『SPY X FAMILY(スパイファミリー)』は、嘘で作り上げた家族の日常を描いている少年ジャンプ+でWeb連載中の漫画作品です。
この記事では、アーニャの能力や過去を解説しながら、かわいい魅力についても紹介します。
記事内にネタバレを含みますのでご注意ください。
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アーニャとは

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャは、スパイの黄昏(たそがれ)に課せられた指令”オペレーション梟(ストリクス)”を達成するために黄昏の養子となる少女です。
かわいい容姿と年齢相応の考え方をしていますが、ある機関の実験により超能力を開発されていて他人の思考を読めます。
隠しごとと嘘がいっぱいの黄昏の偽装家族、フォージャー家の登場人物たちの本心をお子様目線で語り、家族を維持しようと奮闘する重要なキャラクターです。
アーニャのプロフィール

出典:©遠藤達哉/集英社
年齢 | 作中では不明(4~5歳くらい?) |
学校・学年 | イーデン校1年生 |
好きなもの | ぴーなつ・すぱいあにめ・せいふく・おしろ・ぺんぎんさん、黄昏、ヨル、ベッキーなど。 |
苦手なもの | テスト・べんきょー・うんどー・人混み |
アーニャは黄昏の見立てでは4歳から5歳くらいと判断されましたが、黄昏の思考を読んで6歳だと嘘をついて黄昏の養子になりました。
黄昏の任務達成のために名門イーデン校に入学することになり、優秀な生徒に与えられる「星(スタア)」獲得を目指す「プランA」にアーニャは協力します。
しかし、アーニャは苦手なテストや運動が、なかなか上手くならない残念なスペックでミッションは停滞中です。
そのため、黄昏のターゲットである国家統一党総裁デズモンドの息子ダミアンと仲良くなる「プランB・ナカヨシ作戦」が進行しています。
アーニャの性格

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャは他人の心の中を読めるのでテストでカンニングなど狡猾に立ち回ろうとしますが、ド天然なので失敗することが多く、落ち込む反面で回復も早い少女です。
ロジャーやヨルの思考を読んで彼らが望むように振る舞おうとしたり、事件の際はそれとなくフォージャー家に有利になるように行動したりするのには、家族という関係と居場所を失いたくないという子供らしい寂しさがうかがえます。
また、アーニャの行動原理は「わくわく」で、好奇心の赴くままに行動して、黄昏やヨルの職業に憧れに似た感情を抱いています。
アーニャの声優は種崎敦美さん

出典:「東京俳優生活協同組合」公式サイト
アーニャ役の担当には、東京俳優生活協同組合所属の種崎敦美さんが決定しました。
種崎敦美さんの代表作は、近作では『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』で主人公ダイ役や、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』のヴィヴィ役を務めており、少年からAIヒロインなど様々な役をこなす演技力が評価されています。
アーニャは超能力「テレパス」の持ち主

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャは他人の思考を読み取る強力な超能力「テレパス」の持ち主で、黄昏やヨルはアーニャの能力について知りません。
それぞれの職業や正体を知っているアーニャは、ことわざにある「子はかすがい」の通り、嘘にまみれて壊れやすい疑似家族の関係にある、フォージャー家のキーパーソンとなっています。
テレパス能力はどこまで読めて強さはどのくらい?

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャのテレパス能力は対象が1人の場合は、対象人物が考えている事がほぼ完璧に分かります。しかし、これまで使った能力の描写から、対象の人物が過去を思い出している場合は別ですが、無作為に過去の記憶までは読めないようです。
テレパス能力を使用できる範囲については、作中では言及されてはいません。アーニャが能力を使おうとする街中やイーデン校の教室の場面などの描写から、アーニャの視界に入る範囲までは読み取ることが出来ると推定されます。
アーニャはとある事件を通じてフォージャー家の飼い犬となった超能力犬ロイドの未来予知を読み取ることで、未来を察知できるようになります。
強すぎる能力の弱点は2つ

出典:©遠藤達哉/集英社
一見完璧に見えるアーニャの能力には、次の二つの弱点があります。
・月に一度、能力が使えなくなる日が来る
アーニャの能力の強さとコントロールの未熟さなのか、対象を決めないままテレパスの範囲を広げると、その場全ての人の思考を察知できます。
しかし、無作為に範囲を広げるとその場全員の思考が入り混じってしまう弱点があり、情報を処理しきれずに幼い脳がオーバーヒートのような状態に陥ってしまい、不特定多数の人間のいる人混みが苦手で体調を崩してしまうこともありました。
また、月に一度の新月(月が出ない日)には能力が使えなくなることアーニャによって語られていて、この現象はアーニャの能力を開発した組織によって「えくりぷす」と名前が付けられています。
成長したら能力も強くなる?

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャの能力はまだまだ未熟で発展途上であり、成長して大人になった時に脳の情報処理能力が増して使い方を誤らなければ、アーニャは超能力によって憧れのスパイとしての諜報能力に長けた人材になることが予想されます。
ゆくゆくは黄昏が所属するWISEに就職したりするのかもしれません。
懸念材料としては、超能力があることで能力が脳の機能を圧迫して廃人になったり人の心の闇を覗きすぎて闇落ちしたりする可能性もあるので、使い方次第なのでしょう。
黄昏やヨルとの疑似家族関係は、幼いアーニャの未来を決定づける要因の一つとなりそうです。
アーニャの過去・なぜ孤独?プロジェクト「アップル」とは?

出典:©遠藤達哉/集英社
黄昏の所属するスパイ組織WISEの協力者でタバコ屋の店員に偽装しているフランキーの調査によると、アーニャには出生記録が無く、年齢や両親に関する情報が何もないことが語られていました。
また、アーニャがはここ1年くらいの間に4回里子に出されていて、2回ほど施設を替わっていることが分かっています。
旧姓は「ウィリアムズ」「レブスキー」「ロッシュ」
作中で黄昏が読み上げた資料によると旧姓は「ウィリアムズ」、「レブスキー」、「ロッシュ」などです。
黄昏が訪れた劣悪な施設の運営者が、内心では不気味な子供と思っていたことも超能力者のアーニャは知っていて、保護対象となる親を求めていました。
アーニャはなぜ孤独なのか

出典:©遠藤達哉/集英社
アーニャの過去は現在のところ不明で、天涯孤独なのは戦災孤児の黄昏と共通していますが、原因となったのが東西戦争でないことは確かです。
単行本8巻の描写では東西戦争終結は10年以上前と言われているので、アーニャが生まれたのは年齢から考えて東西戦争以降なので時代が合いません。
アーニャは戦災孤児ではなく、1話で組織によって偶然生み出されたとモノローグで語られています。このモノローグの意味は、2つの解釈が考えられます。
- 東国の政情不安によって両親と死別、もしくは捨て子となり、組織に拾われ超能力を開発された
- 組織によって超能力を遺伝子操作によって設計されたデザイナーベビーで、生まれつき超能力を持った存在だった
正解は不明ですが、黄昏との出会いは両親のいない孤独なアーニャにとってかけがえのないものとなり、偽物の家族関係であってもフォージャー家の養子となったのは「わくわく」したいアーニャにとって幸運でした。
能力はプロジェクト「アップル」の名残り?

出典:©遠藤達哉/集英社
被験体”007”と呼ばれていたアーニャは、1年前に組織から逃亡したと語られています。
また、予知能力を持つフォージャー家の飼い犬ボンドが組織の研究者から「8号」と呼ばれていたので、アーニャとボンドは同じ研究組織によって研究対象となっていたのではないかと思われます。
アーニャとボンドの回想で実験に参加している研究者がミスリードの可能性もありますが、同一人物なのではないかとおぼしき描写があるためです。
スパイ組織WISEの調査で、東国の旧政権下で行われていたプロジェクト「アップル」によって、ボンドが研究対象となっていたことが判明しています。
プロジェクト「アップル」とは?

出典:©遠藤達哉/集英社
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