殺生丸は最強の妖怪？使用する技・妖刀や犬夜叉とどちらが強いか徹底解説

「犬夜叉」の世界では犬夜叉とは違い完全な妖怪という形で、もう一人の主人公とされている殺生丸がいます。

劇中でも犬夜叉に続いて人気のあるキャラクターになっています。

特に女性からの支持が多いキャラクターなのですが、犬夜叉と違い感情をほぼ表に出さないため、あまりどんな人か知られていません。

今回は最強とも呼び声も高い犬夜叉の異母兄「殺生丸」について、詳しく紹介していきます。

 

 

以下、ネタバレ含みますので閲覧はご注意下さい。

内容は「犬夜叉」をベースにしています。半妖の夜叉姫関係の殺生丸に関しては以下の記事で解説しています。

 

[半妖の夜叉姫動画情報]

 

殺生丸とは

出典：wikipedia

殺生丸は劇中では犬夜叉の腹違いの兄で、犬夜叉の父と殺生丸の母の息子。

実際の年齢は200歳で、外見の年齢は19歳(犬夜叉時代)という兄として威厳を持った存在です。

ただ殺生丸と犬夜叉は仲が悪い兄弟で、特に犬夜叉が半妖という妖怪にもなれないし、人間にもなれないという存在の上に自分と同じ血が流れているという事をあまり快く思っていませんでした。

 

殺生丸が人間を嫌う理由

殺生丸は純粋な妖怪であり、人間は敵というイメージにて嫌っています。ただ、もともとは人間は妖怪とは全く違う存在という確固たる理由が原因のようです。劇中では

 

人間などという卑しき生き物を母に持つ半妖…

一族の恥さらし者が…

というくらい人間に対して無理感を出しています。ただ言葉からすると弟の犬夜叉が半妖だからという理由もありそうです。

 

邪見の正体・関係性について

殺生丸の従事者で、劇中では身の回りをする役割？といった感じです。ただ、殺生丸があまりしゃらべらないため、心の内を翻訳してくれる殺生丸には欠かせない存在です。

しかし、そういった重要なキャラクターとはうらはらで、扱いがとにかく酷い、信頼しているのかわからないのですが、邪見がどのような目にあっても殺生丸は全く助けません。

 

邪見自身媚を売ったり、殺生丸を持ち上げたりと気に入ってもらいたいという努力をしているようなのですが、そもそも実力主義の殺生丸にやっても無駄のような気がします・・・。

 

殺生丸様～

 

毎回殺生丸一行の旅ではこの言葉が響いていることから、殺生丸一行のマスコット的キャラクターといった方がしっくりくるかもしれません。

 

神楽との関係性について

殺生丸の妻候補としてりんと神楽が議論されてましたが半妖の夜叉姫にてりんと結婚した事が明らかになっています。

詳しくは「殺生丸の嫁・父親・母親を紹介 | 別次元からタイムスリップしてる説を考察」をご覧ください。

犬夜叉での神楽と殺生丸の関係はどうだったのでしょうか？

神楽は奈落の心臓を握られている存在で、命を握られている以上奈落に逆らうことができない存在です。

ただ神楽自身自由になりたいと思っており、奈落に従いながらも奈落を倒す存在を探していました。そこで出会ったのが殺生丸です。

神楽の目的はあくまで奈落を倒す存在を味方に付けることで、殺生丸のその計画の一部としか思っていませんでした。

 

しかし、奈落は神楽のたくらみが分かっており、計画は全て上手くいきませんでした。最後は奈落より心臓を返してもらうのですが、返すとともに殺生丸と一緒に殺そうとするなど結局は最後まで自由になれません。

結果的に奈落の手に上で踊らされた上に、最後は奈落に殺されるのですが、唯一自由だった(自分の意志)だったのは殺生丸への想いです。

本編では語られていませんが、神楽は自分の所に来た殺生丸を見て、

 

最後に…会えた

 

と問いかけています。

実はこの言葉の前に殺生丸が奈落の瘴気を追ってきたというのですが、神楽が「奈落ではなくがっかりしたかい」という問いに対して、殺生丸は「お前だとわかっていた」と答えています。

つまり殺生丸は奈落を追うという自分の意思よりも神楽を追いたいという選択をしたわけです。

この言葉に神楽は本当の自由を感じたのだと思います。個人的にこのシーンは凄く感動しました。

実は殺生丸は神楽と結婚するはずだったストーリー構成もあったほどです。

 

殺生丸は最強の妖怪？犬夜叉とどちらが強いか徹底解説

殺生丸は天生牙を父から受け継いでいますが、犬夜叉と違い完全な妖怪という事もあり、完全妖怪化することで巨大な力を使えます。

大妖怪である父の能力や容姿をそのまま引き継いでることもあり、戦いにおいてプロフェッショナルです。

そのため劇中でも最強クラスのキャラなのは間違いありませんが、りんと出会ってからは強さよりもりんの命を優先している弱点もあります。

 

犬夜叉との関係性

殺生丸は犬夜叉の異母兄（夜叉の腹違いの兄）。

殺生丸と犬夜叉の父は「犬の大妖怪」殺生丸の母親は「妖怪」犬夜叉の母親は「人間」なので、兄弟と言っても半妖である犬夜叉のことは気に食わず仲が非常に悪いです。

 

しかし「犬夜叉」の後半に行くにあたり、人間と共に行動する犬夜叉を認めるようになり、奈落を倒す際には天生牙で会得した冥道残月破を犬夜叉の鉄砕牙に託すシーンは凄く感動しました。

 

 

犬夜叉より殺生丸の方が強い

殺生丸と犬夜叉が1対1で戦いをしたら完全妖怪化した殺生丸が勝つ可能性があります。

もともと高橋瑠美奈先生曰く、殺生丸は犬夜叉が成長するにあたり目標となるキャラクターとして登場させているもう一人の主人公という形になっているそうです。

そのため殺生丸と犬夜叉が戦ってもどちらが負けるという事はないと思います。

 

劇中では犬夜叉が勝っているように思えますが、それは犬夜叉に仲間がいたからです。

アニメの後半では殺生丸もりんという人間のパートナーを見つけて、天生牙を使いこなすことができるようになり真の力を身につけています。

守るべきものを持つことが真の強さを身につけることだという事が凄くわかりました。

 

 

殺生丸と奈落はどちらが強い？

殺生丸は、劇中でも強く、奈落よりも強いのではとファンの中では噂されています。

正直、第3形態の奈落までなら、殺生丸は余裕で勝てたと思っています。

しかし、最終形態の奈落になると四魂の玉を完全に取り込んでおり、未完成の冥道残月破や爆砕牙を受けてもすぐに復活するため、現状の殺生丸の持ち技では、互角な戦いができても奈落を倒すことはできません。

もしですが、殺生丸が鉄砕牙を使うことができたら、奈落に勝てたかもしれません。

 

殺生丸や犬夜叉、奈落の強さに関しては「犬夜叉の強さランキングTOP10」でも詳しく解説してるのでこちらも合わせて読んでみて下さい。

 

殺生丸が身につけた技 | 毒華爪はせつなが継承

• 毒華爪
• 冥道残月破
• 風の傷
• 光の鞭
• 蒼龍破

殺生丸も劇中で犬夜叉と同じく強い能力を持っていますが、技も豊富です。殺生丸が今まで身につけた技を紹介します。大妖怪である父の能力や容姿をそのまま引き継いでることもあり、戦いにおいてプロフェッショナルです。

 

毒華爪(どっかそう)

爪から毒を針のように飛ばすことができる技ですが、骨を溶かすほどの猛毒。半妖の夜叉姫では殺生丸の娘のせつなが毒華爪を継承している。

娘のせつなについては「せつなの正体は？｜能力や強さ」で詳しく解説してるので合わせて読んでみて下さい。

 

冥道残月破(めいどうざんげつは)

刀々斎に再度天生牙を再度鍛えなおしてもらう事で使用できるようになりますが、真の力を発揮せるには冥道を円形にする必要があり、技を完成させるために実母の試練を乗り越えて真の力を発揮できるようになります。

ただもともとは鉄砕牙で発生させる技であり、奈落を倒すときは犬夜叉の持つ鉄砕牙に技を吸収され、その後は使用できなくなります。

 

 

風の傷(かぜのきず)

鉄砕牙を手にした時にのみ使用する技。優れた嗅覚で風の傷を正確に読み取り、犬夜叉より強力な一撃を放つことが可能。

 

光の鞭(ひかりのむち)

アニメオリジナルの技。指先から妖力を鞭のように繰り出す技。中〜遠距離攻撃できるため相手を牽制する時によく使う技。

 

蒼龍破(そうりゅうは)

主に劇場版で使用したオリジナルの技ですがアニメでは完結編で一度使用しています。刀身に青い光をまとわせて龍のような衝撃波を繰り出す技になるのですが、天生牙と闘鬼神でも放つことができ、刀に依存しない使い勝手がいい技。その威力は犬夜叉の爆流破を凌ぎます。

 

 

殺生丸の妖刀(得物) | 爆砕牙はチート級の強さ

天生牙(てんせいが)

天生牙は父から受け継いだ刀。この世の物（肉体）は斬れぬが、あの世の物（霊体）は斬れるという性質を持ち、曲霊に効果のある唯一の武器。

天生牙を使用してあの世の物を切ることで、死の運命から救い出す技になります。

しかし、蘇生の力を出すためには相手の事を真の慈愛の心をもって発動させる必要があり、刀を振るうものが生き返らせるものに対して真の救いたい気持ちがなければ相手を救うことができません。

天生牙の存在が殺生丸を変えた

天生牙は殺生丸の考えとは相反する刀で、一時は弟の持つ鉄砕牙を奪おうと何度も襲い掛かっています。

何故なら天生牙は「癒しの刀」で死に至り、冥界に連れ去られようとする運命を絶ち散ることが出来ます。

簡単にまとめますとこれから死にゆく運命を絶ち切って蘇生させるという流れになります。

 

しかし、刀を振るう際は

 

慈悲の心

 

を持つ必要があり、もともと妖怪である殺生丸は、相手を倒す際に何故、相手を思いやらなければいけないのかという疑問しかなく、当分天生牙の本来の力を発揮することができませんでした。

実は殺生丸の父が遺言で殺生丸に対して天生牙を残したのは理由があります。それは殺生丸は完璧な妖怪で力は身に着けているが、人間が持っている慈愛の気持ちがないため、刀を通じて息子に相手を想う力を身に付けたかったそうです。

父の想いが通じたのか、りんと出会ってから天生牙の本来の力を発揮するようになり、殺生丸も相手をただ倒すという事はしなくなりました。完全な妖怪なのに、人間のように相手を慈しむ心を持てたのは不思議ですが、個人的には天生牙を使いこなした後の殺生丸の方が好きです。

#半妖の夜叉姫最終回
とわに天生牙を渡したってことは二期でせつなが生き返るのか！？ pic.twitter.com/XcwGkdlXkJ

— August Gallagher (@ZAGAF56376) March 20, 2021

さらに犬夜叉の続編となる、半妖の夜叉姫の24話(1期最終話)では殺生丸がとわに自身の天生牙を託す驚きの展開を見せました。

天生牙をとわに渡そうとした理由については「」の記事で詳しく解説しています。

 

 

爆砕牙(ばくさいが)

殺生丸の真の刀といっても過言ではないくらいの武器。

これは鉄砕牙の未練を捨てることで、殺生丸が失った左腕の復活と同時に出てきた方。爆砕牙で切られた部分からダメージが全体に伝わり爆砕します。

そのためすぐに切られた部分を切り落とさないと全体に伝わり、体全体にダメージが広がっていきます。

犬夜叉に登場する武器の強さは
爆砕牙＞覚醒鉄砕牙（全ての能力が加わった）＞五雷指＞闘鬼神＝鉄砕牙＞天生牙かなぁ
五雷指の強さがよく分からないが金剛槍破をはじくほどの力があるから弱くは無さそう
爆砕牙はチートすぎる pic.twitter.com/eBxHuFlX8M

— モモ猫神 (@momoneko07) March 31, 2019

鉄砕牙は真の刀というだけあり、まさにチート級の強さである。

 

闘鬼神(とうきじん)

奈落の分身の一体であり、鉄砕牙を噛み砕いた悟心鬼の牙から打たれた刀。

殺生丸の手に渡って以降は長らく彼の愛刀として活躍したが、魍魎丸との二度目の戦いで折れてしまい、破棄された。

殺生丸様の使う闘鬼神は力の権化みたない剣の設定好きやったな！邪気とパワーに振り切って暴れん坊な剣やけど、殺生丸様が簡単に従わせるのは犬夜叉の好きなシーン

— ハイノ (@hai_haino) May 3, 2021

 

 

妖怪化した殺生丸の姿や強さ

殺生丸は大妖怪の血を受け継いでいるため、完全な妖怪へと変化することができます。

真の姿は巨大な犬だが、普段は人型を象っている。化け犬姿のときは激烈な破壊力を誇るが滅多に使わない。作中完全に変化したのも犬夜叉と戦った時、母親と再会した時、そして曲霊との戦いの時の計3回しかありません。

 

完全妖怪化(犬妖怪)

殺生丸が完全妖怪化すると巨大な化け犬の姿になります。

時には巨大な犬の姿で戦う事もありましたが、図体がデカく、スピードも思考能力も下がるらしいので結果的に、殺生丸は真の姿を現さず、人間の姿で妖刀の力に頼る方が強いです。

 

殺生丸が犬妖怪に変身するシーンの動画を発見したので紹介します。

動画が削除された際はコメント報告お願いします。

 

 

まとめ

殺生丸は純粋な妖怪であることから、基本的な能力はかなり上だと思います。

ただ高橋瑠美奈先生曰く、殺生丸は「犬夜叉」の世界のもう一人の主人公で、どちらが強いというわけではなく、お互いに高めあえる兄弟喧嘩といった感じで解説しています。

そして殺生丸にはとわとせつなという双子の子供を生まれているのですが、その母親は神楽ではなくりんの可能性が高いといえるでしょう。

 

以上、「殺生丸は最強の妖怪？使用する技・妖刀や犬夜叉とどちらが強いか徹底解説」でした。

内容は「犬夜叉」をベースにしています。半妖の夜叉姫関係の殺生丸に関しては以下の記事で解説しています。