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『真の仲間』の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』(通称:真の仲間)の人物相関図を作成しました。

各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。

アメリア
アメリア

ライトノベル・アニメの情報で記載していくから、アニメ派の方はネタバレ注意だよ。

『真の仲間』の人物相関図

打倒魔王を目指す勇者パーティーを追い出されたギデオン(レッド)が、リットとスローライフを送るようになっていく『真の仲間』は、登場人物のほとんどが美少女か非人間族です。

ほのぼのとしたスローライフも見所の一つですが、非日常であるはずの戦闘シーンも多いです。

複雑な人間模様を相関図を交えて解説していきます。

アメリア
アメリア

美少女も多いけど、非人間族も多いし、ファンタジー感があるね。

真の仲間の登場人物・キャラクターの一覧を解説

真の仲間の登場人物・キャラクターの一覧を解説

出典:Twitter

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レッド / ギデオン・ラグナソン

出典 「真の仲間」公式HP

加護 導き手
武器 銅の剣 / サンダーウェイカー
職業 薬草店経営
CV 鈴木崚汰

ギデオンは勇者の加護を持つルーティの兄であり、バハムート騎士団にスカウトされて副団長もしていた逸材です。

「導き手」という加護は、誰もが使えるコモンスキルをすべて使えます。初期レベル+30と高いレベルの加護を当初から持てるため、幼少期から高い戦闘力を発揮できます。

そもそも、加護レベル30というのは、記事団長の定年時のレベルに相当するレベルらしく、かなり高い加護レベルです。しかし、導き手の加護ではコモンスキルしか獲得ができないため、魔法が使えず、「極めている人」には絶対的に劣ります。

ギデオンは勇者の副官として勇者パーティに所属していましたが、勇者とパートナーを組めるほど加護レベルが高い人たちと過ごすことで、コモンスキルしか使えない自身の戦力に限界を感じていました。その際に、アレスから「お前は真の仲間じゃない」と言われ、パーティーを抜けます。

ただ、ギデオンの真骨頂は加護による戦力ではなく、「自然と連携が取れるような戦闘」にすることや、料理や交渉と言った戦闘以外の部分の補助的な要素が大きいですし、戦闘面でも兵法家としての活躍も大きかったようです。アレス以外の他パーティーからも当然認められており、「何故ギデオンをやめさせたのか」「ギデオンは必要だった」と言われています。

ギデオンは勇者パーティーを抜けて以降、冒険者になるために偽名をつくり、「レッド」として辺境の地であるゾルダンで生活をはじめます。薬草採取専門のDランク冒険者となり、薬草店を開業するための資金を稼いでいました。

ちなみに、偽名の名前は冒険者として一番印象に残っていたリットの名前を参考にしたそうです。

ギデオンは薬草店を開業した後、リットと再会し、愛するかわいい恋人と一緒にゾルダンでスローライフを送ることを目標に日々を満喫しています。その後、勇者であるルーティがゾルダンで暮らすようになり、勇者の加護の所為で今まで体験できなかった経験を積めるようにサポートもしています。

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リット / リーズリット・オブ・ロガーヴィア

出典 「真の仲間」公式HP

加護 スピリットスカウト
武器 二振りのショーテル
職業 薬草店経家 兼 従業員
CV 高尾奏音

パーティではAランクの実力を持つ冒険者ですが、ゾルダンではパーティを組まず単独で活動していたため、Bランクの冒険者です。2振りのショーテルと精霊魔法で戦い、「英雄」と呼ばれてます。

戦闘能力が高い一方、外見・性格共に可愛らしく、レッドの作るごはんが大好きです。また、恥ずかしがると首に巻いた赤いバンダナで口元を隠す癖があります。

リットはもともとはロガーヴィア公国の出身で、ロガーヴィア公国の第2王女です。しかし、国民的な人気を獲得し、国を守った実績を持つリットは後継者の王子の立場を揺るがしかねないため、後継者問題が解決するまでゾルダンで冒険者としてスローライフを送っていました。

しかし、ギデオンがレッドという名前で薬草店を開業したことを聞き、従業員として住み込みで働くために冒険者は引退してしまいます。

ギデオンとは結婚を前提に付き合っているような間柄です。レッドがギゼオンだったころからレッドのことが好きだったため、1巻当初からレッドに迫っていました。もともとはレッドにはツンツンとした態度をとっていましたが、今ではレッドには甘いです。

リットがギデオンを好きになったきっかけは、ロガーヴィア公国が魔王軍に狙われていた際、リットが剣術を学んだ師匠でもあった近衛兵長ガイウスが実は殺害されたことです。

ロガーヴィア公国は、魔王軍との戦いで勇者パーティーに前線の指揮を与える判断を下しましたが、リッドは当初反対していました。そのため、リッドはギデオンを含む勇者パーティーをあまり良く持っていません。

しかし、ギデオンに祖国のために何が最善であるか考えさせたり、勇者ルーティの実力を見てしまったことで考えが変わり始めます。兵長ガイウスが死亡していたことを知り、戦意を喪失していたリッドを奮い立たせてくれたレッドを徐々に好きになっていったようです。

ゾルダンでの生活は楽しいようで、レッドと一緒にスローライフを満喫しています。

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ルーティ・ラグナソン

出典 「真の仲間」公式HP

加護 勇者
武器 初代勇者の剣 / ゴブリンブレード
職業 薬草店従業員 兼 Bランク冒険者
CV 大空直美

ルーティはレッドの妹であり、勇者の加護を持つ女の子です。

勇者は「困っている人がいたら助ける」衝動が強いため、ルーティの意思や実力にかかわらず人助けをしなくてはなりません。そのため、本来は勇者のような志は無いにもかかわらず、勇者の衝動にかられて人を救っています。

ルーティは、大きすぎる「打倒魔王」を目標にして行動しています。大きな目標を立てることで、小さな困りごとをしているふとがいても助けなくていいようにするためです。

加えて、勇者の加護は、様々な耐性を獲得するため感情が削り取られてしまいます。それでも、勇者として頑張り続けられたのは、兄であるギデオンがいたためです。ギデオンと生活をしていた幼い頃は勇者の加護レベルが低く、様々な耐性がありませんでした。その頃は感情もあったため、その頃の思い出がルーティの中に色濃く残っているのでしょう。

また、感情がない副作用で、ルーティは普通の人の殺意や敵良いがどの程度の者なのか共感ができなくなってしまい、人と感じ方にズレが生まれてしまいます。さらに、勇者としての存在感や覇気により人に恐怖心を抱かれやすいため友人ができないでいました。

ギデオンがパーティーを抜けた後、ルーティは徐々にギデオンがパーティーから受けたことで兄がいない旅に耐えられなくなっていきます。兄であるレッドが大好きすぎるあまり、兄がパーティから抜けた際には「お兄ちゃんが足りない」と言ってしまう程です。

ルーティのギデオンへの感情は、非常に激しいです。
ギデオンがパーティーを離れる直前、アレスの策略により、アレスと付き合っているとギデオンに勘違いされてしまった際には、勇者の強力な加護に逆らってまでアレスを半殺しにしていました。

そんな我慢の生活が終わったのは、ゾルダンでの麻薬騒動が終わった後、アルベールと契約したコントラクトデーモンがルーティに「悪魔の加護」について教えたためです。服用することで加護レベルが下がり、勇者の加護に対抗できるようになりました。

そして、悪魔の加護の製造方法を知っているゴドウィンに会うために、友人となったティセとゾルダンに向かいます。ゾルダンでレッド・リットに会い、その後、ルーティを追ってきたアレスとの戦闘にもなりますが勝利し、ルーティは勇者としての役割を完全に放棄することとなります。

「悪魔の加護」を服用し続けたことで、なんの効果も無い「無名の加護」が生まれています。いつの間にか名前が変わっており、「シン」という名前の正確には加護ではないものが誕生したようです。

加護を与えるデミス神の存在を感じられない「シン」は、役割がないかわりにスキルがあり、ルーティは「支配者」のスキルを獲得します。触れた相手の加護のスキルを無効化したり強制的に発動させたりできるものです。

ルーティは自身の「勇者の加護」に使用しているため、現在は多くの耐性や衝動を無効化しています。

ゾルダンで生活するようになってからは、思う存分兄出るレッドのそばで暮らすことができるため、ティセと一緒に薬草園を作ろうとしています。

アメリア
アメリア

レッドの正妻としてリットを認めてはいるようですが、自身は側室を狙っているようなの。

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アレス・スロア

出典 「真の仲間」公式HP

加護 賢者
武器
職業 勇者パーティ
CV 八代拓

アレスは、勇者パーティーのメンバーです。

賢者の加護を持つため、賢者特有のスキル「鑑定」を使えます。そのため、ギデオンからアレスにルーティを鑑定を依頼され、国にルーティを勇者と認定させるきっかけを作りました。この時点で、アレスはギゼオンの加護である「導き」の役割は終わり、賢者である自分が勇者ルーティを導くのだと錯覚します。

アレスは賢者の加護を持つため、王国勤めの貴族となりましたが、もともとは没落した公爵家の出です。アレスは実家を復興させるためは、勇者ルーティと共に魔王を討伐した実績が必要と考えました。

しかし、旅をする中でアレスが大したことがない加護しか持たないギデオンが優秀である事実に嫉妬し、ギゼオンをパーティーから追放します。

アレスはギデオンが自らパーティーを抜けたといっていますが、勇者パーティーのメンバーからは信じてもらえず、メンバーの一員だったヤランドララは激高してパーティーを抜けることとなりました。ダナンはアレスにギデオンが殺されたのでは?とすら疑っており、アレスはもともと少ない信頼をなくすこととなりました。

ギデオンの代わりをアレスは務められず、パーティーの潤滑油がいなくなったため、勇者パーティーはバラバラになっていってしまいます。

賢者の加護を持ち、王都にいた頃は各方面からほめたたえられてきたアレス。しかし、個性派かつ優秀な加護を持つ勇者パーティーの面々の中では飛び抜けた優秀さがないことから、「賢者」の加護による承認欲求が満たされなくなっていました。

家を復興させたいがために勇者ルーティと魔王を討伐する目論見や、加護の衝動のため発生した承認欲求がギデオンのために得られなかった屈辱もあり、アレスは暴走してルーティを裏切ることとなります。

シサンダン側についたアレスは、ゾルダンで生活しているルーティを勇者に戻すためにダナン・レッドを殺害しようとしますが、夢かなわず死亡します。

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ヤランドララ

出典 「真の仲間」公式HP

加護 木の歌い手
武器 植物
職業 元勇者パーティ
CV 雨宮天

ヤランドララは、勇者パーティーの一員でした。

もともとはギデオンが勧誘し、そのままパーティー入りしており、ギデオンがアレスによってパーティーを追放された後はアレスを殴ってそのままパーティーを抜けています。

ヤランドララはハイエルフで、普段は温厚ですが、一度激昂すると手が付けられないほどになります。また、一度気を許した相手には甘くボディータッチも多くなるため、ギゼオンがヤランドララと懇意にしていると誰もが知っていました。リッドは、ヤランドララがギゼオンを好きなのでは?と勘違いするほどです。

しかし、ヤランドララは人間よりもかなり長い寿命で、過去の経験から人間と恋愛感情を持つことはないと断言しています。詳しくは語れらていませんが、過去に愛していた男性と死別したようです。

ヤランドララがパーティーを抜けた後、単身でギデオンを捜索しており、旅の途中で怪しげな動きをしていたゴドウィンを捕獲します。ゾルダンではゴドウィンがレッドとリットを裏切ったと聞き、町を破壊しそうなほど激高しますが、ティセと出会ったことで、レッドの足跡をたどり再会します。

レッドがもう人に傷つけられないようにするため、レッド達にヤランドララが根城にしているキラミン王国に移住を提案します。ゾルダンでの生活が気に入っているというレッドたちにヤランドララが折れる形で、「ヤランドララもゾルダンに滞在する」形で決着しました。

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ダナン・ラボー

出典 「真の仲間」公式HP

加護 武闘家
武器 なし
職業 勇者パーティ
CV 三宅健太

ダナンは勇者パーティの一員で、故郷を燃やした魔王を倒すために旅をしています。

勇者パーティーに入ることが魔王討伐に一番近いと思ったためにパーティーに参加しますが、ギゼオンがパーティーを抜けたことで交渉や補給など戦闘以外でも不便を感じており、さらに戦闘でも連携が取れなくなっているのを自覚していました。

そのため、パーティーにギゼオンを呼び戻すために、ルーティの許可を得てギデオンを探しに出かけます。その旅のさなか、シサンダンに右腕を持っていかれたため、擬態されてしまいます。姿を利用され、レッド・リット・アレスなどに誘導や虚偽情報をばらまく手伝いを間接的にしてしまいます。

シサンダンとの戦いでは、ゾルダンに到着してテオドラの召喚獣に乗ることで一番に戦闘に参加するも、アレスの裏切りにより瀕死になります。テオドラが治療していたおかげでなんとか生きており、レッド・リットの絶体絶命の危機を救うこととなりました。

性格は単純であまりものを考えない直情的なタイプですが、割り切ったさっぱりとした考え方をします。ルーティが加護に逆らって勇者をやめると聞いた時や、レッドはパーティーに戻るつもりがないと聞いた時にも、すぐに「わかった」と反応しています。深いことは考えておらず、「そういうこともあるだろう」と考えているようです。

加護に悩まされた勇者パーティーメンバーですが、ダナンは加護と自身の考えに相違がないため、自身が思った通りに「故郷の復讐のために魔王を倒す」旅を再開するようです。

戦闘面では、右腕を失っても強さは衰えません。
それどころか、右腕を錐飛ばされる前よりも強くなっているような化け物級の武闘家で、単独での魔王撃破も不可能ではないでしょう。

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テオドラ・ディフイーロ

出典 「真の仲間」公式HP

加護 クルセイダー
武器
職業 勇者パーティ
CV 内田彩

テオドラは、聖堂騎士流槍術師範代の肩書を持つ、女性の槍の使いです。

テオドラはクルセイダーの加護を持ち、結界を張ったり、治癒や召喚なども行えたりします。勇者パーティーの一員であり、ふさわしい武力を持ち合わせているほか、ギデオンが抜けた勇者パーティーのなかで、ギスギスした中でも潤滑油と言える存在でした。

教会に属しており、加護の通りに動くことが人の定めだと思っているようです。しかし、ルーティやレッドたちを見ているうちに自分の考えがあっているのか間違っているのかがわからず、迷っていました。

その結果、勇者の加護と通りに動かなかったルーティと敵対しておきながら、ルーティたちの味方であるダナンに治癒魔術をかけて助ける…そんな矛盾行動もしています。

結果的に、遺跡でのシサンダン対ルーティたちの戦闘で瀕死となっていましたが、レッドの治療により生きており、重症だったティセの傷を治療ができるほどに回復しています。

どっちつかずのテオドラでしたが、コントラクトデーモンに利用され、さらにアレスにも利用されていたアルベールに治癒を施し優しい言葉をかけ続けており、アルベールはテオドラに感謝をしていました。

この騒動で、テオドラは「世界を救おうとする勇者たちを探し、導く」と、加護との向き合い方や自分の行うべき終着点にたどり着きました。

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ティセ・ガーランド

出典 「真の仲間」公式HP

加護 暗殺者
武器 ナイフ
職業 薬草店従業員 兼Bランク冒険者
CV 釘宮理恵

ティセは、ギデオンが去ったあとに、新戦力として勇者パーティにアレスから雇われた形で加入しました。アレスが各ギルドを回って見つけ出した優秀な暗殺者です。

ギデオンの代わりに入りましたが、ギデオンが行っていた交渉や料理などはアレスが引き継いだため、ティセは純粋な戦力面を期待されて雇われています。雇用主はアレスですが、ルーティの指示下に入いりました。

ゾルダンでティセが仲間になってからルーティを気に掛ける唯一の存在となったことや、飛空艇の操縦をルーティに頼まれた際に勇者としてではなく「ルーティ」の本質を見たことで、ルーティの友人となります。ルーティが勇者の加護に逆らいゾルダンで生活することを望んだため、ティセもルーティと一緒に勇者パーティを抜けます。

ゾルダンでは、ルーティが苦手としているコミュニケーションや交渉のサポートを、友人としてこなしていくようになります。その後、レッドと出会ったことでゾルダンでティセは新たに冒険者登録をして、ルーティことルールとパーティを組むこととなりました。

ティセは温泉が好きで、温泉の噂を聞いた際には地図に印をつけるほどの徹底ぶりです。また料理にもこだわりがあり、「おでんにはからしは必須」と思っているようです。

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うげうげさん

出典 「真の仲間」公式HP

加護 闘士
武器 なし
職業 ティセのペット
CV 不明

「うげうげさん」は、ティセの友人でペットです。

ティセは、うげうげさんを紹介する際には、「”うげうげさん”までが名前です」と紹介するほど名前にこだわりがあります。うげうげさんは、蜘蛛の糸を吐くことで、モノを倒したり、縛ったりとサポートが得意です。

言葉はしゃべりませんが、人間の言葉を理解している行動をとっており、人間の心理にも人より詳しいようです。うげうげさんは、ボディーランゲージを活用してティセと意思疎通をしています。

実力主義のアレスが勇者パーティーに誘うほどの実力を持つティセと一緒にいるため、ティセが苦戦するほどの敵にはかないません。

しかし、ヤランドララの攻撃から錬金術師のゴドウィンを護ろうと奮闘したり、シサンダンとアレスとの戦闘でも踏みつぶされながら活躍したりするなど、格上との戦闘にも物怖じしない胆力があります。

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アルベール

出典 「真の仲間」公式HP

加護 ザ・チャンピオン
武器
職業 Bランク冒険者
CV 天﨑滉平

アルベールは、ゾルダン唯一のBランク冒険者です。もともと、リットが冒険者を引退する前でも、ゾルダンではBランク冒険者がリットとアルベールしかいませんでした。

しかし、同じBランク冒険者でもリットとアルベールは実力差があります。リットは単体でBランク冒険者を名乗る実力がありますが、アルベールはCランク相当の冒険者です。パーティとしてばらギリギリBランクとなることから、ゾルダンでは人手不足のため、アルベールをBランク冒険者として認定されています。

アルベールは加護の衝動で、「困難を乗り越え、歴史に名を遺す」ことに固執しています。中央の都市に最初はいたようですが、強力な加護と実力が合わず、ゾルダンに流れ着いたようです。

アルベールは、勇者と共に魔王を倒す英雄になりたいと思っており、盗賊ギルドのビッグホークやゾルダンの住民を巻き込んで、魔王を倒すよう仕向けるつもりでした。

アルベール勇者パーティに加入するほど名をあげたいと思っていたようですが、現在所属するパーティーはアルベールよりも格下であるため、仲間にも苛立っていたようです。真面目で向上心のなるアルベールと怠けてばかりのゾルダンでは気風があわなかったのでしょう。

性格だけでなく、上流階級では受けがいい礼服をゾルダンの式典で着るなど気取った風体も、町では評判は悪くなる要因の一つでした。

しかし、ゾルダンでの麻薬騒動が終了した際には、レッドに右腕を切り取られてしまい冒険者としての人生はほぼ途絶えてしまいました。また、罪を問われ投獄されていたアルベールは、ビッグホークに取りついていたコントラクトデーモンと契約し、契約の力でルーティたち勇者パーティと出会うこととなります。

ルーティと出会ったことでアルベールと契約したコントラクトデーモンは、ルーティに殺害され、アルベールはその場に放置されます。ルーティがパーティを去った後、アレスはアルベールの血液に残るコントラクトデーモンと交わした「勇者の元にたどり着く」契約を使い、アルベールをルーティの居場所を探すコンパスしの役割を果たします。

その際、右腕の怪我や麻薬衝動で消耗した精神のケアをテオドラから受け、恩義を感じます。

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ゴンズ

出典 「真の仲間」公式HP

加護 不明
武器 なし
職業 大工
CV 山中真尋

ゾルダンで生まれ育った、ハーフエルフの大工。シャープで美形な顔立ちでありながら、ゾルダン大工の豪快な性格と技術を受け継いでいる青年です。

妹の息子であるタンタとも仲が良く、レッドとはタンタを含んだ家族ぐるみで親しくしているようです。甥っ子であるタンタの病気を治すため、薬草採取をレッドに土下座で頼み込むほど大切にしています。

レッドに薬草採取を頼んだ礼として「工費を無償で薬草店を建ててほしい」と頼まれ、タンタの設計図をもとに作り上げました。

アメリア
アメリア

レッドとは一緒にサウナに何度も入るほど仲が良いようね!

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タンタ

出典 「真の仲間」公式HP

加護 不明
武器 なし
職業 なし
CV 芹澤優

ゴンズの甥子で、レッドが薬草店を開く前からレッドを「レッド兄ちゃん」と慕っています。

まだ加護に触れていませんが、大工を志望している少年です。ゴンズからは大工の才能があると云われ、将来を期待されています。

アル・アデミとも仲が良く、コミュニケーション能力が高い少年です。

しかし、1巻で白眼病という、黒目の部分が白く濁る病気にかかってしまいます。卵に病原菌が付着し、汚染された卵を食べることで感染する病気です。36時間以内に治療薬を投与する必要があり、薬の投与が間に合わなければ数日で失明してしまうほどの大病です。

治療薬は「コクの葉」と「ブラッドニードル」が必要になりますが、ブラッドニードルが足りず治療薬の予備もない状態だっため、レッドが薬草を取りに行き、そのおかげで病気は治りました。

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アル

出典 「真の仲間」公式Twitter

加護 ウェポンマスター
武器 ショーテル
職業 Eランク冒険者
CV 木下鈴奈

アルは加護に触れたばかりで、将来の夢も特に決めていない少年。船着き場で荷下ろしをしている父親の仕事を継ぐか、迷っているようです。

アルはタンタの友人で、アデミとの喧嘩を仲裁してもらったことがきっかけで、レッドのいえにご飯を食べに行くほど仲が良くなります。両親がけがをしたことで薬草店に身を寄せることとなり、その間、レッドやリットにショーテルの使い方を学ぶようになります。

アルは冷静な性格をしており、ウェポンマスターの加護は混乱や恐怖には強いスキルですが、怒りの感情には弱いため部位や自分を侮辱された際には激高しがちです

アルは、アデミ・タンタとはもともと友人同士だったものの、アデミが加護に触れたことをきっかけにアデミが暴力的になり、仲がこじれてしまいます。次第に、「自分も加護に触れると性格が変わってしまうのでは?」と加護に対して恐怖心を持つようになります。

しかし、ある日両親が斧を持ったアデミに襲われ、その現場を目撃してしまいます。この事件は大きな問題となり、衛兵隊長の息であるアデミが事件を起こして失踪したことで、アルが属するサウスマーシュの住民たちとアデミを可愛がっていた衛兵達の対立が激しくなっていきます。

アルは、ビッグホークにアデミを殺し英雄になるようにそそのかされ、民衆の目の前でアデミを殺せと促されるほどになります。最終的には衛兵たちに怒りレジスタンスとまでなっていた住民たちに「僕はアデミを許します」と伝え、住民の戦意をそぎ、戦争を回避させました。

騒動終結後、アルは何人かの冒険者とパーティを組み、Eランクパーティーから始めることとなりました。当初は加護に触れて性格が変わってしまうことを恐れていましたが、麻薬騒動後、自分の加護を受け入れて前に進もうとするようになります。

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アデミ

出典 「真の仲間」公式HP

加護 喧嘩屋
武器 道端に落ちている道具
職業 なし
CV 柚木尚子

アデミは、衛兵隊長であるモーガンの息子です。

衛兵たちに好かれており、将来は衛兵になることです。「将来は暴力じゃなくて取り締まるんだ」と、友人に宣言するほど志が高い少年です。アルとタンタとは友人同士ですが、喧嘩屋の加護の衝動に負けて、殴り合いの喧嘩になってしまうこともあったようです。

しかし、加護に目覚めてしまったことで暴力事件を起こすようになっていた自分自身も戸惑っているようで、傷つけてしまったタンタやアルに後に謝罪しています。

「暴力を振う自分から変わりたい!」と思っていたアデミは、盗賊ギルドのたくらみに巻き込まれ、加護のレベルを下げる麻薬を使用してしまいます。麻薬の影響で新たにできた加護の衝動に負け、サウスマーシュの生まれであるアルの両親を斧の柄で殴り昏倒させるけがを負わせます。

事件後は行方不明になっていましたが、実際はビッグホークに誘拐されていました。

ビッグホークとアルベールが、「サウスマーシュ対衛兵」の構図にするために巻き込まれたアデミは、自分がやってしまったことを後悔します。アデミはビッグホークには、アルに殺されるために生かされていましたが、アルから「許します。彼とは友人です。」と言われ、晴れて友人同士に戻ります。

サウスマーシュの住民も戦う理由をなくし、平和に解決しました。

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ビッグホーク

出典 「真の仲間」公式Twitter

加護 拷問の達人
武器 特になし
職業 盗賊ギルド
CV 稲田徹

ビッグホークはハーフオークの若者で、もともとは身体も大きくいかつい顔つきをしています。ゾルタンの王になる大きな野望を持っています。

ビッグホークは盗賊ギルドのナンバー2で、ゾルダンでは数々の加護を使用した「功績」により有名人となっています。麻薬騒動の首謀者の一人ですが、ゾルタンの王になる願いを叶えるためにコントラクトデーモンと契約しており、身体を乗っ取られてしまいます。

契約中は、自分の体で得られる感覚はそのままとのこと。ただ、自分の意思はほとんどない状態だったようです。

本来であれば、コントラクトデーモンは契約者の望みである「ゾルタンの王になる」願いを叶えるのですが、ゾルダンは年功序列で役職が決まるため、まだ年若いビッグホークは功績をいくら積んでも盗賊ギルドのナンバー1にすらなれず、契約を果たせずにいました。

ビッグホークの中にいるコントラクトデーモンの真名は「ベリエル」と言い、投獄中に面会に来たビュウイに化けたシサンザンに殺されることを恐れ、アルベールに契約を持ちかけます。アルベールの願いを無理に「ここまら出て勇者のもとに向かいたい」とし、契約を結びます。

その後、契約の元、勇者ルーティの前に現れ、「悪魔の加護」の存在をばらしてそのままルーティに殺害されます。

コントラクトデーモンが抜けた後のビッグホークは、やせこけたみすぼらしい姿となってしまいます。

本来ならば処刑を免れなかったはずですが、コントラクトデーモンお契約して生き残った者としてデーモン学者が興味を持ったため、研究対象として王都へ送られることとなります。

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ディル

出典 「真の仲間」公式HP

加護 火術士
武器
職業 冒険者
CV 利根健太郎

猫背で頬の削げた不健康そうな肌をした男です。

初登場はリッドとギゼオンたち勇者パーティが出会った際、酒場にいたリッドにちょっかいをかけて返り討ちにされているシーンです。客がたくさんいる酒場でファイヤーボールを使用しようとするほど、周りの人間のことを考えません。

そのことでリッドに執着しています。ギデオンが勇者パーティーにいた頃、ディルはリットに恥をかかされたことからアレスから情報を聞き出し、魔王軍にリットを含める勇者パーティーの情報を売ります。情報がばらされたことで作戦は失敗し、ギデオンとヤランドララが死ぬ思いをします。

その後、ゾルダンに流れ着いたディルは、加護レベルが低い者たちを虐げる盗賊傭兵になります。その所業を知らないゾルダンの人からも、仲間を置いて逃げたこともある噂が流れるほどの、あまり評判のよくない冒険者と認識されていたようです。

もともとDランク冒険者まででは、加護レベルが低くてもファイヤーボールが使える火術士が重宝されます。しかし、徐々に冒険者ランクが上がると、耐性持ちが増える魔物を相手にするようになるため、冒険者での活動が厳しくなるようです。

ディルはビッグホークにリットの弱みを知っていると話し、リットを排除しようとした結果失敗してしまいます。さらに、レッド・リット薬草店を燃やそうとし、レッドに見つかり失敗します。

その後、失敗をビッグホークに報告した際に、ビッグホークを怒らせたことで地下室に連れていかれ消息をたっています。

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ゴドウィン

出典 「真の仲間」公式HP 予告CM

加護 錬金術
武器 自分が錬成した道具
職業 元盗賊ギルド員
CV 岩澤俊樹

盗賊ギルドの幹部をやっていたゴドウィンは、麻薬騒動の際に盗賊ギルドとして麻薬製造をしており、そのアルをさらっています。麻薬騒動解決後に投獄されていましたが、ルーティとティセに脱獄をさせられ、遺跡の中でかくまわれていました。

ルーティは勇者の加護レベルを下げる「悪魔の加護」の作り方も知っているゴドウィンを頼っており、罪人ではあるものの、悪魔の加護の製造を対価に最低限の命の保証や生活の保障をしていました。

ゴドウィンは遺跡の中でシサンダン・アレス・テオドラ対ルーティ・レッド・リッド・ダナンの戦闘に巻き込まれてしまいます。戦闘の途中に壁にたたきつけられ重傷を負ってしまいますが、錬金した粘着爆弾を使用することでレッドたちの勝利貢献しました。

その活躍もあり、ルーティが悪魔の加護を必要しなくなった後は牢に閉じ込めるわけでもなく、南方の国に向かう為別れます。しかし、その後ゴドウィンはヤランドララにレッドを罠に嵌めたことがバレ、再びゾルダンに戻りレッドの前で事情説明をすることに。

ゴドウィンはヤランドララの猛攻を掻い潜ぐる時や、シサンダン・アレス・テオドラと戦った時にも「うげうげさん」と息の合ったコンビネーションを見せています。

うげうげさんとゴドウィンは、戦友かつ友人に近い関係性なのかもしれませんね。

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シサンダン

出典 「真の仲間」公式HP

加護 なし
武器
職業 魔王軍の将軍
CV 興津和幸

6本腕を持つアスラデーモンで魔王軍の将軍です。
魔王タラクスンからは「勇者」と呼ばれています。

初登場はギゼオンとリットが初めて共闘したあたりで、リットが生まれ育ったロガーヴィア公国を襲撃するために、リットの師匠であるガイウスに成りすましていました。シサンダンはリットを罠にはめて捕食することで姿・記憶を手に入れようとしますが、寸前でレッドとルーティの邪魔が入りルーティに斬られて死亡します。

しかし、デーモンは復活するため、魔王の元でシサンダンは復活しました。

人間のビューイに化け、ギゼオンを探すために勇者パーティーを離れて単独で動いていたダナンに接触しました。その後、ダナンの右腕を喰らい、ダナンに化けてリット・アレスに接触し、情報操作を行います。

麻薬騒動終結後は、ビッグホークから出たコントラクトデーモンから逃げ延びた実績を買われ、アルベールの代わりのBランク冒険者となります。ゾルダンの近くにある遺跡の調査を行い、「神・降魔の聖剣」を入手したかったようです。

ダナンの姿で勇者を探しに来たアレスと一緒に遺跡に乗り込んだ後、シサンダンの姿になってアレスを丸め込み、ルーティに「神・降魔の聖剣」を接触させることで勇者の加護を増幅させようとします。しかし、作戦は失敗し、またも死亡します。

再び生き返ったシサンダンは経験を積み、ゾルダンでスローライフをするルーティに勇者の役割を押し付けようとしているようです。アレス死亡後は、アルベールに代わるBランク冒険者のビュウイとしてゾルダンで生活しています。

アメリア
アメリア

ルーティに殺される→ビューイになる→ダナンに接触し右手を喰う→ダナンに化けてリットに接触→ベリエルをビッグホークから出す→アルベールの代わりにゾルダンのBランク冒険者になる→ビューイになって遺跡を探索し「神・降魔の聖剣」をルーティに接触させたい→死亡→魔王の元で復活。シサンザンって派手に動いてるよね。

まとめ

『真の仲間』の相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。

『真の仲間』は美少女が多いアニメ・小説ですが、正妻がリットで確定しており、レッドの想いが途中で変化しないストーリーです。「なろう小説」はハーレム設定が多いため、珍しいタイプかと思います。

リット・レットの恋愛や、勇者パーティーメンバーとの確執や、デーモン族との争いなど見所が多いストーリーだけあって登場キャラクターは非常に多いです。

次々に登場するキャラクターをすべては紹介できませんでしたが、アニメで登場しそう主要なキャラクターはご紹介できたと思います。

もしかしたらオリジナル展開のキャラクターも出てくるかもしれませんし、アニメの続きが楽しみですね!

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