呪術師 西宮 桃 (にしみや もも)
出典:Ⓒ芥見下/集英社
所属 | 東京都立呪術高等専門学校京都校2年 |
生存状況 | 生存 |
CV | 釘宮理恵 |
ツインテールと黒いワンピースが印象的な西宮桃は呪術高専京都校3年。東堂と同級生とは思えない小柄な少女といったイメージです。
術式は付喪操術(つくもそうじゅつ)で、愛用の竹ぼうきいんおり空を飛び、放棄を遠隔操作できます。渋谷事変では呪力を込めて風の斬撃を飛ばす「鎌異断」(かまいたち)も繰り出していました。
京都校の2年の禪院真依、三輪霞と仲良しで買い物などにも時折出かけているようですね。
父親がアメリカ人の呪術師という非常にレアな家庭で生まれ、見た目が少女で舐められがちなのが嫌でピアスを付けたとのこと。
後輩女子2人は本当にかわいがっていて、真依のことを馬鹿にした釘崎野薔薇には本気で怒っていましたし、メカ丸が偽夏油と真人に殺され霞が号泣した際には、「カワイイ後輩を泣かした奴は ブチ殺す」といった西宮の顔は本気でした。
渋谷事変ではメカ丸が京都勢(藤堂葵 新田 新 呪術高専1年 以外)の任務を渋谷から遠ざけたため、遅れて参戦した際、空中から加茂に偽夏油の位置を知らせ、また裏梅に鎌異断で攻撃を仕掛けました。
渋谷事変後、桃がどうしているのか記載はありません。
呪術師 禅院 真依(ぜんいん まい)
出典:Ⓒ芥見下/集英社
所属 | 東京都立呪術高等専門学校京都校 |
生存状況 | 死亡 |
CV | 井上麻里奈 |
呪術高専京都校2年の禪院真依は、東京校2年禪院真希の双子の妹です。呪術界御三家禪院家第26代当主直毘人の弟「扇」の娘で直哉、甚爾はいとこ、恵ははとこに当たります。
真希とは違い呪力を持っていますが、術式の都合、銃などの武器を利用しないと攻撃できません。「呪力を武器にこめて打つ」といった戦い方になります。
呪力が弱いことで真希とともに禪院家の落ちこぼれとして扱われ、雑用係をしていました。
真依はちょっとひねくれた性格で、姉がいる東京校を見下しています。交流戦の前、楽巌寺学長が東京校に交流会の打合せに来た際、東堂と共に訪れた真依は、釘崎・伏黒に「器なんて聞こえはいいけど 要は半分呪いの化け物でしょ そんな汚らわしい人外が隣で不躾に 呪術師を名乗って 虫酸が走っていたのよね? 死んでせいせいしたんじゃない?」と言い放ちました。
釘崎も伏黒も一緒に戦いに行った同級生である虎杖を亡くしたばかりです。
こういう態度に出るのは真依が真希に対して強い恨みを持っている証拠で、裏を返せば真希のことが大好きなんだということがこの後、様々な出来事でわかってきます。
交流戦では真希と対峙し、日ごろから呪力がないと馬鹿にしている真希に敗れ、「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの?」と叫びました。真依は、術式主義の禪院家で雑用ばかりだ蝋が落ちこぼれといわれようが、真希が一緒にいてくれるだけでよかった、手をつないでいてくれるだけで幸せだったんですね。
渋谷事変では、メカ丸が藤堂葵、新田新以外、渋谷から遠い任務に就かせたことで漏瑚や花御、陀艮との戦いに巻き込まれることなく、渋谷事変の最後、真人をとりこんだ偽夏油とのバトルから参戦しています。渋谷事変後、真依は呪具を運び出そうとしましたが扇にやられ、そこに真希がやってきましたが真希もまた扇にやられ瀕死の重傷を負ってしまいました。
多分この時、真依は覚悟を決めていたと思われます。
双子は呪術師にとって凶兆である理由、それは双子が呪術界で同一人物とみなされるため、縛りやそれ以外のことでも「何かを得るために何かを指しだす」ことに意味がありません。真希が頑張って強くなろうと思っても、「真依が強くなりたい」と思わなければ強くなれない、真希が術式を持っていなくても「真依が術式を持っていたら」意味がないのです。
これを理解していた真依は「私がいる限り 真希 アンタは一生半端者なの」「全部壊して 全部だからね」「お姉ちゃん」と葦の穂を渡します。真依は死亡し真希は真依が作った剣(真希が気が付くと葦の穂が剣になっていた)完全なる天与呪縛となり、禪院家すべての人間を殺しました。
真依は姉のために最後の呪力を振り絞り、精いっぱいの呪力で剣を作り未来を真希に託したのですね。
呪術師 三輪 霞(みわ かすみ)
出典:Ⓒ芥見下/集英社
所属 | 東京都立呪術高等専門学校京都校2年 |
生存状況 | 生存 |
CV | 赤﨑千夏 |
加茂憲紀や伏黒恵、五条や狗巻などとは違い呪術師の家系に生まれたわけではありません。三輪霞の場合、家計を支えるために呪術高専にきたという異例な経歴です。
中学校1年生の頃、バイトをしている中で陰流最高師範にスカウトされ、それがきっかけとなって呪術師になりました。弟が2人いて、家族のために呪術師として頑張っている三輪です。
1級上の西宮桃、同級生の禪院真希とは仲良しでショッピングに行くこともありますし、メカ丸に電池をプレゼントするように騙されたり…楽しくやっていたみたいですね。
東京校、京都校の面々の中で、最も一般人に近い思考を持っていることを本人もわかっています。
学校が違うとはいえ姉妹校の後輩を殺すことには難色を示しており、まともに見える三輪ですが、作者はそもそも普通の思考回路で呪術師をできることが異常と伝えていましたね。
五条悟のファンで、楽巌寺の付き添いで東京校に来たとき「ヤッベー!!生五条悟!!生五条悟だ!!」と浮足立っており、後で一緒に写真を撮ってもらった様子が挿絵にも書かれていました。
交流戦では真希と対戦し、真依が弱いといっていたのでやる気だったが、真希の強さに最初から押され気味。刀を取られ何もできずにいるところ携帯が鳴り、出てみると「狗巻」からの電話で「眠れ」といわれ戦線離脱しました。
呪霊、呪詛師側のスパイで真人、偽夏油に操られ最終的に殺されるメカ丸の想い人が三輪霞でした。渋谷事変の際、加茂らとともに渋谷から遠い任務に就いていた三輪に、電車の中で「好きだったこと」と「さよなら」(死亡)を告げられます。三輪は号泣し、その想いを胸に虎杖らと偽夏油に挑みましたが、裏梅の攻撃にあい防戦一方で終わりました。
その後、三輪は登場していないため、はっきりわかりませんが生存していると思います。
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