鬼殺隊最強の柱といえば岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)。
- お館様の信頼してる柱第1位!
- 伊之助が認めた柱第1位!
- 上弦の壱が武者震いした柱第1位!
など、作中では敵味方問わずその最強ぶりが語られています。
そして、悲鳴嶼のもう一つの魅力と言えばなぜかいつも流している涙。
感極まってなのか、それともただの癖なのか、その理由はわかりませんが今回は最強の岩柱・悲鳴嶼が男泣きしながら語った名13選をご紹介します。
- 1 岩柱・悲鳴嶼行冥の男泣き名言・セリフ13選を紹介
- 1.1 可哀想に
- 1.2 心頭…滅却すれば……火もまた涼し……
- 1.3 岩の訓練も達成した、それに加えて里での正しき行動、私は君を認める…
- 1.4 御意、お館様の頼みとあらば
- 1.5 可哀想に…何と弱く哀れな子供 南無阿弥陀仏…
- 1.6 座れ…話を進める…1つ提案がある…
- 1.7 川につけなさい
- 1.8 生き物を殴る感触は地獄のようだった あの気色の悪さを私は一生忘れない
- 1.9 普段どれ程善良な人間であっても土壇場で本性が出る。しかし、きみは逃げず、目を逸らさず、嘘をつかず素直でひたむきだった。簡単なことのようだが、どんな状況でもそうあれる者は少ない…
- 1.10 私の訓練は完了した…よくやり遂げたな……
- 1.11 我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から 屠り去るまで…
- 1.12 甚だしき侮辱 腸が煮えくり返る
- 1.13 そうか…ありがとう… じゃあ行こう…みんなで… 行こう…
- 2 悲鳴嶼行冥の名言・セリフまとめ
岩柱・悲鳴嶼行冥の男泣き名言・セリフ13選を紹介

可哀想に

あぁ…なんというみすぼらしい子供だ
可哀想に
生まれて来たこと自体が可哀想だ
出典:6巻第45話
柱合会議で初めて会った竈門炭治郎に泣きながら毒を吐く悲鳴嶼。
この涙は憐みの涙でしょうか。
この台詞の直後「殺してやろう」と発言する悲鳴嶼には狂気すら感じてしまいます。
ただ、この頃は悲鳴嶼も炭治郎のこともよく知らなかったので、当然の反応かもしれません。
このシーンでは悲鳴嶼に限らず、全体的に柱の印象がすこぶる悪いです。
物語が進むにつれ、最強の柱・悲鳴嶼行冥の頼もしさや優しさが段々と分かってくるのですが、初めて出てきたときのこの名言はかなり衝撃なものでした。
心頭…滅却すれば……火もまた涼し……

15巻第133話より。
どでかい丸太と岩を担いで火の中で修業をしている悲鳴嶼。
この涙は修業が辛くて泣いてる涙なのか。
柱最強の男は他の柱と修行のレベルが違いますね。
さすが最強!
この時、自分たちに訪れる修行の一旦を垣間見た竈門炭治郎と我妻善逸はこの悲鳴嶼を見て絶叫します。
岩の訓練も達成した、それに加えて里での正しき行動、私は君を認める…

16巻第135話より。
全ての訓練をクリアした炭治郎を認める発言をする悲鳴嶼。
この涙は感動の涙なのか。それともうれし涙なのか。
脱水症状になりかけてる竈門炭治郎に水を与えながら、静かに語り掛けます。
柱最強の男は認めた男に優しいのです。
御意、お館様の頼みとあらば

16巻第139話より。
お館様に自分を囮にして鬼舞辻無惨の頸を取るよう頼まれ、涙を流す悲鳴嶼。
お館様は他の柱ではこの願いを承知してもらえないから、という理由で悲鳴嶼に頼んだことを告げます。
悲鳴嶼もお館様の頼みであるならと、その任務を承ります。
可哀想に…何と弱く哀れな子供 南無阿弥陀仏…
柱合会議において、風柱によって刺されてしまう禰豆子。
炭治郎は蛇柱によって抑えられて助けられない状況に置かれます。
この時の、大切な妹を守りたいのに無力ゆえに何もできない炭治郎を見た悲鳴嶼さんのセリフです。
一見すると、炭治郎を見下しているような印象を持ってしまいますが、これには彼の悲しい過去が関係しています。
座れ…話を進める…1つ提案がある…
緊急柱合会議において、一触即発の空気になってしまう水柱と風柱。
あわや戦闘か、という場面で発せられた悲鳴嶼さんのセリフがこれ。
セリフ前に大きく一度合掌している描写がありますが、空気がビリビリと震えています。
悲鳴嶼さんが動じず、力だけでない迫力・強さを持っている事が解る描写です。
また、このセリフに出てくる悲鳴嶼さんの『提案』とは『柱稽古』のこと。柱稽古とは、柱が一般隊士の稽古をつけて、体力や柔軟性、筋力をつけて力をつける訓練です。
おそらく、悲鳴嶼さんは「これ以上、一般隊士が犠牲になることがないように」と願ってこの提案をしたのではないでしょうか。
前述した通り『誰かを守りたい』と願っても、それを行使する力がなければ『弱く哀れ』であり守りたい相手も自分も死んでしまうことになります。
悲鳴嶼さんは、柱稽古をすることで隊士一人一人が力をつけ、鬼との闘いで命を落とすことがないように願っていたのだと思います。
川につけなさい
悲鳴嶼さんの柱稽古は筋力強化。
その内容は『滝に打たれる』『丸太3本を担ぐ』『自分より大きな岩を1町先(約110メートル)まで押して歩く』という過酷なもの。
その修業内容を聞いた善逸が気絶した時の、悲鳴嶼さんのセリフがこれです。
火であぶったりしない代わりに、川につけるよう指示する悲鳴嶼さん。
いつもシリアスな場面を担当する悲鳴嶼さんですが、この場面はコミカルです。
この柱稽古中に、伊之助や炭治郎から「岩柱はまちがいなく鬼殺隊最強」と称されています。
また、コミックスの15巻のカバーを外すと悲鳴嶼さんが猫を抱いて「南無ネコ可愛い」と言っている貴重な場面が見られます。悲鳴嶼さんは大の猫好きです。
生き物を殴る感触は地獄のようだった あの気色の悪さを私は一生忘れない
無事に岩柱の修業をやり遂げた炭治郎。
子どもだと思っていた炭治郎の信念を聞いて、悲鳴嶼さんが自分の過去を語ります。
彼は以前、盲目ながら孤児たちを引き取って寺で暮らしていたこと。そんな中、子どもたちの1人が鬼と遭遇し、あろうことか自身の代わりに寺の子どもたちと悲鳴嶼さんを差し出したこと。
1番小さい沙代だけが悲鳴嶼さんの後ろに隠れますが、悲鳴嶼さんは沙代を守るため一晩中鬼を素手で殴って応戦したことが明かされるのです。
その時の悲鳴嶼さんのセリフから悲鳴嶼さんが本来は闘いを好まない人物であることを伺う事ができます。
鬼殺隊最強と称され、自身にも苛烈な鍛錬を欠かさない悲鳴嶼さんですが、それは強さを求めているのではなく、『自分より弱い人たちを守るため』であり『鬼によって人々が踏みにじられないため』の鍛錬なのです。
普段どれ程善良な人間であっても土壇場で本性が出る。しかし、きみは逃げず、目を逸らさず、嘘をつかず素直でひたむきだった。簡単なことのようだが、どんな状況でもそうあれる者は少ない…
信じていた子どもたちに裏切られてしまった過去から、疑り深くなったという悲鳴嶼さん。
炭治郎の真っすぐでひたむきな想いにふれて、このセリフを言います。
自分でもこうありたいと思う、簡単なようで難しい、人間の生き方の難しさを説いた言葉にハッとします。
私の訓練は完了した…よくやり遂げたな……
悲鳴嶼さんの悲しい過去を聞いて、泣きながら「がんばります」という炭治郎。
悲鳴嶼さんはそんな炭治郎を見て、頭を撫でながらこのセリフを言うのです。
これで柱稽古の話は終わるのですが、修行中、炭治郎と玄弥の修業を後ろからこっそりと悲鳴嶼さんが見守っているなど、こまかい仕込みが見られます。また、鬼を食っていた玄弥を何かと手助けしていたというエピソードも明かされます。
悲鳴嶼さんは鬼殺隊のお父さんと言っても過言ではないでしょう。
我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から 屠り去るまで…
いよいよ最終決戦、上弦の壱を前に苦戦を強いられる霞柱と風柱、玄弥の3人。
3人の絶体絶命のピンチに駆け付けた悲鳴嶼さんのセリフです。
この登場場面は、まさに最強の布陣の完成といった安心感。
ようやく鬼殺隊最強の岩柱、悲鳴嶼さんの活躍が見られると沸き立ったファンも多いはずです!
甚だしき侮辱 腸が煮えくり返る
上弦の壱との戦闘で、強者である自身が死ぬことを惜しまれてのセリフです。
しかし、鬼殺隊も悲鳴嶼さんも、強くなる事を目的としているのではありません。
「我らは人として生き 人として死ぬことを矜持としている」と返します。
自分より弱い人たちを踏みにじる事で永遠の命を得る鬼、それに対して弱い人たちを守るために限られた生命の中で鍛錬し、次の世代へバトンを渡してきた人間との対比です。
悲鳴嶼さんの本当の強さは、技や力などではなく、死を恐れず、弱い人たちを守ろうとする優しい心にあります。
そうか…ありがとう… じゃあ行こう…みんなで… 行こう…
鬼舞辻無惨との最終決戦で、悲鳴嶼さんは重症を負います。
このセリフの前に「よせ 薬を使うな 私は手遅れだ 貴重な薬を溝に捨てることになる 他の若者たちの所へ行ってくれ」と救護に来た隊員たちに話します。
その後、寺で一緒に暮らした子どもたちが泣きながら、悲鳴嶼さんのところへやってくるのです。
「謝らないで、みんな先生が大好きだよ だからずっと待ってたの」と話して、悲鳴嶼さんに手を重ねる子どもたち。
現実でも、心配する隊員たちが悲鳴嶼さんの手を取っています。
みんなに慕われていて、面倒見のいい悲鳴嶼さんの人柄が伝わり、最後に悲鳴嶼さんの穏やかな笑顔が見られて、感極まった方も多いはずです。
悲鳴嶼行冥の名言・セリフまとめ
- 可哀想に
- 心頭…滅却すれば……火もまた涼し……
- 岩の訓練も達成した、それに加えて里での正しき行動、私は君を認める…
- 御意、お館様の頼みとあらば
- 可哀想に…何と弱く哀れな子供 南無阿弥陀仏…
- 座れ…話を進める…1つ提案がある…
- 川につけなさい
- 生き物を殴る感触は地獄のようだった あの気色の悪さを私は一生忘れない
- 普段どれ程善良な人間であっても土壇場で本性が出る。しかし、きみは逃げず、目を逸らさず、嘘をつかず素直でひたむきだった。簡単なことのようだが、どんな状況でもそうあれる者は少ない…
- 私の訓練は完了した…よくやり遂げたな……
- 我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から 屠り去るまで…
- 甚だしき侮辱 腸が煮えくり返る
- そうか…ありがとう… じゃあ行こう…みんなで… 行こう…
以上、岩柱・悲鳴嶼行冥の男泣き名言4選でした!
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