転スラに登場する暴風竜ヴェルドラは、天災(カタフトルス)級として名をはせる最強の一角です。
しかし、物語の当初ヴェルドラは封印されており、身動きが取れない状態でした。
今回は、ヴェルドラの捕食後どうなったかや、リムルの出会いから完全復活まで時系列で解説していきます。

単行本準拠で解説していくね。
原作小説11巻までのネタバレを含むから、アニメ派の方は気を付けてね♪
ヴェルドラがリムルに捕食されていた理由
ヴェルドラは登場時、リムルに捕食されてしまいます。
その理由は、ヴェルドラが封印されていた「無限牢獄」を内と外から解析するためです。
また、無限牢獄に閉じ込められている状態では、魔素が外に流れ出てしまうため、ヴェルドラは100年以内に魔素切れで亡くなっていた可能性が高い状態でした。
そこで、リムルの胃袋の中に入ることでヴェルドラの魔素の流出を防ぎながらリムルの胃袋の中でスキルである大賢者で解析をすることで、無限牢獄を解除しようと決意したのです。
リムルは大賢者の提案から、ヴェルドラを胃袋の中に入れて無限牢獄を解呪する計画を立てましたが、大賢者が「智慧之王(ラファエル)」に進化したことで、リムルはヴェルドラの開放に成功しています。

ヴェルドラがリムルの胃袋に入った理由は「1人より2人で無限牢獄を解く方が面白そうだから」だって♪
ヴェルドラは盟友となったリムルを信じて自ら胃袋に入る選択を取ったんだよ。
ヴェルドラと、テンペストに住まう住民同士のかかわりは『【転スラ】テンペストの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』で解説しているため、そちらをご覧ください。

ヴェルドラは復活するのはアニメ何話?・原作小説で何巻?

出典:amazon
ヴェルドラが復活するシーンはアニメでは何話なのか?原作小説では何巻なのか?を紹介いたします。
ヴェルドラの完全復活は「アニメ2期36・37話」
ヴェルドラを閉じ込めていた「無限牢獄」が解析し、ヴェルドラが初めて人の姿で登場したのは36話の終了間際です。
ただ、ヴェルドラが36話で復活したシーンは37話の冒頭でも見られるため、37話を見るだけでヴェルドラの復活シーンは十分かと思われます。
ヴェルドラの完全復活は原作小説の5巻
ヴェルドラの完全復活シーンが見られるのは、原作小説の5巻です。
5巻はリムルの真なる魔王への進化シーンまで含まれるため、もしヴェルドラの復活から原作を読みたい方は、他の部分も楽しめるかと思います!
ヴェルドラとリムルの出会いから完全復活までの時系列
ヴェルドラとリムルの出会いから完全復活までの時系列を解説していきます。

ヴェルドラが封印されてから復活するまでを4段階に分けて、時系列順に紹介するね。
ヴェルドラが勇者クロノアに封印される
ヴェルドラを封印したのは勇者クロノアです。
勇者クロノアとはクロエの未来の姿ですが、ヴェルドラを封印したのはクロノアの身体を借りたヒナタです。つまり、ヴェルドラを封印した身体はクロノアであるクロエ・オベールのもの。魂はヒナタのものということでになります。
ヒナタは、クロノアの絶対切断・無限牢獄を使用し、ヒナタ自身の数学者(カワラヌモノ)と剣の腕前でヴェルドラを圧倒し、封印します。
実は封印する前にヒナタはヴェルドラに惨敗しているため、「ヴェルドラをコテンパンにしたい」と要望があり、ヒナタがヴェルドラを倒すと心に決めていたようです。
ちなみに、ヒナタがクロエの体に入ったのは原作小説11巻で、グランベル・ロッゾによってヒナタは魂ごとが殺害されます。その際に、クロエの魂の中に入り込んでしまったため、クロエの身体をヒナタが共有することとなります。
クロエは時間跳躍に関するスキルであるヨグソトースの効果でクロエとヒナタは過去に飛ばされたのですが、丁度ヴェルドラが封印される前に飛んだため、ヴェルドラがクロノア(ヒナタ)によって封印されました。

勇者クロノアの動きは、「原作小説の11巻でヒナタがグランベルに殺害→ヴェルドラが封印される前の過去に飛んだクロエの魂に、ヒナタが同化→クロエの大人の姿である勇者クロノアの協力を得たヒナタがヴェルドラを封印→現代に戻る」って流れだよ。
ヴェルドラとリムルの出会い
ヴェルドラはクロノアに封印され、300年も間ジュラの大森林にある洞窟に封印されていました。
封印は人間が300年もの間はいらず、ヴェルドラの周囲には意思のない魔物しかいなかったため、ヴェルドラはずっと1人で孤独に耐えていました。
無限牢獄は体内の魔素が流れ出てしまう封印で、ヴェルドラは大量の魔素量を誇っていたためあと100年ほどで魔素不足により朽ち果ててしまう予定でした。
コメント