鬼滅の刃「那田蜘蛛山編」で屈指の強キャラとして描かれた十二鬼月の下弦の伍「累」。
累には父・母・兄・姉の家族がおり血縁関係はありませんが、炭治郎ら鬼殺隊をバッタバッタと殺しまくるなど、なかなかアウトローな鬼一家として強烈な印象を残してくれました。
今回、こちらの記事ではその累の家族について深く掘り下げています。
下弦の伍「累」はなぜ家族ごっこをやっていたのか?

累の家族は本当の家族ではなく、寄せ集めの鬼たちです。
父・母・兄・姉は能力を累に分けてもらっており、累と同じ糸を使った血気術を使います。
過去の記憶に理由がある
なぜ累がこのような家族ごっこをやっていたかというと、人間だった頃の記憶をなくしてしまっていた累は、本物の家族の絆に触れたら記憶が戻ると思い込むようになっており、自分の能力を他の鬼に分け与えることで、家族の絆を作ることに固執していました。
そして他の鬼たちは鬼殺隊が怖くて仲間を欲しがっていた背景があり、その行き着いた先で累と出会い力を分けてもらうかわりに、この家族ごっこに参加します。
下弦の伍「累」の家族ルール
家族の絆に固執する累は、恐怖の元に繋がれた絆がもっとも強いと考えるようになっており、家族にもあるルールを強いていました。
それは、
- 顔を累に似せるために変える
- 親は子を、兄姉は弟妹を何があっても命がけで守る
- 累の要求や命令には従う
というもの。
これを守れないものは拷問を受けたり、知能を奪われるというペナルティがあります。
母鬼と姉鬼はこの累の家族ごっこに嫌気が差していた描写が多く、また父鬼は過去にルールを破ったのか知能を奪われ累に操られていたそうです。
顔を累に似せるために変える

皆、家族であるから累に似せる為に顔を累に似せる必要があります。しかし、母鬼は顔や体の変形がうまく出来なかった為、父鬼からの体罰があったのではないでしょうか。
兄鬼も体が蜘蛛で、頭だけ人間という奇妙な形だったので、このルールを破ってしまったのかもしれません。
下弦の伍「累」の家族構成について

累の家族は5人ですが、アニメでは累の家族についてもっと大勢の鬼がいたことが語られています。
累の父鬼

鬼の中でも体の大きい部類に入る鬼で、顔は蜘蛛のようになっています。
体は硬く、その腕は炭治郎の刀を全く通しません。
桁違いのパワーや回復力は、炭治郎が十二鬼月と勘違いしてしまうレベル。
脱皮して体も大きくすることが出来、その姿は伊之助に死を予感させるほど圧のある姿でした。
伊之助の刀を折り、握り殺す寸前まで追い詰めたりと、圧倒的戦闘力が描かれますが、駆け付けた冨岡義勇に瞬殺されます。
累の母鬼

実は中身は子供の鬼だった母鬼。
作中で累に一番怯えており、父鬼からも日々虐待的な扱いを受けていた回想があります。
糸で人間を操ることが出来、遠くから鬼殺隊の剣士を操作して炭治郎たちを追い詰めますが、最期は上空から突撃してきた炭治郎に一瞬恐怖を感じるも、このまま頸を差し出すことで安息が得られると判断し、頸を斬られて絶命します。
累の兄鬼

累から兄弟役を言い渡されている中では最も手駒が多い鬼。那田蜘蛛山では善逸と戦う事になりますが、最後は霹靂一閃六連にて倒されます。
累の姉鬼

自分さえよければいい、アイツらは馬鹿だけど私は違うと、かなりタカビーな部分が目立つ鬼。
累に対して恐怖を感じていますが、それ以上に累に捨てられることを恐れており、叱責されながらも累の命令に従います。
特技は人間を糸束で瞬時に繭にすることが出来る糸束。
繭に包まれた人間は中の溶解液で溶かされ、姉鬼の食事にされます。
累に命令され、鬼殺隊を攻撃してる時に胡蝶しのぶに出会い、嘘をついてなんとか見逃してもらおうとしますが、すぐに見破られ、最期は毒殺されます。
他にもいた累の家族
漫画では累の家族についてこの4体のエピソードしかありませんが、アニメでは累の家族についてもっと大勢の鬼がいたことが語られており、アニメオリジナルのストーリーが楽しめます。
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