ヨルは人気漫画『スパイファミリー』に登場する登場人物で、ロイドの偽装結婚相手に選ばれた女性です。
この記事では、コードネーム「いばら姫」と呼ばれるヨルの強さや能力、魅力的でかわいい一面などをご紹介していきます。
記事内にネタバレを含むので注意してね。
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目次
ヨル・フォージャー(いばら姫)とは
ヨル・フォージャーは表向きは東国(イスタニア)バーリント市役の事務職員として勤める一方で、裏では暗殺組織の殺し屋「いばら姫」として暗躍する女性です。
弟のユーリについた小さな嘘から、ロイド(黄昏)との偽装結婚を承諾していましたが、ロイドやアーニャとの偽物の家族生活に安らぎを覚えていきます。
暗殺者としては完璧なヨルですが、料理が苦手だったり、世間ずれしていてポンコツなのがかわいいポイントです。
ヨル・フォージャーのプロフィール
年齢 | 27歳 |
得意な家事 | 掃除 |
苦手な家事 | 料理 |
好きなもの | リンゴ |
苦手なもの | 虫・お酒 |
暗殺スキル | 格闘術・刃物・毒耐性・電撃耐性 |
ブライア家の家族構成(本当) | ユーリ(弟) |
フォージャー家の家族構成(偽装) | ロイド(夫)、アーニャ(娘)、ボンド(犬) |
表と裏の顔を使い分けながら、子供のころに両親を失いながらも弟のユーリを養ってきた苦労人の暗殺者です。
暗殺者という職業のせいか掃除が得意ですが、料理はメシマズ属性の持ち主。
料理ができないのは、毒に耐性がつくように訓練した結果、味覚がおかしくなっている可能性があることが原因かもしれません。
苦手なものの一つがアルコールで、飲むと酒乱の悪癖があって、感情のままに行動します。
20歳になる弟のユーリからは理想の女性として神聖視されていて、嘘が苦手なヨルでも暗殺者としての素顔はバレずに済んでいました。
ロイドの任務遂行のための身辺調査でも、持って生まれた天然さが幸いして裏稼業には気付かれない幸運さを持っています。
旧姓はヨル・ブライア
ヨルの旧姓はヨル・ブライアで、両親と死別した後、幼いころから暗殺者として経験を積んできました。
弟のユーリを育ててきた経験からアーニャの母親らしく振舞い、何とかフォージャー家の母親であろうと日々努力をしています。
ユーリは国家保安局の保安局員で姉のヨルには甘く、一年前に入籍していたと偽装されているロイドとの結婚を盲信するシスコン気質が生まれています。
ヨルとユーリの姉弟は、お互いの裏の顔に気付いていません。ブライア家は家系的に酒に弱いのか、姉弟揃って酒乱の傾向があります。
ヨル・フォージャーの性格
ヨルの性格を一言で言うと、良く言えば純粋で、悪く言えばド天然です。
暗殺者として必要な後ろ暗い雰囲気がないことが幸いして、偽装結婚の相手の凄腕諜報員ロイドすらヨルの正体に気付いていません。
市役所の勤務では普段の天然さから、後輩たちからツッコまれつつ慕われている事がロイドの調査で明らかになっています。
ヨルはフォージャー家で暮らすうちに暗殺者としての自分の生活に疑問を持ち始めました。しかし、戦い続ける目的を思い出したヨルは、暗殺者としての自分に向き直る決意をします。
ヨル・フォージャーの声優は早見沙織さん
【 主な代表作】
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』/ 雪ノ下雪乃 役
『鬼滅の刃』 / 胡蝶しのぶ 役
『賭ケグルイ』/ 蛇喰夢子 役
『〈物語〉シリーズ』/ 斧乃木余接 役
『魔法科高校の劣等生』/ 司波深雪 役 など
ヨル・フォージャーの正体は最強の殺し屋
ヨル・フォージャーは表向きは東国(イスタニア)バーリント市役の事務職員として勤める一方で、裏では暗殺組織の殺し屋として暗躍する女性です。
コードネーム「いばら姫」
暗殺組織「ガーデン」に所属するヨルは、店長と呼ばれる仮面をつけた謎の人物からの電話依頼を受けると「いばら姫」というコードネームで暗殺に従事します。
ガーデンのバックには東国の組織が関係しているらしく、幼いころから国賊とされた人間を排除するという大義名分が与えられています。
そのため、ヨルの意識の中には東国国家に対する盲信と、正義は国にあるという洗脳に近い考え方が植え付けられていました。
「いばら姫」としてのヨルの強さは突出していて、凄腕諜報員のロイドを気絶させるほどの強さを誇ります。
殺し屋を続けるためにロイドと結婚
ヨルが暮らす東国(オスタリア)は反政府勢力の取り締まりが非常に厳しく、独身女性というだけでスパイの容疑がかけられてしまうほど。
暗殺者として活動を続けるには、スパイ容疑で捕まる訳にはいきません。
そこで、妻を探すロイドと利害の一致から偽装結婚をするに至ったのでした。
元々は恋人役を探していたのですが、普通ではない自分を受け入れてくれそうなロイドとなら、結婚した上で暗殺者を続けていけると考えたようです。
ロイドも西国のスパイという身分を隠しているのでお互い様ですが、売国奴を暗殺する殺し屋であるヨルが西国スパイのロイドと偽装結婚をしているという設定が作品を面白くさせています。
ヨル・フォージャーの強さ・能力・殺し屋の実力は?
ヨルの能力や強さや殺し屋としての実力は、凄腕諜報員のロイドの近接戦闘能力を凌ぐモノがあります。
戦闘の他にロイドの同僚の女性諜報員フィオナ(夜帷)とテニスで勝負したことがあり、その際には身体能力の高さと筋力でねじ伏せる強さがありました。
恐らくフィジカル面では作中1番の強さと言って過言ではありません。
また、普段は殺気を見せる事もなく穏やかな性格なのですが、何かの拍子で暗殺者としてのスイッチが入ると小動物が覚悟を決めて縮こまるほどの殺気を見せます。
ヨルの強さ・能力・実力についてそれぞれざっくりと紹介していきましょう。
①ヨルの身体能力はギネス以上?
ヨルの戦闘スタイルは近接戦闘での体術と、刃物を使用した暗殺術が挙げられます。
作中でヨルが銃を使った暗殺や戦闘の描写が無い事から、線条痕などで弾道解析され足のつきやすい重火器を避け、金属探知されにくい素手や刃物による暗殺スタイルが取られているようです。
素手対武器の格闘戦で相手の急所を手刀で攻撃して気絶させるなど、素手の暗殺も得意としています。
細い体型からはうかがい知れない鍛錬を積んできており、握力は暗殺者の男性の手を握りつぶせるほど強く、刀剣を素手で破壊する威力を発揮しました。
現実では男性の握力がギネス記録で162㎏で、ゴリラが450㎏前後と言われているので、少なくともギネス記録を破りそうな筋力があると推定されます。
②ガーデンの訓練で得た暗殺スキルがある
暗殺組織「ガーデン」によって幼いころから暗殺者としてのスキルを仕込まれたヨルは、毒やスタンガンなどの攻撃に対して耐性を持っています。
暗殺中に銃でお尻を撃たれても、痛みを我慢してロイドとのデートに赴くなど、痛みに対してもある程度コントロール出来る模様です。
任務中にケガをすることはあまり無いものの、任務遂行に支障をきたさないようにある程度の医療の心得はあると推定されます。
任務で一般人として誤魔化しきれないほどの深手を負ったり、死亡したりした際には暗殺組織「ガーデン」の上司である「部長」から、行方不明扱いにされると釘を刺されていました。
③ヨルの近接戦闘能力は作中でも屈指
暗殺者としてのヨルには他国の暗殺組織と比べても実力があり、「ガーデン」の部長と2名の戦力で少なくとも11名の暗殺者集団と互角に戦う戦闘力を保有しています。
また、デート中に油断していたとはいえロイドを昏倒させるケリを放ち、ロイドの同僚の夜帷(とばり)をパワーで圧倒していました。
素手での単独戦闘では、西国(ウェステリア)の諜報員ですら敵わない戦闘力がヨルにはあり、作中でも屈指の強さです。
ヨル・フォージャーの過去・殺し屋を始めた理由
ヨルが殺し屋になった理由は、幼い頃にあります。
「スパイファミリー」の世界では、かつて敵対する西国(ウェスタリス)と東国(オスタ二ア)の間で大規模な戦争があり、ヨルはその戦争で両親を亡くしました。
唯一の家族である弟のユーリと2人だけで生きていくためにお金が必要でした。
そんなときに始めたのが「殺し屋」の仕事。
幼い頃から殺人術を叩き込まれて、現在は”店長”を名乗る人物からの依頼で、「いばら姫」として多くの人を殺しています。
ヨル・フォージャーのかわいい魅力を紹介
ヨルは職業が暗殺者であることから、筋力がゴリラで近接戦闘では向かうところ敵無し。
しかし、弟を養育するために全てを暗殺に費やしてきた為なのか、大人として成長しきれていない子供っぽさとド天然なところがあり、そこが可愛い魅力です。
この項では、無邪気に組織のために暗殺するヨルの可愛いところをピックアップしてご紹介していきます。
①無邪気な笑顔が鬼カワイイ
暗殺者という殺伐とした職業のため怖いイメージがつきまとうヨルですが、フォージャー家や日中の職場である職場や弟の前では無防備な笑顔を見せます。
幼少のころから暗殺者としての仕事を行ってきたせいで、暗殺稼業に後ろ暗さが無く無邪気に笑うのは、少し一般的な感覚がマヒしているせいなのかもしれません。
この画像では3巻において暗殺稼業でケガをしながらも、ロイドにデートに誘われて満面の笑みで次回も誘ってほしいと答えるシーンです。
お酒も入って偽装のつもりだったデートに楽しさを感じたヨルの笑顔は、つかの間の幸せに満ちていました。
②嬉し泣きのしぐさがほっこりカワイイ
ヨルは死別した両親に変わって暗殺者としてユーリを育てていく中で、料理だけは上達しなかった模様です。
ユーリは姉を神聖視しているため、味に関して無頓着でヨルが作ったものを無条件で食べてしまうので、上達する要素が無くフォージャー家ではヨルの料理の被害者が後を絶ちませんでした。
5巻でこのままじゃダメだと考えたヨルは友人との特訓で、見た目はともかく味付けには成功した料理を家で出すことに成功。
ロイドとアーニャが普通に食事する光景を見たヨルが、一瞬戸惑いつつも嬉しさで泣き出すところがとにかくかわいいシーンです。
③男性慣れしていない照れ顔がクソ可愛い
3巻でふいにフォージャー家を訪れることになった弟のユーリにロイドとの仲を疑われ、ユーリの前でキスをして愛を証明することになるヨル。
スパイであるロイドは感情のコントロールも完璧で、ポーカーフェイスでヨルにキスしようとしますが、男性経験の未熟なヨルは緊張してしまいドキドキの展開になりました。
ヨル・フォージャーと他キャラとの関係性について
ヨルはロイドの前では妻として、アーニャの前では母として、ユーリの前では姉としての仮面を被ったまま生活をしてきました。
また、昼の仕事や日常の生活で知り得た人々との関係から、暗殺者としての自分の立場に疑問を持っていきます。ヨルの中ではフォージャー家での生活で、何かが変わりつつあるのではないでしょうか。
そこで、ロイドやアーニャやユーリとの関係を見てみましょう。
ロイドとの関係性
ヨルはロイドとのフォージャー家での生活を通じて、自分の人生について見つめなおしていきます。
暗殺者である自分、妻としての自分、母としての自分、姉としての自分を使い分けて暗殺組織という箱庭の中で生きてきたヨルにとって、フォージャー家はかけがえのない居場所となっていきます。
偽装だったロイドへの恋心もいつしか、本当の愛へとなっていくのかは今後に注目です。
アーニャとの関係性
ユーリを養育してきたことで自信を持っていたので、偽装家族の娘のアーニャとは友達感覚で付き合えていました。
ロイドとの関係が進むにつれ、庇護対象でしかなかったアーニャのことも大事に思うようになります。
アーニャはロイドとヨルに仲良くなってもらうために、テレパスの力を使って事あるごとに2人を稚拙な計画でくっつけようとするところが、フォージャー家を見ていてほっこりするところです。
アーニャについては【スパイファミリー】アーニャの能力や過去は?かわいい魅力も徹底解説で紹介しています。
ユーリとの関係性
成長したユーリは表向きは外務省の役人としての身分を隠れ蓑にしていますが、秘密警察と呼ばれる国家安全保障局「SSS」の保安局員で、スパイの黄昏(ロイド)を捜査していました。
ヨルはユーリに対して組織の暗殺者でいることを隠して養育してきましたが、ユーリが成人して外務省に勤めるようになって弟離れを考えています。
しかし、ユーリは四六時中に姉のことを考えている重度のシスコンなので、その日がやってくるのはまだまだ先になりそうです。
まとめ
スパイファミリーにおいて、偽装家族フォージャー家の妻役にして、暗殺者のヨル・ブライアについて紹介してきました。
ヨルは両親を失って暗殺者稼業に身をやつして、弟を養育してきた苦労人の女性です。フォージャー家での生活は、どこか壊れたヨルの人生にとってかけがえのない居場所となりつつあります。
現在、嘘に満ちた家族生活が続いていますが、いつかヨルが本当の家族となれる日が着たらいいなと思いつつ、最新話を楽しみにしています。
コメント
かわいい😍
ヨルさん子育て頑張ってください!