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領域展開は色んな作品のパクリ?疑惑を検証してみた

呪術廻戦

特級呪物である両面宿儺が受肉した高校生、虎杖悠仁が主人公の漫画「呪術廻戦」は、今人気の漫画・アニメです。

呪術師それぞれが持っている術式や呪力・能力、また人間模様も深くぐっと引き込まれるシーンが多く魅力あふれる作品となっています。

しかし、呪術廻戦の術式の中で出てくる「領域展開」が様々な作品のパクリではないか?という疑惑がTwitterなどで出ています。

本当にいろいろな作品のパクリなのか、検証してみました。

アメリア
アメリア

オマージュ・パクリの境界線はあいまいだから、あくまで私個人の考えとして検証していくね♪

領域展開とは

領域展開とは

出典:呪術廻戦公式HP

領域展開というのは、「術式を付与した生得領域を呪力で具現化する」と五条悟によって解説されています。

単語を分けて解説すると、以下になります。

  • 術式:生まれ持っている才能のことで、呪いを払うための力と手段。作中では、「呪力を流し込み技を発動」して利用すると解説されています。
  • 生得領域:心の中のイメージのこと。作中では、「生得領域を具現したもの」が「領域展開で展開される空間」になると解説されています。

領域展開の説明をわかりやすく解説できる「使用者の使用シーンごとの説明」や、「使用上のメリット・デメリット」などは『【呪術廻戦】領域展開の使用者一覧 | 発動条件・効果・強さを徹底解説』でまとめて解説していますので、合わせてご覧ください。

【呪術廻戦】領域展開の使用者一覧 | 発動条件・効果・強さを徹底解説
【呪術廻戦】領域展開の使用者一覧をご紹介!発動条件・効果・強さを徹底解説します。

領域展開はパクリ説

領域展開がどんなものなのか理解したところで、人によっては「あれ?これってあの漫画のあの力に似てね?」と思う人がいるかと思います。

似てる?と思う作品は1つではなくいくつかあり、SNSなどでも話題となっています。

アメリア
アメリア

領域展開が初めて登場したのは、「呪術廻戦2巻の第15話」だよ♪

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どの派生作品のパクリ?

呪術廻戦の「領域展開」がパクリではないか?という意見ですが、いくつかの作品が出てきます。

例えば世界中で大ヒットとなった鬼滅の刃もそうですし、Fateやブリーチ、封神演義なども、領域展開のパクリ元として出てくるので、それぞれ検証してみようと思います。

アメリア
アメリア

思った以上に、いろんな作品と似てるって話題なんだね…!

領域展開のパクリ疑惑を検証

領域展開がほかの作品のパクリ?という疑惑ですが、実際にどの作品で、どんなパクリといわれているか見てみましょう。

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領域展開は術式展開(鬼滅の刃)のパクリ?

鬼滅の刃については 猗窩座(あかざ)の血鬼術である「破壊殺」のパクリではないか?といわれています。

猗窩座は十二鬼月のうち、3番目に強いといわれている「上弦の参」で、猗窩座の破壊殺の一部に「術式展開 破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)」という技を持っています。

「術式展開 破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)」は、相手の闘気を感知して動きを読み取り防御しやすくなり、また攻撃も当たりやすくなる技です。

領域展開と一部の能力は似ていますが、必中ではない点や回避能力の向上が領域展開のにはない点が異なっているため、能力はそれほど似ていないと思われます。

また、猗窩座が「術式展開 破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)」を使用する猗窩座vs富岡義勇・竈門炭治郎は「鬼滅の刃 第148話週刊少年ジャンプ2019年14号」から展開されますが、領域展開が初めて登場する呪術廻戦 第15話は「週刊少年ジャンプ2018年29号」です。

そのため、呪術廻戦に方が早く出版しているので、パクリにはならないのでは?と考えます。むしろ、掲載順だけでは、鬼滅の刃の方が呪術廻戦のパクリと言われる方がしっくりきそうですね。

他にも、術式展開は猗窩座だけが利用する技なので、ピンポイントで猗窩座のみをパクるというのは考えにくいかと思われます。

結論として、「領域展開が術式展開のパクリ」というには、「設定は一部分しか似ていない」「掲載順番が逆」「猗窩座のみしか使われていない」点から、パクリとは言いにくいのでは?と思われます。

アメリア
アメリア

「能力がちょっと似ている」程度だから、鬼滅の刃が領域展開パクったとも言いにくいと思うよ。

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領域展開は卍解(ブリーチ)のパクリ?

領域展開が、BLEACH(ブリーチ)の卍解のパクリでは?といわれています。

卍解は死神が持つ力「斬魄刀」のレベルアップ版です。
卍解は斬魄刀の本体を具現化することと屈服する事が必要で、死神でもこの技を習得するために10年近くかかるといわれています。

確かに習得が大変な点や、心情風景の具現化、能力のレベルアップという点では、呪術廻戦の領域展開と似通っているように思います。

しかし、領域展開と卍解の違いとして、「ステータスが向上しない」「領域展開内で必中にはならない」点が考えられます。

そのため、「呪術廻戦の領域展開とは?」と聞かれた時、能力の説明として使われるくらいには能力の発想は似ているとは思いますが、パクリと言われるほどではないと考えます。

アメリア
アメリア

能力が完全ってわけじゃないから「パクリだ!」って断定はできないけど、かなり似てる気がする…!

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領域展開は固有結界(Fate)のパクリ?

Fateは聖杯に選ばれた7人の魔術師が召喚したサーヴァントと一緒に聖杯を巡り、戦う物語です。Fateの世界観の中で、固有結界という魔術が呪術廻戦の領域展開と似ているといわれています。

固有結界とは、術者の心のイメージで現実の世界を塗りつぶして自身の世界を構築する魔術で、呪術廻戦の術式のように、才能の有る無しによって使用者が異なります。

固有結界は「自分の心の中の具現化」という点が領域展開とよく似ています。しかし、「必中にならない」「魔術の奥義ではない」「ステータスの向上が必ずしもしない」という点が領域展開と異なっています。

そのため、まったくの別物と捉えた方がいいでしょう。
むしろ、術式の概念がFate世界の魔術と似ているため、パクリ疑惑が出たのでは?と考えます。

アメリア
アメリア

領域展開というよりは、術式が魔術のオマージュっぽいかも?

パクリと言われるほど似ていないから、その点も人によりけりだと思うけど…。

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領域展開は空間宝貝(封神演義)のパクリ?

封神演義でも「空間宝貝(くうかんパオペエ)」という技が使われています。「特殊な空間を作り、その空間そのものを宝貝とする」もので、十天君(じゅってんくん)が得意としていますね。

空間宝貝(くうかんパオペエ)は、「使用者が条件付きで無敵の強さになる」「特性ごとに弱点がある」「空間に許容量がある」特徴があります。

 

領域展開は特殊な空間を作るのではなく「自分の心の中のイメージを具現化する」もののため、よく似ていると思います。しかし、能力は異なっているため、他に似ている点はないと考えます。
そのため、技の内容をしっかり確認する限り、「パクリではない」と考えられます。

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領域展開は魔空空間(ギャバン)のパクリ?

宇宙刑事ギャバンは変身ヒーローもので、1983年から44話、テレビアニメとして放送された人気作品です。ギャバンの魔空空間が領域展開と似ているといわれています。

魔空空間は宇宙犯罪組織マクーの首領ドン・ホラーの命令で作られる「異空間」です。この中では地の常識が通用せず、モンスターたちは魔空エネルギーによって通常の3倍の力を発揮します。

領域展開は術者の心のイメージが具現化されているもので、内部でステータスがアップしますが、どの位の力となるかは術者によるもので、3倍など決まっていません。

またステータスアップ以外の点が似ていないため、発想のモチーフになった可能性は否めませんが、パクリと言われるほど似ていないと考えます。

まとめ

呪術廻戦の領域展開は確かに他の作品とよく似ていると思う部分がたくさんあります。

正直、似ているといわれる作品を後から読んでがっかりする人もいると思います。

しかし呪術廻戦の作者さんは、リスペクトしている作品に影響を強く受けていると伝えています。

それをオマージュとして受け取るか、パクリだ!と受け取るか、読む人の感覚の違いではないか?と思います。

   

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この記事を書いた人
稲田

元GMSのチラシ校正員で、現在はWEBライター兼主婦業をしています。アニメは勿論、映画も洋画もよく見ててきました。本は雑食で金融学からなろう系ライトノベルまで様々。

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コメント

  1. 匿名 より:

    まったくの別物って言われてるけど、この中だったら固有結界が発想としては一番近いと思う。それに多少のアレンジを加えた感じ
    少なくともまったくの別物とは思えん

  2. 匿名 より:

    固有結界は魔術師の到達点の一つとされている魔術の奥義ですよ

  3. 匿名 より:

    流石に固有結界は似すぎている。心象風景の具現化という時点で似せたのは間違いない。どちらも奥義という意味で共通だしね。
    型月、呪術廻戦の両方に対象を閉じ込め無いという例外も存在してる。例えば型月だとzeroの切嗣や旧月姫のネロカオス、呪術廻戦だと宿儺。
    面白ければ問題ない派なんだけど、必中効果がつまらない要素過ぎてキツイ。

  4. 匿名 より:

    というか…呪術廻戦は世界観こそオリジナリティ溢れるものだが…他の能力についてはFate、HUNTER×HUNTER、BLEACHをことごとく同じものにしている。
    それらを複合させたりしてつくっているといった方が正しいか…。
    ただ、普遍的な能力の真似は当たり前に許容される。
    たとえばナルトの分身の術みたいな…。
    呪術廻戦の呪術はほぼ他作品のこねくりまわしみたいなもの、しかみ見せ場になればなるほど他の作品のパクりが目立つ。
    これはいっちゃうと、バトル創作における禁忌ともいえる…。
    何をしても呪術廻戦のパクりじゃない…?という目で見られ、そもそも呪術廻戦がパクりじゃない?という負の連鎖。
    近年希に見る最悪の作品とも言える。