【アニメ】LISTENERSの10話ネタバレ感想 | 一度生まれたら死ぬまで生きるだけ

アニメ「LISTENERS」の10話を見た感想とネタバレ。SNSの評判や感想も交えて10話を振り返ってみましょう。

 

大きな策略のために利用されたミュウを救いたいエコヲはなんとかしてミュウを止めようとするが失敗に終わる。失意のまま街を後にしたエコヲは何を思うのか・・？

　
　　　
　　

　

立ち上がってくれエコヲーーー

『LISTENERS』前回の第9話のあらすじと振り返り

前回はミュウを救いたいという一心でミュウに向き合ったエコヲでしたが、具体的な説得の言葉を持たないまま対峙したことで元のミュウを手に入れることを失敗します。ボロボロのままどこかへ運ばれたようでしたが・・？

 

前回の話 ⇒ 【アニメ】LISTENERSの第9話ネタバレ感想

『LISTENERS』の第10話ネタバレ・あらすじ・感想

ミュウへの言葉は届かず、立ち上がる力さえ失ったエコヲ。彼が目を覚ましたのは、広大な畑が続く田舎町・クラークスデイルの外れに住む少女、ジャニスの家だった。ジャニスの優しいもてなしにより、エコヲの心の傷はゆっくりと癒え始める。一方、ブライトン・ビーチではトミーの作戦が実行に移されようとしていた。

出典：「LISTENERS製作委員会」公式ページ

前回ミュウを失ってしまったエコヲは心身ともに大ダメージでしたからね・・。なんとか立ち上がってくれるといいのですが。

今度はエコヲがゴミ捨て場で拾われる側に

ゴミの終着地点でジャニスに拾われるエコヲ。
かつてミュウと出会ったときは拾う側でしたが、今度はエコヲが拾われる側に。

 

ジャニスはまったりした癒やし系の美少女。ミュウとの別れを思い出し、もう終わったんだと呟くエコヲに失恋して行く場所がないならここにいたらいいと言ってくれます。
エコヲは牛小屋で牛の世話や農作業の手伝いをしながらしばらくの間、居候することに。

 

事情を汲んで居場所を与えてくれるなんて女神のように嬉しい申し出ですが、これ実はエコヲとエコヲの姉ちゃんがミュウにかつてしてあげたことなんですよね。おまけに記憶を無くしていたミュウにとって、それはどんなに嬉しかったことでしょう。
　
　
　　
　　

　

エコヲもつくづく順応性高いな。

満たされない何かに気付くとき

かなり長いこと生活を続けすっかり馴染んだエコヲ。
しかし、食べる寝る働く、それだけではどこか満たされない自分を感じることになります。

 

エコヲは牛の出産に立ち会ったことで、我々には見守ることしか出来ない、一度生まれたら死ぬまで生きるだけというおじいさんの言葉に深く感じ入ります。

 

大事なものの存在に気付くエコヲ。ジャニスからあなたはクロスロードに試されるという謎めいた言葉を掛けられます。
どうやらここには、すべてのプレイヤーの始祖にして、エクイップメントの源流であるオリジンというものがあるようです。
　
　
　　
　　

　

牛の出産を見届けるなかで静かに感情が湧き起こるという情緒的なシーン。なかなかの名場面です。

エコヲが気付いた強い気持ち

ジャニスとの会話でミミナシとの歴史を知ったエコヲ。
実はジミはジャミスの兄であり、この街から生まれた存在でした。

 

ミミナシを恐れて憎しみを向けていた人間の感情にミミナシが呼応していたのだと知ります。
生きる上で大事なものに気付くエコヲ。もう一度あの子に会いたい！その想いを貫きたいという強い気持ちがエコヲの身体をエクイップメントに変貌させます。

 

ジャミスとおじいさんは消え、何ヶ月も過ごしたと思っていた家も幻でした。
これらはエクイップメントが見せた過去の想いと記憶、つまり精神世界のお話だったのでしょうか？