現在1期放送中の「彼女、お借りします」ですが、実は原作漫画がありますので、その後の展開もある程度チェックできちゃいます!
現状原作通りに進んでいますので、アニメオリジナル展開などが無い限りは、アニメでも原作通りに進むかと思われますが…
1期の最終回はどんな結末になるのか、その後のネタバレも合わせて解説していきます!
ここから先はネタバレがありますのでご注意ください~
目次
彼女、お借りしますの最終回をネタバレ
「彼女、お借りします」の1期は1クール12話までがオンエアです。
現状原作コミックス1巻につきアニメ2話前後ストーリーが展開していることから、順当に行けばコミックス6巻で12話は終了する予定と言えます。
そんな6巻にはちょうど最終回にぴったりのクライマックス感のあるシーンがありますので、今回はアニメ1期がそちらで区切られるであろうと推測を立てた上で最終回の内容を解説していきます!
気になる最終回をチェック!
千鶴と麻美のデート
麻美に千鶴がレンタル彼女であることがバレ、まさかの千鶴を指名する麻美。
驚く千鶴でしたがそこはプロ意識を持つ千鶴、彼女として接することができないからとお金の受け取りを拒否しますが、
お金を払うことであくまで上の立場に立ちたい麻美の圧がすごい…。
カラオケデートでも相変わらずの腹黒さを見せた麻美でしたが、ちゃんと仕事としてやり遂げた千鶴も偉かったですね…。
麻美がやっぱり怖すぎ…
麻美へ恋心を解く千鶴
彼女お借りします6巻呼んでるけど
水原良い子過ぎない?— 楼蘭 (@rouran11) December 20, 2019
麻美に恋心の大切さを知って欲しい千鶴はカラオケデートの末、帰り際にガチンコバトルに発展した訳ですが、麻美には残念ながら思いが届かず(涙)
和也の気持ちをしっかり考えて欲しいという千鶴の本気の訴えに対し、例のごとく冷め切った闇の深い瞳で「私と和君の問題でしょ?」とバッサリと言い捨てました。
うーん、それはそうなんですけど、それならそれでもう和也には構わなければいいのに…。
やっぱり麻美はちょっと腹の中が読めなさすぎますね…。
2人のデートを目撃
そんな2人をたまたま見つけてしまった和也はこっそりと後を追いますが、この時の出来事をきっかけに、麻美に思いを引きずっていた和也の気持ちが、一気に千鶴へと向くことになります。
自分のために麻美へと必死で気持ちを伝えてくれる千鶴の姿を見たら、そりゃあ落ちないわけはないですよね。
この時に和也は自分の中途半端さを改めて反省しつつ、千鶴にもはや告白と言っても過言では無いような台詞をぶつけるわけですが、水原は何となくこの台詞を流しつつ、2人の関係が進展することはないまま…。
ですが和也がしっかりと自分思いを千鶴に言葉にしてぶつけたというのが大きな進歩で、今までは麻美への思いをダラダラと引きずっていたりした和也が、自分の思いをしっかりと見つめ、これ以降千鶴の為に様々な活躍をしていきます。
和也偉い!
君が良い!君が!
というわけでかのかりのアニメ1期最終回では千鶴への思いを和也が自覚するところまでは少なくともやってくれるのではないかなぁと思うのですが、やっぱり注目するべきは和也の告白シーン。
千鶴に対して「君が良い!君が!」と伝える和也。
告白と言ってもそこから何かに発展するわけではないですけど、ドストレートに自分の気持ちを千鶴に伝える和也が、めちゃめちゃ主人公っぽいので、アニメでもここまではやってほしいですね…!
アニメ初期はクズ主人公として定着していたからこそ、ここまでしっかりとオンエアしてくれれば和也の印象も大分変わってくると思います。
照れながらもしっかり伝えた和也も良かったなぁ
アニメ 彼女、お借りします1期 その後の結末はどうなる?
1期終了後、2期が放送されるかどうかは公式から現段階で発表はありませんが、原作は現在コミックス16巻まで続いています。
週刊少年マガジンで絶賛連載中ですのでまだまだ物語は続いていくわけですが、そんな原作の展開を読んだ上で結末を考察していきたいと思います。
物語はハッピーエンドで終わるのでしょうか…?
アニメではまだまだ先の事になる部分をチェックしていきましょう~
舞台に立つ千鶴
女優として舞台に立ち、もしも演出家に選ばれることができたらレンタル彼女を辞めると和也に伝えた千鶴。
決死の思いで舞台に立ち最高のお芝居を見せたことで観客からの評価を得ますが、残念ながら演出家に選ばれたのはスポンサーの姪っ子である主演の女の子でした。
明らかに千鶴の方が演技力も高く評価されていたにも関わらず、結局最後はコネなのかと苛立ちを隠せなかったのですが、千鶴はそんな恨み言は言わずに悔しさや悲しさなどいろいろな感情を押し殺して主演の子と接する千鶴の姿を見て思わず涙…。
次の仕事へと繋げる事が出来なかった悔しさを押し殺して1人家で涙する千鶴の姿を見て、こちらも辛くなってしまいました…。
女優としての夢を叶えた末に…
千鶴の祖母である小百合に何とかして千鶴のスクリーンデビューした姿を見せるためにと和也が考えたのが、クラウドファンディングで資金を集めて映画を制作し、その映画の主演として千鶴に出てもらうということ。
まさかの発想に驚く千鶴でしたが、千鶴のために全力でサポートをすると決めた和也は留まる所を知りません。
苦労しながらも何とか映画を作り挙げることに成功し、後は小百合に見せるだけというタイミングで、医師から余命宣告をされていた小百合の容態が急変します。
病室にプロジェクターを運び入れることで、千鶴と小百合の2人で上映会をすることとなりましたが、このシーンも見ていて辛すぎました…。
小百合は千鶴にとって唯一無二の家族、小百合がいなくなったら今度こそ千鶴は1人になってしまうのですが、だからこそ小百合は千鶴に和也のような彼氏が出来たことを喜び、千鶴にもその思いを伝えています。
小百合さん…
やはり千鶴と和也はくっつく?
こうして紆余曲折ありつつも千鶴の願いを叶えることに成功した和也。
そんな和也を見て千鶴も思うところがないわけはありませんから、最終的な結末としてはやはり2人がレンタルという垣根を越えてお付き合いをスタートさせるのではないかなぁと思います。
とは言え同じ大学には麻美もいますし、何よりレンタル彼女仲間の墨や瑠夏も和也に淡い恋心を抱いているわけですから、くっついてハイ!終わり!というわけには当然いかなさそうです。汗
和也の千鶴への思いは確定ですが、千鶴が和也のことをどう思っているのかはまだ表立っては出てきていませんから、もしかすると付き合うという方向ではなく、これからも良いパートナーのような、隣人関係を続けていくのかもしれませんね…。
ただ、これだけ和也が本気の思いをぶつけてきてくれたわけですし、和也の気持ちを無碍にするようなことを千鶴がするとは思えません。
いってしまえば夢を叶えられたのは和也のおかげと言っても過言ではありませんから、さすがに最初のようにレンタル彼女とお客さんくらいの距離感で居る事は無いと思いますが…。
ラブコメらしく、順当にいけば2人が付き合ってハッピーエンドになるかと思いますが、果たしてどうなるんでしょうね…。
原作で語られている水原千鶴の夢についてネタバレ解説
「彼女、お借りします」のメインヒロインである水原千鶴ですが、実は彼女にはまだアニメ内では語られていない夢があります。
この千鶴の夢は今後の物語においてかなり重要なキーポイントとなりますので、千鶴の夢について解説&考察していきましょう!
千鶴の夢は女優としてスクリーンに立つこと
千鶴の夢は女優としてスクリーンに立つ事なのですが、もっと細かく言ってしまうと「女優としてスクリーンに立っている姿を祖母にみてもらうこと」が正しい夢になります。
千鶴のお父さんは千鶴が幼いことに家出をしたきり帰らず、母や祖母も亡くなっているため、千鶴の祖母である小百合が唯一の肉親。
そんな肉親に自分の姿を見せたいというだけではなく、実は小百合自身の演じる姿を見たことが、千鶴が夢を持ったきっかけです。
実は小百合は若い頃、鳳小百合という芸名で活躍していた天才女優で、そんな祖母の姿に憧れて千鶴は女優を志します。
本当は自分の夢を応援してくれる祖父の勝人にもスクリーンに立っている姿を見せたかったのですが、勝人は千鶴が高校生の時に交通事故で他界し帰らぬ人なりました。
だからこそせめて残された家族である小百合には何としても自分の女優として活動している姿を見せたいと、現在はアクターズスクールに通いながらオーディションを受けたり、舞台に立ったりしているんです。
ただの努力家では無く真の努力家とは正に千鶴のような女の子のことをいうんでしょうね…!
すぐに叶いそうかと思いきや…
舞台でも抜群の演技力を見せつけた千鶴、ルックスもいいですからこんな子が現実に居たら絶対にすぐに売れるでしょう~と思いきや、残念ながらそんなに世の中は甘くないようです。泣
オーディションはことごとく不合格、出来レースで役を掴むことが出来ないなどなかなかに苦労をしている千鶴ちゃん。
そんな中祖母の小百合は体調を崩して入退院を繰り返している訳ですから、かなり焦ってしまっているんです。
レンタル彼女としてバイトしているのはアクターズスクールの費用を稼ぐことと演技力を磨くことが理由だったと思うと、千鶴ちゃんの見方が変わってくる方もいるんじゃないでしょうか?
実は千鶴ちゃん、演技力を磨く為に他にもヒーローショーのアルバイトまでしていてとっても努力家。
アニメをみてただものではないと思った方も多いかと思いますけど、これだけいろいろと背負って頑張っているから、それはただものじゃないオーラが出るのも無理ないですよね。笑
千鶴の夢は叶った?
彼女、お借りします
一ノ瀬小百合さん。
このお婆ちゃんが今後の物語で大変重要な存在になっていきます。
ただただ美少女とのワチャワチャで進んでくラブコメならオッサンはハマってませんからヾ(@゜▽゜@)ノ#彼女お借りします #かのかり pic.twitter.com/SO3B6uEnK8
— MASU.カクヨム(ゆりしぃ☆LiSA★SAO🏵️天☀さえチ✨) (@MASU20468725) August 21, 2020
原作ではこのように和也や周りの人達のサポートも相まってスクリーンデビューを果たすことが出来た千鶴。
病室でではありますが、最後の最後で小百合に映画を見せるためにプロジェクターを黙って設置した和也、本当に千鶴のことを考えて最高の選択をしてくれましたね…。
病室で横たわる小百合に本当に映画が届いていたかはわかりませんが、それでも笑顔になってくれたことを考えると、届いていたのでは無いかと思います。
病室を出るまで終始無言で、表情すら描かれなかった和也のあの時の顔が気になりますが、水原が顔を見て驚いていたところから察するに、大号泣していたのかなぁと…。
和也も心優しい子ですし、小百合さんとも知り合いですし、そして何より千鶴の唯一の家族ですから、思うところはあって当然です。
アニメではまだまだクズ系主人公の一面ばかりが見えてしまっていますが、原作ではどんどん和也が成長し、千鶴のことを思って様々な行動をしていますので、和也がクズ過ぎてアニメ視聴を辞めたという方は是非原作を読んでみてほしいです。
今後の千鶴の夢について考察
ここから先はまだ原作でも描かれていませんが、原作で夢を叶えることができた千鶴はこれからまた女優を目指しながらも、和也との関係性が何らかの形で発展していくのではないかと思われます。
和也との関係を進める事が次の千鶴の夢となるのか、それともあくまで2人の関係はそのままくっつきそうでくっつかない状態を保ち続けるのか…。
女優として活躍する千鶴の姿も見てみたいですし、いろいろと可能性はありそうですね。
ただ、千鶴の夢も叶ったところで登場人物達のバックボーンは全て回収も終わりましたし、原作自体が終りを迎えてもおかしくありません…。
小百合さんのシーンは本当にクライマックス中のクライマックスでしたし、コミックスでは既に16巻まで販売されていますから、ここから現在連載中の漫画をコミックス化するとなるとちょうど良い話数になるのではないかと思われます。
もっと続いてほしいー!
まとめ
まだアニメでは明かされていない千鶴の夢についてネタバレ解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
大学に通いながらも、アクターズスクールやオーディション、舞台稽古に撮影と日々努力を重ねていた千鶴と、そんな千鶴を応援したいという気持ちがマックスになった和也が出会ったからこそ、夢を叶えることが出来たんでしょうね。
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