「俺だけ入れる隠しダンジョン」(略称:俺ダン)の考察・解説まとめ一覧でご紹介。
俺だけ入れる隠しダンジョンとは
『俺だけ入れる隠しダンジョン』(おれだけはいれるかくしダンジョン、英名:Special training in the Secret Dungeon)は、瀬戸メグルによるライトノベル。
メディアミックスとして、2017年12月6日からは樋野友行作画によるコミカライズ版が配信され、2021年にはテレビアニメが放送されました。
俺だけ入れる隠しダンジョンのあらすじ
貧乏貴族スタルジア準男爵家の三男、ノル・スタルジアは就職が決まっていた司書の座を初出勤の日に別の子爵家のコネで奪われ、途方に暮れていた。
代替案として就職先に困らないことで有名な英雄学校への進学を母から進められるが、今の自分の実力ではどうあがいても合格は不可能。
そんな中、幼馴染のエマ・ブライトネスが古文書でノルのレアスキル・大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見する。大賢者の助言により、ノルは現在は誰も存在を知らない隠しダンジョンの場所を発見する。
貧乏貴族からの脱却ともう誰にも脅かされないだけの力を目指し、ノルはこの場所を秘匿し隠しダンジョンの魔物を倒し続けて人知れず強くなることを誓う。
出典:Wikipedia
俺だけ入れる隠しダンジョンの人物相関図
✔︎ 俺だけ入れる隠しダンジョンの登場人物・キャラクターの一覧
俺だけ入れる隠しダンジョンの登場キャラクター
俺だけ入れる隠しダンジョンのキャラが迎える今後の展開
ここからは主人公ノルたちが迎える今後の展開をサラリと紹介していきます。
ノルが迎える今後の展開
せっかく決まった司書の仕事を自分より階級が上の男爵の息子に奪われてしまうなど、第1話開始早々から散々な目に遭わされるノルですが、本作品の中では一口に「貴族」とは言ってもその中で細かい階級分け(いわゆる“貴族内カースト”と言ったところでしょうか)がされており、彼の一家であるスタルジア家が位置する”準男爵”は最も底辺である上に”ニセ貴族”とまで呼ばれており、正規の貴族たちから毛嫌いされてしまっているのです。
そんな状態の中で妹のアリスからは“英雄学校への入学”を強く勧められますが、自分の家庭が貧乏であるために始めは乗り気ではありませんでした。
(ノルが司書として就職を目指していたのも、この貧しさ故です)
次の方向性が定まらない中、自分の思考の中に現れた大賢者から最短で強くなる方法として「隠しダンジョンに潜る」ことを推されます。
そして入った隠しダンジョンの中で出会ったオリヴィアから「創作」「付与」「編集」という世界最強のスキルを授かってしまうのです。
その後はエマと共に英雄学校への入学も果たしますが、クラス内の生徒たちは彼よりも上の地位にいる”男爵家”以上の階級の子供たちであり、さっそく見下されて仲間はずれにされそうになるところを同じクラスの生徒であると同時に最上位の貴族家系であるアルバート家の令嬢・マリアが助けてくれるようになります。
しかし自分のスキルでマリアが”16歳の誕生日に死んでしまう”とされる「十六の死印」という呪いをかけられていることを知り、エマやローラ、そしてルナの協力も得ながら彼女を救う作戦を開始します。
自分のスキルを応用して使う作戦とルナの「解呪」スキルによってマリア救出に成功した後も、オリヴィアからのアドバイスや新たなスキル習得を得ながら隠しダンジョンへの入り続けます。
奥の階層へ進む度に魔物たちの強さも上がっていき、苦戦を強いられるものの、その先で出会う虎丸やドリアードを救うためのクエストに挑みながら、更なるレベルアップを遂げていきます!
エマが迎える今後の展開
“幼馴染”ということもあり、ノルにとって1番の理解者となってくれるエマはノルがスキルを使うために必要となる“LP(ライフポイント)”の補充や上昇に必要な行為に対しても大いに協力してくれます。
さらに彼と同じく英雄学校への入学試験に臨む中、”準男爵の息子”である故に誰のチームにも入れてもらえないノルとチームを組んでダンジョン探索に同行してくれます。
そして見事に合格して入学してからも同じクラスとなってからは一緒に登校するようになりますが、「オーディン」の美人受付嬢であるローラや最上位の貴族家系であるアルバート家の令嬢・マリアたちと“ノルを巡るバトル”にも奮闘していきます。
ローラが迎える今後の展開
英雄学校への入学に必要となる高額な入学金(30万リア)を手っ取り早く稼げため「オーディン」に訪れたノルに対して、登録手続きからクエスト紹介まで親切に行ってくれます。
さらにはマリアにかけられている”十六の死因”による呪いから救うため、親友のルナを紹介してくれるだけでなく「ハーレム自慢大会」にノルやエマと一緒に出場までくれるのです。
しかし、そんな優しいローラにも自分が働くギルド内で同僚(サラ)から自分の担当冒険者を無理やり奪われてしまうことに悩まされるようになります。
明らかに裏があるサラと「ノルを賭けた勝負」をする展開へと進んでしまうのです。
オリヴィアが迎える今後の展開
第1話でノルに最強スキルを伝授した後からも、彼からの相談に親身になって乗りながらアドバイスもしてくれます。
さらにはノルがレベルアップしていく度に更なる新しいスキルを教えてくれるのです。
ルナが迎える今後の展開
マリアの「解呪」のため、親友のローラから紹介される形でノルと出会うことになるルナですが、この時点で「解呪」に対しての消極性を露わに出してくます。
実は「解呪」には多大な”LP(ライフポイント)”が必要となり、その絶大的な数値はノルがこれまでに消費や補充してきたポイントなど比べものにならないものでした。
そんな彼女を知ったノルから”自身のスキルを使って”LP(ライフポイント)”消費を大きく抑える作戦”を提案されたことでエマやローラと共に「ハーレム自慢大会」に出場して優勝した後、見事にマリアの呪いを解いて救うことに成功します。
そうした後に自ら志願してノル達のパーティーに加入するのです。
アリスが迎える今後の展開
自分の仕事を公爵家の息子に奪われてしまい落ち込んでいる兄のノルに対して”英雄学校への入学”を勧めます。
その兄が見事に試験に合格してエマと一緒に入学した後でも兄の女性関係が気になってしまうことは相変わらずのようです。
ノルが本格的に英雄学校での授業中と隠しダンジョンでのクエストに励む中、彼が登録している「オーディン」とはライバル的な関係にある冒険者ギルド「ラムウ」に所属する少女レイラと出会う架け橋となってくれます。
主人公ノルを中心とした、恋の三角関係
人物相関図やキャラクター達の紹介をしましたが、せっかくなので主人公ノルを中心とした“恋の三角関係”にも少しだけ迫ってみましょう。
まず本作品のメ男性メインキャラが主人公であるノルだけで、仲間となってくれるのはエマやローラを始めとした女性キャラクターばかりなので「主人公を中心とした”恋の三角関係”」が出来上がってしまうのは当然と言えるでしょう。
ストーリー初期では「エマ・ノル・ローラ」とハッキリした解りやすいものですが、これだけで落ち着くはずがありません。
今後は物語の進行に合わせてマリアやルナ、レイラなどの新キャラが初登場を果たす度にまた新たな三角関係が出来上がっていくのです。
(こうした”三角関係の増加”に関しては90年代に放送されていた「マクロス7」や「ママレードボーイ」などのアニメ作品を視聴されていた人なら、なんとなく理解できるのではないでしょうか)
俺だけ入れる隠しダンジョンの公式サイト