鬼滅の刃に登場する鬼「珠世」
珠世は、ねずこと同じく鬼舞辻無惨の支配から逃れている数少ない希少な鬼です。
炭治郎の味方でありますがいつから鬼になったのか、無惨とどういう関係なのか、原作でも語られてる描写はあまりありません。
今回は鬼滅の刃でも謎の多い珠世の悲しすぎる過去と正体に迫ります。
珠世の正体 | 自ら望んで鬼になった理由
鬼舞辻無惨との関係性
珠世の過去を知る人物はかなり少ないです。
恐らく劇中で鬼になる以前の珠世を知るのは、鬼舞辻無惨だけだと思われます。
そのヒントとなるのは鬼舞辻無惨がお館様の屋敷を襲撃したシーン。
お館様を葬ろうとした鬼舞辻無惨は、既に鬼舞辻無惨の襲撃を予見してたお館様の罠にかかります。
その罠に乗じて、攻撃を仕掛けたのが珠世。
まさかの珠世の出現に虚を突かれた鬼舞辻無惨は、珠世に「鬼を人間に戻す薬」を投与されます。
薬の中身を知って、いら立ちを見せ始める鬼舞辻無惨とだまし討ちが成功しドヤる珠世。
珠世の言葉にむかついた鬼舞辻無惨は珠世の過去について語り出します。
二人はかなり昔からの関係らしく、その語られる過去には珠世が自ら望んで鬼になったという衝撃の事実がありました。
珠世の悲しすぎる過去

珠世は自ら望んで鬼舞辻無惨の手により鬼になったのですが、そこにはある訳がありました。
当時珠世には夫と子供がいたのですが、珠世は病にかかり、死は避けらない状況だったそうです。
その時現れた鬼舞辻無惨から鬼になることで病を克服できると言われたであろう珠世は、その誘いを受け入れ鬼になることを決心します。
病を克服して、子供が大人になるまでの成長を見届けたかった珠世。
しかし、その夢は叶いませんでした…。
鬼になり人を喰った珠世
鬼になる代償について、何も知らされていなかった珠世。
詳しい描写はないですが、鬼舞辻無惨から、珠世が鬼になった後に夫と子供を喰い殺したことが語られます。
涙を流しながら、過去を悔いる珠世。
自暴自棄になり、大勢の人を殺した罪を償うため、鬼舞辻無惨と心中する決意を見せます。
鬼になった後の珠世は何をしてたのか

上のような経緯で鬼になった珠世は、自身が言うように鬼舞辻無惨と共に人間を喰い殺す日々を過ごしていたと思われます。
しかし、長い年月が経ち、珠世がいつ鬼舞辻無惨から逃げ出したのかは分かりませんが、珠世は自分の体を弄り、鬼舞辻無惨の支配から逃れることに成功。
その後、医者として人々の治療に携わりながら、人を喰わずとも自分が生きていく術を見つけ、やがて過去の自分と同じ境遇にあった愈史郎に出会う珠世。
病で余命いくばくもない愈史郎に、鬼になることで生きる選択もあることを伝えつつ、その選択がつらく苦しいことでもあることを語る珠世の描写が単行本3巻で描かれています。
この時の珠世の言葉の背景には、過去に体験した自分の辛さがあったんですね。
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まとめ
普段は心優しい珠世ですが、鬼舞辻無惨に対して激しい怒りを見せるのは、悲しすぎる過去があったからだったんですね。
珠世の過去については、鬼舞辻無惨との会話から推察するしかないので、明確な描写があるわけではないですが、二人のやり取りから過去が垣間見れます。
珠世と鬼舞辻無惨のやり取りをチェックしたい方は単行本16巻第138話を要チェック!
また珠世大好きな愈史郎の名言記事もまとめてますので、気になる方はこちらもどうぞ。
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