「転生したらスライムだった件」で、ファンからリムル様の正妻と親しまれている神智核のシエル。
リムルが自身のスキルに名付けを行うことで誕生した、スキルが自我を持ったような存在です。
作中では、スキルを作ることができる能力など、さまざまな力でリムルを支えていきます。
この記事では、シエルの正体や正妻と呼ばれるようになった経緯を紹介していきます。
目次
シエルとは
シエルは、リムル=テンペストが究極能力『智慧之王』に名前を付けたことで誕生した神智核です。
姿は画像のようにリムルと似た顔です。
スキルそのものであるため、シエルのもととなったスキル『大賢者』『智慧之王』の能力を使えます。
それによって、リムルの保有するスキルを統合させ、新たなスキルを生み出すことができます。
シエルのもとになった『大賢者』はリムルが最初から所有していたスキルです。
そのため、長い間行動を共にしていたことで、シエルとして姿を形成した後は熟年夫婦のような関係になりました。
シエルのプロフィール
名前 | シエル |
性別 | スキルであるため性別は無い(姿は女性) |
進化過程 | 『大賢者』→『智慧之王』→『神智核』 |
声優 | 豊口めぐみ |
シエルの声優は「豊口めぐみ」さん
豊口めぐみさんは、東京都出身で81プロデュース所属の声優さんです。
代表作は以下の作品です。
- ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)
- ヒカリ(ポケットモンスター ダイヤモンドパール)
- レヴィ(BLACK LAGOON)
シエルの正体・誕生した経緯をネタバレ解説
シエルの正体は「神智核」
ここでは、まず神智核について紹介します。
神智核(マナス)とは、スキルが自我を持ち、そのスキルを管理する権限を持つ情報体です。
「転生したらスライムだった件」に登場する神智核は、シエルの他にも『正義之王』から生まれたミカエルがいます。
シエルはリムルが『智慧之王(ラファエル)』に”シエル”と名前を付けたことで神智核と進化しました。
リムル=テンペストのスキル『智慧之王』から分離した理由
リムルのスキル『智慧之王』から分離してシエルになります。
智慧之王の時点ではまだ神智核となってはないため、画像のように人型ではありません。
分離した理由は、リムルが究極能力『智慧之王』に名前を与えたからです。
「転生したらスライムだった件」の世界では、名付けによって力が与えられます。スキルに名付けを行う場合、このシエルのようにスキルが人格を持ちます。
なお、この”名づけ”は「転スラ」の世界でリムル以外にほとんどしません。それは、名づけを行うと、その対象に力を持っていかれてしまうからです。
リムルほどの膨大な魔素を持たなければ、下手すれば死んでしまうほど、「転スラ」の世界では名づけは危険なものです。
ちなみに、シエルはスキルであるため性別はありません。
ですが、後で述べるようにリムル様の正妻と自負していることから、どちらかといえば女性に近いと言えます。
『智慧之王』はなぜ『大賢者』から進化したのか
ここでは、そもそもスキル『智慧之王』はなぜ『大賢者』から進化したのかを紹介します。
「転生したらスライムだった件」の魔王誕生編において、リムルの作った街テンペストがファルムス王国の人間たちに襲撃されてしまいます。
その原因は、そのファルムス王国が魔物を敵視していたためです。
このとき、王国側の人間は魔物が弱体化する結界を張っていたため、リムルの配下であるシオンは苦戦を強いられ、その末に死亡します。
それによって、人間は絶対に殺さないと誓っていたリムルは、敵対する者には容赦してはならないと考えるようになります。
そして、激昂したリムルは攻めてきた王国の兵士たちを殲滅し、その魂を使ってシオンや他の死んだ仲間たちを生き返らせるため魔王となりました。
ここで、シズから受け継いだスキル『変質者』と『大賢者』が統合し、究極能力の『智慧之王』が生まれました。
この智慧之王にリムルが気まぐれで名づけを行うことで、神智核のシエルが誕生します。
ちなみに、このシエルという名は、「教える」からきています。
(なあ、智慧之王ラファエル……お前にも、正式な名前をつけようか?
そうだな……いつも俺に色々教えてくれるから、おしえる≒”シエル”なんてどうだ?)
かなり安直なネーミングではありますが、シエルは気に入っていたようです。
シエルが「リムル様の正妻」となった経緯も解説
「転スラ」ファンの間では、シエルはシエル先生やリムル様の正妻などと呼ばれています。
ここでは、シエルとリムル=テンペストとの関係や正妻と言われるようになった経緯を紹介します。
リムル=テンペストとの関係
上で書いたように、リムルは転生した初期からスキル『大賢者』を所有していました。
そのため、登場人物の中で最も付き合いが長く、共に信頼に厚い関係です。
そして、シエルはリムルの考えを一瞬で理解できるため、たびたび抜群の連携を見せます。
コメント
文庫版では、正義之王の神智核はルシアではなくミカエルだった記憶があります。間違っていたらごめんなさい。
ご指摘のご連絡ありがとうございます。
間違っておりましたので訂正させて頂きました。