兄妹である妓夫太郎と堕姫は二人で一体の鬼であり、上弦の陸の数字を持つ十二鬼月の一人です。
妓夫太郎は顔と体に痣を持ち、猫背で痩せこけた体型が特徴で、嫉妬深く陰険な性格です。
美しい容姿が特徴の堕姫は、冷酷で残忍な性格であり醜いものを嫌っています。
強い信頼関係で結ばれている妓夫太郎と堕姫は互いに大切に思いあっていますが、お互いの所業を肯定しあう歪んだ価値観を持っています。
この記事では妓夫太郎と堕姫の絆がよくわかる名言を紹介していきます。
- 1 【上弦の陸(旧)】妓夫太郎と堕姫の名言・迷言・名セリフ集
- 1.1 「そういうことはね 気付いたところで黙っておくのが賢い生き方というものなんだよ」
- 1.2 「目はいいね 綺麗 目玉だけほじくりだして喰べてあげる」
- 1.3 「ほんとにアタシは上弦の陸だもん 本当だもん 数字だって貰ったんだから アタシ凄いんだから」
- 1.4 「殺す気で斬ったけどなあ いいなあお前 いいなあ」
- 1.5 「俺の可愛い妹が足りねえ頭で一生懸命やってるのをいじめるような奴らは皆殺しだ」
- 1.6 「兄貴だったら妹に守られるんじゃなくて守ってやれよなあ この手で」
- 1.7 「ただ もし唯一 心残りがあるとするならば 俺の唯一の心残りはお前だったなぁ」
- 1.8 「お前とはもう兄妹でも何でもない 俺はこっちに行くからお前は反対の方 明るい方へ行け」
- 1.9 「離れない!!絶対に離れないからずっと一緒にいるんだから!!何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!アタシを嫌わないで!!叱らないで!!一人にしないで!!」
- 1.10 「俺達は二人なら最強だ 寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら 約束する ずっと一緒だ絶対離れない ほらもう何も怖くないだろ?」
- 2 まとめ
【上弦の陸(旧)】妓夫太郎と堕姫の名言・迷言・名セリフ集
「そういうことはね 気付いたところで黙っておくのが賢い生き方というものなんだよ」

9巻74話にて、京極屋の女将であるお三津に対し言った堕姫のセリフです。
堕姫は表向きは人間のふりをしながら遊郭で花魁として京極屋で生活しています。
ある日、堕姫はお三津から京極屋から怪我人や足抜け、自殺者を出すのをいい加減にしてくれと言われます。
そしてお三津は堕姫がずっと昔から年を取らずにいる花魁で人間ではないのではと言いかけると、堕姫はお三津の頭を抱え、宙高く舞い上がりこのセリフを言います。堕姫の正体が判明した名シーンです。
「目はいいね 綺麗 目玉だけほじくりだして喰べてあげる」

9巻76話にて炭治郎に対し言った堕姫のセリフです。
遊郭にて堕姫と炭治郎は対峙し、炭治郎は堕姫の帯による攻撃で吹っ飛ばされてしまいます。
年寄と部細工は食べないという主義の堕姫ですが、炭治郎の目は綺麗だとこのセリフを言います。
自身が美しいと思っているものしか喰べないという堕姫の強いこだわりが分かる名シーンです。
「ほんとにアタシは上弦の陸だもん 本当だもん 数字だって貰ったんだから アタシ凄いんだから」

10巻85話にて音柱である宇随天元に対し堕姫が言ったセリフです。
炭治郎と禰豆子を追い詰めた堕姫でしたが、気付かぬ内に天元に頸を斬り落とされます。
天元から弱すぎる、お前は上弦の鬼じゃないと言われた堕姫は、子供のように泣きじゃくりながらこのセリフを言います。
それまでの戦いで怒りを露にし、余裕の発言をしていた堕姫が急に泣き出し、頸を斬った当人である天元をも動揺させた名シーンです。
「殺す気で斬ったけどなあ いいなあお前 いいなあ」

10巻85話にて、天元に対し妓夫太郎が言ったセリフです。
天元に頸を斬られた堕姫は妓夫太郎を呼びます。
堕姫の体から出てきた妓夫太郎は堕姫を慰めた後、攻撃を仕掛けてきた天元に対し殺す気で斬りかかりますが、天元に避けられて放ったセリフです。
その後、妓夫太郎は天元は容姿に恵まれていると妬む発言を繰り返します。
妓夫太郎の嫉妬深い性格がよく分かる名シーンです。
「俺の可愛い妹が足りねえ頭で一生懸命やってるのをいじめるような奴らは皆殺しだ」

10巻86話での妓夫太郎のセリフです。
天元に頸を斬られた堕姫は妓夫太郎に今まで自分は一人で頑張ってきたこと、炭治郎達によってたかっていじめられたと妓夫太郎に言いつけます。
堕姫の言葉を聞いた妓夫太郎は堕姫に同意し、妹をいじめる奴は許さないとばかりにこのセリフを言います。
妓夫太郎の妹思いの一面が分かる名シーンです。
「兄貴だったら妹に守られるんじゃなくて守ってやれよなあ この手で」

11巻92話にて炭治郎に対し言った妓夫太郎のセリフです。
堕姫の帯による攻撃で遊郭の屋根から落ちた炭治郎ですが運良く助かります。
炭治郎の元へ妓夫太郎が現れ、鬼である禰豆子が炭治郎の妹だと気付いた妓夫太郎は、炭治郎のことをみっともないと馬鹿にしながらこのセリフを言います。
そして妹を守るために鬼になればいいと炭治郎を誘惑します。
炭治郎をとことんけなしていますが、妓夫太郎の、妹を大切に思っているということがわかる名言です。
「ただ もし唯一 心残りがあるとするならば 俺の唯一の心残りはお前だったなぁ」

11巻97話での妓夫太郎の心の声です。
炭治郎達によって頸を斬られた妓夫太郎は、死にゆく最中で自身が人間だった時のことを思い出します。
鬼となったことに後悔はない妓夫太郎でしたが、ただ一つの心残りは堕姫のことだとこの言葉を紡ぎます。
素直で染まりやすい性格の堕姫は、もし自身が育てていなかったら、自身の妹として生まれていなかったら、もっと幸せな人生を送れたのではないかと考えます。
妓夫太郎の妹を大切に想っていることが伝わる名シーンです。
「お前とはもう兄妹でも何でもない 俺はこっちに行くからお前は反対の方 明るい方へ行け」

11巻97話にて妓夫太郎の堕姫へのセリフです。
頸を斬られた妓夫太郎と堕姫は死後の世界で人間の姿に戻って会話をします。
堕姫に自分と同じ暗い道へ一緒に行ってほしくない妓夫太郎は、堕姫のことを想ってあえて突き放すためにこのセリフを言います。
妓夫太郎の堕姫を想う優しさが感じられる名言です。
「離れない!!絶対に離れないからずっと一緒にいるんだから!!何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!アタシを嫌わないで!!叱らないで!!一人にしないで!!」

11巻97話にて妓夫太郎に対し言った堕姫のセリフです。
自分と一緒に来るなと妓夫太郎から言われた堕姫は、妓夫太郎の背中に抱きついて嫌だと拒否しながらこのセリフを言います。
人間だった頃からずっと側にいてくれた妓夫太郎のことを堕姫もまた大切に想っていることが伺える名シーンです。
「俺達は二人なら最強だ 寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら 約束する ずっと一緒だ絶対離れない ほらもう何も怖くないだろ?」

11巻97話での回想シーンにて、幼少期の妓夫太郎が堕姫へと言ったセリフです。
堕姫のことを想って一度は堕姫を突き放した妓夫太郎でしたが、堕姫から自分たちはずっと一緒で、絶対離れないと約束したことを覚えていないのかと言われます。
堕姫の問いに妓夫太郎は、子供の頃に自身が堕姫へと言った言葉を思い出し、この言葉を回想します。
幼き日の約束を思い出した妓夫太郎は、背中にしがみついている堕姫をしっかりとおんぶをして一緒に暗闇へと消えていきました。
まとめ
1「ただ もし唯一 心残りがあるとするならば 俺の唯一の心残りはお前だったなぁ」
2「離れない!!絶対に離れないからずっと一緒にいるんだから!!何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!アタシを嫌わないで!!叱らないで!!一人にしないで!!」
3「俺達は二人なら最強だ 寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら 約束する ずっと一緒だ絶対離れない ほらもう何も怖くないだろ?」
妓夫太郎と堕姫の名言を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
二人とも残酷な性格の鬼でありながら、お互いのことは大切に想いあっていることが強く伝わってきます。
妓夫太郎と堕姫の名言の中でも上記3つは特に想いの深さが分かる名言です。
人間の頃に壮絶な経験をした妓夫太郎と堕姫だからこそ、一段と絆が強いのかもしれません。
この記事を読み、改めて物語を読みたいと思った方は、妓夫太郎と堕姫の登場シーンも読んでみてはいかがでしょうか。