虎杖悠仁は『呪術廻戦』の主人公であり、身体能力こそ秀でていますが普通の人間です。
あることがきっかけで両面宿儺が体内に受肉し、虎杖の日常が大きく変化していきました。
両面宿儺に受肉され、死と背中合わせのまま呪術師として生きることになった虎杖悠仁。
そんな彼の言葉には、心から人を救いたいというまっすぐで強い意志と使命感にあふれています。
そんな虎杖悠仁の名言・名セリフを紹介します。

ネタバレを含んでるから気を付けてね!
虎杖悠仁の名言・名セリフ
虎杖悠仁は普通の高校に通い、オカルト研究会の先輩たちとそれなりに楽しい学校生活を送っていました。
驚異的な身体能力を持っていながら運動部に所属しなかったのは、入院している祖父のためです。
祖父が亡くなった日、学校で起きた事件をきっかけである宿儺の指を食べてしまい受肉してしまいます。
そこから虎杖悠仁は宿儺と運命を共にする日々が始まったのです。
虎杖悠仁の詳しい能力や両親ついて、他にも「存在しない記憶」の考察もしていますので、そちらも合わせてご覧ください!

「爺ちゃんは正しく死ねたと思うよ」

出典:漫画解説研究所
伏黒恵と会い、先輩たちが死ぬかもしれないと言われた虎杖悠仁ですが、伏黒の「お前はここで待っている」という言葉を無視して校内で窓を突き破って入ります。
一番近しい身内を亡くしたばかりの虎杖にとって、人の死が非常に身近に感じられるタイミングでの突入。
まちがいなく、虎杖が一皮むけた瞬間と言えるでしょう!
虎杖(短期で頑固者で)
虎杖(見まいなんて俺以外きやしねえ「俺みたいになるな?」)
虎杖(確かにね でもさ)
虎杖(爺ちゃんは正しく死ねたと思うよ。)
虎杖(こっちは間違った「死」だ!)
虎杖が初めて出会った現役の呪術師は、おそらく「伏黒恵」です。
虎杖悠仁とクラスメイトでもある伏黒恵の術式や強さ、悲惨な過去などをまとめた記事もあるので、そちらもぜひご覧ください。

「知ってた?人ってマジで死ぬんだよ」

出典:呪術廻戦公式HP
東京都立呪術高等専門学校(以後、呪術高専)1年、伏黒恵は宿儺の指の回収に虎杖がいる学校に来ていました。
しかし、すでに宿儺の指はオカルト研究会の2年2名にわたっており、お札がはがされてしまったのです。
伏黒は虎杖に「ここにいろ」と学校の外にいるように命じましたが、虎杖は校内に入ってしまいます。
初めて見る呪霊に対しても臆することなく、窓から飛び蹴りしつつ入ってきた虎杖が放った言葉です。
この日、虎杖のたった一人の肉親である祖父が亡くなり、間際に「オマエは強いから 人を助けろ」と言われていました。虎杖は爺ちゃんの死は「人として正しい死」だけど、先輩たちが呪霊に殺されるのは間違った死だと思い戦うことを決意したのです。
伏黒「呪いってのは普通見えねぇんだよ 死に際とかこういう特殊な場では別だがな」
虎杖「あー確かに俺今まで幽霊とか見たことないしな」
伏黒「オマエ 怖くないんだな」
虎杖「いやまあ 怖かったんだけどさ 知ってた?人ってマジで死ぬんだよ」
伏黒「は?」
虎杖「だったら せめて自分が知ってる人くらいは 正しく死んでほしいって思うんだ」

おじいちゃんが亡くなった当日っていうのが、つらいね…。
「ごめん 俺それ食べちゃった」

出典:呪術廻戦公式HP
虎杖から発せられる衝撃の言葉は、呪術師が土器もを抜かすほどの破壊力を持った一言でした。
あの五条悟でさえ一瞬ショートするほどの威力は、なかなか狙って言えるものではないでしょう。
情報がないからこそ、コミカルな虎杖の雰囲気が素敵ですね。
虎杖悠仁の人生が変わる始まりの一言は、名言と言っても過言ではないでしょう。
五条「さすがに特級呪物が行方不明となると上が五月蝿くってね 観光がてらはせ参じたってわけよ。で、みつかった?」
虎杖「あのー」
虎杖「ごめん 俺それ 食べちゃった」
五条「マジ?」
伏黒「マジ」
ちなみに、この時食べてしまった指の持ち主である両面宿儺の名言もかっこいいと評判です。
ほかにも、両面宿儺の術式・領域展開の詳細も別記事で考察しています。そちらも合わせてごらん下さい。


「自分の(テメエの)に死に様は もう決まってんだわ」

出典:呪術廻戦公式HP
宿儺の指を食べて宿儺が受肉したことで、虎杖悠仁の秘匿死刑が決定しました。
しかし、伏黒は五条に「虎杖が死刑対象となることは理解していても死なせたくない」といいます。
五条は虎杖が「器」の可能性があることと、かわいい教え子が「死なせたくない」と頼んだこともあり、虎杖の死刑に執行猶予が付くよう呪術師の上層部に掛け合いました。
今までいた学校を出て呪術高専に行くことを決めた虎杖は、五条が持っていた宿儺の指をもう1本食べます。
それでも自我を保てた虎杖を見て五条は、虎杖が千年生まれてこなかった器の逸材であることに確証を持ち、虎杖に覚悟ができたのかと聞きました。そこで虎杖が祖父の遺言を思い出しながら語ったセリフです。
五条「 「覚悟はできた」ってことでいいのかな?」
虎杖「・・・全然」
虎杖「なんで俺が死刑なんだって思ってるよ でも呪いはほっとけねぇ」
虎杖「本当 面倒くせえ遺言だよ」
虎杖「宿儺は全部喰ってやる 後は知らん」
虎杖「自分の(テメエの死に様は もう決まってんだわ」
五条「いいね 君みたいのは嫌いじゃない」
『呪術廻戦』における「最強」である五条悟は生まれた時から呪霊のレベルが引きあがったと噂されるほどの強さを持ちます。五条悟の術式などを詳しく解説して今寸土絵、そちらも合わせてご覧ください。

「自分が死ぬときのことは分らんけど 生き様で後悔はしたくない」

出典:呪術廻戦公式HP
呪術高専に入ることが決まった虎杖悠仁は、呪術高専の学長「夜蛾正道」の面談を受けます。
夜蛾学長はなぜ呪いを学び、身につけたいのか、その先に何を求めるのかと虎杖に尋ねました。
虎杖は遺言であり人を助けたいというと、不合格と言われます。
夜蛾学長が縫っていた人形「呪骸」が虎杖にいきなり殴り掛かり、「窮地にこそ人間の本音が出るものだ」と質問を続けます。
呪術師は常に死と隣り合わせであり、自分が呪いに殺されたときも祖父のせい(遺言だったから呪術師になっって殺された場合)にするのかといわれ、そして再度「何をしに呪術高専に来たのか?」と問われました。
その時に虎杖が夜蛾学長を納得させたセリフです。
夜蛾「今のままだと大好きな祖父を呪うことになるかもしれんぞ 今一度問う 君は何しに呪術高専に来た」
虎杖「「宿儺を喰う」それは俺にしかできないんだって」
虎杖「死刑から逃げられたとして この使命からも逃げたらさ 飯食って風呂入ってマンガ読んで ふと気持ちが途切れた時「あぁ 今宿儺のせいで人が死んでるかもな」って凹んで「俺には関係ねぇ」「俺のせいじゃねぇ」って自分に言い聞かせるのか?」
虎杖「そんなのゴメンだね」
虎杖「自分が死ぬときのことは分らんけど 生き様で後悔はしたくない」

虎杖らしい素直さがあるよね。
「自分が死ぬときのことは分らんけど」っていうところが特に最高に素直!
「あー悪い そろそろだわ 伏黒も釘崎も五条先生は…心配いらねぇか 長生きしろよ」

出典:呪術廻戦公式HP
呪術高専に入り、初めて任務にあたることになった虎杖は、受刑者が暮らす宿舎へ呪霊退治に向かいます。
通常、呪霊と同等級の術師が任務にあたるのですが、任務にあたるはずの五条は出張中のため、「絶対に戦わないこと」を条件に任務に向かいました。
しかし、いきなり生得領域が展開され特級呪霊と戦うことになり、虎杖は特級呪霊と戦い時間稼ぎをするから伏黒は釘崎とともに逃げるようにと頼みます。
釘崎と伏黒が逃げたタイミングで宿儺が虎杖と変わり、特級呪霊を瞬殺。すぐに虎杖と変わるつもりだった宿儺ですが、虎杖が餌出てこないのをいいことに伏黒を殺しに行きます。
宿儺は虎杖の心臓を取り出し人質にし(自分は虎杖の心臓なしでも生きていられる)、自分と変われば死ぬ状態にしておき、さらに特級呪霊が取り込んでいた宿儺の指を飲み込みました。
そして伏黒に「殺す 特に理由はない」と告げ、伏黒もやるしかない!と戦います。
しかし、いくら2本しか指を取り込んでいないとはいえ宿儺ですから、かなうはずもありませんでした。
宿儺と変われば心臓を取り出されている虎杖はすぐに死にます。
そして、虎杖は出てきて死ぬ間際に、伏黒と交わした会話です。
伏黒「俺は正義の味方(ヒーロー)じゃない 呪術師なんだ」
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