『呪術廻戦』は、人間と呪霊との戦いを描いたダークファンタジーです。
作中で主人公たちの敵である真人は、『呪術廻戦』に出てくる登場人物の中でも一際インパクトのあるキャラクター。
戦いの中で次第に成長し強くなっていく彼は、虎杖を含めた呪術師たちを大いに苦しめます。
この記事では、「真人」に焦点を当てながら彼の性格や強さ、正体や嫌われている理由などを解説していきます。
単行本15巻まで・小説版のネタバレを含むから気を付けてね♪
真人とは?
真人は、身長185cmほどの灰色の髪をした、人間の負の感情から生まれた特級呪霊です。
姿は人間に見えますが、身体は継ぎ接ぎだらけであり、常に黒いローブを纏っています。
見た目のインパクトもさることながら、なにやらゾクゾクするような狂気的な雰囲気の持ち主です。
性格はまるで子ども
誕生して間もない彼は好奇心旺盛で、まるで無邪気な人間の子どものような性格をしています。
そのため、人間に対してひょうきんに接する一面もありますが、真人が用無しと判断すると、跡形もなく殺してしまうような残忍さも持ち合わせています。
しかし、子供じみている本質とは逆に、読書家であり「人間とは何なのか?」を日々探求しています。
小説版では、「魂が代謝していない」人間を初めてみた真人は気まぐれに話しかけたり、観察したりすることで、いままでのどのパターンにも当てはまらなかった人間を観察をしています。
そのことから、「人間とはなんなのか?」という哲学的な問いを追いかけながら、人間が書いた本を読み、未知のものは観察・実験をするなど理知的な行動をとっています。
真人は、研究者に近い性質を持っているのかもしれません。
そのため、自分の興味があるもの(研究対象)に関しては純粋な反応をしてしまうのではないでしょうか?
マッドサイエンティスト的な、科学者っぽい印象があるよね。
「人間は考える葦である」ともいうくらいだし、真人は人間の思考能力を深く引き継いで生まれたのかも。
ファンから嫌いと言われている
そんな真人ですが、どうやらファンから嫌われているようです。
いったいなぜ嫌われているのでしょうか?
それは、おそらく自分に都合のいいように人を利用するだけ利用して、存在価値がなくなったらいとも簡単に殺す、血も涙もない気質のせいだと考えられます。
そんな彼のサイコパスな気質が表れた出来事を2つほど紹介します。
真人は呪霊ではあるけど、人間サイド的に一番理解ができない意思疎通が可能な呪霊なんじゃないかな!
吉野順平の件
真人が嫌われるきっかけとなった順平にした数々の悪行ですが、とくに嫌われる要因となったポイントは「順平の母親を殺した」ことと、「虎杖の目の前で順平を殺した」2点ではないでしょうか?
真人は順平と知り合ったのは、人間を学ぶために映画館を訪れていた真人がマナーの悪い高校生を容赦なく殺し、その光景を順平が見ていたことがきっかけです。
いじめられっ子の順平は、力欲しさに真人に接触し手ほどきを受け、順平は毒を操る術式を手に入れました。
順平の術式は「毒」であったため、毒を使用できるクラゲの式神「澱月(おりづき)」を使役できるようになります。
そのため、順平は真人を先生のように見ており、非常に信頼していました。
しかし、真人にそそのかされる形でいじめっ子の伊藤を死ぬ間際まで追い詰めた順平ですが、元々母親を殺したのは夏油一派のしわざ…つまりは真人のせいです。
希望を見出し始めた順平の信頼を裏切り、不登校になった順平を受け入れるような善人である順平の母親を、ためらいなく殺してしまう点が真人の嫌われポイントでしょう。
マッチポンプみたいになっちゃってるところとか、嫌悪感や殺意湧くよね。
#呪術廻戦
12話
嫌いな言葉は「無為転変」です。4話で「死にたくねぇ」って言ってた悠仁くんが「ぶっ殺してやる」って豹変が凄い
高専には色々な仲間がとか希望を見せてからのぐにぃは辛い。真人本当に狡猾
順平は今まで虎杖くんって呼んでたのに最期に「悠仁…」って… pic.twitter.com/Ha4ftbQTZT
— かなめ🥞多忙 (@kaname_top) December 18, 2020
また、真人は順平を殺しており、その際の虎杖とのやり取りも真人の嫌われポイントだと思っています。
いじめっこの伊藤は、順平に殺される前に虎杖が止めに入り、彼と戦うことになります。
戦いの最中、虎杖の説得によってなんと心に折り合いをつけられた吉野でしたが、そんな彼を真人は化け物の姿に変え容赦なく殺しました。
さらに、虎杖が宿儺に順平への反転術式を頼み込みますが、あっけなく断られるシーンを盛大に笑っているシーンは醜悪です。
順平殺しは真人最大の嫌われポイントではないでしょうか?
虎杖とせっかく友達になれたのに、不憫でならないよ…。
メカ丸の件
真人が嫌われている原因として、メカ丸の気持ちを踏みにじって殺しているところがあると考えます。
元々、メカ丸は呪術高専側の内通者でしたが、内通者を行っていた理由は「身体を治して京都校のみんなに会いたい」という願いからくるものでした。
メカ丸の願いを叶えるべく、彼は以下の2つの条件のもと、呪術高専の情報を偽夏油傑に流す縛りを設けていました。
- 真人の無為転変で身体を治すこと
- 京都校の人間には危害を加えないこと
彼は生まれつき右腕と膝からの下の肉体と腰から下の感覚がないメカ丸は、月の光にも焼けてしまうほど皮膚が脆く、全身が包帯で覆ったうえで地下で暮らしています。生命維持装置が無ければ生きられず、メカ丸の環境は想像を絶するほど過酷なようで「呪力を失って身体が戻るなら、喜んで呪力を捨てる」とまで言っているほどです。
「身体を治して京都校のみんなに会いたい」と願っているメカ丸は、願いを叶えるために身体を治そうとしていましたが、交流会で呪霊たちが京都校の人間を襲ったことに怒りを覚え、偽夏油傑たちの内通者を辞退。
メカ丸と偽夏油・真人は、「縛りがなくなれば殺す」という意見の一致から、殺し合いに発展します。
準一級術師であるメカ丸が、溜めに溜めた呪力で一時的に特級並みの呪力を得て真人を迎え撃ちますが、勝ったかと思われた瞬間、無為転変を受けて死亡します。
京都校のみんなの気持ち、メカ丸の京都校に対する想いや、さらにはメカ丸のささやかな願い・恋心をすべて踏みにじった真人は、ファンから嫌われてしまったのでしょう。
利用価値がなくなったら用済みってことだね。恐ろしいかも…。
危ない、パパウパウパウに全部意識を持ってかれるとこだった😅
だめよメカ丸「勝てる」と思ったら、それ死亡フラグや…いやでも勝ってくれお願い(私は真人が嫌い) #呪術廻戦— くろゆみ☺️☺️☺️ (@knocking_door3) October 29, 2019
先週迄の呪術廻戦、メカ丸戦はほんとに真人嫌いって思ってて、メカ丸の夢が叶わなくて泣けてきた。
けど今週は五条祭り🎶
暫く続くなぁ。
後、鬼滅の刃、先週から愈史郎が怒ってるのはわかってたけど、今週の展開になると思わなかったので相当怒りが伝わってきた。後鬼舞辻無惨はどんな最後になる?— 花喃 (@kirishimakiri) November 11, 2019
真人の強さ
真人は、まだ生まれてから日が浅い呪霊です。
人間でいうと幼少期といったところでしょうか。
しかし、好奇心旺盛な彼は成長スピードが異様に早く、戦いの中でどんどん強くなっていきます。
その好奇心とトライ&エラーの繰り返しによって、戦い方を洗練させアップデートしていくところが、彼の強さの秘訣なのかもしません。
七海建人(ナナミン)と互角に戦える
映画館での高校生3人の変死体事件の後、真人と七海建人は初めて交戦します。
生まれて間もなく呪霊として未熟でしたが、それでも互角の戦いをみせています。
この戦いでは、七海の術式で壁が崩落し、勝負の決着はお預けに。
それでも真人のポテンシャルの高さを伺い知ることができます。
攻撃特化の術式を持つ七海にとって、真人への攻撃手段がなかったことが最大の要因ですが、数回七海に触れることが出来た時点で、かなり戦闘能力が高い呪霊と言えるでしょう。
呪術の奥義にあたる領域展開を、戦いの中で習得するポテンシャルの高さは、主人公並の成長速度です。
ナナミンは一級術師だもんね♪
ナナミンに対抗できるのって、すごい!
両面宿儺の指何本分の強さ?
特級の呪霊の強さは、宿儺の指の何本分かを基準に強さをはかることができます。
では、真人は両面宿儺(りょうめんすくな)の指何本分くらいの強さなのでしょうか?
偽夏油から「漏瑚で甘く見積もって8,9本分」だと言われています。
漏瑚と真人がどっちが強いかという話になってきますが、結論から言うと漏瑚の方が強いのではないでしょうか?
真人の弱点は、「触れなくては術式を発動できない」だと思います。
その点、漏瑚は火力・呪力量で押し切ることもできれば、音を使用し連鎖して爆破を起こすこともできるほどです。
なにより、「自分が死んでも良い」と思っている点が漏瑚の強さと言えるでしょう。
真人は逃走を選択しますが、漏瑚は最後の一滴まで相手を殺そうとするので、その違いですね。
五条悟や宿儺など規格外の連中としか戦っていないため、漏瑚の強さはかりにくいですが、戦闘経験の豊富さや炎という守備力が高い相手ではない限り負けない呪霊であるため、真人よりも実力は上だと感じています。
真人の場合、最終的には「自分の魂の本質」を掴みます。
その強さは、虎杖の攻撃を通さないほどの「防御力の高さ」や、人間観察や今までの経験・知識から得た「接近戦の上手さ」だと思いますが、結局は黒閃で破られています。
つまり、魂を知覚しているかどうかはすでに関係なく、攻撃力の高い一撃を与えれば倒せる存在になったということです。
また、戦闘狂の気がありそうな宿儺は、真人をどうでもいい扱いしていましたが、漏瑚には「千年前戦った中ではマシな方だった。誇れ」と称賛しています。そのため、やはり漏瑚>真人の考えはは崩れにくいです。
とはいっても、漏瑚と真人の戦闘能力に大きな差はそれほどないと考えます。
正直、どちらも同じくらい厄介です。
よって、真人は「甘く見積もって宿儺の指6本,、7本くらい」の強さくらいだと考察します。
すごく難しいけど、真人より漏瑚派です。
真人の術式
真人は触れることによって相手の魂を変換する、強力な術式を持っています。
真人の術式を紹介していきます!
①無為転変
真人が持っている術式は「無為転変(むいてんぺん)」。
相手の魂に触れることによって、対象者の形を、真人の思うがままに変形することができます。
自分自身を変形し、身体を大きくしたり腕を伸ばしたりすることや、形や強度を変えて攻撃することができます。
また、無為転変を自身に使用することで防御ができます。
そのため、真人は魂の形を知覚できないものには攻撃が通らないと考えています。
しかし、逆を言えば、魂を知覚する存在であれば攻撃が通じます。
作中では、主人公である虎杖のほかに、釘崎野薔薇も攻撃も通っているため、「無敵の防御技ではない」とは言い切れないでしょう。
攻撃手段がない人からすると、真人は自身の魂に直接攻撃されない限り不死身。
また、無為転変を必中させる領域展開をされれば死亡確定とまで思わせられるおそろしい術式です。
無為転変は、魂の解釈によって違いそうだから、さらに「術式の解釈」を広げられたら突破は難しいのかもね。
②改造人間・多重魂・撥体
改造人間とは、無為転変によって魂を作り変えられ、真人の操ることができる怪物化した人間のことです。
手のひらサイズの小さなものから、10mほどの大きいものまで造ることができます。
呪霊ではなく元は人間なので、普通の人々も姿を視認することが可能です。
また、無理やり形を変えられているため、肉体は短時間しか持たずすぐに死んでしまいます。
基本的に、真人の捨て駒として扱われているようです。
また、改造人間を使った応用技として以下の2つがあります。
術式内容 | |
多重魂 | 2つ以上の魂を融合すること |
撥体 | 多重魂によって発生した魂同士の拒否反応を活用し、魂の質量を急激に高めること |
虎杖みたく、人間を殺すってことに心理的負荷が大きい人ほど相手にするのは、難しそう。
一般的な術師ならたぶん割り切れるんだろうけど。
③遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)
真人が掴んだ「自分の魂の本質」をむき出しにした姿です。
攻撃力や防御力が異様に高いですが、黒閃であれば防御を崩すことが可能のようです。
また、弱っていたとはいえ一撃の黒閃で遍殺即霊体が解けてしまっていたことから、一度大きなダメージが入ると解けてしまうものかもしれませんね。
しかし、遍殺即霊体の真人は通常時よりも攻撃力・スピード・防御力が段違いに高められており、虎杖から「呪霊として変身前とは別次元の存在になった」と思わせるほど、基本スペックが上がっています。
特にブレードの破壊力は抜群で、「両肘のブレード以外は変型しない」という縛りで強度を底上げし、原型の200%もの強度になっています。
また、真人は中距離が苦手なイメージがありましたが、ブレードに「変型時間を短くする」という縛りを加えることで強度をほぼ落とさずに攻撃することが可能になりました。
遍殺即霊体の状態でも、無為転変が使用可能な点は、かなり強いですね。
別次元の存在に至るの早すぎない?
成長速度が速すぎて主人公を越してしまいそう…。
真人の領域展開「自閉円頓裹」について
真人の領域展開は「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」です。
虎杖と七海との戦いの最中、死を認識したことをきっかけにこの領域展開を会得します。
領域内は大量の真人の「手」で埋め尽くされています。
特徴と能力
真人の術式・無為転変は、相手の魂に触れることで、対象者の形を自由自在に変形することができました。
領域展開では術式が必中するため、「自閉円頓裹」で領域内に相手を入れることで一撃必殺の大技となっています。
デメリットとしては、領域を展開するとかなりの呪力を消費してしまうこと。
しかし、たいていの相手には「一撃必殺」となっているため、七海のように回避能力が高いため触れるのが難しく、領域展開はできない相手には最適と言えるでしょう。
ただし、領域はさらに強い領域を展開されることで塗りつぶすことができます。
そのため、作中では宿儺を内包する虎杖には有効ではありませんでした。
一撃必殺ってかっこいいよね。
0.2秒の領域展開
漫画129話では、虎杖と東堂の戦いで、五条悟しか使えないと考えられていた0.2秒の領域展開を、五条にならって真人は発動させます。
ここでも、真人が戦いの中で成長している様子が伺えます。
劣勢の状況の中、一か八かで発動させたこの領域展開ですが、0.2秒ならおそらく宿儺に攻撃もしくは殺されないと真人は考え、賭けに勝ちました。
殺されるかもしれないっていうのに、度胸がすごいね!
0.2秒の領域展開を行った五条悟についての、領域展開や術式を紹介した記事を別途用意しています。
そちらも合わせてご覧ください。
真人の正体と目的
生まれてから間もない呪霊ながら、戦う度に成長し自身の強さをアップデートしてきた真人。
そんな真人は、自分の魂の本質をつかみます。
虎杖悠仁との戦いで真の姿に
真人は、渋谷事変で虎杖との戦いで自身を無為転変し、「遍殺即霊体(へんさつそくれいたい)」と化します。
いわば、真人の最終形態を無為転変で作り出します。
しかし、真人は好敵手である虎杖を殺すことで「俺は初めてこの世に生れ墜ちる」と言っており、今までの真人が生まれてから今までを全否定する発言をしています。
そのため、今までの真人はあくまで「自分探し」であり、人間がどのようなものであるかを知り「自分がどういうもの」かを知るための学習時間であったと考えられます。
つまり、今までのつぎはぎされた人間のような姿は偽りの真人であり、自閉円頓裹こそが真人の真の姿と言えるでしょう。
元々の姿は誰の趣味だったんだろう…?
真人はもしかして最終形態の姿で生まれて、無為転変を使いこなす前に自然とつぎはぎ人間の姿になっていたのかもね。
真人の目的
真人の目的は、呪霊を倒す人間と、人間に倒される呪霊という立場を逆転させること。
つまり、呪霊が支配する世界をつくりたいということです。
しかし、基本的には漏瑚が中心となって発言していたため真人が本当にそう考えているかは不明です。
一応、目的のために、真人は虎杖の中の宿儺を仲間に引き込もうとしているため、目的は一緒と考えられます。
正直、真人は、呪霊のみんなと一緒にいたかっただけなんじゃないかな?
だから、漏瑚が死を前提に宿儺を顕現させる案に最終的に乗らなかった…とかありえそう。
真人は最期はどうなった?
虎杖らと数々の死闘を繰り広げてきた真人ですが、最終的にどうなったのでしょうか?
真人が最後に敗北した戦いとその後を紹介します。
虎杖悠仁の「黒閃」を受けて敗北
渋谷事変で五条封印後、真人は虎杖と交戦します。
無為転変で釘崎に致命傷を負わせ、仲間を瀕死に追い込まれた虎杖は戦意喪失。
絶対絶命かと思われた虎杖でしたが、東堂が駆け付け、真人は2人と戦うことになります。
真人は、ポテンシャルが高く戦略の幅が広い東堂と天敵の虎杖を相手に苦戦しますが、苦戦の中でインスピレーションを受けて「自分の魂の本質」を理解します。
そこで真人は、むき出しの魂の形である最終形態「遍殺即霊体」と化します。
東堂が真人が領域展開直後に強力な黒閃を浴びせていた要因が大きかったと思いますが、最終的に、虎杖の渾身の力を込めた黒閃により敗北します。
また、真人が心の底から負けた理由は、黒閃を受けた後に虎杖から「もう意味も理由もいらない。呪いを殺し続ける」と宣言を受けたことにあると思われます。
虎杖の心の甘さが消え純粋な殺意を理解した真人は、自分が狩られる側だと認識してしまったため、逃走という負けを認める行動をとったのでしょう。
虎杖の殺意による死のインスピレーションを受けたことが、真人の最大の敗北の原因といえると考えます。
身体は黒閃でボロボロ。
心は虎杖の迷いがない「お前を殺す」発言でとどめを刺されたみたいなものなんじゃないかな?
偽夏油傑に吸収され死亡する
なんとか生き延びて逃げた真人は、偽夏油傑に遭遇します。
真人は最期に「助けてあげようか?」と言ってきた偽夏油を無為転変で殺そうとしますが、偽夏油の術式「呪霊操術」によって吸収されてしまいます。
真人は偽夏油が裏切ることに気が付いていたようで「知ってたさ、だって俺は人間から生まれたんだから。」と言い残し、偽夏油に吸収されています。
意外にあっけない最後ですね…。
偽夏油っていうより、夏油の呪霊操術が強すぎたね。
偽夏油の目的や、術式などを、五条悟の親友である夏油の記事としてまとめたものがあります。
そちらもあわせてご覧ください。
真人は「うずまき」に使用される
吸収した呪霊を1つに融合し、超高密度の呪力を相手にぶつける極ノ番「うずまき」。
いわば、「呪霊操術」の奥義です。
漫画0巻では、乙骨憂太にこの奥義を使用しますが失敗し、逆に重症を負いました。
ちなみに、元ネタは伊藤潤二さんのホラー漫画『うずまき』だそうです。
真人の声優は「島崎信長さん」が担当!
真人の声優は、島崎信長さんが担当しています。
なんだか歴史の教科書に出てきそうな名前ですね。
優しい青年のようなキャラから真人のような性格の悪いキャラまで、幅広く演じられる声優さんです。
また、アニメだけでなく映画の吹きかえやゲームなど、多岐に渡る活躍を見せています!
島崎信長さんの代表作
『呪術廻戦』の真人以外にもさまざまなキャラクターを担当されています。
特に、『Free!』の七瀬遥が島崎信長さんの代表作の1つ。
『Free!』は水泳をテーマにした青春アニメで、主人公の七瀬遥は真人とは全く雰囲気が異なるキャラクターです。
『呪術廻戦』と合わせて見ることで、キャラクターによって声を演じ分ける声優さんのすごさを実感できますよ♪
島﨑信長さんの代表作は以下の通りです。
- 『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のユージオ
- 『フルーツバスケット』の草摩由希
- 『斉木楠雄のΨ難』の海藤瞬
まとめ
真人は、狂気的な雰囲気と残酷さを併せ持つ、敵としては非常に魅力的なキャラクターです。
良い作品には主人公らの正義をより際立たせる、強力な悪役が必要だと思いますが、真人はまさにそうだと思います。
嫌われ者?の真人ですが、その活躍にも注目してみると、また新たな視点で作品を楽しむことができますよ♪
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