鬼殺隊の柱の中で1番のネチネチキャラといえば蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)。
相手が弱ってようが、怪我していようがそんなの関係なくネチネチネチネチと小言を言えるのが伊黒の特徴ですが、実は恋柱・甘露寺蜜璃には優しいという意外な一面も。
今回は、普段ネチネチキャラの伊黒小芭内が見せた意外過ぎる男前名言4選をご紹介します。
- 1 蛇柱・伊黒小芭内の実は優しい男前名言・セリフ4選を紹介
- 1.1 こればかりはな、遭わないものはとんとない
- 1.2 甘露寺に近づくな、塵共
- 1.3 怪我は?行くぞ
- 1.4 相手の能力がわからないうちはよく見てよく考えて冷静にいこう
- 1.5 「言うこと全て信用できない 俺は信用しない」
- 1.6 「俺は信じない」
- 1.7 「弱い罪 覚えない罪 手間を取らせる罪 イラつかせる罪といったところだ」
- 1.8 「甘露寺に近づくな 塵(ごみ)共」
- 1.9 「甘露寺 相手の能力がわからないうちはよく見てよく考えて冷静にいこう(汗)」
- 1.10 「だけどいつまでもいつまでも 恨みがましい目をした五十人の腐った手が どこにも行けないよう俺の身体を掴んで爪を立ててくる」
- 1.11 「炭治郎 感謝する」
- 1.12 「勿論だ 君が俺でいいと言ってくれるなら 絶対に君を幸せにする 今度こそ死なせない必ず守る…」
- 2 蛇柱・伊黒小芭内の名セリフ
蛇柱・伊黒小芭内の実は優しい男前名言・セリフ4選を紹介
こればかりはな、遭わないものはとんとない

15巻第128話より。
柱合会議でさりげなく甘露寺蜜璃と時透無一郎の体の心配をする伊黒小芭内。
不死川実弥に上弦の話を振られつつもそちらをさらっと流して体の心配をしてるのが男前ですね。
しかも心配する時「その後」という言葉をつけることによって、もともと良くないのを知っていたという大きな怪我してたことをちゃんと把握してるというアピールにもなっています。
二人に聞くときもまず甘露寺蜜璃の名前から呼ぶのも伊黒小芭内らしいです。
甘露寺に近づくな、塵共

16巻第140話より。
甘露寺蜜璃の前で鬼を一瞬でぶった斬った伊黒小芭内の名言。
伊黒にとって甘露寺に近づく鬼は鬼ではありません。
塵(ゴミ)です。
この斬る前の描写を見る限り、鬼たちは甘露寺蜜璃ではなく伊黒小芭内に近づいているのですが、そんなのは伊黒小芭内にとって関係ありません。
容赦なく斬り捨て、甘露寺蜜璃を守るアピールをするためのダシに使われます
甘露寺蜜璃はもちろん自分を守ってもらって大喜び。
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怪我は?行くぞ

16巻第140話より。
鬼をぶった斬った後、甘露寺蜜璃の心配をする伊黒小芭内。
もちろん伊黒が一瞬でぶった斬ってるので怪我なんてしていません。
甘露寺蜜璃の心配をした後は、すぐに先導する頼もしさも見せるWパンチのアピールに甘露寺ももうメロメロです。
甘露寺蜜璃が興奮しすぎな気もしますけど。
相手の能力がわからないうちはよく見てよく考えて冷静にいこう

19巻第164話より。
何も考えず突っ込んで弾き飛ばされた甘露寺蜜璃を優しくフォローする伊黒小芭内。
甘露寺蜜璃の顔を見ずにさりげなく言ってあげてるのが、優しさですね。
甘露寺蜜璃も自分が焦りすぎたのをわかっているので、恥ずかしくてたまらない感じになっています。
ここで優しく声をかけて励ます伊黒小芭内は男前です。
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「言うこと全て信用できない 俺は信用しない」
炭治郎は、鬼といる理由を聞かれて「禰豆子は鬼になったけど人を食べた事はない」と弁明しますが、それに対する伊黒さんの返答です。この時も擬音語としてネチネチと入っています。
この後、お館様にも禰豆子の安全性を説かれますが「信用しない信用しない そもそも鬼は大嫌いだ」と言っています。
尊敬する人物からの話であっても、人を信用しない蛇柱、それが伊黒小芭内です。
「俺は信じない」
上弦の参との戦闘で命を落としてしまった炎柱。その報告を鴉から聞いた時の伊黒さんのセリフです。
ここまでは完全に悪役のような言動が目立っていた伊黒さんですが、このセリフで一気にファンのハートをつかみます。
普段はネチネチとしつこい蛇柱ですが、仲間を大切に思っていること、仲間が欠けたことを悲しく感じていることがわかります。
また、このセリフを言っている時の伊黒さんは背中を向けており、読者はどのような表情で伊黒さんがそのセリフを言っているのかわからないのも素晴らしい演出です。
「弱い罪 覚えない罪 手間を取らせる罪 イラつかせる罪といったところだ」
柱稽古で蛇柱、伊黒さんの訓練をうける炭治郎。
伊黒さんの訓練は隊士たちが括られた障害物を避けながら木刀をふるい、伊黒さんに一太刀でも入れる事。
「括られている人たちは何か罪を犯したんでしょうか?」と心配する炭治郎に返した伊黒さんのセリフです。
この辺りから、初期の悪役ムーブが影を潜め、コミカル蛇柱が出てきます。
恋柱と文通をしている事が明かされ、ネチネチした性格とは裏腹にピュアな恋愛をしている普通の青年的な側面が出てきます。
このセリフは、自分より弱い一般隊士たちを見下しているように受け取れますが、おそらく実力のない状態で鬼と戦闘になっても命を落とす確率が高いため、それを危惧して伊黒さんは「イライラ」しているのではないかと思われます。
「甘露寺に近づくな 塵(ごみ)共」
鬼舞辻無惨を倒すべく集結した柱たち、あと一歩のところで、無限城に落とされてしまいます。
無限城はいわば鬼舞辻無惨の根城。落ちた先では数多の鬼たちが襲い掛かります。
恋柱と一緒に場所へ落とされた伊黒さん。
何体もの鬼たちに囲まれますが、蛇の呼吸・伍の型蜿蜒長蛇で一掃し、このセリフです。
ネチネチしつこい伊黒さんですが、好きな女性を守る姿はやはりカッコいいですよね。
因みにこの後、守った恋柱に「怪我は?」と心配する描写もあり、「ないです!」と元気に答える恋柱に「行くぞ」と声をかけています。
恋柱の「はい」という返事にはハートマークが無数に散りばめられるというお茶目な演出になっています。
「甘露寺 相手の能力がわからないうちはよく見てよく考えて冷静にいこう(汗)」
上弦の肆と遭遇し「私もがんばらなくちゃ!」と突貫する恋柱。
ですが敵の術で障害物が突如出現し、顔面を殴打、鼻血を出して落ちるという結果に終わります。
落下する恋柱を華麗に救出した伊黒さんのセリフがこれです。
伊黒さん自体は、画面に背を向けているのでどんな表情をしているかは読者にはわかりません。
ですが、ネチネチ辛辣な伊黒さんが珍しく汗をかいている描写が見られます。
そんな伊黒さんに背を向けて赤面し「はい」と答える恋柱。
最終局面で、死闘が繰り広げられている際中ですが、2人のやり取りに顔がにやけてしまったファンも多い名場面、名セリフです。
「だけどいつまでもいつまでも 恨みがましい目をした五十人の腐った手が どこにも行けないよう俺の身体を掴んで爪を立ててくる」
188話で伊黒さんの悲しい過去が明らかになります。
鬼が強奪した金品で生計を立てる一族に産まれた伊黒さん、一族は養ってもらう代わりに、あろうことか自分たちが腹を痛めて産んだ赤ん坊を鬼に生贄として差し出していたのです。
伊黒さんは、男である点と目がオッドアイである点を鬼に気に入られ大きくなるまで生かされる事に。
すんでの所で脱走に成功するも、鬼に追い付かれて絶体絶命のピンチに当時の炎柱に命を救われています。
炎柱は良かれと思って、従姉妹に引き合わせますが、従姉妹は「お前が脱走したせいで一族の50人がみんな殺された」と責め立てるのでした。
それから、伊黒さんは鬼殺隊に入り鬼を滅し続けます。
誰かのために命を懸けると『自分が少しだけいいものになれた気がした』と言います。
そしてここで紹介したセリフなのです。
『いいもの』になれた気がしても、一族の恨みという呪縛から逃れられない伊黒さん。
伊黒さんが呪縛に囚われ続けているのは、やはり伊黒さんが優しいから。
汚い一族であっても、人を犠牲にしてしまった自分を許せないのだと思いますがどうでしょうか。
絶対に幸せになってもらいたい蛇柱・伊黒小芭内です。
「炭治郎 感謝する」
ようやく無限城を脱出し、鬼舞辻無惨と死闘を繰り広げる鬼殺隊。
伊黒さんは目を負傷します。
「俺には鏑丸がついている」と何でもないように装い戦いますが、実を案じた炭治郎が視覚を共有する札を伊黒さんに投げます。
視覚を共有して戦いやすくなった伊黒さんのセリフです。
かつて自分が信用しなかった子どもである炭治郎に、素直に感謝を述べる伊黒さんの姿が見られます。
「勿論だ 君が俺でいいと言ってくれるなら 絶対に君を幸せにする 今度こそ死なせない必ず守る…」
鬼舞辻無惨との文字通りの鬼殺隊の総力を集結させた死闘の果てに、恋柱は「もういい加減にしてよぉ!!馬鹿ァ!!」という名セリフとともに鬼舞辻無惨の腕をもぎり、伊黒さんは無惨の襲撃から炭治郎をかばい、ともに重症を負います。
死を覚悟する中で、お互いの想いを打ち明けます。
恋柱の「伊黒さん伊黒さんお願い 生まれ変われたら また人間に生まれ変われたら 私のことお嫁さんにしてくれる?」という言葉に応えた伊黒さんのセリフです。
2人の幸せを願わずにはいられない、号泣必須の名セリフです。
蛇柱・伊黒小芭内の名セリフ
1・「勿論だ 君が俺でいいと言ってくれるなら 絶対に君を幸せにする 今度こそ死なせない必ず守る…」
2・「俺は信じない」
3・「甘露寺に近づくな 塵(ごみ)共」
最初こそ、ネチネチと辛辣な発言と悪役ムーブが目立った蛇柱、伊黒小芭内。
ですが、物語が進むにつれて恋柱と紡がれる淡い恋心のエピソードや仲間を思う気持ちが現れるにつれてファンになったという方も多いのではないでしょうか。
コミックス23巻205話『幾星霜を煌めく命』の中で、メガ盛りで有名な定食屋を切り盛りする夫婦として出てきます。
幸せそうな2人の姿が見られて、ファンも感涙の名場面です。
蛇柱・伊黒小芭内の名言が読めるのは何巻?
以上、蛇柱・伊黒小芭内の意外すぎる男前名言4選でした。
今回ここで紹介した名言は単行本の6巻、16巻、19巻で見れます。
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