『恋と嘘』は、ムサヲ先生によりマンガボックスで2014年8月から連載中の大人気漫画作品です。2021年12月から「美咲編」と「莉々奈編」と、2つのルート分けによる最終章に突入しました。
2017年にはテレビアニメ化と実写映画化もされました。
本記事では真田莉々奈が政府通知で根島の相手に選ばれた理由や「莉々奈編」の最終話で迎える展開や結末を紹介していきます。
\最終回 – 莉々奈編 – が半顔で読める/
真田 莉々奈(さなだ りりな)とは

出典:アニメつぶやき速報!!
真田莉々奈は、根島由佳吏に届けられた“政府通知の相手”として登場しました。
ピンク髪のツインテールをした、誰もが羨む美少女です。
真田莉々奈のプロフィール
誕生日 | 1999年3月31日 |
血液型 | B型 |
住所 | 神奈川県茅乃市 |
美咲や根島とは違い、莉々奈は地域で1番の学力レベルとされている”私立理上学院女子高等学校”の2年生で、学年トップの成績を誇ります。
さらにお金持ちの家庭で育ったお嬢様タイプですが、幼少期から続いていた病弱な体質のため、中学時代は1年半ば程しか通学できていませんでした。そうした過去の影響で殻にこもっており、クラスメイト達からは“サナダムシ”と陰口も叩かれてきました。
そのため、校内では完全に孤立していたものの、政府通知による根島との出会いがキッカケで美咲とも出会い”初めての友達”を作ることに成功しました。
その後も同じ学校に通う有紗や美咲の中学時代からの友人である柊とも仲良しになっていきます。
真田莉々奈の性格
思ったことをハッキリ伝えて、自分が許せないと思った相手の行動に対してはキツい表情で怒鳴りつけることもあります。政府通知の相手として決まった根島が完全に上の空な態度ばかりをとっていたため、莉々奈は初対面の直後に怒っていました。
校内でも他者を寄せつけない雰囲気を晒してましたが、美咲との出会いがキッカケで少しずつ友達ができてからは他人に気を遣うこともできるようになります。
そして、やがては大切な友達となった美咲と根島が結ばれるようにするため、莉々奈自身はあくまでも2人を応援する立ち位置に回りますが…それでも根島への好意を完全に捨て切ることもできず、心の中で揺れ続けている状態です。
真田莉々奈の声は声優「牧野由依さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
真田莉々奈の声を担当している声優さんは、アミューズに所属している牧野由依さんです。
幼少期から子役やピアノ演奏で活躍されており、2005年に放送された『ツバサ・クロニクル』のサクラ役で声優デビューも果たされました。
牧野由依さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『NHKにようこそ!』中原岬役
- 『アイドルマスター シンデレラガールズ』佐久間まゆ役
- 『サクラダリセット』村瀬陽香役
- 『さよなら私のクラマー』桐嶋千花役
莉々奈に届いた政府通知の真相とは

(恋と嘘第11巻 ムサヲ/講談社)
根島由佳吏の相手に選ばれた莉々奈ですが、これは厚労省、そして美咲と柊による策略によって選ばれたことも判明します。
美咲と柊による策略で根島由佳吏の相手となった
根島由佳吏の本当の政府通知の相手は“高崎美咲”です。
しかし根島が持っている「顕現性致死遺伝子」や美咲に送られていた特殊政府通知が原因で、根島の相手を変更する必要がありました。そして、莉々奈の通知相手が根島に変わってしまったわけです。
ただ、美咲や柊も変更する標的を完全に指定したわけでなく、その変更相手として演算した結果、莉々奈が選ばれてました。
こうして辿ってみると、莉々奈は美咲たちの事情や騒動の被害者という見方が正しいのかもしれませんが…それでも一概に美咲たちを責めることもできませんね。
美咲の複雑な過去や根島の持つ遺伝子の詳細は「【恋と嘘】高崎美咲の政府通知は根島由佳吏?死亡説や最後の結末を考察」の記事を参照ください。

美咲たちの行動がなくても根島の相手に選ばれる可能性もあった
結果としては美咲や柊、厚労省による裏工作が原因で莉々奈が根島の相手に選ばれたわけですが…美咲たちの行動がなくても莉々奈が始めから政府通知の相手に選ばれていた可能性も考えられます。
その理由として最も大きく挙げられる理由は、やはり「根島の将来の職業」とそれに関する経済的な問題でしょう。
常にトップレベルの学力を誇る莉々奈や仁坂とは違い、根島の学力は高くなく、定期試験でも赤点スレスレの成績です。さらには、担任の先生からも成績不振を指摘され、将来の就職はおろか大学へ進学できるかも危うい状態です。
それでも”古墳好き”が興じて「考古学者に向いている」という活路も見出せています。しかし、考古学者になるための進学など、学費を始めとした経済的な問題も発生してしまいます。
その問題を、裕福な真田家(莉々奈の家庭)と結婚することで解決できます。
根島が考古学の道に進む中で経済的な問題が発生した場合、離婚や再婚を繰り返した高崎家(美咲の家庭)よりも、真田家の方が学費を始め、卒業したばかりでマトモな仕事にもありつけなくなりそうな根島のことを助けられることは目に見えています。
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