『転生したらスライムだった件』に出てくる聖魔十二守護王とは、リムルの配下の中でトップクラスの実力を誇る12人の最高幹部のことです。
この12人は、帝国との戦争後に褒美として全員覚醒魔王化してもらい、強力なスキルを手に入れます。
この記事では、そんな聖魔十二守護王の強さをランキングにして紹介していきます。
目次
聖魔十二守護王の強さランキングTOP12
12人いる聖魔十二守護王は、テンペスト内での最高戦力が集っているため、全員強いです。
その中でも、特に強い上位3名は、以下の通りです。
- 第1位:魔神王ディアブロ
- 第2位:幽玄王ゼギオン
- 第3位:赫怒王ベニマル
では、聖魔十二守護王にいる各キャラクターの強さを、ランキング形式で紹介していきます。
【1位】 魔神王ディアブロ
称号 | 魔神王 |
種族 | 魔神 |
ディアブロは聖魔十二守護王の一人にして原初の悪魔の一角でもあり、「原初の黒」という異名を持ちます。
過去には『転生したらスライムだった件』で最強と言われるギィ・クリムゾンと引き分けた経験があり、リムルの配下の中でもトップクラスの実力を持ちます。
ディアブロの究極能力「誘惑之王(アザゼル)」は相手の精神を支配することができるスキルで、リムルの「暴食之王(ベルゼビュート)」にも匹敵する能力です。また、ディアブロは悪魔族であるため物理攻撃への耐性が高く、攻守ともに優れていおり、テンペストで開かれた武闘会では、元魔王のカリオンに勝利したことがあります。
もしディアブロに勝つとしたら、リムル=テンペスト並みの能力や、ディアブロの「誘惑之王」以上に相手を支配するようなスキルが必要になるため、ディアブロの強さは文句無しの1位と言えます。
配下で最強と言われるディアブロの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
ちなみに「原初の悪魔の強さランキング」もありますので合わせて読んでみて下さい。
【2位】 幽玄王ゼギオン
称号 | 幽玄王 |
種族 | 蟲神 |
ゼギオンは、テンペストにある地下迷宮の80階層を守る蟲型魔獣(インセクト)で、後に蟲神となります。
もともと怪我をしていたところをリムルに保護されますが、その際リムルの身体の一部を使って傷を治したため、リムルの力を受け継ぎます。それにより、どんな攻撃を受けても傷付かないヒヒイロカネの外殻を手に入れました。
また、ゼギオンの究極能力「幻想之王(メフィスト)」は幻想の世界を創造し、相手を翻弄する能力です。
ちなみに、その幻覚は覚醒魔王のディーノすらも破ることができず、幻覚の中でディーノは手の内をすべてさらけ出してしまい、最終的には敗北します。そして、ヴェルドラが師匠となったことで格闘戦にも対応できるようになります。
このように、防御面に秀でながらも格闘や搦め手など多彩な攻撃をするゼギオンに対して、カレラやウルティマなどの原初の悪魔たちは勝てないと公言するほど実力が高いです。
ディアブロでさえも、ゼギオン相手では本気を出さなければ勝つことが困難と言っているため、聖魔十二守護王の中では2番目の強さを誇ります。
ゼギオンの強さやスキル・活躍した場面については以下の記事で紹介しています。
【3位】 赫怒王ベニマル
称号 | 赫怒王 |
種族 | 鬼神 |
ベニマルは大鬼族族長の息子で、後に名づけによって鬼人族に進化し、最終的には鬼神となります。
リムルから魂を授かり、覚醒魔王化したことでユニークスキル「大元帥(スベルモノ)」が発現しました。これにより、空間認識能力と魔力感知の能力が上昇し、それ以外の能力も底上げされ、テンペスト軍の総大将として相応しい存在になりました。
また、ベニマルは竜種のヴェルグリンドから力を受け継ぎ、究極能力「陽炎之王(アマテラス)」を手に入れます。その能力は、光や熱を支配することで、空間をも支配することで瞬間移動も可能にしています。
ベニマルは、リムルから三頂点のひとりだと数えられており、ほかの二人はディアブロ、ゼギオンです。ベニマルは聖魔十二守護王の中で3位の強さを誇ります。
ベニマルの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
【4位】 虐殺王テスタロッサ
称号 | 虐殺王 |
種族 | 魔神 |
テスタロッサはディアブロが連れてきた原初の悪魔の一人で、カレラとウルティマを入れて三人娘とも言われています。三人娘の実力は拮抗していますが、三人娘の中ではテスタロッサが頭一つ抜けて強いです。
テスタロッサの持つ核撃魔法「死の祝福(デスストリーク)」は、相手の遺伝子配列を強制的に操作し、即死させるという凶悪なスキルです。このスキルは帝国との戦争中に使用され、それによって半径500m以内にいる帝国兵を即死させました。
また、テスタロッサの究極能力「死界之王(ベリアル)」は、竜種のヴェルグリンドとの戦闘中に発現しました。
「死界之王」は生と死を司り、より敵を虐殺するのに特化した能力です。この能力を手に入れたことで、ヴェルグリンドと対等に戦えるようになります。
ヴェルグリンド相手にも引けを取らない実力があることから、聖魔十二守護王では4番目に強いと言えます。
テスタロッサの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
【5位】 破壊王カレラ
称号 | 破壊王 |
種族 | 魔神 |
カレラは、ディアブロが連れてきた原初の悪魔の一人。カレラは、三人娘の中ではテスタロッサの次に強いですが、魔素量はディアブロよりも多いです。
カレラの核撃魔法「重力崩壊(グラビティ―コラプス)」は「黒炎核」を圧縮し、ブラックホールを生み出すことで、特定の範囲内をすべて押し潰すことができます。帝国との戦争中、この魔法を使っておよそ10万人もの兵士を一瞬で圧殺しました。
また、究極魔法「死滅之王(アバドン)」は、帝国軍の近藤達也との戦闘中に身に付けます。その死滅之王には「次元破断」というスキルがあり、敵対する者すべてを破壊しつくすほどの威力があります。
所有しているスキルは非常に強力ですが、テスタロッサよりもスキルを扱う技量は低いため、聖魔十二守護王では5番目の強さとされています。
カレラの強さやリムルとの関係性については以下の記事で紹介しています。
【6位】 残虐王ウルティマ
ウルティマも、カレラやテスタロッサと同様にディアブロに連れてこられた原初の悪魔です。
ウルティマは核撃魔法「破滅の炎(ニュークリアフレイム)」を所有し、周辺の物すべてを一瞬で蒸発させるほどの威力があります。帝国兵に「破滅の炎」を使用した際には、兵士たちは肉片すら残らずに蒸発しました。
また、この「破滅の炎」によって魔法の防御壁を張る帝国の飛空艇数十機を一発で撃墜するという戦果をあげました。
ウルティマの究極能力「死毒之王(サマエル)」は、ロイヤルナイト戦で習得したスキルで、致死毒を敵対者に与えて死に至らしめるという効果を持ちます。
加えて、相手の頭を弄ることで知識を無理やり引き出すという能力を持ち、情報戦でも強力なスキルがあります。
毒で対象をあっという間に死滅させる力を持ちますが、本人はまだ未熟であることを自覚しています。よって、聖魔十二守護王内の強さは6位となります。
【7位】 闘神王シオン
称号 | 闘神王 |
種族 | 闘神 |
シオンは、ベニマルと同じ大鬼族の生き残りです。剛力丸と名付けた太刀を武器として使い、近接戦闘に非常に秀でています。
また、ユニークスキル「料理人(サバクモノ)」を保有しています。どう調理しても最高の味に仕上がるという効果の他に、自分の望む結果を上書きできる効果もあります。
物語終盤にシオンは竜種のダグリュールと戦いますが、全く歯が立たず敗北寸前まで追い込まれます。
そのとき、シオンは覚醒したことで究極能力「暴虐之王」を獲得します。因果律を操作する力を手に入れ、さらに敵のエネルギーを奪い自分の力に変換できます。
シオンは「暴虐之王」を身に付けたことで、格上相手でも戦えるほどの実力を備えています。
ただ、シオンは近接戦闘が主で核撃魔法のように広範囲を一掃できる魔法は無いため、聖魔十二守護王での強さは7位だと思われます。
シオンの強さやスキル・死亡理由については以下の記事で解説しています。
【8位】 星狼王ランガ
称号 | 星狼王 |
種族 | 神狼 |
ランガは牙狼族で、後に進化したことで嵐牙狼族(テンペストウルフ)になり、角の生えた巨体の狼へと変異しました。そして、リムルから魂を譲渡されたことで”神狼=上位聖魔霊の風霊狼”という種族になります。
ランガは単体でも強いですが、基本的に他の誰かと一緒に戦うことが多く、特にゴブタと合体することで発動する「疾風魔狼演舞(ダンス・ウィズ・ウルブズ)」という攻撃は非常に強力です。
また、ランガはヴェルドラとリムルの力を継承し、究極能力「星風之王(ハストゥール)」を獲得します。天候を操り嵐や雷を発生させるという効果のスキルです。
物語終盤では、このスキルを使ってゴブタと共に闇組織「三巨頭(ケルベロス)」のヴェガを倒しました。
ランガはだいたいシオンと同じくらいの強さなので、8位くらいの強さになります。
ランガの強さや能力については以下の記事で解説しています。
【9位】 守征王ゲルド
称号 | 守征王 |
種族 | 猪神 |
ゲルドは、かつてテンペストを襲った猪人族(ハイオーク)でしたが、リムルからゲルドと名づけられたことで猪人王へと進化しました。
その後は覚醒進化してリムルから究極贈与「美食之王(ベルゼバブ)」を獲得します。これにより、もとから高かった防御力がさらに増し、テンペストを守る盾のような存在になりました。
また、その「美食之王」は傷を癒す回復の効果を持っており、自分だけでなく味方までもが効果の対象です。そして、「混沌喰」という物を腐食させるスキルも含まれており、攻撃でも活躍できます。
ですが、天魔大戦編では地下迷宮に侵入してきたガラシャと1対1で戦った時、戦いが長引き、ガラシャが逃げる形で終わったため攻撃では決定打に欠けています。
そのため、ゲルドの強さは9位となりました。
ゲルドのスキル・能力と過去については以下の記事で紹介しています。
【10位】 天龍王ガビル
称号 | 天龍王 |
種族 | 龍人族 |
ガビルは蜥蜴人族首領の息子で、リムルからガビルと名づけられたことで龍人族に進化しました。
ガビルのユニークスキル「調子者(ミダスモノ)」は、ガビルの調子が良いときには攻撃力が上昇するという不思議なスキルです。
また、web版では「御調子者(ピエロスター)」、書籍版では「心理之王(ムードメーカー)」という究極贈与を獲得します。それによって、1日に1回だけ不幸を無かったことにすることができ、致命傷すら消すことができます。
ガビルはかなり特殊なスキルを持っており、本人の素質は高いです。ただ、お調子者で足元を掬われやすい性格なので、強さは10位くらいになります。
お調子者なガビルのスキル・能力については以下の記事で紹介しています。
【11位】 幻獣王クマラ
称号 | 幻獣王 |
種族 | 天星九尾 |
クマラは希少種族の魔物で、書籍版ではクレイマンに操られていたところをリムルに助けられ仲間になります。
9本の尻尾のうち、8本を魔獣に変えた「八部衆」を従えており、8体それぞれが雷や火を操るなど強力な能力を持ちます。
また、究極贈与「幻獣之王(バハムート)」は重力も支配でき、八部衆の能力も自分の力として使えます。
多種多様な能力を持っていますが、戦闘経験が少なく、リムル本人から勝てる見込みがあるのはアダルマンかガビルくらいだと言っているため、この順位となりました。
【12位】 冥霊王アダルマン
称号 | 冥霊王 |
種族 | 死霊 |
アダルマンは、書籍版ではクレイマンの配下として登場し、その後リムルの仲間になった死霊です。
究極贈与「魔道之書(ネクロノミコン)」は見ただけで死へと誘う「即死」というスキルや、弱点の光・聖属性を防ぐ「聖魔反転」、1000を超える隕石を降らせる「爆覇流星嵐」を使えます。
しかし、「即死」スキルはレジストすれば回避可能で、従者のアルベルトとウェンティがいなければ力を発揮できないということで、聖魔十二守護王では12位の強さとなります。
まとめ
この記事では、聖魔十二守護王の強さについて紹介しました。
上記のランキングから、リムルの配下の中で最も強いのはディアブロ、次点でゼギオンだということが分かります。
とはいえ、ディアブロ以外の配下も全員強く、本編でも活躍はたくさんあります。
ぜひ『転生したらスライムだった件』を読んで確かめてみて下さい。
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