監督村田和也氏のA.I.C.O. Incarnationに対する想い

A.I.C.O. Incarnation
出典:「A.I.C.O. Incarnation」公式HP
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A.I.C.O. Incarnationの監督をしている村田和也氏は沢山の想いを持っています。そんな監督の想いをもとに私の考察を加えて改めてA.I.C.O. Incarnationの世界を語っていきたいと思います。

A.I.C.O. Incarnationの世界観はもともと都市部を舞台として考えていた

A.I.C.O. Incarnationの世界観はもともと都市部を舞台として考えていた

出典:「A.I.C.O. Incarnation」公式HP

A.I.C.O. Incarnationの世界はバイオSFアクションなので、誰もが違和感を感じたのは何故SFなのに地方の富山県を舞台に選んだのかという点になるかと思います。この違和感に対して村田和也氏は首都圏エリアにすると群衆パニックを描いてしまう可能性があり、A.I.C.O. Incarnationの世界観が目立たないという考えがあったそうです。

 

確かに今回のA.I.C.O. Incarnationはチームアクションもので、ダイバーたちが様々なマターに合わせて適切なものを調合して撃退していくというアニメになっています。そんな中沢山の人が逃げ回っていたらダイバーの姿はほとんど目立たないですよね。確かに監督のいう通り、人が少ない地方を選ぶことでダイバーたちの活躍をしっかり描くことが出来ますよね。

 

あとは村田和也氏自身、黒部峡谷が好きなことも理由の1つだとか。そして黒部峡谷は日本の秘境として知られており、そこがバイオ研究都市として、科学の中枢を行けば世界から注目されるという目的もあったそうです。確かにA.I.C.O. Incarnationは最初ネットフリックで放送されているので、世界的にみられているアニメだけに、富山県のアピールにもなります。

敢えて学園ものにならないようにした

A.I.C.O. Incarnationは最初だけみると橘アイコが女子中学生として学校で過ごしていて、転校生の神崎雄哉という男子中学生が来て、学校生活を送って内に恋に落ちてという感じに思えますよね。特に神崎雄哉が転校するまでは、交通事故で車椅子生活になった橘アイコがみんなと一緒に学園生活を送っているだけと思ってしまいますよね。

 

しかし村田和也氏は学園ものにならないようにダイバーたちが常に命の危険に晒されて、マターと呼ばれる生物と戦っていくというサバイバルアニメという形にしたとのことです。確かに後半になるほど戦闘ばかりで学園の話は全く出てきませんね。

主人公を極限状態まで追い詰めた

主人公を極限状態まで追い詰めた

出典:「A.I.C.O. Incarnation」公式HP

橘アイコは神崎雄哉と知り合ってから色々なことを知らされます。自分自身が偽物の体で、脳だけが本物。そして自分がもとに戻るためには立ち入り禁止地区にあるプライマリーポイントに向かう必要がある事。これだけの真実をいきなり現実としてたたきつけられて、敢えて主人公を極限状態に追い詰めたようです。確かに橘アイコの声優の白石晴香さんはいつも驚いた声や混乱する言葉ばかり出していましたね。

アメリア
アメリア

そんな想いがあったんだね

驚いてばかりの橘アイコも見どころ

橘アイコは自分の体でカーボンナノストラクチャーの反応がでて驚きますし、自分の現実を知って混乱する部分など、普通の女子高生が信じられないことに巻き込まれていくシーンが凄く見どころと村田和也氏は感じています。特に今回の事件の解決の糸口も女子高生に託されているという驚く展開ばかりです。そのシーンに見ている人がひきつけられるのではと私は感じています。可愛い女子中学生が色々なことに巻き込まれながら、自分自身の答えを出していく所は凄く感動しました。

人工生体を思いついたのは再生医療

人工生体を思いついたのは再生医療

出典:「A.I.C.O. Incarnation」公式HP

日本に限らず世界で注目されている再生治療のES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)、そしてクローニングと呼ばれる複製体。これらをもとに村田和也氏は今回のA.I.C.O. Incarnationの中心ともいえる人工生体という設定をおもいついたとのことです。誇らしい技術がアニメの中に使われているんですね。そしてタイトルであるA.I.C.O. Incarnationにも、懸念的なものに肉体を与えるという意味で、人工生体という言葉をそのまま表現しているようです。

アメリア
アメリア

誇らしい技術が使われているんだね

村田和也氏が考える生きると死ぬ

村田和也氏は今回のA.I.C.O. Incarnationに生死に対する思いを入れています。人工生体である体は一生死ぬことのない完全体です。つまり死ぬことを許されない体になるという事になります。しかし、実際死なない体というのが人間にとっていいものなのかという疑問を作品を作りながら思ったそうです。寿命があるからこそ、人は一生懸命に限りある人生に対して頑張るわけなので、死なない体が本当に人間の望む姿なのか、そんな疑問がA.I.C.O. Incarnationにはあるとのことです。

 

確かにA.I.C.O. Incarnationの世界では人工生体は人類の再生医療に最も貢献するものとして開発されたとなっており、今回のアニメの中の設定であるバーストが起こらなかったら、本当に死なない人間が出来上がっていた可能性が高いです。しかし敢えてバースト事故というものを引き起こして、そんな上手くいくような話ではないと監督は示唆したかったのでしょうか。監督の考えを聞く限り作品を作っていく中で人工生体の死なない体というものを否定しているような気がします。

村田和也氏の想いと人工生体の橘アイコ

A.I.C.O. Incarnationの最後では2人のアイコの内、体と脳が本物のアイコは母と弟と普通の暮らしに戻っていきます。ただもう一人の全てが人工生体のアイコは普通の生活に行くことが出来ず、神崎雄哉と自分たちが過ごせる世界を探しに行きます。ここで思うのが人工生体が全く幸せになれないことです。人が作ったものですが、用途が終わったら、1つの生命体をどうするのか考えさせられますよね。

 

村田和也氏がA.I.C.O. Incarnationを作成する中で、人工生体で死なない体を手にしても、結局永遠の時間を手に入れるだけで、生きている意味を見つけられないのではと発言されています。まさにその通りで、アニメの最後で人工生体の橘アイコは、本物の橘アイコを助けて、母と弟とバーストを抑える役目を果たしたら何もすることがなく、自分が安心して暮らせる世界もありません。

 

もし神崎雄哉が人工生であっても幸せに暮らせる世界を作ると言わなければ、人工生体の橘アイコはどうしたんだろうと考えてしまいます。もしかしたらA.I.C.O. Incarnationを通じて私たちは死を怖がらないでいい再生医療は、実は幸せになるのではなく、ただ死を選ぶことが出来ない時間だけが過ぎていくといった結果になるといわれているような気がします。そう考えると不死身の体というのは欲しくないような気がします。

まとめ

今回、A.I.C.O. Incarnationの監督である村田和也氏の言葉をもとにもう一度世界観を見直してみました。ところどころに監督の想いが入っていると思われる箇所が多々あり、考えさせられるアニメだと感じました。村田和也氏の想いは人工生体を通じて再生医療を本格的なものにすることよって起こりえる1つの可能性を示唆してくれたものかもしれません。A.I.C.O. Incarnationを村田和也氏の言葉をもとに考察してみましたが、もしこういう意味なのではというご意見ありましたらどしどしコメント下さい。

 

   

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この記事を書いた人
星原

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