転スラは1期が終わり、2期が分割2クールで現在も放送中です!(2021年9月現在)
テンペストはクレイマンの策略によって一度は莫大な被害を受けますが、リムルやその配下・友人たちの力もあり、原作では列車まで完備するほどの町へと変貌します。
そんな変化し続けるテンペストに人が集まる大きな理由は、テンペストにある「地下迷宮(ラビリンス)」が大きな要因です。
今回は、テンペスト内にある地下迷宮の守護者である「迷宮十傑」について解説していきます。

原作小説14巻で時点の十傑一覧を作成したよ。ネタバレには気を付けてね!
地下迷宮とは?
地下迷宮とは、リムルが考案してヴェルドラ・ラミリス・ミリムが協力して作ったアトラクションの1つです。リムルがRPGをもとにハクスラなどのゲーム要素を加えたシステムとなっています。
内部はラミリスの意のままに変化することができ、内装や広さは勿論、階層の入れ替えも行えます。ラミリス曰く作れる階層に上限はないそうですが、現実的に製作可能な改装は1階から100階までとのことで、100階まで作成しました。
中には魔物たちがうろつく迷宮となっていますが、リムルやリムルが集めた科学者たちによる研究所やエルフたちが営業する店である高級店、宿屋・お風呂・トイレまで完備されており、人によっては過ごしやすい環境と言えるでしょう。
迷宮を攻略する冒険者は、1度死んでもアイテムを持っている限り蘇生される腕輪や自由に迷宮内を出入りできる仕組みなどを使用し、魔物を倒しながら宝箱を探す「お宝ゲーム」として小銭を稼いでいるようです。
ちなみに、地下迷宮で登場する宝箱の中身は非常に強力なものばかり。武器に属性を与える特殊なものや、普通ではお目にかかれないような素材で作られたレア度の高い武器などが眠っています。
魔物からは回復薬などのアイテムをドロップできるように飲み込ませたり、階層を下っていくごとにトラップが増えたり、ボスが強力になっていったりと、冒険者たちを飽きさせない様々な趣向が凝らされています。
特に、初めてボスを倒すことで報奨金が出る仕組みがあるため、冒険者たちは100階到達を目指して日々頑張っているようです。
なんと100階撃破で「星金貨100枚」の賞金が出ますが、100階を守るのはヴェルドラであるためかなり絶望的です。
さらに、100階を超えたものはリムルと戦う権利が与えられるようですが…それを目当てにしているものはほぼない現状ですね。

地下迷宮といえば、テンペストの観光名所!って感じかも。
力のある冒険者にとっては、レアアイテムが手に入る得な修行空間って認識かもね。アイテムがあれば死なないしね♪
迷宮十傑とは

出典:Amazon
地下迷宮は階層を降りることで賞金が増えたり、レアなアイテムが手に入ったりします。
階層を降りるごとに、ボス部屋の前で休めなくなったり出てくる魔物が協力になったりと…危険度が段違いになっていきます。
特に、60階層から急激に強くなってしまうため、当初リムルが予定していたレベルとはかけ離れたものになってしまっているようです。
その60階層以降を守る10人を、「迷宮十傑」と表しています。

60階からが強すぎる…!
迷宮十傑の階層とボス一覧
コミックライド 「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」 第4話更新及び第5話先読み更新しました! https://t.co/EIM9JHeYss 警護の次は地下迷宮へ挑戦します! ※単話5話はコミックライド5号に収録済みの作品です。 pic.twitter.com/j2EoFlCZdt
— コミックライド編集部 (@ComicRIDE) November 10, 2016
地下迷宮は10の倍数の回想は格段にボスの難易度が高く、10階ではBランクの魔物「大きな蜘蛛(ブラックスパイダー)」、20階はB+の魔物「大きなムカデ(エビルムカデ)」、30階ではB+の「大鬼の狂王(オーガロード)」が複数の配下を率いており、40階ではA-の「嵐蛇(テンペストサーペント)」がボスとして君臨しています。
さらに、50階以降は知恵のある魔人が守っており、50階はゴズール(牛鬼族)・メズール(馬鬼族)が交代で守護しています。
そこまででも強力な魔物たちですが、60階以降は大物ぞろいです。
60階以降を守る迷宮十傑について、守る階層も含めて紹介していきます。
【60階層 階層守護者】魔導王ガドラ
出典:転生したらスライムだった件13.5巻
51~60階層はゴーレムゾーンとなっており、無機質で疲れ知らずな兵士がさまよっている階層です。
「聖霊の守護虚像(エレメンラルコロッサス)」が徘徊しており、以前のボスはそれを改造した新型機「魔王の守護巨像」でした。全身が魔鋼であるため防御力は高く、操縦席も完備されている優れもので、「思念」による遠隔操作も可能な機体です。
以前はボスの機体をベレッタが遠隔操縦していましたが、現在は「魔導王ガドラ」が操縦しているため、階層のボスも魔導王ガドラになっています。
特殊型は施策の銃器まで持っている個体もいいるため侮れませんし、地雷など即死しないような罠も豊富に仕掛けられています。
ガラド自身は、もともとアダルマンの親友でしたが、アダルマンが殺されたためにルミナスへの復讐心から西へ戦争を仕掛けようとしていました。帝国に所属していた大魔法使いで、銃や戦車の登場で魔法の価値が薄れたたために部下を取り上げられ、ほぼ実権は握れていなかったようです。
しかし、アダルマンとテンペストで出会ったことや、すでに帝国を見限っていたため、部下ともどもテンペストに移住し、十傑入りを果たしました。
ちなみに、ガラドは千年以上を生きる魔法使いであり、十傑の中では弱い方です。とはいえ、「一番弱いから若い階層を与えられている」わけではありません。
ガドラは十傑最強の名に興味があるわけではないので、現在の位置で満足しているようです。
コメント