聖魔十二守護王はリムルが魔王化したとき、選りすぐりの配下に与えられた称号です。
実力は「転生したらスライムだった件」の中でもかなり高く、さまざまな場面で活躍します。
この記事では、聖魔十二守護王の強さ・スキルや、ほかのリムルの配下たちを紹介します。
聖魔十二守護王とは
リムル配下12人の最高幹部
聖魔十二守護王とは、テンペストにおいてトップクラスの実力を持つ12人の最高幹部のことです。
この12人の幹部たちは、1人あたり10万の魂を譲り受け、全員『覚醒魔王』に進化しました。
リムルの配下という立場であるため、魔王とは名乗っていませんが、それぞれが強力なスキルを持ちます。
誕生・結束された経緯
聖魔十二守護王が誕生したきっかけは、東の帝国との戦争にあります。
その帝国軍は、あるときテンペストにあるダンジョンのアイテムなどを目当てに、100万人ほどの兵力を送って戦争を仕掛けます。その結果、リムルたちはその兵士を倒し、莫大な数の魂を得ました。
「転生したらスライムだった件」の世界では、多くの魂を生贄にすることで覚醒し、強力な能力を手に入れることができます。
そうして、リムルは合計120万個ほどの魂を使い、配下の中でも「魔王種」を持つ者を進化させ、覚醒魔王になります。
これによって、聖魔十二守護王が誕生しました。
また、リムルは配下たちへの褒美という理由の他に、これからさらに強い敵が現れても対処できるようにという理由のもと、聖魔十二守護王が結束されました。
「聖魔十二守護王」一覧|各部下の強さ・能力・スキル
聖魔十二守護王はテンペスト軍の中でも高い実力を誇り、作中でもかなり上位の強さがあります。
ここでは、リムルを守る最高幹部の聖魔十二守護王12人をそれぞれ紹介・解説していきます。
赫怒王ベニマル(紅丸)
ベニマルは、かつてオークによって滅ぼされた大鬼族族長の息子です。深紅の髪と瞳に、黒色の角を持ちます。
リムルがベニマルと名付けたことで、大鬼族から鬼人族へと進化しました。
覚醒魔王化後にスキル「大元帥」が発現したことで、仲間の動きを把握することができ、仲間の強化も可能です。リムルからは非常に信頼されており、リムルの右腕のような存在です。
本人の高い指揮能力と合わせることで、テンペスト軍の総大将として実力を遺憾なく発揮します。
また、究極能力「陽炎之王」を獲得したことで実力は並みの魔王すら凌駕し、聖魔十二守護王の最強格であるディアボロにも匹敵するほどです。
闘神王シオン(紫苑)
シオンはベニマルと同じく大鬼族の生き残りで、名づけにより鬼人族へと進化しました。
ファルムス王国軍によってテンペストが襲撃を受けたことで一度は死亡してしまったシオンでしたが、リムルの活躍で生き返りました。
究極能力は「暴虐之王」です。このスキルは、敵のエネルギーを奪い、自分の力とすることができます。
それによって、戦闘では常に有利に戦局を進められるため、単体での戦闘力ではベニマルにも匹敵するほどの実力者と言われています。
星狼王ランガ(嵐牙)
ランガは牙狼族のボスの息子です。
ランガの攻撃手段として「黒稲妻」があり、一瞬にして岩すら粉々にするほどの威力があります。
また、スキル「影移動」により常にリムルの影に潜み、リムルを守護しています。
覚醒したことで究極能力「星風之王」を取得し、天候を操ることができるようになります。
それにより雷や嵐を発生させ、敵をなぎ倒します。
ランガ単独でも十分の実力を持ちますが、ゴブタと「魔狼合一」して合体することで魔素量を増幅させることができます。その合体を使ったことで、後に苦戦する元魔王カリオンを力を貸し、圧倒的な力を示します。
守征王ゲルド
ゲルドは、かつてテンペストに侵攻してきたオークである魔王ゲルドの息子です。
同じゲルドという名ですが、オークたちがリムルたちの同盟軍に敗れた際、リムルが唯一の生き残りだった豚頭将(オークジェネラル)に父親の意志を継ぐ意味で同じ名をつけました。
名を授かったことで、防御特化のスキル「守護者」と触れた物を腐食させる「混沌喰」を使い、テンペストの盾の役割を持ちます。
また、ゲルドの究極能力「美食之王」はあらゆる物を飲み込み無効化する能力と、ダメージを回復させる超回復の力があります。
これらの能力はテンペスト防衛に役立ちますが、攻撃には活かしにくく、聖魔十二守護王の中では戦闘力はそこまで高い方ではありません。
ですが、ハイオーク5000体の黄色軍団を率いるなど軍事的な活躍を見せます。
虐殺王テスタロッサ

出典:Amazon
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