ライトノベルやコミカライズで長年に渡って多くのファンを獲得し続けている「俺だけ入れる隠しダンジョン」テレビアニメも、いよいよ後半に突入ですね!
本記事では、第6話で初登場した虎丸の正体や弱点を紹介。
さらに記事の後半では「友人バシェルとの関係」について、原作ラノベ版とアニメ版の”違い”にも迫ります。
虎丸とは?

出典:アニメつぶやき速報!!
まずは虎丸のキャラクター性から紹介していきます。
全身が黒い巨大なライオン
虎丸は隠しダンジョンの5層に潜入したノルの前に現れる形で登場しました。
ノル「真っ黒なライオン?それにデカ過ぎる!普通じゃない・・・」
確かに出会った時は黒い影に覆われて禍々しい雰囲気を醸し出していましたが、ノルが放つ”閃光”スキルを放って姿が露わに出たと同時に“人間の言葉”で話しかけてきます。
虎丸「警戒を解いてくれ、人間。我は怪しい者ではない」
ノルに対して「怪しい者ではないこと」を説明しますが、頭のチューリップによってイマイチ説得力に欠けていますね・・・。
友人バシェルを300年以上も待ち続けていた!
“人間の言葉”で話しながら自己紹介を簡単に済ませた虎丸は、ノルに対して「1つの頼み事」をしてきます。
その頼み事とは、「1人で6層に入ったきり戻らない、エルフの友人(バシェル)を捜索して連れ戻してきてほしい」というものでした。
虎丸は友人バシェルと一緒に隠しダンジョンに潜入して、この5層まで到着したものの、次の6層には多くの罠が仕掛けられていることを聞かされます。
そのため、まずはバシェル1人だけで入り「多くの罠を解除して戻ってくるまで待っててほしい」と告げられました。
ここまではまだ理解できますが、虎丸の場合は実に300年間以上にわたって待ち続けていたのです!
これはオリヴィアが2層で拘束されている期間(200年間)をも遥かに上回る期間です・・・。
オリヴィアの詳細は以下の記事をご覧ください。

あまりにも長すぎた待ち期間なため、ノルからは”律儀”と好評価を受けながら「自身も6層に行く気はなかったのか?」と聞かれます。
しかし虎丸がバシェルから言われたことは「5層で待て!」の一言であり、「友との約束は“絶対”」であると堂々と言い切ります。
ノル「いい奴だなぁ・・・」
確かに友達として欲しいぐらいに”いい奴”ではありますが・・・300年以上も同じ場所で待ち続けるのは少し考えものでもありますよね。
友人バシェルとの再会と別れ
バシェルとの約束もあり、6層へはノル1人で入ります。
そこでシックスゾンビに噛まれて感染したことによって自身も”ゾンビ化”して彷徨い続けていたバシェルを救い、連れ戻すことに成功します。
虎丸「無事だったか、我が友よ・・・」
ノルのおかげで300年ぶりの再会を果たした虎丸ですが、バシェルから「もうダンジョン攻略を辞めること」や「故郷に戻ること」を聞かされます。
虎丸「そうか、それも良いだろう」
しかし感動の再会を果たせたのも束の間・・・この直後にバシェルの方から“正式なお別れ”を告げられてしまいます。
バシェルが隠しダンジョンへの潜入を試みた理由は「そこのお宝を入手して、故郷の恋人に贈るため」だったのです。
本来は2人一緒に戻れるのが最も理想的な形ですが、バシェルの故郷である”エルフの里”では「他種族の入国は厳禁」とされており、虎丸の方は入れないのです。
バシェルから涙を流しながら謝罪された虎丸は、彼からの言い分を全く咎めることなく、優しく受け止めます。
虎丸「気にするな、我は好きで待っていた。待ち続けていた、あの日々にも意味があるのだ・・・」
“愛する者のいる場所に帰りたい”
虎丸の方もまた、そうした想いは誰にも止められないことを理解して、ノルと一緒にバシェルを見送ってくれたのです。
本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。

友人バシェルとの再会と別れを経た後の展開

出典:アニメつぶやき速報!!
ここからは300年以上ぶりの再会を果たせたバシェルとの”お別れ”を経た後の展開に迫ります。
友人との再会と別れの後はノルの家族に
バシェルとの再会も空しく、再び”孤独”となってしまう虎丸は隠しダンジョンの中に戻っては別れの悲しみによる涙を流していました。
そんな状況を見ていたノルに対して、自分の本心を話し始めます。
虎丸「いつか別れることは覚悟していた・・・なのに、いざ現実を受け入れるとなると・・・我は弱いな」
ノル「そんなことない!」
自分の弱さを主張した虎丸ですが、ノルにもその辛い気持ちは充分に伝わりました。
そんな彼から、虎丸はこんな言葉を告げられたのです。
ノル「なろうよ、“友達”に!」
虎丸「友達・・・我とか?」
ノル「本気だよ!」
そう言いながら手を差し伸べてくれるノルの姿に、かつて同じように言ってくれたバシェルの姿を重ねます。
更にノルからは「一緒に住もう」とまで言ってくれます。
虎丸「感謝する・・・お言葉に甘えるとしよう。“番犬”ぐらいの役には立つはずだ」
ノル「決まりだね!」
お互いに意見が一致したことで虎丸がノルを再び乗せて、スタルジア家に向かおうとしますが、この時にも彼から“決定的な一言”を告げられます。
虎丸「では、乗るといい・・・行こう、ノルの家へ!」
ノル「違うよ、虎丸!」
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