『聖女の魔力は万能です』は、WEB小説から始まり、ライトノベル版や漫画版が発売され、スピンオフ版の漫画も発売されている今人気の作品です。そんな『聖女の魔力は万能です』はアニメ化するにあたり、当たり前ですが、声が付きます…!
そんな「聖女の魔力は万能です」の原作小説全巻のネタバレ記事を作成いたしました。
目次
【聖女の魔力は万能ですの1巻ネタバレ】
20代半ばのOL、セイは異世界に召喚され……「こんなん聖女じゃない」と放置プレイされた!? 仕方なく研究所で働き始めたものの、常識外れの魔力で無双するセイにどんどん“お願い事”が舞い込んできて……?
出典:「聖女の魔力は万能です」カドカワBOOKS
聖女として召喚されたのに、無視される!?
聖女として召喚された小鳥遊聖は、「聖女召喚の儀」を統括していたはずの第一王子に放置され、しかもその場にいた騎士には家には帰れないと言われます。
第一王子のあまりの対応に怒ったセイは騎士になだめられ案内された部屋に行きますが、そこでもしばらく放置されます。
薬用植物研究所に就職する
そんなときに出会ったのは、薬草と薬草を育てていたジュードという青年です。
元々アロマセラピーに興味を持っていたセイは所長にも認められ、薬用植物研究所で働くことが認められます…!
自分の好きな職場で気の良い人たちと仕事ができるセイは、この世界にある魔法や魔力操作を学びながらHP回復ポーションの調合などを行っています。
今までの過酷なブラック労働をしていた時よりも格段に肌の調子がよくなり、セイは美しくなります。
順風満帆な日々を過ごしていたセイですが、そこに第三騎士団がサラマンダーと対峙し、重傷を負ったということで担ぎ込まれます。
その頃、セイは自分が作ったポーションが数条の効果の1・5倍の効果があることがわかり、莫大なMPを源に大量生産していました。
軽傷から重症の騎士たちがひしめく中、セイは自作したポーションを一番重症であった第三騎士団団長のホークさんに飲ませ、介抱します。
お礼としてヨーロッパのような街並みの美しい町に連れて行ってもらったり、ホークさんと同じ瞳の色の宝石が付いた髪飾りをもらったりと、ドキドキな日々を過ごしますが、恋愛偏差値が低めなセイは団長のアピールをうまくとりかねてしまい、ずっとアワアワと振り回されています。
聖女の魔力を使えるようになったセイ
セイはホークさんからのアピールを受けながらも、聖女としての片鱗を周囲に見せつけていきます。
効果が高すぎるHP回復ポーションのほかにも、美容効果が高すぎる基礎化粧品や、伝説級の魔法付与が施された核を作成するなど、周囲はセイが聖女候補ではなく、聖女では…?と確信し始めます。
セイの聖女としての能力や他キャラとの関係をまとめた記事を別途擁していますので、詳しくはそちらをご覧ください↓
セイは、聖女であることを否定はしないものの、初日に第一王子から受けた仕打ちが気になり、乗る気ではありません。
そんななか、セイは魔物との戦いで腕が欠損した仲の良い騎士と病院で出会います。
欠損を治すには、かなりレベルの高い聖魔法を習得したものでなくてはならないため、治療を受けられる見込みがないことから騎士をやめるというのです。
セイは聖女としての力を隠すことなく、聖魔法を使い腕を戻します。
その後、周囲の人に期待されしまい、病院中の怪我・病気の人を治しつくしてしまったセイはついに聖女であるかを確認するためにステータスを確認されることが決まってしまい…!?
恋も、セイの聖女としての規格外さも、様々なドキドキの展開が予想される第1巻です。
【聖女の魔力は万能ですの2巻ネタバレ】
度重なる活躍で聖女疑惑を掛けられたセイ。王宮で本格的に魔法を学び始めたら、スパルタ講師のお眼鏡に適いすぎて実戦訓練に連れて行かれることに!? ただの回復要員のはずが、予想外のものと遭遇してしまい……
出典:「聖女の魔力は万能です」カドカワBOOKS
聖女の鑑定を受けることに…!?
ステータスを確認するということは、鑑定を受けなくてはならないと負いうことです。
しかし、人を鑑定することができるのは限られているため、セイは今回王宮魔道師団の師団長に鑑定を受けることになります。
そこで出会ったかなりの美形である師団長のユーリのかっこよさに気後れするセイでしたが、いざ鑑定をしようとするとなぜか弾かれてしまいます。そこで、ステータスの鑑定を受けるためには、鑑定を拒絶しないことのほかに、基礎レベルが鑑定をする人と同じか低くないといけないと知ります。
召喚されたすぐでも、セイの基礎レベルが55であったため、弾かれてしまったのです。
実際にステータスを見られることはなかったのですが、聖魔法を使った時に金の粒子が含まれることでユーリはセイが聖女でほぼ確定だと報告しました。
聖女の魔法がついに発動!?
セイは王様と会うことで、第一王子の不手際を許すかわりに王宮の禁書庫の観覧許可をもらっていました。
セイは司書さんを先生として授業を受けていたのですが、そこに宮廷魔法師団長のユーリが講義をしてくれるというのです。
その中で、講義のほかにも、魔法の実施も行うことになりユーリはセイの魔力が他と違うことに気が付き興味を持っていきます。ユーリのもとでセイは魔法を学んでいくことになります。
ユーリの講義の中で、セイは聖女が使える魔法があることを知ります。魔物を浄化する力がある魔法の実態はわかっておらず、文献もありません。そのため、セイはどのようにして使うのか考えていました。
そんな時、いろいろな人に出会った感謝をしながら薬草を育てていると、身体の中から力があふれ出します。条件は不明ですが、セイは聖女の魔法を発動させることができたのです。
西の森の遠征に参戦する
その後、ホークさん率いる第三騎士団を護衛に、魔物が増えている西の森にセイを伴って討伐に向かうことになります。そこで、セイは主に援護や回復を行い貢献していましたが、瘴気の沼を発見し宿敵サラマンダーが襲い掛かってきます。
セイは聖女の魔法をどうにか発動し、伝説通りに魔物ともども沼を浄化することになり、聖女として噂されることになります。
一方、第一位王子が後継人となったもう一人の聖女候補であるアイラが登場します。
実は、図書館で出会った第一王子の婚約者であるエリザベスとセイは友人同士であり、話の中で「ある女子生徒が他の婚約者がいる男性に近づくのはよくないと注意しても、改善しない」と、悩んでいました。その人物こそがアイラであり、アイラのその時の心情やアカデミーの様子などが描かれています。
召喚されてすぐの右も左もわからない中、必死に生きているアイラは必見です。
しばらくたった後、王宮では第一王子が婚約者のエリザベスと決裂し、アイラを守りセイを偽聖女だと言い張ります。
明らかな失言であったため、周囲はざわめき、ついには王様まで登場してしまい…!?
第一王子とセイとの確執の結末がみられる第2巻でした。
【聖女の魔力は万能ですの3巻ネタバレ】
“聖女の魔力”の発動条件とは? ――試行錯誤にも研究にも行き詰まっていたセイに、薬草の聖地への遠征依頼が舞い込んだ。薬師に弟子入りしたり傭兵団長に気に入られたりしてるうち、セイはある手記を見つけ……。
出典:「聖女の魔力は万能です」カドカワBOOKS
聖女として、地方貴族から依頼が急増している魔物の討伐を受けてほしいと言われ護衛役のホークや所長であるヨハンは頭を悩ませます。
しかし、セイは旅の先が薬草の聖地であるクラウスナー領であることを知りがぜんやる気になります。
地方の貴族たちは魔物の大量発生に対し傭兵団を雇うことが常なのですが、クラウスナー領では別の目的もあって聖女を呼び寄せたようで…?
セイはいつも通りポーションを大量に作ったり厨房を借りて料理を振舞っていたりしていましたが、地方貴族たちの思惑通りに聖女の術を完成させますが、その発動条件セイにとってはが厄介で…!?
そして、特産である薬草を植える畑にあることをしてもらうことに…?
4巻発売が楽しみになる3巻の引きになっています。
やはり、3巻までアニメ化するとしたら4巻も抱き合わせないと切れが悪くなってしまいますね。
【聖女の魔力は万能ですの4巻ネタバレ】
聖女の魔法の発動条件が発覚!?
聖女の魔法の発動条件に気が付いてしまったセイは、「なぜか」ホークさんの顔がまともに見られません。
しかし、それはそれとして自在に魔法を発動させることができるようになったセイは、クラウスナー領の畑に魔法をかけ、薬草を育てることになります。
そもそも、クラウスナー領の「薬師様」とは聖女のことであり、聖女の魔法を畑にかけ続けたことでクラウスナー領が薬草の聖地としての土壌を手に入れたというのです。
そのことを知っているのはコリンナさんと領主のみでしたが、セイが無事に聖女の魔法を発動させ、畑に魔法をかけたことで聖地として産業を守ることができそうだとホッとしています。
セイ、ついに討伐に参加する
しかし、セイの本来の目的は薬草の聖地となっている森に住まう魔物の討伐です。
自在に聖女の魔法を発動させることができるようなったセイは、いまだ瘴気の沼の位置が見つかっていない状態ですが、討伐に参加することになります。
討伐の最中で、セイたちはスライムの痕跡を見つけます。
なんと、『聖女の魔力は万能です』のなかでは、スライムは魔法でしか倒せない魔物でやっかいな魔物として認識とのこと。しかも、薬草の聖地で森の根っこを溶かすスライムが見つかったことで、早急な対策が必要になります。
討伐に再チャレンジ…!
王都から魔法師の派遣を依頼しますが、なんと日を置かず、すぐに到着します。
しかもメンバーは聖女候補だったアイラや師団長のユーリを含んだ一団でかなり豪華な一団です…!
どうやら、ユーリ師団長がセイがクラウスナー領に遠征に出かけることを後から知り、ついてきたようです。
あらゆる方面から頭を抱えられている気配がします…。
しかし、強力な魔法を使えるユーリ師団長が来てくれたことで、スライムが大量に発生している森に出かけることができました。
ユーリ師団長の強力な魔法は勿論、魔法を使えるホークさんも大活躍し、奥へ進んでいきます。
奥には大量の魔物が発生する瘴気の沼がありましたが、セイは聖女の魔法を発動し浄化に成功します。
クラウスナー領を後にすることになります。
ショートストーリー集は、恋愛成分多め!
実は、4巻にはショートストーリーが複数収録されています。
内容としては、バレンタインイベントや、インテリ眼鏡こと宮廷魔法師団のエアハルト・ホーク副師団長やホーク騎士団長との避暑の仕方などで、恋愛成分が多めになっています♪
元々は、アニメイトやとらのあななどの店舗特典や、複数のフェアの書下ろし小説として書かれたものでしたが、4巻のみの書下ろし小説も収録されています。
恋愛ジャンルだけど、恋愛成分少なめな『聖女の魔力は万能です』だからこそ、嬉しいオマケつきだね♪
【聖女の魔力は万能ですの5巻ネタバレ】
セイが商会を設立!?
実は、セイは1巻目でポーションのほかにも、基礎化粧品を作成していました。
作成した化粧品は貴族のご令嬢の大評判です…!しかし、製薬スキルがないと効果が出にくいものだったため、かなり高価なものでした。
しかし、市民にも手の届く価格で販売するために、ヨハンやジュードのアドバイスを受けてセイは製薬スキルなしで作ったものを市民価格で販売することになります。結果は大ヒットで、注文の嵐が…!!
…ただ、一つ問題がありました。
それは、ヨハンの一族が御用達にしていた商会を通じて聖女の化粧品を発売していたため、商会が嫌がらせを受けていたというのです。
そのため、セイは王宮の許可を得て商会を経営することになりました。
セイに婚約を迫る声が多数…!
『聖女の魔力は万能です』の世界観として、20後半のセイは行き遅れ扱いをされる年齢になります。
しかし、聖女としての能力・ブランドに加えて商会の経営という資金力さえも手に入れてしまったセイは引く手あまたになり、いろいろな方面から婚約を迫られている状態になってしまいます。
ヨハンがなんとか食い止めていますが、ホークさんも焦ってしまい…?
そんなとき、聖女のお披露目パーティが開かれ、ホークをパートナーにセイは舞踏会へ行きます。
また、そこでヨハンやユーリ師団長、ホーク副師団長など社交界の華として名高いうえ、女性と踊らないことで有名な人たちと踊るセイは周囲をざわめかせます。
しかし、そんな怒涛の恋愛フラグが立っていることを知らないセイはジュードと一緒に商会を立ち上げる力になってくれるという2人に会うことになります。王宮から紹介された人物ですので、セイは安心して任せることになります。
日本食との出会い
セイは商会が建つ街に出かけたのですが、そこでセイは足を失いかけた子供の話を聞い、セイが作った上級ポーションの1・5倍の効果ポーションを渡し、子供の命を救います。
その子供を救ったことで、セイは遠い異国から行商に来た一段と縁を持ち、なんと米や味噌と出会うことに…!
セイは、お礼としてかなり安く仕入れができ、ホクホクです♪
一方、米や味噌を卸していた行商人がセイが渡してくれた上級ポーションを作成した人物と渡りをつけようと躍起になっており…?
次巻が気になる展開で5巻は終わります!
書下ろし小説3つは、料理回!
しかし、5巻に新規書下ろし小説が3つも収録されています…!
アイラと一緒にお菓子作りをしたり、新しい薬草で作ったパスタをご馳走したり、権力をごり押しで聖女を派遣を決めさせた地方へ遠征し、豚を手に入れたり…!
とにかく、料理をしまくるセイが見られますので、料理を誰に食べてもらうためにセイが作ったのかを楽しみに読むことができるかと思います…!
恋愛要素が5巻以降から増えるため、今後の書下ろし小説も楽しみですね!
ついにホークさんが動くんだね…!
ついに恋愛ジャンルとして、ホークさんがやる気を出しそうだよ!
【聖女の魔力は万能ですの6巻ネタバレ】
念願の日本食材と出会えたセイは、取引先のザイデラという国への興味を強めていた。そんな折、ザイデラから留学生として皇子がやってくる。名目は「勉学のための留学」と言うが、本当の目的はセイにあるようで……?
出典:「聖女の魔力は万能です」カドカワBOOKS
【聖女の魔力は万能ですの7巻ネタバレ】
幾多の功績をあげるセイに婚約の申し込みが舞い込み始めた。そんななか、再発生し始めた瘴気浄化のためセイはアルベルトの故郷である辺境伯領へ向かうことになるが、覚悟を決めたアルベルトがついに動き出す……!?
出典:「聖女の魔力は万能です」カドカワBOOKS
まとめ
『聖女の魔力は万能です』是非とも一度読んでいただきたいですね♪
コメント
なんで、この手の作家は、恋愛を複雑にしたがるんだろう?
純愛に横槍入れる奴なんて、そんなにいるか?