【決定版】おすすめアニメ120選

転スラは面白い?つまらない?人気の理由や魅力を解説

転生したらスライムだった件

転生したらスライムだった件(以下転スラ)は小説家になろう発のWeb小説が書籍化を経て、更に漫画化からアニメ化された人気作品です。

どういうわけかメディアミックス展開もされている人気作品であるにも関わらず、「面白い・つまらない」の論争がネット上などでしばしば交わされる作品でもあります。

そこで、転スラの面白い点とつまらない点をそれぞれ考察して、人気の理由や魅力を解説していきます。

今回の記事ではポイントを絞って、なぜ意見が分かれてしまうのかを解明するために、まずは転スラの面白い点から考察いたします。

 

転スラの面白い点

転スラの面白い点

出典:「転スラ」公式サイト

転スラの面白い点を簡単にまとめると以下のように挙げられます。

転スラの面白さのポイント
⦁ キャラクターの作り込みが内面、ビジュアル共に上手くて、カッコよくてかわいい。
⦁ Web小説版・小説の設定が細部まで作りこまれ、ストーリーの背景がしっかりしている。
⦁ 漫画版のビジュアルが魅力的で、アニメ化した際のアクションに見ごたえがある。
⦁ シリアスになりがちなストーリーを補完する本編・スピンオフ作品の日常回がある。

転スラの良さは魅力的なキャラクターたちと、それを支える練られた設定に集約されると思います。

まずは、キャラクターの魅力についてご紹介していきましょう。

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リムルが強くてかわいい

リムルが強くてかわいい

出典:「転スラ」公式サイト

主人公のリムルの魅力は単純明快に、強くてかわいいところが人気の秘訣だと考えられます。

転スラのストーリーはよく言われる「俺Tueeee展開」なのですが、リムルの内面的な性格と行動原理にイヤミが無いので拒絶反応が起こりにくいのがポイント。リムルの強さがユニークスキルの捕食によって無制限に強くなるため、余分な修行展開がなくストーリー展開がスムーズなのも良さがあります。

また、リムルのビジュアルがスライムと美少女という通常の2倍のかわいさがあるので、万人に受け入れられやすいのでしょう。

リムルのかわいさについては別記事がありますので、あわせてご覧ください。

【転スラ】リムルはかわいいスライム | 美少女化した理由や可愛いシーンも紹介
リムルが何故かわいいスライム化を解説。美少女化した理由や可愛いシーンも紹介しています。
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男性キャラクターがイケメン

この項では人気の高いイケメン男性キャラクター陣をピックアップしてご紹介します。

ビジュアルが良いのは皆さんもご承知のことなのですが、内面の良さにも切り込んで各キャラクターのどういうところが人気なのかについて考察しながら解説していきましょう。

アメリア
アメリア

皆さんの推しキャラクターはだれだろう?

ベニマル

ベニマル

出典:「転スラ」公式サイト

ベニマルのカッコよさは強さとビジュアルもありますが、成長していく様子が魅力的に描かれています。

登場当初はオラオラ系のお兄ちゃんという印象があったベニマルは、与えられた地位や役割を通じて成長していきます。
リムルを通じて強さだけではなく周りへの配慮などを学んでいき、責任感のある鬼人となっていきました。

秋の日の用心では、イメージキャラクターをリムルに任されるほど街に溶け込んでおり、妹のシュナにはタジタジだったりと、ベニマルの人間味は転スラ日記などスピンオフなどで更に詳しくかかれています。

本編しか見ていない人は、こちらもチェックすることで更にベニマルの魅力がわかることでしょう。

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ソウエイ

ソウエイ

出典:「転スラ」公式サイト

ソウエイにはイケメンで仕事ができるところから、リムルにずるいと言わせる魅力を持っています。

ソウエイのカッコよさは忍者や必殺仕事人のようなアクションが目立ち、戦闘シーンに見ごたえがあることでしょう。

1期20話のカリュブディス戦で活躍した際は生き生きとした表情で、メガロドンの群れをエクストラスキル「粘鋼糸」を使って同士撃ちをさせるなどの戦果を挙げるソウエイ。

なんでもそつなくこなしてしまい、目立たないのに仕事がデキル男感があるところが優秀なビジネスマン然としていて、そこが人気の秘訣なのではないかと考えられます。

ディアブロ

ディアブロ

出典:「転スラ」公式サイト

ディアブロは「原初の黒」と呼ばれる上位悪魔(アークデーモン)を母体として、悪魔公(デーモンロード)に進化した裏方を仕切る執事キャラとして人気があります。

リムルに忠誠を誓い、圧倒的な実力者として配下となるディアブロ。
ディアブロの魅力は、リムルが他の配下に仲良くしているときに見せる残念そうな顔が能力とのギャップを感じさせ、ツボになるのではないでしょうか。

例を挙げると家で飼っている猫をモフっていたら、同じく飼っている犬が嫉妬するような表情を浮かべるのに似ていると思います。

冷酷な悪魔ですが、リムルに対しては意外とかまってちゃんなのかもしれません。

ヨウム

ヨウム

出典:「転スラ」公式サイト

オークロード討伐の武勲をリムルに譲られた偽勇者のヨウムは、強さはそれほどではありませんが、惚れた女性に尽くすところを魅力的に描かれている好感度の高いキャラです。

ミュウランがファルムス王国の異世界人を手引きした罪の裁可を受け入れようとするのを、ヨウムが助命嘆願する名シーンは、32話で描かれています。

リムルという恩人であり戦っても勝てない相手にみっともなく懇願してでも助けたいという、ミュウランヘの愛情が伝わってくる話でした。

リムルの要請を受けてミュウランに支えられながら、ファルムスの新たな王として歩み始めるヨウム。
ヨウムは良い王になっていくのではないでしょうか。

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美少女キャラがかわいい

次に、人気の高いかわいい女性キャラクター陣をピックアップしてご紹介します。

転スラの美少女キャラ達はかわいさもありますが、異世界を生き抜くパワフルさも兼ね備えています。

また、キャラ付けがハッキリしているので、被りがなくかわいさに特徴があるところに、作りこまれたキャラの面白さがあります。

アメリア
アメリア

強さで負けても、かわいさでは負けないんだからね!

ミリム

ミリム

出典:「転スラ」公式サイト

魔王ミリム・ナーヴァは幼い見た目をしていますが、最古の魔王の一人としてリムルの前に現れます。
基本的に行動原理が子供なので、老練なリムルはミリムをあやすように扱って友達になりました。

ミリムの国「忘れられた竜の都」では生野菜主体の食生活を送っていたようで、蜂蜜につられて魔国連邦への移住を決めるミリム。「腹ペコキャラ」と「つるペタ(リムル談)」なので道理よりも食欲と感性で生きている事をリムルに見抜かれている、最強なのに残念カワイイ性格をしています。

転スラ日記では、浴衣にクリスマス衣装など様々な季節ごとの衣装や髪形にしており、本編と違った可愛さにトキメク方も多かったのではないでしょうか!

https://animegaphone.jp/tensuranikki-7/

シオン

シオン

出典:「転スラ」公式サイト

シオンは世の男性の目線を釘付けにしそうな、豊かな胸部装甲を持つ元鬼人族の№2戦士
スーツに身を包んで眼鏡をかけていると、黙っていれば有能な美人秘書のようなのですが「メシマズ・ポンコツ」属性を持つユニークなキャラクターです。

ファルムス王国侵攻で死亡しましたが、魔王化リムルにより復活してユニークスキル「料理人(サバクモノ)」を祝福として受取りました。

そのうちのスキル「確定結果」で結果を確定させられるので、メシマズは解消されたものの、直情的な性格などは治っていないので時にリムルを悩ませるトラブルメーカーでもあります。

見た目は有能な秘書なのに、トラブルメーカーのポンコツといギャップが人気の元ですね!

シュナ

シュナ

出典:「転スラ」公式サイト

シュナは家事全般が得意なお姫様キャラとして、リムルの周りで世話をしたり王国の産業振興などを行う、少女の見た目をしたみんなのお母さんキャラです。

これらはガサツな兄「ベニマル」のお世話で培われたようで、転スラ日記ではその家事スキルを使ってベニマルや魔王ミリムのお世話をする様子が描かれてほっこりする場面も。

普段は着物や割烹着が似合う少女なのですが、リムル達と一緒に水辺に来た時にはドワーフたちの作り出したこだわりの水着姿を披露するところは年頃の少女らしい一面が見られました。

リムルが渇望してやまない和食を研究するところは、お嫁さんにしたいキャラとしてポイントが高いのではないでしょうか。

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ソーカ

ソーカはイケメン上司のソウエイに恋する乙女としてのかわいさがある、竜人族(ドラゴニュート)の少女でガビルの妹です。

ソウエイに対して秘めた恋心を隠しているのですが、周囲にはバレバレなようで、転スラ日記5話で行われた水辺の女子会ではネタにされていました。

ソウエイに鍛えられているため、諜報員として魔国連邦の任務をクールにこなす一面も持っているので、恋する乙女とのギャップが面白いキャラでもあります。

ソウエイもソウカを気に入っているようなので、これからの展開が楽しみですね…!

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アクションシーンがカッコイイ

アクションシーンがカッコイイ

出典:「転スラ」公式サイト

アクションシーンのカッコよさもアニメ版転スラの魅力の一つとなっていて、小説版でおぼろげなイメージしかなかったスキルや、魔法の戦闘シーンが丹念に描かれているところに見どころがあります。

また、アクションシーンのエフェクトも派手さがあるため、キャラクターの魅力を引き出して、カッコよさをさらに引き上げています。

特に剣術の見せ方は非常に巧妙でスピード感もあり、白熱した戦いがとても人気です。

スキルを使用しながらのハクロウやヒナタの剣術は異世界ならではで、シンプルすぎると地味になりやすいシーンを視聴者にうまく魅せていると思います…!

アメリア
アメリア

リムルの剣術もすごいけど、やっぱり剣術と言えばハクロウってイメージがあるよね。ハクロウは渋くてかっこいい戦い方で盛り上がるし、リムルのスキルを多用する派手な剣術もわかりやすくて面白いよね!

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ストーリー展開も爽快で面白い

ファルムス王国戦の爽快感

出典:「転スラ」公式サイト

ストーリーの山場はリムルがハーベストフェスティバルをむかえ、魔王化する辺り。このシーンはが爽快感があって人気が高いようです。

2期1部終盤で、1期2期を通じて愛着の湧いてきたキャラクターたちが、うつ展開で脱落していきます。
リムルに敵対するファルムス王国側の人間たちの人間としての醜さや、元人間のリムルの葛藤などが描かれていて、一旦沈んだ展開になりました。

しかし、リムルの魔王化による復活の道筋が残っていて、脱落したキャラクターがさらにパワーアップして復活します。
「ざまあ」という気持ちになれて爽快感がでるのでしょう。

アメリア
アメリア

ただ強いだけじゃなくて、魔物サイドの人間的な感情の表現がうまいよね。

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異世界の日常系が面白い

異世界の日常系が面白い

出典:「転スラ」公式サイト

異世界の日常回や、日常系スピンオフの「転スラ日記」が面白い点も、転スラの魅力だと考えられます。

転スラは国作りというテーマがあって、日常回の設定がふんだんに盛り込める作品です。
「好きなキャラクターの事をもっと知りたい」という視聴者のニーズを満たしてくれているので、かなり人気があります。

好きな人の意外な一面を知ることが出来るエピソードが多いほど、推しキャラの良さを再認識できるので面白さを感じやすいと考えられます。

「転スラ」アニメのつまらない理由

「転スラ」アニメのつまらない理由

出典:「転スラ」公式サイト

どうやら転スラに対するつまらない理由というよりは、期待していた内容ではないという残念さに対する発言が目立つ傾向にあるようです。

ファンの心情として理解できる内容だと思いますので少しご紹介していきましょう。

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転スラ原作のシーンカットが多くて残念

転スラの原作既読の方がアニメ化された際に好きなシーンがカットされて残念に思うこともあるようです。

カットされたシーンやセリフの実例を少し紹介しましょう。

カットされたシーンやセリフ

アニメ5話:リムルが運命の人を占いで知るシーン。漫画版でカイジンがシズの名前と「爆炎の支配者」を紹介している。
アニメ7話:シズの二つ名「爆炎の支配者」のみ紹介。職業「精霊使役者」の説明が冒険者のセリフから削除されている。
アニメ20話:リムルがブルムンドへ旅をするシーンが全カット。ランガの背中に乗って移動した。
アニメ23話:魔王ラミリスの為に魔将人形ベレッタを作成した部分をカット。

限られた時間に作品としての尺を収めなければいけないので、メディアミックス作品のつらいところなのでしょう。

アメリア
アメリア

わかりみが深い。

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転スラの設定が違う部分が多くて残念

Web・書籍・漫画・アニメで設定が違う部分が多いので、転スラがアニメ化されたときに設定が違うことが多くて、取っ散らかった印象を受けてしまうこともあるようです。

原作の定義をどこに持ってくるのかというのは、見る人それぞれがどのメディアを見ているのかで判断の基準が分かれてきます。それぞれの設定の違いについて、網羅は不可能ですのでいくつかご紹介しましょう。

設定違いのエピソード

・抗魔の仮面の扱いが違う:Web版ではイフリート戦で自壊。漫画版は破損せず、のちにリムルに落ちていた仮面が渡される。アニメ版では自壊した後に仮面も捕食して再生。ディアブロの外伝で、ディアブロがリムルに目を付けた理由づけに使われる。

・シズの転生時の年齢が違う:Web版では4歳。書籍では8歳。設定集8.5のキャラ説明ではでは言及無し。

・テンペスト襲撃犯が違う:Web版では西方聖教会の信徒。書籍以降の漫画・アニメでは「田口省吾、橘恭弥、水谷希星」の3名により襲撃が行われた。

キャラクターの設定が小説版や漫画版で違うのは、それぞれのメディアの長所を生かすためや、後付けでエピソードが追加されているので、やむを得ない事なのかもしれませんね。

アメリア
アメリア

それぞれが違うのでちょっと混乱しちゃうかも。

まとめ

転スラの面白さはキャラクターが魅力的なところやストーリーが緩急に富んでいるところですが、それだけではない気がします。

否定的な意見もあるようですが、おおむね作品自体への否定ではなくアニメ化の際の個別のイメージの違いがあるだけで作品自体が嫌いという事ではないような印象を受けます。

私はメディアミックスによってそれぞれの良さがうまくハマっている点が、転スラの人気の秘訣ではないかと考えました。

Web版・小説版や設定資料集では練り上げられた緻密な設定を楽しめ、漫画版・アニメ版では絵で見せられるので設定説明を簡素化できていて理解しやすいという、それぞれの魅力を持っている点です。

転スラで文章や画像の片方だけを見ようとすると良くわからない点が出てくるのですが、それぞれの長所が欠点を補完し合ってくれる稀有な作品だと思います。

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