呪術師たちが呪詛師、呪霊を倒すために戦うのが『呪力廻旋』です。
それぞれ呪力、また呪力以外、自分自身の肉体や武器の扱いなど鍛錬し戦っていますが、力に差があります。
今回は『呪術廻戦』に出てくるキャラクターの中で、誰が最も強いのか、ランキングを作ってみました。
※ 2022年5月時点の情報です
ネタバレを含みますので、ご注意ください!
呪術廻戦の強さランキングTOP10!最強キャラはだれ?
『呪術廻戦』の中でお互いに戦ったことがないキャラクターもいますので、必ずこのランキングになる!ということはありません。
対戦以外、呪力、戦い方などを含めて、誰が強いのか、あくまでも予想として見ていただけたら幸いです!

呪術廻戦の強さって様々だからいろんながあると思うけど、順位をつけてみたよ♪
強さの基準として、領域展開ができるかどうかというのも大きく関係しています。
領域展開については別記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

【10位】脹相

出典:思い通り
史上最悪の呪術師と呼ばれた加茂憲倫が生み出した特級呪物「呪胎九相図」を人に取り込んで受肉させたのが脹相です。
呪胎九相図一番が脹相、二番が壊相、三番が血塗であり、兄弟のために生きることを誓っています。
特に、脹相は長男として兄は弟たちのお手本という確固たる信念があり、それは禪院直哉と戦った際にも宣言していますね。
術式は加茂家相伝「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」で、汎用性が非常に高いのが特徴です。
赤鱗躍動(せきりんやくどう)は体内の血液成分を操作することで身体能力を向上させます。
また、血液をナイフのように利用する「血刃(けつじん)」に音速と同等レベルの速度で打ち出す「百斂穿血(びゃくれんせんけつ)」など基本術式を応用できるところも魅力です。
呪術高専の京都校に加茂憲紀(かものりとし)がこの術式を使いますが、術式を発動すると失血し「死」と常に隣り合わせになってしまうというリスクが伴います。しかし、脹相の場合呪力を血液に変換するという特異体質があり、死に対するリスクもありません。
かなり強い術式を持っている上、壊相と血塗の仇である虎杖と、実は血のつながりがあることを理解し、今は虎杖(弟)を守り一緒に戦うという使命を持っています。
術式、身体能力の高さに加え、死へのリスクも少なく、なおかつ家族(虎杖)を守るという強い気持ちを持つ脹相も侮れません。
脹相の弟である虎杖悠仁については、別記事で解説しています。そちらも合わせてご覧ください!

【9位】真人

出典:呪術廻戦公式HP
人間への恐怖から誕生した特級呪霊である真人は、「無為転変」という術式を持っており、呪術師にとってはかなり厄介な呪霊です。
無為転変は生き物の魂に触れ、その肉体を自由に改造できるという術式です。
人間を自在に改造しそれを使役として利用するほか、小型化した改造人間を体内に多量に取り込み、いざというときに取り出して利用します。
自分の肉体を改造することも可能で、鳥のようになって空を飛ぶこともできますし、魚のようになって泳ぐこともできます。魂へ攻撃されない限り、肉体を再生できるというのも大きな強みです。
生まれて間もない呪いですが、成長速度が速く偽夏油のもとでどんどん「邪悪」な力を練り上げていきました。
真人は防御力がが高く、「魂を知覚できる人間じゃないと攻撃が通らない」という点が非常に強いです。
真人は領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を利用できるため、領域内では無為転変(触れば即死亡)が絶対にあたることになります。これは怖いです。
最終的に真人は虎杖に追い詰められ、遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)になりました。
それまでは顔も体もつぎはぎだらけの状態でしたが、遍殺即霊体では人間ではなく怪物のような姿です。
強度は通常の真人と比較して200%の強度、両肘のブレード以外変形しないという縛りを持つことで強度アップしています。
またこのブレードは変改時間を短くするという別の縛りがあり、強度を落とすことなく中距離の相手でもとらえることが可能です。
最終的に偽夏油に吸収されましたが、あのまま成長していたらとんでもない化け物になっていたと予想されます。

【8位】漏瑚

出典:呪術廻戦公式HP
大地への恐怖から誕生した特級呪霊である漏瑚は、火山、マグマなどの術式を持っています。
マグマの破壊力は大きく、七海、禪院直毘人も漏瑚が一瞬で倒してしまうのですから、とんでもない強さです。
七海も直毘人も1級術師で、釘崎などは七海を見て「レベルが違う」とつぶやいていたのですから、それを簡単につぶしていく漏瑚のレベルは計り知れません。偽夏油から「甘く見積もって8、9本分程度の強さ」と称されるほどです。
漏瑚は作中で五条悟や宿儺という規格外のみと戦っていることから、強さがわかりづらいですが、五条悟と何度も戦って生き延びていることが強さの証明だと思います。
結果的には五条悟、宿儺に敗北し、格の違いを見せつけられましたが、宿儺からは「誇れ、お前は強い」と言われています。それを聞いた漏瑚は涙を流しました。真人とは信念の強さで違いが出ていると感じます。
現代の人間の立場にいるのは呪霊であるべき、そう願い、自分が死んでも偽夏油がその世界を作ってくれればいいと強く願っている点も捨て身の攻撃に転じやすいため、非常に強いと思います。
【7位】乙骨憂太

出典:サブかる
『呪術廻戦』本編では、渋谷事変が終わり虎杖悠仁の死刑執行猶予が取り消され、速やかな死刑執行が決定した際、死刑執行役として選ばれたのが特級術師の乙骨憂太です。
それまで本編には五条悟もその実力を認めている特級術師であること、また元々夏油傑の一派だったミゲルと行動を共にしているらしいことなどが描かれていましたが、それ以外、ほぼ知らされていませんでした。
乙骨憂太は『呪術廻戦0巻』で、なぜ術師となったのか、どんな術式を使うのかなどが描かれています。
乙骨の術式は折本里香という特級過呪怨霊であり、夏油が非術師のいない理想的な世界を作り上げるためにどうしても手に入れたいと願った、とてつもなく強力な呪霊です。
夏油が仕組んだ百鬼夜行では、夏油の極ノ番「うずまき」に対し、自らを生贄として呪力の制限を解除して勝利しています。
折本里香の術式は夏油が言うように「底なしの呪力の塊」です。『呪術廻戦』0巻ではコピーの訓練をしてきたわけでもなく、狗巻棘の「呪言」を偽夏油に向けて発出しています。
初めてのコピーで力が分散しているとはいえ、変幻自在にコピーした術式を利用できるのは脅威です。
百鬼夜行で折本里香の呪い(実は乙骨憂太がかけてしまった呪い)は解呪されたのですが、『呪術廻戦』本編16巻、137話で子供を助け、139話で虎杖の前にぬるっと登場し、141話では「なにしてるのォ」と折本里香のような物体が出てきています。
乙骨自身も「遊んでるだけだよ。リカちゃん」といっていますが、もしもなんらかの形で里香の呪いの残存のようなものを大きく育てていたとしたら?乙骨憂太の強さは図り知れません。
また呪力についてですが140話で、追い詰められた虎杖は乙骨のとんでもない呪力量に驚いています。
パワーがなく非力でも呪力強化で補う、これはだれもが行うことだけど、その補われている呪力量がすごすぎるのです。
乙骨自身も呪力量は「五条先生より多いんだよ」と言っており、呪力量は攻守ともに重要になる為、それだけでも一撃必殺となり得る表力な強みだと思います。
乙骨憂太の詳しい術式や何巻に登場するのかは別記事で情報をまとめていますので、そちらも合わせてご覧ください!



【6位】夏油傑

出典:呪術廻戦漫画0巻より
夏油傑はすでに亡くなっており、偽夏油が登場していますので何とも言えないのですが・・・
。ただ夏油傑の術式は使い方次第でものすごい力を発揮するのではないかと思います。
夏油は降伏した呪霊を小さく丸めて自分の中に取り込む「呪霊操術」という術式です。
飲み込む際、「吐しゃ物を処理した雑巾を丸飲みしたような味がする」といいます。
自分に取り込んだ呪霊は出し入れ可能なので、体内に取り込んだ呪いが多ければ多いほど、出せる呪いも多くなるため、無限ともいえる戦い方ができます。
特級呪術師4人、特級呪霊は16体存在するとされており、そのうちの1体を夏油が保有しています。
それが特級仮想怨霊「化身玉藻前(けしんたまものまえ)」です。
『呪術廻戦』0巻の乙骨憂太との闘いでは、この化身玉藻前と夏油が所持していた4601体もの呪いを1つにまとめた呪霊操術「極ノ番 うずまき」という技を繰り出しています。
偽夏油が言っていましたが、夏油は術式の性質上手数が異様に多いでです。
4601体以上の呪霊の術式をすべて使えるとしたら、それは非常に脅威となるでしょう。
0巻では乙骨憂太の自らを生贄とした呪力の制限解除により破れ、その後駆け付けた五条悟に殺されました。
しかし、もし彼が東京都立呪術高等専門学校(以後 呪術高専)を裏切ることなく、五条悟らと共に術式を磨き続けたら? 夏油はもちろん五条が最も信頼する呪術師となったでしょうし、ものすごい力を身に着けていたのでは?と気持ちも含め、この順位にしました。
夏油傑の術式や夏油一派とよばれる仲間の情報などをまとめた記事を別途擁しています。そちらも合わせてご覧ください。

【5位】禪院真希

出典:思い通り
呪術界御三家である「禪院家」の第26代当主の禪院直毘人の姪っ子。
呪術高専東京校に通う禪院真紀は、生まれつき呪力を持っておらず特定の術式を持っていません。
呪霊をみるときも呪力を感知できないため、特殊なメガネをかけています。
ただし、生まれつき呪力がない縛り「天与呪縛」により、人並外れた身体能力を持っており、その強さはフィジカルギフテッドと呼ばれているくらいです。
呪具の扱いも素晴らしく特級呪具「遊雲」を使い、特級呪霊の花御、陀艮と戦うなど、真希にしかできない戦い方をしています。
しかし、天与呪縛でありフィジカルギフテッドと呼ばれていながら、真希の力は何か未完成さがありました。
そこには呪術高専京都校に通う双子の妹「真依」の存在が大きく関係していたのです。
真依は真希とは違い呪力を持っていましたが、中途半端な構築術式が使える程度です。
この中途半端に呪力を持っているということが、双子の姉である真希の天与呪縛に関係し縛りの効果が薄れていたのです。
渋谷事変の後、自分の父である扇に殺されかけた真希と真依。真依は自分の術式 構築術式で作った刀を託し死亡します。
一卵性双生児は同一人物だとみなされるため、呪力についても何についても中途半端だった、それを真依は理解していたのですね。
自分がいなくなることで真希はやっと力を発揮できるようになる、そう信じて亡くなった真依。
残された真希は伏黒甚爾(元禪院)のような風格を伴っていました。
フィジカルギフテッドだった真希が真依が死亡したことで1つになり、その力はこの先、さらに開花するのではないかと考えられます。父の扇を瞬殺した禪院真希は今後の能力開花に期待し、第5位です。
【4位】伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)

出典:「アニメンタリズム」
禅院家の生まれでありながら、生まれながら「呪力0」の天与呪縛の持ち主です。
五条悟が東京都立呪術高等専門学校(以後 呪術高専)2年のときとはいえ、星漿体 天内理子の一件で「殺されかけた」ときはびっくりでした。
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