ハイキューの春高・全国大会編は原作漫画(ジャンプ)では既に完結しています。
なので今回は、全国大会の結果をネタバレありでまとめて解説してみました。

※ この記事はハイキューのネタバレ内容が含まれています

アニメを楽しんでる人は要注意よ
↓ ↓ ↓
結論として烏野はかなりのところまで勝ち進みますが、惜しくも優勝には届きませんでした。
準々決勝で鴎台に敗退し、その後数年の様子まで描かれることになります・・・。
春高全国大会編の結果は烏野は全国ベスト8(準決勝敗退)
1回戦 烏野VS椿原 勝者:烏野
セットカウント2―0 烏野勝利
◯烏野25 – ×椿原23
◯烏野25 – ×椿原23
1回戦の相手は椿原学園。
椿原学園は全国2年連続2回目の出場ですが、ハッキリ言って無名の高校です。
しかし無名高校であっても190センチ超えがフツーにいるなど、全国は優勝候補以外もダテじゃないなって感じ。
1回戦は初の全国大会という緊張との戦いでもありました。
初めてのオレンジコートで大きな会場・満員の観客、空間感覚や天井の照明の眩しさなどもいつもと勝手が全然違います。
特に第1セット目はいつもと距離感との違いから、あの影山のトスが乱れてしまい数点リードを許します・・・。
しかし影山すぐに自分の空間の感覚を修正していき、ついに変人速攻が全国デビューし観客を沸かせることに。
第2のピンチが、椿原学園の1年生・姫川の天井サーブでした。
アンダーで超超高度のサーブを打つことで照明の眩しさもあって烏野はレシーブミス続出。
しかしこのピンチでは、いつも通りにレシーブしてくれる西谷の活躍もあって徐々に巻き返します。
また、日向に至っては合宿の成果として、レシーブ会得の片鱗が見え始める場面も。
どのセットも2点差と僅差でしたが、終わってみれば烏野2セット先取の勝利という結果。
しかし、何があるのか分からないのが初戦だけに、無事ストレート勝ちでホッとした1回戦でした。
2回戦 烏野VS稲荷崎 勝者:烏野
セットカウント2―1 烏野勝利
◯烏野27 – ✕稲荷崎25
✕烏野16 – ◯稲荷崎25
◯烏野32 – ✕稲荷崎30
なんと2回戦は去年の準優勝校の稲荷崎高校と対戦です・・・!
稲荷崎は去年は井闥山と決勝で戦い敗れた間違いない優勝候補。
全国は3年連続31回目の出場という超強豪校です。
この稲荷崎は影山がユース合宿で一緒だった天才セッター宮侑がいるチームです。
さらになんと宮侑は双子の兄弟・宮治がおり、「高校バレー界最強ツインズ宮兄弟」と呼ばれるほどの強敵。
それ以外にも全国5本指アタッカーの尾白アランがいるなど、宮兄弟以外も曲者揃いです。
(全国5本指は要は木兎レベル)
試合内容も、死闘と呼ぶにふさわしいものでした。
1セット目、烏野は宮侑のスパイクサーブとジャンフロの2刀流に苦戦。
さらに宮兄弟は変人速攻を見ただけで再現して真似してきます・・・!しかもそのあとに撃った日向たちの変人速攻は早くもブロックされてしまう・・・。
しかし、目覚めはじめた日向のレシーブ、不調から覚醒した田中の超インナースパイクを中心に逆転し、なんと烏野が下馬評をくつがえし第1セット目をもぎとります。
反対に2セット目は完全に稲荷崎のペース。
特に宮侑のジャンフロをだれも止められず、オーバーが苦手な西谷が狙われ続けるという初の事態に・・・
そのまま16-25でストレートで押し切られ勝負はファイナルセットへ。
しかし3セット目はついにのやっさんが宮侑のサーブを攻略。
両者総力戦で一歩も引かず、ファイナルセットは長い長いデュースに突入します。
そしてファイナルセットで烏野の危機を救ったのが「日向のレシーブ」でした。
稲荷崎戦でスパイク打たれてみんな「あっ、落ちる」って思った瞬間に日向のレシーブでボールが上がった絵を見て、先生の魅せ方がスゴいなって思ったし、その後の影山がナイスレシーブって言ったことで鳥肌になったことが忘れられない pic.twitter.com/QzZbg7sqbe
— ポプラー (@Pop_home12) November 22, 2018
あの月島のブロック含め誰もが虚を疲れた宮兄弟のアタックフェイント→セットアップを、完全に開眼した日向のレシーブが拾います。
そのレシーブにはあの影山が初めて日向に
影山「(おまえにこれを言う日がくるとは・・・)ナイスレシーブ。」
とつぶやくほど。
この日向の神レシーブが完全に烏野の空気を変えました。
そして最後は、烏野マッチポイント(31-30)で迎えた局面で、宮兄弟はこの試合で初めて変人速攻バックアタックを試み成功させてきす。
しかし、これを影山&日向が読んで全力ブロックでドシャット。
ファイナルセットは32-30となり、長い長い死闘を烏野が制しました。

烏野VS稲荷崎の激闘はアニメ4期で見ることができます!
3回戦 烏野VS音駒(ゴミ捨て場の決戦) 勝者:烏野
セットカウント2―1 烏野勝利
✕烏野25 – ◯音駒27
◯烏野26 – ✕音駒24
◯烏野25 – ✕音駒21
3回戦はついに音駒戦です。
ついについに「ゴミ捨て場の決戦」の実現・・・これを見ずしてハイキューは終われないといってもいいほどの伝説の一戦となりました。
GW2日目。ハイキューの全国大会での烏野vs音駒が熱すぎて青春スイッチがバシバシ押される。既に評価されてる作品だけど、もっと評価されてもいいと思う。さて、走りいくか。
— 柊(ひいらぎ) (@ngi1510) May 2, 2020

1セット目から、変人速攻・シンクロ攻撃をフルに使い全開の攻めを展開する烏野。
しかし今までの敵とは次元の違う守備力を見せ、烏野の攻撃を着々と拾う音駒。
それでもスロースターターな音駒に対して烏野がわずかに押している展開でセットポイントまで持ち込んだのですが・・・研磨にひっくり返されてしまいます。
まず、ツーアタックに見せかけたフェイントで烏野のタッチネットを誘い1点。
そして烏野アタックを拾ってからの、選手間のスキマを突く研磨の返球。
烏野は全員攻撃の意思をスキマを突かれた結果、これをお見合いしてしまい・・・なんと取れそうだった1セット目をさらわれてしまいます。
いつになく気合が入ってるとチームメイトにも言われていた研磨が見事なゲームメイクを見せます。
続く2セット目。 2セット目は研磨の指示による「徹底した日向潰し」が始まります。
サーブは全て日向を狙う、もしくは日向の助走を阻むような位置を狙う。
徹底して日向に助走を取らせない。
助走ができなければ日向は飛べない→全力で飛べない日向に影山はトスをあげないから無視。
ようやくトスが日向に上がっても完全に読まれてブロックされる。
そして日向を完全に攻略した研磨は、ついに日向への興味を失ってしまいます・・・。
しかしここで影山が考えます。
影山「(なんかきゅうくつなバレーだな・・・)」 影山「(スパイカーの前の道を切り開く。そのための、セッター。)」
次に影山がとった選択・・・それはオープン攻撃でした。
高ーく上げたトスで日向に助走をたっぷり取る時間を与える代わりに、3枚ブロックに真っ向から勝負させるというもの。
※オープン・・・ゆっくり高くあげたトスに合わせて余裕を持って助走を始める3rdテンポの攻撃。相手にも攻撃がまる分かりのためオープン。
ここで、以前に影山が言った「お前・・・もっと飛べるぞ。」の伏線が回収され、日向の”ドンジャンプ(高高度ジャンプ)”がついに覚醒します。
影山「オラ!とべ!」
うわああああああ今週も良かった~(≧∇≦) オープン攻撃決める瞬間が最高やな✨#wj38#ハイキュー pic.twitter.com/C5h5Zb2lH6
— GG (@EfukunMax) August 21, 2018
完全に覚醒し息を吹き返した日向が、3枚ブロックを上からぶち抜きます。
コメント
猫駒戦って何巻ですか?
コメントありがとうございます。
33巻〜37巻ですよ!