの関係などが描かれ、中国、スペイン、ポルトガル、マカオなどたくさんの国が出てきます。
マカオやポルトガルはあまり出てこないから、それだけで楽しみだよね♪
日本の技術が世界に影響を与えた件
日本の第二次産業革命のときには、文明開化によって西洋文化が流行していました。
海外の物がどんどん人気となる中、逆に海外では日本のものに注目が集まっていたのです。
日本の陶器・・・ではなく、陶器を包んでいた「浮世絵」がヨーロッパで大人気となったのは皆さんもご承知ではないでしょうか。
日本でそれほど重要視されていなかったこれまでの日本の技術が、第二次産業革命に影響を与えていきます。
機械化工業において産業革命時、技術を持っていたイギリスですが、美しい工業製品を作りたいのですが壁にぶち当たっていました。
そこでイギリスが頼ったのが、日本だったのです。
近代工業デザインの歴史の中でも初期に関わったのが、日本の職人さんです。
日本の職人さんが工業デザインに関わったことで、和洋折衷のアングロジャパニーズスタイルの製品ができあがりました。
イギリスとアメリカの関係
産業革命で必死に頑張ったイギリスなのに、当時工業世界の中でNO1となったのはアメリカ。
薄利多売・・・たくさん作って安く提供できればいいというアメリカの勢いに負けてしまったのです。
アメリカは自動車においてもNO1を狙いますが、ドイツの場合、安全に走れる方がいいという信念を持っています。
「おしゃれじゃなくちゃ」というフランス、また少しずつ国力をつけ技術をぐっと高めてきた日本も車製造の競争に参戦します。
最終的に、車でもトップになれないイギリスですが、現在でもイギリスの車が好きという人は多いですよね。
険悪な関係なのか、そうじゃないのか…。
イギリスとアメリカなど各キャラとの関係性やイギリスの性格についてもまとめた記事を別途用意しているので、そちらもご覧になってみてください!
今世界が、電気自動車だけの世界を目指しているなんて、この時は思いもしないんだろうなぁ。
チェコスロバキア?チェコ=スロバキア?チェコ、スロバキア?
オーストラリアから独立したかったチェコとスロバキアがチェコ=スロバキアにするのか、チェコスロバキアにするのかもめたという話が書かれています。
チェコは元々真面目ですが、計算外の動きもする以外な国です。
スロバキアもチェコも辛抱強いけれど、スロバキアはおおらかで自己主張はしない、しかし国名に至っては決まるまでかなりもめたらしいですね。
最終的に1993年1月1日、チェコとスロバキアという2国ができ、周囲ではビロード離婚といわれました。
国がわかれるまで言い争っていたチェコとスロバキアですが、現在は国民感情も納まり技術面や文化面など、お互いに協力し合っているようです。
文字にすると難しく感じてしまいますが、マンガだと面白く読めるので頭にしっかり入ってきますよ。
バルト三国の話
バルト三国はエストニア、リトアニア、ラトビアのことを指しています。
北欧が大好きなエストニアはなんとか北欧の国に入ろう?と必死な感じです。
近頃は北欧グループに入ることもありますが、そうなるとバルト三国ではなくバルト二国になってしまいますよね。
元々大きな国だったリトアニアは、我慢強くてまじめな性格なのでストレスをためやすいといわれています。
エストニアはバルト三国独立時、おおっぴらに独立をうたっていたので、ロシアに嫌われたらしく、風当たりが強かったようです。
しかし、最終的にはバルト三国で協力し合い、独立を手に入れることができました。
バルト三国って語呂が良いよね
ギリシャとオリンピックのこと
ギリシャといえば遺跡があり、オリンピック発祥の地としても知られていますね。
ヘタリアではそんなギリシャの国民性を見事に面白く紹介しています。
ギリシャは遺跡などの観光で儲けていたところがあるため、自分達が働き苦労してお金を稼ぐといった概念が少ない国民性といえます。
ヘタリアでも働いても意味がないのなら意味のあることをしようとバカンスにいったり、アテネオリンピックの時に作った競技場について、千年たてば観光地になるかも?と楽観的な話をしています。
ドイツからすればイタリアやギリシャの遺跡はうらやましい限りですが、なにかあれば自分を頼ってくるギリシャに閉口しています。
このほか3巻にはノルウェー、アイスランド、スウェーデンといった北欧の話も出てきます。
原作4巻のネタバレ
4巻はイタリア、イギリス、日本のほか、ドイツ、ルーマニア、ベルギーなど様々な国が登場します。またカナダが独立するまでの話が書かれていて、イギリス、アメリカとの関係など知ることができますよ。
カナダの話ってかわいいけど可哀そうなんだよね…。そこがいいんだけど!!
レーションのこと
レーションというのは食糧などの配給品のことで、各国違いがあります。
イギリスがレーションの紅茶が味気ないというと、ロシアが自国のレーションを飲んでみてとすすめます。
イギリスが飲んでみると超絶に甘い。砂糖水?と思っているイギリスのレーションにロシアがジャムまだ入れてなかったねーと入れる辺り、お国柄がわかります。
(ロシアは気温がものすごく低いため、糖分や脂肪分をたくさん摂取しなければならないため超絶甘いレーションだったのでしょう)
ドイツにしてみればレーション=影響補給ですから、イギリスがレーションに多くを求めるのは疑問なようです。
ちなみに、イタリアのレーションには歯ブラシが付いていることも掲載されています。
偏見だけど、イギリスのレーションはまずそう…!
カフェやバーもお国柄満載
会議をするときいつもバーを選ぶイギリス。
そんなイギリスでは酒税がどんどん上がっています。
イギリスでは健康のためにお酒を控える方がいいとしているらしく、酒税が上がっているんですね。
こうした事情が分かるのも、ヘタリアの良いポイントです。
この巻では、日本のカフェも出てきますよ。
イギリスが本格メイドカフェを作ったと聞き立ち寄った日本。
ただ日本のメイドカフェとは違い、1900年年代の英国マナーハウス風だとか、大ホールがあるとか、シェフがフランス人だとか・・・。
日本のメイドカフェとは全く違う、ある意味日本人受けがよさそうなイギリス風メイド喫茶が出来上がりました。
ちがう、そうじゃないと、言いたいですね。
ベルギーとフランダースの犬の話
日本はベルギーにフランダースの犬のネロの家を探しに行きます。
ちなみにヘタリアに出てくるベルギーは関西弁の女の子。
ベルギーはフランダースの犬が書籍だということを知り本を読み、こんなに薄情じゃない!と怒っています。
フランダースの犬っぽいぬいぐるみを作ったり、銅像を作るなどしてくれるベルギー。
日本でフランダースの犬を読んだ人の中にも、この物語ってベルギーで実際にあったお話だと思っている人もいるんじゃないでしょうか?
むしろ、ヘタリアを読む前は「フランダースの犬」がベルギー発祥だってことすら知らなかったよ…。
ルーマニアはイタリア兄弟?
ルーマニアはローマ領だったしローマの土地という意味を持つ名前だし、文化もローマを色濃く残していることから、自分はイタリア兄弟ではないか?ローマの孫っていってもいいだろう?と考えます。
イタリアにはアホ毛がないから違うと一蹴されますが、諦めきれないルーマニア。
ルーマニアは占いなど神秘的なものが好きということで、ルーマニアがイタリア兄弟かどうか占うっていうのもヘタリアらしい展開です。
結果・・・イタリア兄弟じゃないって結果の占いが出ますが、それでもポジティブに逆転ホームランでイタリア兄弟の長男になることもあると言い切るルーマニアでした。
カナダ独立のお話
集落という意味「カナタ」からカナダという国名になったといわれているカナダ。
元々はフランスの小さい集落でしたが、イギリスやフランスの領土争負いとなり、最終的にイギリスが競り勝ちイギリス領になりました。
フランス系住民と先住民もろともイギリス領になったカナダは、アメリカに併合されそうになり、英国議会によって自治領カナダ政府が成立、英連邦の元自治権を有した連邦となった後、独立国家となったのですね。
カナダがイギリス領となったころ、アメリカが独立を申し出てスペインやフランスが味方に付き、ヨーロッパと新大陸両方でピンチとなっていた時代です。
そんな中、カナダだけはイギリスの味方となり、またインドも力になります。
カナダのところにアメリカがやってきますが何とか追い返します。(アメリカ併合阻止)それから独立を果たしたというわけです。
アメリカとしてはイギリスと決別するつもりはなく、おおざっぱな性格のまま、いいところで仲良くしておけばいいや・・・くらいに考えているようです。
このほか、ハンガリー、アンデルセン、セーシェルなど、インド洋の国まで登場しますよ。
原作5巻のネタバレ
ヘタリアWorld★Starsの5巻では、世界中の国が猫になったヘタリアを読むことができます。
イタリアの猫はイタニャン、日本の猫はニホニャン。箱の中に1匹ぎゅっと孤立しているイギリス猫など、ものすごくキュートです。
そのほか様々な国が登場する5巻もヘタリアらしいユニークな1冊となっています。
ねこタリアって面白いよね、可愛いし!
猫の世界でもヘタリア健在!各国の関係がよくわかる
ニホニャンのところでは振り返ると常にロシア猫がいる状態です。
イギニャンの方は、箱の中に入って孤独な状態ですが、その近くに箱に入ったニホニャンがいます。
この巻では、1902年に同盟を結んだところが猫で描写されています。
1904年には日露戦争(日露にゃん争)があり、ポーツマス条約までネコで表現されているので、ほんわかと歴史を知ることができますね。
ヨーロッパのお庭のこと
「イタリア式庭園がフランスにわたって、フランスの庭園が独自に進化した」という話も、ヘタリアらしく楽しく伝えられています。
イタリア式庭園はローマの文献をもとに作られたもので、見た目によい場所に家を建てたり、庭を飾るといった芸術的な庭造りが特徴。
訪れた人がみて楽しめるように作られています。
イタリアは外をきれいにすれば女の子にもてるってじいちゃんの知恵を紹介しますが、それを聞きフランスが「庭は盲点だったわ。イタリア恐ろしい子」と心の中でおしゃれリーダーを渡さない決心をします。
一緒にいたイギリスは食べられない植物に時間をかけて育てるなんて・・・とつぶやいています。
とりあえず反論してみるというのも、イギリスらしいですね。
それでもフランスとイギリスはさっそく庭を作り始めます。
フランスは元々農業が得意なので、緑で作った家のような美しい庭になりました。
イギリスは切りそろえるくらいは自分でもできるとかなり奇抜な庭になりますが、手を加えずに自然に近い庭を目指そうと考え、ハーブなども植えたイギリスらしい庭になりました。
ハーブを植えるあたりが、イギリスって感じだよね。
中国 パンダの活躍と変化?
パンダは中国にとって外交に重要な動物です。
日本も中国から初めてパンダが贈られた時には、大騒ぎになりました。
諸外国に貸していたパンダが中国の元に帰ってきたとき、中国がパンダの夢を見るのですが、パンダが「お帰りなさいませ パンダ様」だろ?といいたくなるのも分かります。
実際にイギリスから帰国したパンダはビスケットしか食べないとか、ソファーどこ?など、思い切り外国かぶれしています。
イギリスのファンタジーな景色を堪能したい
イギリスには古い建物が多数残っていますが、ある時期、「美しい景色の中にこういう建物があったらいいよね」というイメージでかなり多くの建物が建設されました。もちろん機能性やどんなことに利用するのか?ということは考えて作られていません。
こうした建物を、イギリスでは”フォリー”と呼ぶそうです。
最初から廃墟のような城も建てられたといいますから、イギリスって本当、よくわからないです。
アメリカがそんな風景を見に来て、ある建物について何も歴史がないと伝えると、「ドラゴンとかゴブリンとかいればいいのに・・・」とつぶやきます。
イギリスは「妖精やゴブリンが見える人なので来てくれないか?」と依頼しますが、3日前までに行ってくれないと無理・・・と断られます。
ゴーストや幽霊を売りにしているホテルもあるなど、イギリス独特の建物について、ヘタリアで勉強できますよ。
プロイセンとロシア、フランスへ行く
戦うために生まれたプロイセンは戦いのこと以外ほぼ知らず、暮らしは実用性重視、見た目を気にせずボロボロな状態でした。
そこで独立したプロイセンの妻女の上司となったフリードリヒ1世は、文化を学びにいくようにとフランスに行かせます。
プロイセンがフランスへ行くと、そこにはロシアも来ていました。
フランスで様々なことを学んだプロイセンは、王様が変わってからもかっこいい大国を作るため頑張っていました。
ロシアも苦戦しつつ、なんとか大国化計画をすすめます。
しかし、フランスではだんだんと質素主義が進行し、フランス革命後、完全に貴族的なものが消滅しました。
派手で美しく着飾るフランスの文化は消滅?と思われましたが、ナポレオンが派手な趣味だったので復活。
今もおしゃれといえばフランスですが、紆余曲折があって今に至るのですね。
プロイセンの歴史は戦いがほとんどですが、プロイセンというキャラは、ドイツのお兄ちゃんをちゃんとしている優しくて頼りがいのあるキャラです!
そんなプロイセンの性格や亡国としての扱いについて考察・まとめた記事があるので是非ご覧になってみてください。
プロイセンって大雑把に見えて几帳面だし、フルートも吹けるから
やろうと思えばおしゃれもできるんだろうね。
ナポレオンのこと
ナポレオンが産まれたコルシカ島を支配していたのはジェノバ。
上から目線政治を行っていたのでジェノヴァの人たちは反乱ばかり起こしていました。
そこで面倒くさくなったジェノヴァは、フランスに売却してしまったのです。
当然、ジェノヴァの人たちは納得できるはずもなく、私たちはコルシカ人だ!と反乱を起こします。
そんなさなかに誕生したのがナポレオンです。
反乱を起こしていたコルシカ人ですが、結局3か月後に降伏。コルシカはフランスとなったのです。
しかし、フランスの政治はジェノヴァの政治よりもましだったので、フランスを許したコルシカ人と、フランスが許せなかったコルシカ人で分裂が起きてしまいました。
フランスを許すことができないコルシカ人は独立軍を結成、力を蓄えます。
ナポレオンの父は、コルシカ統治にやってきたフランス人の偉い人と仲良くなったので、ナポレオン家はフランス賛成派として、ナポレオンは9歳の時、フランスで学ぶようになりました。
フランスで学び始めたナポレオンは、「ナポレオーネ・フォナバルテ」という名前をからかわれ、フランス人のくせにフランス語が話せないことで話題になります。
ナポレオンはいつかコルシカ独立のために戦う決意をし、フランスで軍隊について学び知識も力も蓄えました。
しかしコルシカ独立運動を主導していたパオリさんからは、フランス臭くて気持ち悪いと嫌われ、フランスが嫌いで頑張ってきたナポレオンなのに、フランスのスパイだろうと嫌疑をかけられ命からがらフランスに逃げなければなりませんでした。
コルシカのために頑張ってきたナポレオンは落ち込みましたが、フランスから声をかけられます。
フランスさんはナポレオンと縁があったんだね!
その当時、フランスはイギリスとバトルしており、フランス革命がおこるなどとにかく大変な時代でした。
そこに現れたのが、若き24歳のナポレオンでした。
イギリスはいきなり強くなったフランスに疑問を感じてトゥーロンに聞いてみたら、ナポレオンのせいだとわかったんですね。
最近よく会うなって思ってたというトゥーロンに、イギリスはセキュリティの心配をしています。
でも、このトゥーロンで戦っている間にパリでは政権が丸ごと入れ替わりナポレオンは投獄。
年上のフランス貴族の美人さんと結婚します。
その後、名前をナポレオン・ボナパルトに変更。
ヘタリアでは、トゥーロンに「ナポレオーネ将軍 パイ作ったんです 食べませんか?」ときかれたとき、堂々と名前を宣言しています。
すごく複雑なナポレオンの人生についても、ヘタリアではユニークに紹介してくれているのでわかりやすいです。
国同士の歴史をマンガにまとめるとなんだか難しいマンガになることが多いのですが、ヘタリアはギャグ漫画のように読めるから飽きないんですよね。
チェコさん・ブルガリアさん・ハンガリーさんも登場
5巻ではチェコさん、ブルガリアさん、モナコさんなども登場します。
ブルガリアさんからイタリアに手紙が届き、ローマ的な入浴方法を続けている浴場がすごいなって思ったらそれってブルガリアだったんだよね、だからローマの正式な子孫って俺だよねっていうような手紙です。
それを読んだイタリアは、ローマじいちゃんの子孫は俺だと証明するため(あわよくば女の子たちとお風呂に入りたいと願いつつ)ローマ遺跡と浴場の観光をしつつトルコにも立ち寄ります。
トルコの商売上手なところなどを感じつつ旅を続けるイタリア。
ハンガリーはそんなブルガリアの手紙に翻弄されているイタリアを心配し、案内してあげる!とイタリアの元にやってきます。
イタリアは温泉国家であるハンガリーと一緒にお風呂に入れると喜びますが、ハンガリーは用事があるといって急ぎ帰ってしまいます。
ハンガリーは肥満率の変動が激しい国で、平均的に万年痩せグループのイタリアよりも肥満率が低くなることもあれば、以上に高くなることもあるなど、トリッキーな肥満率を持つ国です。
クリスマス後、たっぷりごちそうを食べた後のハンガリーは太り気味。イタリアと一緒にお風呂に入るなんてできなかったのです。
お風呂のシーンでは、日本も登場し、猿やウサギなど動物と共にお風呂に入る様子が描かれています。
(日本猿やカピバラが温泉に浸かるなど、日本の風物詩ですものね。)
旅をしていたというチェコに出逢い、スパ大国である自国を売り込もうとしますが、イタリアにスルーされ手います。
世界の温泉事情もヘタリアで知ることができるんですよ。
まとめ
ヘタリアWorld★Starsの1巻から5巻までのネタバレ・あらすじを紹介しました。
ファンの皆さんそれぞれの推しメンがたくさん登場するように願って・・・アニメ ヘタリアWorld★Starsを楽しみにしたいと思います!
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