『推しの子』は2020年4月から週刊ヤングジャンプで連載開始され、現在では少年ジャンプ+でも連載中の、人気マンガ作品です。
『かぐや様』の赤坂アカ先生と『クズの本懐』の横槍メンゴ先生がタッグを組んで描かれている点も大きな話題となり、2023年4月からはTVアニメも放送中です。
本記事では黒川あかねの性格を始め、星野アクアや有馬かなとの関係性やかわいい魅力を紹介。
さらに読者たちの間で騒がれている「星野アイの生まれ変わりか?」という謎や死亡フラグについても迫ります。
推しの子のネタバレの詳細は「【推しの子】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる?」の記事を参照ください。
人物相関図は「推しの子の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
目次
黒川あかね(くろかわ あかね)とは
黒川あかねは高校生たちによる恋愛リアリティショー「今ガチ」の出演者として登場しました。
黒髪ロングが特徴的な清楚系美少女です。
黒川あかねのプロフィール|劇団の若きエース
職業 | 女優 |
所属 | 劇団あじさい(幼女期)→劇団ララライ(現在) |
年齢 | 17歳(高校2年) |
黒川あかねは幼女期の頃から”劇団あじさい”で演技の練習を積み重ねており、現在では一流の役者しかいないと言われている「劇団ララライの若きエース」として活躍中の女優です。
黒川あかねの性格|繊細さと芯の強さを併せ持つ
あかねは真面目で努力家な性格であり、繊細な一面をもっています。
そのため、「今ガチ」で起きたネット上での中傷に耐えきれず、自殺へと踏み切ってしまいました。そこでアクアに助けられ、ゆきを始めとした共演者たちの協力のおかげで立ち直れています。
このときに、あかねは立ち直れる“芯の強さ”も得たように感じられます。
黒川あかねの声は声優「石見舞菜香さん」が担当
有馬かなの声を担当している声優さんは「ラクーンドッグ」に所属する石見舞菜香さんです。
石見さんは中学生の頃に観た『あの花』で本間芽衣子役の茅野愛衣さんの演技に心を打たれ、自身も声で人の心を動かせるようになりたいという思いから声優の道を志しました。
その後、2017年に放送されたテレビアニメ『月がきれい』の宮本心咲役で声優デビューも果たされた後、2108年に上映された劇場アニメ『さよならの朝に約束の花を飾ろう』のマキア役で初主演と同時に憧れの茅野さんとの共演も果たしています。
石見舞菜香さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』椎名真昼役
- 『BLUE REFLECTION RAY/澪』平原陽桜莉役
- 『ウマ娘 プリティーダービー』ライスシャワー役
- 『転生王女と天才令嬢の魔法革命』ユフィリア役
黒川あかねが星野アイの生まれ変わりと言われる理由とは
初登場時の頃から読者たちの間で「星野アイの生まれ変わりでは?」と噂されてきた黒川あかねですが、その理由と可能性について考察してみます。
最大の理由は両目の星と星野アイそっくりなヘアスタイル?
初登場時の頃から読者たちの間で「星野アイの生まれ変わりでは?」と噂されてきた黒川あかねですが、その理由として「”両目の星”とヘアスタイルの変化」が大きく挙げられていました。
アイの子供として生まれたアクアやルビーの瞳に星があることにはすぐ納得できる一方、全く違う母親から生まれてきたあかねの両目にも星があること自体が非常に珍しく思われてきました。
(星の大きさはアイやアクアよりも小さめですが…)
また、セミロングだったあかねが舞台編の再登場時では、さらに伸ばして“星野アイと似たロングヘア“に変わっていたのです。
このようなイメチェンには「アクアとアイを強く意識しているもの」と思われます。
さらに持ち前の優れた“トレース能力”により「アクアが星野アイの子供であること」にいち早く勘づいた上、結果的にそれが確信に変わってしまいます。
「今ガチ」での共演や自殺を防ぐ形で助けられたあねは”アクアへの好意”を抱いた末、一度は仕事上での恋人同士から「本当の恋人同士の関係」となりました。
その彼氏(アクア)の好みの女性が星野アイであることも知り、アクアに少しでも喜んでもらおうという思いで髪を伸ばしたのでしょう。
両目の星やロングヘアにより、黒川あかねは「完全にアイそっくりの容姿に変わった」と言っても過言でなく「星野アイの生まれ変わりでは?」と予想および考察されるのも必然と言えるでしょう。
星野アイの性格、過去生い立ち、交際相手(夫)の詳細は「【推しの子】星野アイはなぜ殺された?死亡した理由や交際相手(夫)について」の記事を参照ください。
一度は星野アイ役に抜擢されたため
原作110話でアクアと五反田監督から鏑木に提案を持ちかける形で星野アイのドキュメンタリー映画「15年の嘘」の制作や撮影が決定し、鏑木が考えた想定キャストとして黒川あかねが”星野アイ役”に決められました。
結果的にはルビーがアイ役に決まったことにより、あかねはルビーのコーチ係というポジションに落ち着きましたが…
それでも一度はアイ役に抜擢されたことは変わりありません。
パッと考えた想定キャストとはいえ、あかねを選んだ鏑木の脳裏にも「あかねとアイが重なって見えていた可能性も高かった」と言えますね。
星野ルビーの性格や前世、かわいい魅力の詳細については「【推しの子】星野ルビーは国民的アイドルになれる?前世や兄アクアとの関係を解説」の記事を参照ください。
星野アイの生まれ変わりである可能性が低い理由
今度は真逆に星野アイの生まれ変わりでない可能性の方が高い理由についても考察してみます。
現在ではあかねもアイ殺害の真犯人および”アクアとルビーの本当の父親”を突き止めたことが災いして破局した上、読者やファンたちの考察内容も「アイはアクアかルビーの子供として転生するのでは?」というものに変わり始めています。
確かに赤の他人であるあかねの母親から生まれるよりは、母親の血を引くアクアやルビーから”アイの転生者”が生まれる方が自然かつ納得しやすい結果にもなりますからね。
黒川あかねはメインヒロイン?死亡フラグも考察
舞台編まではアクアとの関係性も影響する形でメインヒロインの地位に昇格した印象も強いあかねですが、それと同時に死亡フラグに対する不安もまだ残されています。
「今ガチ」と舞台編ではメインヒロインとして輝いた
あかね自身が初登場した「今ガチ」での騒動により、この後から舞台編までにかけては完全にメインヒロインの座に昇格できたと思います。
ただ、ここまで昇格できたのには、やはり「アクアに仕掛けられたキスシーン」の影響が特に大きいと思います。
メインヒロインの座はルビーや有馬かなと平等に分けられる
「今ガチ」や舞台編での見せ場や活躍、さらにアクアとの関係性により、確かにあかねもメインヒロインの座に昇格したものの、それはあくまでも「ルビーや有馬かなと並んでのこと」です。
本作品の女性キャラたちの多くが個性や魅力に満ち溢れているため、今ではメインヒロインと呼ばれる女性キャラを1人だけに絞ることが難しくなったように感じます。
そのため、あかねもまた「ルビー達と並ぶ程のメインヒロインになった」に過ぎないわけですね。
黒川あかねの死亡フラグはカミキヒカルが関わっている
二度にわたりアクアに助けられたことで命拾いしたあかねですが、これだけであかねの死亡フラグが完全に消えたとは言い切れません。
まずはあかね自身がアイ殺害の真犯人およびアクア達の”本当の父親”と思われるカミキヒカルの存在を突き止めたことが、大きな原因です。
原作97〜98話で自らカミキ殺害を目論んでは動き出したものの、カミキの方から先手を取られた形であかねの方が殺されかけました。
この時もアクアにより助けられましたが、黒いフードの男から“あかねを殺し損ねたこと”の報告をカミキも受けているはずです。
カミキのサイコパスも含めた性格から考えると、一度殺し損ねただけで彼が諦めるとも思えません。
そのため、あかねは今後も死ぬまでカミキから密かに狙われ続けることは目に見えていますし、何よりもあかね自身が「真犯人(カミキ)を自ら仕留める」という目的を捨てきれずにいる点があかねの死亡フラグをさらに高めている感もあります。
カミキヒカルの過去や生い立ち、死亡させた真犯人については「【推しの子】カミキヒカルの正体と過去 | 星野アクアとルビーの本当の父親である理由」の記事を参照ください。
星野アクアと別れた理由 | 恋人同士へ復縁できる可能性は?
一度はアクアと本当の恋人同士という関係性にまで昇格したあかねですが…
結局は破局する結果を迎えました。
ここでは破局の理由を解説しながら、再びアクアと恋人同士という関係に復縁できるか否かについて考察してみます。
真犯人に深入りし過ぎたことが破局の原因
原作98話でアクアから別れを告げられる形で破局しましたが、それはやはりあかね自身が真犯人を自らの手で殺そうしていたなど「あまりにも危険な領域にまで踏み込み過ぎた点」が最も大きな原因と思います。
しかし、これは裏を返せばアクアから本当に大切に思われている証拠であり「あかねをこれ以上危険に巻き込むことはできない」と判断された上で自分と関わらせないようにする心遣いでもあります。
とはいえ、あかねが完全に納得しきれているわけではありません。
今は映画撮影でルビーのコーチ係として忙しい日々を送ったいるものの、映画撮影が終わった後には再びカミキ殺害のため、その時こそ完全に独断で動き始めてしまうことも目に見えています。
アクアと再び恋人同士になれる可能性は低い
アクア自身の目的やその標的が本当の父親(カミキヒカル)である以上、あかねがアクアと復縁して再び恋人同士の関係になれる可能性は極めて低いと思います。
まず、有馬かなのスキャンダルを救うため、アクアが独断で起こした”バーター記事”により、アクアとルビーが「星野アイの子供であること」が世間一般にバレてしまった点が大きいです。
仮にアクアが先にカミキを捕らえた場合にはカミキとの親子関係により、アクアやルビーのその後の活動や人生そのものが危うくなります。
一方、あかねがアクアより先にカミキの居場所を突き止めた場合、あかねは差し違えてでもカミキを殺そうとするはずですが…
頭脳も殺害もカミキの方が上手である以上、返り討ちに遭う形であかねの方が殺されてしまう可能性が高いです。
仮に目的通りに殺害できた場合はあかねが殺人罪で刑務所送りにされてしまうでしょうし、自分が捕まってしまっては恋愛どころではなくなりますからね。
このように、2人が狙う標的や状況があまりにも厳し過ぎるため、例えあかねやアクアが目的を達成できた場合も決して気持ちいい終わり方になるはずがありません。
これらの事情により、あかねとアクアが恋人関係を復縁させることは極めて困難と言えますね。
星野アクアの性格や前世、役者としての才能や目的の詳細は「【推しの子】星野アクアがかっこいい!役者としての才能、目的や彼女は?」の記事を参照ください。
有馬かなとの関係について
黒川あかねもアクアやルビーとは違う場所やタイミングで、幼女期の頃に有馬かなと出会いました。
しかし、この2人の出会いは決して友好的なものではなかったのです。
有馬かなに憧れて幼女期から役者を志した
黒川あかねが役者を始めた理由は、テレビ出演している有馬かなの輝く演技に憧れたためです。
大好きな有馬かなをテレビで食い入るように見ていたあかねに両親は芸能界の道を勧めたことで、児童劇団”あじさい”に入り、本格的な演技を始めました。
あかねが入団して練習に励む中でも、共演することで「有馬かなと友達になれるかもしれない」という希望も抱き続けていました。
大好きな有馬かなとの出会いで失望させられた
劇団あじさいで演技の練習に励み続けた末、子役オーディション会場で念願だった有馬かなとの出会いを果たしましたが、この2人の出会いはお互いに最悪なものでした。
初対面早々に、運営側の男性から聞かされた“出来レース”の話を聞いてしまったことが災いして、かなから高圧的な態度で怒鳴られてしまいます。さらには「演技なんて、どーでもいい!」とまで言われたため、失望と同時に憧れの想いも崩壊させられたのです。
それでも演技をやめることなく、その後は演技に加えて勉強にも励みます。
オーディション会場での最悪な出会いをした時点で、2人のライバル関係が構築されました。
有馬かなの気持ちを理解するために心理学やプロファイリングの学習を始めた
有馬かなの気持ちを誰よりも深く理解したいという思いから、心理学の学習を開始しました。あかねのプロファイリングによるトレース能力も、この心理学による学習から身についたものでした。
独学で学んだ心理学が、あかね自身の役者としての才能も開花させてくれました。
役に対する理解力を深められたおかげで頭角をどんどん発揮されたあかねは、有馬かなからも認められる”天才役者”になれたわけですね。
有馬かなの性格や過去、歌や演技の能力については「【推しの子】有馬かなが重曹ちゃんと呼ばれる理由やアクアとの関係について解説」の記事を参照ください。
成長後の現在では有馬かなの気持ちも理解できていた
心理学も習得しながら高校生に成長した現在では有馬かなの辛い気持ちを充分に理解できており、同じ舞台上で向き合う中で確信へと変わっていきます。
当時のかなも自分の仕事が減っていくことへの不安や、母親を始めとした大人たちが自分を見てくれなくなってしまうことへの“恐怖感”でいっぱいだったのです。
だからこそ、かなの中に眠っている”本気の演技”を自分の演技で引き出したいと奮闘するものの…あかねは実行できませんでした。
ちなみに、有馬かなの演技を引き出したのはアクアです。
黒川あかねがかわいい!魅力を紹介
ここでは、黒川あかねを「かわいい!」と思える魅力的な点を紹介していきます。
整った顔立ちがかわいい
美しく整った顔立ちと黒髪セミロングの髪型が見事にマッチしている容姿がかわいく、まさに「正統派美少女」と言えます。
全体的に落ち着いた雰囲気もまた、ルビーや有馬かなとは違う魅力に溢れています。
しかも舞台編で再登場してからは、セミロングからストレートロングに変わったことで更に大人の女性っぽい雰囲気に変わりましたね。
守られる側から守る側に一変するギャップがかわいい
「今ガチ」の時はアクアたちから守られてばかりの立ち位置でしたが、舞台編では逆にパニック発作で苦しむアクアを懸命に看病して優しく抱きしめてくれた姿にドキッと感じた読者も多いはずです。
この時の言動で、あかねは守られていた側から“守る側”に一変してしまったかのように思えます。
舞台編でアクアがメルトに対して“ギャップの効果”によるアドバイスをしていましたが、これは決して演技だけに限ったことではありません。
特に男性の場合、あかねが見せた「守られる側から守る側に一変してしまう程のギャップ」には弱いものです。
自分の役に完全にハマりきる姿がかわいい
演技中に自分の役に完全にハマっている姿にもかわいさを感じられますね。
舞台上で見せてくれた絶妙な演技だけでなく、アクア達と共演した「東京ブレイド」の鞘姫の姿には清楚な雰囲気のあかねに妖しさもプラスされていただけで普段とはまた違う魅力があります。
まとめ
今回は黒川あかねの性格を始め、星野アクアや有馬かなとの関係性やかわいい魅力を紹介しました。
さらに「星野アイの生まれ変わりか?」という謎や死亡フラグ、そしてアクアとの恋人関係の復縁について考察してみました。
しかし、カミキヒカルに踏み込んだ以上、あかねには今後も死の危険が続くだけでなく、アクアとの復縁も厳しいなど、かなり絶望的な状況です。
それでもルビーのコーチ係を務める中でアクアやカミキのことを振り切れる何かを見つけて、少しずつ違う道を歩んでいけることに期待したいですね。
本作品の全巻ネタバレの詳細は「【推しの子】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる?」の記事を参照ください。
コメント
転生者の可能性はないと言い切れますよ。
黒川あかねのプロフィール(アニライト様から引用)
「年齢は主人公・星野アクア・ルビーより1歳年上の17歳です。
性格は、非常に真面目で努力家です。
人のアドバイスをメモに書くほど几帳面です。」
星野アクア・ルビーより1歳年上の17歳というところを考えると、アイが生きているときに生まれたことになります。
そうなると、アイの転生者ではないとはっきり言えますよね。
アハハハハハハハハハハハ☆イギーポップ
一番星の生まれ変わり✨
ありがとうございます!!この考察も面白かったです。
イギーポップってなんですか?
確かにそうです。
アクアより歳上なので、
アイの転生者とは、考えにくいです。
アイは完全に亡くなってしまっていると思います。
これからの転生の可能性も低いと言われています。
すごいですね
アイは完全に亡くなってしまっていると思います。
これからの転生の可能性も低いと言われています。
あああー
あああーすご
おおーーーーーーーーーー
めちゃ考えてる!
そんなん思いつかんかった。凄いですね!
でも、あかねが愛だったらちょっと性格が違うし愛だったらすぐ泣いて自殺は無いと思います。
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おおーーーーーーーーーー