ライトノベルやコミカライズで長年に渡って多くのファンを獲得し続けている「無職転生-異世界行ったら本気出す-」。
本記事では、アニメ第2クールでも再登場すると思われるオルステッドの強さや正体について紹介していきます。
※ こちらネタバレに関する内容が含まれています
無職転生の登場キャラ一覧は「無職転生の人物相関図」の記事をご覧ください。
\「無職転生」が観れる公式動画配信サービス /
関連記事 無職転生を全巻無料・お得に読む方法
オルステッドの正体は?
まずは、オルステッドの正体を紹介していきます。
オルステッドの正体は「龍神」
世界最強とされる「七大列強」の1人で、銀髪に”金色の三白眼”が特徴的な男性です。
さらにオルステッドは龍族である上に“世界最強”の異名まで持つ「龍神」でもあります。
ヒトガミ打倒のために古代から送られてきた
「七大列強」の1人であるオルステッドも、実はルーデウスとは少し違う意味による“転生者”でした。
父親である初代龍神の駆使する「転生法」で太古の時代から現代に送られてきたのです。
ここでオルステッド自身が父親からかけられた「転生法」の内容や順番について、まとめてみました。
転生法とは、ヒトガミをまだ倒せない状態で自身が死んだ場合、または転生から200年が経過した場合に、甲龍暦330年の冬に「タイムリープ」する秘術のこと。
記憶はそのまま残っていて、オルステッドは100回以上タイムリープしています。
普段は温厚な性格のオルステッドですが、心には「ヒトガミ(人神)への“強い恨み”」も抱いています。そのため「ヒトガミ打倒」を目標としており、”ヒトガミの使徒”に対しては容赦なく攻撃を仕掛けてきます。
少年期編の後半で出会ったばかりのルーデウス(少年期)に対して容赦なく攻撃して殺害してしまったのも、彼が「ヒトガミの使徒」であることを知ったためです。
ヒトガミの正体や目的・能力の詳細は「【無職転生】ヒトガミの正体や目的・能力を解説 | 倒す方法はある?死亡する?」の記事を参照ください。
オルステッドがヒトガミに”強い恨み”を抱く理由とは?
ヒトガミは人界以外の5つの世界の”神の伴侶”や”要人”を殺害した上に互いに争わせたことで、間接的に4つの世界を滅ぼしています。
さらには協力関係にあったはずの、初代龍神(オルステッドの父親)をも、彼が五龍将を倒した直後に奇襲をかける形で殺害してしまったのです。
これらの悪行により龍族も、もちろん犠牲者側の立場です。
ここまで聞けば察しの良い人達は、もうお分かりかと思いますが…オルステッドがヒトガミに”強い恨み”を抱く理由とは「自分と同じ種族の仲間たちを理不尽に”殺されたため”」です。
オルステッドは初代龍神の息子
“初代龍神の息子”として生まれたオルステッドですが、それと同時に100代目の「龍神」でもあります。
オルステッドの父親である初代龍神は、太古の神の時代に「”龍の世界”を支配した創造神の一柱」でした。
神の中で最も強かったものの、誰よりも戦いを拒んでいました。
この辺りの性格は、オルステッドも父親の血や意志を受け継いでいることが分かるね!
オルステッドの強さ
ここからはオルステッドの強さに迫りたいと思います。
七大列強第二位だが本気を出せば一位にもなれる
「七大列強」の中では“序列2位”とされているオルステッドですが、彼には“世界最強”という異名もあります。
この異名の如く「本気を出せば”技神(ラプラス)”をも超えて“一位”にもなれる」ともされています。
そこでオルステッドが「”一位”にもなれる」という理由や根拠を”魔術”と”剣術”に分けて、挙げていきましょう。
①全ての魔術を使用可能
- 人の世界に現存する全ての技や術を”神級以上”の技量で使用できる
- それに加えて「龍神特有の固有魔術」も扱える
- 更には、帝級並みの威力を誇る魔術を正面からレジストすることも可能
ここまで挙げた通り、全ての魔術に加えて「龍神特有の固有魔術」も使いこなせてしまう時点で、初対面のルーデウス(少年期)すら、軽く上回ることになりますね。
②素手で”三大流派”や「光の太刀」も扱えてしまう。
- 本作品に登場する三大流派の剣術を”素手”で扱えてしまう
- 「光の太刀」も片手や手刀で放つことも可能
本作品で登場する剣術の三大流派とは「剣神流」「水神流」「北神流」になりますね。
これら全てを習得しているキャラクターとして、真っ先にパウロのことを思い浮かべてしまうファンも多いかと思います。しかし、パウロの場合はあくまでも「剣(最低でも木刀)を持ってこそ使える」のです。
そんな彼に対して、オルステッドの方は剣術にも関わらず、三大流派を「素手で扱えてしまう点」で、パウロをも大きく上回ります。
パウロの強さやどこまで嫌われいるのかについては『パウロ(父親)が嫌われる理由・強さや過去・死亡する結末』で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。
さらにエリスやギレーヌが得意とする「光の太刀」もまた、本来は”両手”を使わなければ放てません。
しかし、オルステッドの方は「光の太刀」さえも片手や手刀で放つことが可能なのです。
エリスに関しては『エリスの強さと能力・転移後の展開を紹介』を、ギレーヌに関しては『ギレーヌの正体と強さ・パウロとの過去や関係性も紹介』を参照ください。
ちなみに、「赤龍の上顎」で出会ったばかりのルーデウス(少年期)を殺害した時にも「素手で放った”光の太刀”」を使用していました。
オルステッドが放つ「素手による”光の太刀”」をアニメ版より先行して見たい人には、コミック版の第9巻を読んでみることをおすすめします。
「一撃で山や森を吹っ飛ばす」と呼ばれるほど
先に挙げた、魔術や剣術による絶大な強さを発揮した場合には「一撃で山や森を吹っ飛ばす」とまで呼ばれています。さらには、「未来予知の如く、対戦相手の動きを読んでしまう」ともいわれています。
こうした呼ばれ方も手伝うかのように、中央大陸での最強の魔物や水神レイダ・甲龍王ペルギウスのような”神級の剣士や魔術士”でさえ、「勝ち目がない」とまで呼ばれています。
そのため、オルステッドが本気を出した場合には「世界そのものを滅ぼせてしまう」とされています。
ただ、オルステッドはある事情で本気で戦うことができません。
それでも、本気を出せずとも「水神レイダを一撃で倒せる」とされています。
オルステッドが”本気を出せない”のは「副作用」のため
絶大な強さを持ちながらも、オルステッドには実は「なかなか本気を出せない事情」に迫ります。
それは、父親からかけられた転生による秘術の「副作用」が原因でした。
この副作用にかかると「魔力の回復が“極めて遅い”」という盲点があります。(その遅さは”通常の1,000倍以上”とされています)
そのために「本気で戦うことが、なかなかできない」のです。
この副作用に関してはオルステッド自身も理解しているため、現在ではできるだけ「魔力の消耗を抑えながら戦っている状態」です。
強さの秘密は、自身の”タイムリープ”にあり?
先の項目でオルステッドの転生法(タイムリープ)について触れてきましたが、これは息子であるオルステッド自身も使用できることが判明します。
ちなみにオルステッドがループしてきた回数も100回と、かなり多めです。さらに「200年ごとの転生」を100回以上している上に「転生前までの記憶も持ち越せること」も加えて簡単に計算してみましょう。
その結果…実に「20,000年以上もの“戦闘経験”と“知識”」を得ていることになります。
先に挙げた魔術や剣術も脅威ですが、オルステッドの本当の”強さの秘密”とは、この「転生法で培ってきた賜物」の方が大きいのではないでしょうか。
オルステッドの”弱点”も判明?
オルステッドには”転生時の副作用”に加えて、実は致命的な“弱点”があったことも判明します。
これはあくまでも、剣神ガル・ファリオンが見出した推測に過ぎませんが…
「初戦の敵に対しては、動きや技を“観察する癖”がある」と言われています。
オルステッドの性格
ここからは、オルステッドの意外な性格を紹介していきます。
見た目に反して性格は温厚
強面な顔つきに反して、日頃は温厚な性格である上に、無益な殺生を好みません。
こうした優しさは”人の世界”に転生されてきたばかりで右も左も分からないナナホシ(七星静香)を拾ってくれた所にも現れていますね。(さらに自身で拾ったナナホシに対しては、この世界で必要な言語なども教えてくれたのです)
しかも少年期編以降の展開で、自分への”裏切り行為”までしたナナホシを許してくれる「寛大さ」まで持ち合わせているのです。
こうした優しさは実は、自身にとっての敵である「ヒトガミの使徒」に向けられることもあります。
少年期編ではアッサリ殺害してしまったルーデウスを、ナナホシからの説得や呼びかけによって、自らの手で生き返らせてくます。
「ナナホシ(七星静香)」の正体や目的の詳細は「【無職転生】ナナホシ(七星静香)の正体や目的とは?病気や結末も考察」の記事をご覧ください。
あらゆる生物に恐怖される呪いをもつ
ここでは、オルステッド自身にかけられている“呪い”について説明していきます。
転生したルーデウスには呪いの効果がない
あらゆる生物から“嫌悪・忌避される”呪い”をかけられているため、他者からは「恐怖の象徴」と見られています。
アニメ版でも第1クール(第8話)で初登場した時も巨大な竜に睨まれますが、何も攻撃しないまま立ち去ってしまいました。
これもまた、オルステッドにかけられている「呪い」のためです。
オルステッドが初登場した、アニメ第8話の詳細は以下の記事をご覧ください。
しかし、この呪いの対象には「この異世界で生まれてきた者達のみ」という一部の例外があります。
それは即ち、ルーデウスやナナホシのように現実世界から転生させられてきた「異界人には“呪い”の効果が適用されていない」ということです。
彼を見た途端に恐怖心を露わに出すルイジェルドとは対照的に、ルーデウス(少年期)の方は気まずい状態にされながらも、あくまでも冷静に接しますからね。
第1クールで大活躍したルーデウス(幼年期)の詳細は、こちらの『ルーデウス(幼年期)の強さと魔術能力・未来の結婚相手たちも紹介』にて参照ください。
まとめ
今回は、「七大列強」の1人であるオルステッド(龍神)の正体や”世界最強”とまで言われている程の、大な強さに迫ってみました。さらには「実は温厚な性格」であったことや、彼自身にかけられている「呪い」についても紹介しました。
その絶大な強さの裏にも、実は「本気で戦えない事情」も抱えているオルステッドですが、こうした”裏事情”も持ち合わせている点もまた、多くのファン達から支持され続けている理由のようにも感じられます。
アニメ版の第2クールでも決して出番が多いとは言えませんが、やっとルーデウス達との出会いと戦闘シーンも見られるわけですね。
エリスやルイジェルドさえも赤子同然に捻り倒してしまう強さや、ルーデウス(少年期)をも軽く殺害してしまえる程の強さや場面が、アニメ版ではどのような映像表現で描かれるのか…今から楽しみで待ちきれないです!
登場キャラクター | ||
ルーデウス |
ロキシー |
シルフィット |
エリス |
ルイジェルド |
ギレーヌ |
パウロ |
ゼニス |
リーリャ |
キシリカ |
オルステッド |
アルマンフィ |
エリナリーゼ |
タルハンド |
ヒトガミ |
ノルン |
アイシャ |
関連記事 漫画「無職転生」を全巻無料で読む方法
\「無職転生」が観れる公式動画配信サービス /
関連記事 無職転生を全巻無料・お得に読む方法
コメント