『転生したらスライムだった件』に登場するトレイニーは、ジュラの大森林に住む樹妖精(ドライアド)です。ジュラの大森林では最も偉い存在で、物語が進むにつれて魔王クラスの強さになります。
かつては、魔王になる前のラミリスに仕えており、「ジュラの森大同盟」が作られるとリムルの仲間になりました。その後、テンペストにラミリスが移住してくると、もう一度ラミリスの配下になりました。
この記事では、トレイニーの強さや魅力・声優情報について紹介していきます。
目次
トレイニーとは
トレイニーはジュラの大森林を管理する樹妖精(ドライアド)です。作中ではオークロード騒動のときに登場しました。
冷静で落ち着きのあるお姉さんのような性格で、緑色の長い髪が特徴的です。
かつて、トレイニーは精霊女王のラミリスに仕えており、「ジュラの森大同盟」ができてからはリムルの配下に、ラミリスがテンペストに住み着くようになると、リムルに許可を取り、再びラミリスの配下になりました。
トレイニーのプロフィール
名前 | トレイニー |
種族 | 樹妖精(ドライアド) |
能力(スキル) | 精霊召喚、同一化 |
トレイニーの声優は「田中理恵」さん
田中理恵さんは、北海道出身でオフィスアネモネに所属する声優です。
もともと読書やイラストが好きで、ドラゴンクエストのドラマCDを聴いたことが、声優になろうとした直接的な要因だそうです。
その後、事務所に所属してからは『デュアル!ぱられルンルン物語』のヒロイン「真田三月」役で本格的に声優としてデビューしました。
田中理恵さんの代表作として、以下の作品が挙げられます。
- 『プラチナエンド』六階堂あや役
- 『出会って5秒でバトル』美奈子役
- 『ガールズ&パンツァー』西住まほ役
- 『無職転生~異世界行ったら本気出す~』エリナリーゼ・ドラゴンロード役
トレイニーの強さ・能力|魔王クラスのスキルを保有する
「霊樹人形妖精」に進化して魔王級の強さを得る
漫画版の17巻において、トレイニーはリムルの手によって「霊樹人形妖精(ドリュアスドール・ドライアド)」に進化しました。
リムルがトレイニーを進化させた理由は、トレイニーをラミリスの配下として「魔王たちの宴(ワルプルギス)」に参加させるためです。
普段のトレイニーは精神体であり、本体の「大霊樹(ドリュアス)」から離れられません。その弱点を克服しようと、リムルは精神体の器となる「霊樹人形妖精」を作成しました。これにより、トレイニーは自由に動けるようになり、ワルプルギスに参加できたのです。
実はこのとき、リムルの力が「霊樹人形妖精」から伝わり、トレイニーの魔素量が二倍以上に増えました。
これにより、魔王級の力を獲得します。
トレイニーを進化させたリムル=テンペストの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
スキル「同一化」で精霊の力を使う
風の上位精霊「シルフィード」
トレイニーはエクストラスキル「同一化」により、契約を交わしている風の上位精霊「シルフィード」の力を使えます。
作中では、「シルフィード」の力を使用し、ラプラスとゲルミュッド相手に風属性の精霊魔法「待機圧縮断裂(エアリアルブレード)」を放ちました。そして、ラプラスの右腕を切断しました。
ラプラスの正体は元勇者であり、実力もかなり高いです。
そんな相手の片腕を切り飛ばしているので、トレイニーはこの時点から既に強いと分かります。
ラプラスの強さやスキル、正体については以下の記事で紹介しています。
風の精霊王
「霊樹人形妖精(ドリュアスドール・ドライアド)」に進化したトレイニーは、「風の精霊王」を召喚できるほど魔素が増えました。
「風の精霊王」は精霊の中でも特に強力な存在であり、トレイニーはその精霊と同一化することによって、奥義「不可視化断裂刃(インビジブルブレード)」を使用できます。
「不可視化断裂刃」は「待機圧縮断裂」と比べ物にならないほど速い風の刃を敵に放つ魔法です。さらに、この「不可視化断裂刃」は次元すらも切断し、今までの魔法とは桁外れの威力があります。
トレイニーの性格
ラミリスには甘い性格
上で紹介したように、トレイニーはもともとラミリスの配下でした。
しかし、ラミリスはギィとミリムの争いを仲裁したときに妖気を受け、魔王へと堕天しました。それがきっかけで長い間ラミリスに会えず、2人は生き別れになっていたのです。
トレイニーはラミリスとテンペストで再会すると、普段の冷静な性格からは考えられないほど喜びに打ち震えていました。
2人が再会してからは、トレイニーがラミリスの言動を正すといったことはせず、いつも甘やかしています。そのため、トレイニーは周囲からラミリスに甘すぎると呆れられています。
トレイニーが敬愛するラミリスの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
トレイニーはポテトチップスが大好物
普段は冷静な性格で、ラミリスを盲目的に愛するトレイニーには意外な一面があります。
実は、大のポテトチップス好きです。
発端は漫画版『転スラ』の3巻です。
3巻では、オークの対策会議を開いており、トレイニーの発言でオークロードの存在が明らかになりました。
非常に大真面目な会議シーンでしたが、トレイニーは構わずポテトチップスを食べていました。
その後のコマでは、ポテトチップスを載せた盆が空になっており、隣からは「すげえ食ったな」とツッコまれていました。また、リムルがトレイニーに話しかけられたとき、不意に”うすしお”と呼びそうになっていました。
作中ではそれくらいトレイニーがポテトチップス好きであることが描写されています。
トレイニーの2人の妹
トライア
トレイニーには2人の妹がおり、トライアは次女の樹妖精(ドライアド)です。
トライアが初めて登場したのはアニメ1期の18話です。
18話では、中庸道化連の暗躍によって暴風大妖渦(カリュブティス)が復活しました。このとき、トレイニーがカリュブティスの侵攻を阻んでいましたが、魔法の相性が悪く苦戦を強いられていました。
このとき、カリュブティスがテンペストに迫っていることを教えに来たトライア。
トライアは姉のトレイニー同様、風属性の魔法を得意としており、緑のショートヘアーが特徴的です。性格は姉よりもしっかりしています。
ドリス
ドリスは3姉妹の末っ子です。
ウェーブのかかった長い髪が特徴で、アニメ版『転スラ日記』で登場しました。
ドリスはラミリスを溺愛しており、ヴェルドラに対しても好意を寄せています。
「魔王たちの宴」時点では、トレイニーだけが「霊樹人形妖精(ドリュアスドール・ドライアド)」になってラミリスに仕えていました。このとき、ドリスとトレイアは、自身もラミリスに仕えたいと言っています。
その後、2人はトレイニー同様肉体が与えられました。さらに、リムルに地下迷宮の95階層にある樹林階層への移住を許可され、現在はそこで生活しています。
まとめ
この記事では、トレイニーの強さや魅力、声優に関する情報を紹介してきました。
トレイニーはジュラの森大森林の管理をする樹妖精です。
もともとはラミリスに仕えていましたが、ラミリスが堕天して魔王になってからは疎遠になっていました。その後、ラミリスがテンペストに来てからは再び付き従うように。
トレイニーは本編でラプラスを相手に引けを取らず戦う場面や、身を挺してカリュブティスを足止めするなど、活躍するシーンが多いキャラです。また、性格もお淑やかなお姉さんキャラであると同時に、ポテチ好きという意外な一面も。
そんな非常に魅力あふれるトレイニーを、ぜひ本編をチェックしてみてください。
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