『転生したらスライムだった件』の人物相関図を作成しました。
各登場人物、またキャラクター同士の関係性など、それぞれ1人ずつ解説します。
基本的に単行本の内容で、公式HP準拠の相関図を作ってみたよ♪
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目次
- 1 「転生したらスライムだった件」の人物相関図
- 2 「転生したらスライムだった件」の登場人物・キャラクターの一覧を解説
- 2.1 ジュラ・テンペスト連邦国 魔国連邦
- 2.2 ユウキ
- 2.3 ケンヤ
- 2.4 リョウタ
- 2.5 ゲイル
- 2.6 アリス
- 2.7 クロエ
- 2.8 ミョルマイル
- 2.9 エレン
- 2.10 ギド
- 2.11 カバル
- 2.12 フューズ
- 2.13 ベルヤード
- 2.14 キョウヤ
- 2.15 ショウゴ
- 2.16 キララ
- 2.17 ヒナタ
- 2.18 ロイ
- 2.19 ラプラス
- 2.20 カガリ
- 2.21 ティア
- 2.22 フットマン
- 2.23 カリオン
- 2.24 アルビス
- 2.25 スフィア
- 2.26 グルーシス
- 2.27 ガゼル
- 2.28 エラルド
- 2.29 ミッドレイ
- 2.30 ヘルメス
- 2.31 シズ(井沢静江)
- 2.32 イフリート
- 2.33 ミリム
- 2.34 ラミリス
- 2.35 ベレッタ
- 2.36 レオン
- 2.37 クレイマン
- 2.38 ヤムザ
- 2.39 フレイ
- 2.40 ディーノ
- 2.41 ダグリュール
- 3 まとめ
「転生したらスライムだった件」の人物相関図
『転生したらスライムだった件』は「小説家になろう」で連載され、その後マンガ、アニメでも人気となっています。
サラリーマンだった三上 悟は通り魔に刺されて命を落としますが、スライムとして異世界の洞窟に転生し目を覚ましました。
「リムル」という名をもらった悟は、巨大な竜やゴブリン、牙狼族、ドワーフなどとの出会いやともに王国を築く仲間たちに加え、力を付けたリムルは様々な敵、また同じように異世界から転生した人とも出会い絆を深めていきます。
そんなリムルを取り巻く物語のキャラクターを解説します。
「転生したらスライムだった件」の登場人物・キャラクターの一覧を解説
ジュラ・テンペスト連邦国 魔国連邦
ジュラ・テンペスト連邦国 魔国連邦はリムルが作った国です。
ジュラの大森林の中にある国で、元々このあたりの守護者だったヴェルドラが消失し近隣に均衡が崩れたため、魔王、人間からの脅威を受ける前に共闘関係を・・・と作られました。
首都リムルの人口はおよそ3万人。常に観光客や冒険者、それに商人など多くの人が訪れています。ジュラの大森林を含む国全体の人口は百万を超える大国です。
住民の多くが魔物ですが、人間も暮らし多種多様な文化の交流があります。
リムルは異世界にいる時の記憶をもっているため、日本的な文化も見られます。食文化、娯楽など異世界にはない魅力的なものがあり、他国からもその魅力的なシステムを取り入れようと多くの関係者が訪れています。
盟主はリムル=テンペスト、守り神はヴェルドラ=テンペスト。
首都は「中央都市リムル」で、居住地区、迎賓築、商工業地区、観光娯楽地区、封印の洞窟、地下迷宮など様々なエリアが存在しています。軍事力ももちろん大きく、軍事のトップはベニマル、さらにシオン、ガビル式の精鋭部隊、ソウエイの下には隠密、そしてハクロウと各種族を代表する戦闘のプロが名を連ねます。
武装国家ドワルゴン、ブルムンド王国、失われた竜の都など、友好関係を築いている国も多く、テンペストは繁栄を極めている国といっていいでしょう。
テンペストに住まう住民同士のかかわりは『【転スラ】テンペストの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』で解説しているため、そちらをご覧ください。
ユウキ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 異世界人 |
称号 | グランドマスター |
所属 | 自由組合総帥 |
CV | 花江 夏樹 |
リムルと同じように異世界からきた人間で、自由組合総帥であるユウキは冒険者たちの安全を向上させるなど活躍しています。
リムルが会いに来た時、シズを食べたと聞き襲い掛かかりましたが、元の世界(日本)でしか知らない言葉やセリフを言ったことがきっかけで落ち着き、勘違いを解いたのち、リムルから大量の漫画をもらうことで単純にも和解しました。
ファルムス王国の進行やクレイマンへの情報流失に関して、リムルはユウキを疑っており、マリアベル・ロッゾの襲撃でユウキを敵として認識します。しかし、不可侵協定を結んでいるため、ユウキとは敵でありながらリムルと協力し合う、難しいバランスの上で関係性を保っていました。
ユウキの目的は「世界征服」であり、そのために元魔王カザリームであるカガリと、その仲間である中唐道化連と競合し、目的達成を目論んでいます。
理由は、異世界に召喚される前に家族を交通事故で亡くしているためです。
交通事故は、長時間労働の末に居眠り運転をしていたトラックと衝突したため起こりました。長時間労働をせざる終えなかったのは、ドライバーが勤めていた会社が上からの圧力によるもの…つまり、国を変えることでしか恨みを晴らせないと思ったためです。
そのため、生きやすい世の中を作るために「世界征服」を行おうとしています。
その過程で、マリアベルに操られているフリをしたり、ギィと戦い生き残った後にルドラ(ミカエル)に操られたりと、操作されることが多いです。
とはいえ、ユウキ自体の能力は非常に高いです。魔法を全く使えませんが、スキル・魔法を無効化するアンチスキルという能力を持つ異質な存在です。
彼は自分が持っている能力をON・OFFすることができる、これも彼の特徴といえるでしょう。
ケンヤ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | イングラシア王国 |
CV | 朝井 彩加 |
人間の世界から不完全召喚された5人のうちの1人です。
不完全な状態で召喚されてしまった人の中で、10歳未満の子供たちは数年のうち、大量の魔素により死んでしまいます。
その運命をなんとかしようとやってきたリムルに連れられて上位精霊の召喚を行います。洞窟でラミリスと出会いリムルとラミリスにより召喚された光の精霊により、ケンヤは勇者の素質を見出され結合、死の運命から免れました。
能力としては、体内にある魔素を利用し炎を剣にまとわせ戦います。
ガキ大将的なケンヤはアリスのことが好きみたいですが、このくらいの年頃の子は好きな子をいじめちゃうのですよね。
ちなみに、リョウタとは大親友!
リョウタ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | イングラシア王国 |
CV | 石上 静香 |
ケンヤと同じように不完全な召喚により、短い命となってしまう運命を持った子です。
リョウタは体内の魔素を消費して獣のようにパワフルな戦闘を行うことができます。しかしその際、自分の意識が消失、力の暴走のような状態になってしまいます。
魔素によって死んでしまう運命を変えるため、ケンヤらと精霊にあいに行き、ラミリスの力を借り、疑似精霊「水風」と結合、それによってリョウタも市の運命からあらがうことができました。
ゲイル
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | イングラシア王国 |
CV | 佐藤 元 |
彼もまた、ケンヤ、リョウタ同様に不完全な状態で召喚された子供の1人。
不完全召喚の5人の子どもたちの中で最も年長で、落ち着いた雰囲気があります。お兄さんのような存在ですね。
ゲイルは指から光の弾を放つことができます。5人の子どもたちは皆、体内の魔素によって短い命という運命を背負っていますが、ゲイルは特に死に近い状態でした。
それもでも、リムルのおかげでほかの5人の子と同様に、疑似精霊と結合することで死からあらがうことができました。
アリス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | イングラシア王国 |
CV | 白石 晴香 |
アリスもケンヤ、リョウタとともに異世界に召喚されました。
みんなと同じように不完全な状態で召喚され、彼女もまた、自分の短い運命をどうすることもできずにいた1人。人形のようにかわいく美しいアリスですが、とても気が強くおてんばです。
彼女は空の疑似精霊と結合し、短い運命という未来を変えることができました。アリスは体内の魔素を利用し、自分が作ったぬいぐるみを操り遠距離で戦います。
リムルに出会ってから時間が経過していくうちに、リムルのことが好きになったようですね。
クロエ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | イングラシア王国 |
CV | 田所 あずさ |
彼女もまた、不完全召喚の犠牲者です。
黒銀の髪、日本人と外国人のハーフのような神秘的で美しい顔立ちです。ずっと本を片手にしており、あまり心を開かないタイプでしたが、リムルには心を開いています。
クロエは魔素を使い水を操ることができますが、魔素の量がとにかく多く上位精霊と並ぶほどです。
リムルは別れのとき、シズの形見の仮面を渡しています。
実は、クロエには時間軸を操る能力がり、勇者クロノアと呼ばれるほどの力を持ちます。また、魔王レオンの幼馴染でもありまあす。
しかし、それは様々な過去を体験した結果得たものであるため、未来の力と言えるでしょう。クロエとクロノアは別の人格を持っており、戦闘時には大人の姿になり、あのヴェルドラすらも圧倒する力を持つとのこと。
現在の転スラの時間軸は珍しくリムルが生き残っている時間軸であるため、クロエは必死に守ろうとしています。
ちなみに、過去も微妙に異なった世界を行き来しているため、精神年齢はリムルよりも上です。
ミョルマイル
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 青山 穣 |
ブルムンド王国のムヨルマイルは商店街では名の知れた裏町の帝王であり、元締めである人物です。
裏町のミョルマイルは高利貸しもしていますが、実は命を捨てても女性や子供をかばうといった善良な面を持っています。スカイドラゴンが急襲した際、リムルがミョルマイルを助けたのも、こうした善良な部分があるからでしょう。
助けてもらったお礼にと食事をしながら話をしたところ、商業にたけている人物と見込み、その後、テンペストの財政総括や広告宣伝責任者へ任命します。
何かにつけて損得勘定で動く人物ですが、相手が人でも魔物でも地位などにも関係なく損得勘定で動くのですから、ある意味芯の通った信頼できる人物といえます。
現在ではテンペストの幹部として引き立てられ、表の顔も裏の顔も非常に強力な力を持つ人物となりました。
エレン
出典:転生したらスライムだった件
種族 | エルフの血を引く人間 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 熊田 茜 |
異世界に転生し、リムルが初めて出会った冒険者のうちの1人。
ちょっと軽率な行動が見られますが、明るくてとても心優しい女の子です。
彼女は表向き人間と名乗っていますが、実は耳長族(エルフ)の血をひいています。本来は貴族令嬢であり、魔道王朝サリオンの皇帝と気軽に話ができるほどのと友人関係になります。法術師ですが、おっちょこちょいです。
冒険者ではあるものの、それほど大きな力を持っていません。
しかし、テンペストの住民が殺されリムルの配下の者も多く死んだとき、「リムルが魔王になることで魔物たちがよみがえるかもしれない」と伝えるなど、ここぞというときに重要な役割を果たすキャラクターです。
ちなみに、普段は薬で長耳を隠しているよ。
ギド
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 木島 隆一 |
冒険者3人のうち、ギドは盗賊です。身軽で情報収集にたけています。
いざというときにはエレンを護衛しますが、同じ冒険者としては対等です。エレンのことは「姐さん」と言って慕っており、振り回される側の立ち位置にいます。
ギドもカバルもエレンのわがままに振り回されていますし、それほど強くありません。
しかし、実は魔法の指輪によって力を制限されており、エレンの命が危ないときのみ、力が解放されるようになっています。
カバル
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 高梨 謙吾 |
冒険者3人のリーダーですが、エレンには頭が上がらないようです。
剣術にかけてたけていて、常に前衛で攻撃を行い、盾となって2人を守ります。
実はカバルも1人で大軍を動かすほどの実力を持っていますが、ギドと同じように魔法の指輪で力が制限されています。
エレンが危ないときにだけ、本当の力を発揮できるようになっているのですね。
フューズ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
称号 | ブルムンド自由組合支部長 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 成田 剣 |
元々冒険者だったフューズは、自由組合のブルムンド王国支部長「ギルドマスター」という称号を持っています。
彼はシズの情報も知っており、リムルがユウキに会いに行く際、手続きをした男でもあります。ヴェルドラが消滅に伴いカバルらを使ってリムルの存在を知っており、最初は多くの魔物を近くに置くリムルを疑心暗鬼で眺めていました。
しかし、テンペストでリムルとともに過ごすうちに、配下、住民から信頼され、思いやりを持った存在であることをしり深い信頼関係を得たのです。
フューズはいろいろな情報を知っているし、いれば役立つ人間なのでリムルは無理難題を持ち掛けます。もちろんフューズならな解決の糸口を見つけてくれるだろうと思ってのことです。
・・・はたから見ればかなりの苦労人ですね。
ベルヤード
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
称号 | 大臣 |
所属 | ブルムンド王国 |
CV | 山本 格 |
ブルムンド王国の貴族で大臣の一人で、頭がよく交渉の技術にも長けている策略家。
自由組合のトップであるフューズと幼馴染で普段こそ仲が悪そうにしていますが、実は仲が良く困ったことがあれば相談できる間柄です。頭の良さはリムルが驚くほどですが、自分に対しても人に対しても徹底した合理主義で、自分が思う水準に満たない人は有無を言わさず切り捨てます。
リムルがドラム国王との会談の前にはベルヤードと会談しており、その際に交わした条約がブルムンド王国にとって有利になる条件となっており、リムルを驚かせました。
テンペスト開国祭後の反省会では、リムルの話を少し聞くとその内容をさっと理解し、リムルがブルムンドに寄せる期待に応えることができると自信をうかがわせた際も、この男の頭の良さが際立っていました。
キョウヤ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ファルムス王国 |
CV | 野上 翔 |
ショウゴらとともにラーゼンが召喚したファルムス国の異世界人です。
剣の才能は天性のもので、天眼というエクストラスキルに切断者(キリサクモノ)というユニークスキルも持っています。
ファルムス王国がテンペストを襲った際、ゴブタは負傷し、そこに助けにきたハクロウまでも勝った実績があります。しかし、当時のハクロウ・ゴブタは魔素量が低下する結界にいたため、本来の力を出せない状態でした。最初から本気が出せればハクロウが勝っていたでしょう。
ちなみに、キョウヤのユニークスキルは切ることに特化した能力で、目に見えない殺傷力の高い刃をいくつも生み出します。天眼は画面を見るようなイメージで自分や周囲を把握する能力です。
ショウゴ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ファルムス王国 |
CV | 小林 千晃 |
ラーゼンによって召喚された異世界人のショウゴは、ファルムス王国の異世界人の中ではリーダー的存在です。3人の中で最も残忍な性格で、頭がいい厄介な存在といえます。
ショウゴは、武器破壊、金剛身体といった特殊効果を体内に内包できる能力「乱暴者(アバレモノ)」というエクストラスキルを持っており、肉体を強く強靭にし、身体能力も大幅に向上します。
最終的にはゲルドによってボロボロ状態になったところ、ラーゼンにより精神を破壊され、肉体を奪われました。
ゲルドにボロボロにされたとき、仲間であるキララを殺しユニークスキル生存者(イキルモノ)を獲得します。しかし、その後ゲルドに痛めつけられ、命乞いをするどうしようもないやつです。
ゲルドとの交戦中にラーゼンが割り込みその場からは逃走に成功しますが、ラーゼンに精神を破壊され、身体を乗っ取られてしまいます。
キララ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
所属 | ファルムス王国 |
CV | 河野 ひより |
キララもらラーゼンに召喚された人間で、もともとは日本の高校生でした。
高校生ですが精神年齢がかなり低く、人の意見に流され殺人まで犯してしまう子です。キララは言葉で命令するだけで相手を言いなりにできるというユニークスキル「狂言師(マドワスモノ)」を持っています。
キョウヤ、ショウゴと比較すると戦闘能力にはなりませんが、思ったことを口にするだけで人を操ることができるのですから、これは怖い力ですね。
最終的に仲間であるショウゴに殺され、その死ぬ瞬間に日本にいたころのイメージが流れました。多分彼女は異世界から日本の、元居た世界に帰りたかったのでしょう。
ヒナタ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
称号 | 法皇直属近衛師団筆頭騎士 |
所属 | 神聖法皇国ルベリオス |
CV | 沼倉 愛美 |
ルベリオスにある西方聖境界のトップにいた異世界人であり、冷静な思考力と統率力を持つ、西方における最強聖騎士です。異世界においてたった10年でトップを取っているため、統率能力も非常に高いとわかります。
リムルに対してははじめのうち敵対関係にありましたが、戦いを通じ和解。テンペストに対しては友好的になりました。
もともと、異世界に来る前のヒナタの家庭内は殺伐としており、家族を殺害していたようです。リムルと出会い、リムルに父親像を求めるようになり、ヒナタはリムルへ想いを寄せるようになります。
ヒナタは「簒奪者(ウバウモノ)」と「数学者(ハカルモノ)」というユニークスキルを持っています。
簒奪者は格上である敵の知識、技術を奪い行使できる技術。数学者は論理的思考能力がとんでもなく向上し、超高速演算ができる能力です。これによって戦っている際、どんな行動が最も敵をかく乱できるのか、また勝利に近づけるのか計算し勝算の高い戦い方ができるようになります。
彼女はシズの弟子でもあり、剣術にもたけていて魔王とやりあうことができる能力を持っていましたが、グランベル・ロッゾとの戦いに敗れ、クロエを真なる勇者を生み出すためにのサポートをすることに。
その結果、勇者の卵やその他の能力をほとんどを失いました。
ロイ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 吸血鬼族 |
称号 | 鮮血の覇王 |
所属 | 神聖法皇国ルベリオス |
CV | 水中 雅章 |
ロイについてはラプラスがユウキのところにやってきたとき、ルベリオスの奥の院で「吸血鬼と戦った」と報告を受けているシーンがあり、カガリが「魔王ヴァレンタインだ」と言っています。
この吸血鬼ヴァレンタインは、ワルプルギスにも出席している魔王です。このヴァレンタインこそロイであり、実は魔王ルミナスの影武者であることがわかっています。
称号として鮮血の覇王を持っていますが、これも全く権力を持っているものではなく、お飾り的なものです。
彼はルミナスの影武者であって、いわゆるルミナスの部下。ルミナスは魔王を引退する気でいたので、ロイに影武者を演じさせていたのですね。
ただ、いずれはロイに魔王を譲るつもりでした。ロイの方も影武者でいただけで魔王になろうとは全く思っていなかったようです。
ロイはラプラスと2回戦っており最初は勝利しましたが、2度目に殺されてしまいました。ちなみにロイの得意技は血刃閃紅波「ブラッドレイ」で、血液を魔粒子化し放出するというものです。
ラプラス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 妖死族 |
称号 | 副会長 |
所属 | 中庸道化連 |
CV | 中井 和哉 |
ラプラスは中庸道化連の副会長で、ウサギの耳の形の帽子、サーカスのピエロのような洋服、顔もピエロのように化粧しています。ただその奥に光る眼は鋭い光を放っていて非常に不気味な存在です。話口調は関西系でチャラい態度ですが、頭の回転が速く、身体は本人曰く「特別性」とのこと。
中庸道化連はカザリームが魔王になることを目的とした組織だったのですが、カザリームが魔王になってから勇者レオンに倒されたことで、カザリームの復活とクレイマンを魔王にすることが目的となった組織です。
ラプラスは世界各地に飛び、様々な厄介ごとを起こし世界を混乱させています。またラプラスはクレイマンの親友で、アドバイスなども送っています。
またラプラスについては、前世で勇者サリオン・グリムワルトだったことがわかっています。
サリオンはミリムとギィの間で起こった世界がなくなってしまうほどの争いの際に生まれた混沌竜(カオスドラゴン)を追い払った勇者でしたが、この戦いで胸から下をなくし死にかけます。この時現れたカガリが邪法でなら生きながらえるという提案を受けて、カガリの傀儡となったのです。
カガリ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人造人間 |
称号 | 中庸道化連会長 |
所属 | 中庸道化連 |
CV | 石川 由依由依 |
異世界人であるユウキの秘書、また自由組合の副総裁で古代遺跡の専門家、さらには中庸道化連合会長でもあるカガリ。
ユウキとリムルがあった時は、カガリと対面していません。リムルは開国祭の時、勇気を迎えに行きそこで出会い、その後はミリムやゴブタたちとともに遺跡探索などもしていますね。
カガリはその昔、魔王カザリームでした。レオンとの戦いで敗れたことで肉体を失い、カザリームの精神体(アストラルボディ)として人造人間に憑依したのがカガリです。
もともとはエルフで、呪われたことによってダークエルフとなり、さらに妖死族になっています。カガリは呪術王とも呼ばれており、中庸道化連のメンバーの召喚などもできる実力者です。
魔王狩りを始めたレオンを討伐しようとしましたが敗れ、肉体を失い精神対となったカガリはレオンに復讐するため異世界からユウキを召喚しましたが、予想よりもはるかに強くユウキに敗北。配下となって従うことになったのです。
ティア
出典:転生したらスライムだった件
所属 | 中庸道化連 |
CV | 本渡 楓 |
ティアは涙目の道化という異名を持った上位魔人です。能力という点ではラプラス、フットマンより劣ります。
自分の意志で行動を起こすことがなく、ラプラスらの指示に従っています。森の騒動の際には、フットマンとともに動いており、暴風大妖渦「カリュブティス」を復活させるための工作をしていました。
その後、天魔大戦では、ユウキのおかげで中庸道化連のメンバーそれぞれが能力的にパワーアップ。レオンの配下であっても余裕をもって倒せるほどの力を得ました。
最終的にはラプラスと一緒にリムルの配下になっています。
フットマン
出典:転生したらスライムだった件
所属 | 中庸道化連 |
CV | 川田 紳司 |
自分を「ワタシ」と丁寧に言うフットマンは、アングリーピエロ「怒った道化」です。ラプラスやティア、クレイマンとも仲が良く、クレイマンについては殺されたときかなり怒っていましたね。
ハルマゲドンの時には天使軍につき、魔王レオンのもとに行きます。クレイマンは死亡しており、精神たいとして体をのっとったカガリ、ティア、ラプラス、そしてフットマン、さらにミザリーも参戦しますが苦戦します。
そこにベニマルとソウエイが参戦し、フットマンは一撃でやられてしまいました。その後、フットマンはディアボロにコテンパンにされたうえ、リムに捕食されてしまいます。ラプラスとティアはテンペストに下りましたが、フットマンはここで消えました。
カリオン
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 獣人族 |
所属 | 獣王国ユーラザニア |
CV | 内匠 靖明 |
獣王国ユーラザニアをおさめる獣人族の王。
強大な力を持ち、自己進化で魔人、魔王へと進化します。
魔王の中ではまだ若く魔王になってから500年程度なので、魔王の力としてはワンランク下です。しかし、新興勢力なのでかなりの勢いで勢力を付けています。獣らしく・・・といえばそのままですが、素直で直感的。ただ国民を思う気持ちはとても深く共感がもてます。
クレイマンのことでミリムと戦うことになったカリオンですが、ミリムには勝てず、大切な国、獣王国ユーラザニアは吹き飛ばされました。その後、真なる魔王へ覚醒し、当時より強くなりました。
カリオンは獅子心王「ライオンハート」というユニークスキルを持っています。自分よりも格上と戦う場合に、戦闘力をアップしダメージ貫通効果をもたらしてくれるスキルです。このスキルはミリムと訓練し得た能力で、ハルマゲドンの際には四凶天将ヴェガと戦ったとき繰り出しています。
またカリオンは獣魔人化という奥の手を持っています。これを発動するとこれまでに受けたダメージ全回復。さらに魔素量も回復する「回復」のスキルです。このスキルを一瞬発動してすぐに解除することで、体を一気に回復し魔素量も半分回復するといったことにも利用できます。
この獣魔人化と獅子心王を組み合わせて利用することで10分のみ獅子竜身「ドラゴンボディ」も使えます。(無敵に近い能力だが10分ですべての魔素量が消費し変身がとける)
アルビス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 獣人族 |
所属 | 獣王国ユーラザニア |
CV | 加隈 亜依 |
ユーラザニアの三銃士の一人で、その中でトップ2といっていい戦士であるアルビス。
獣身化で金色の2本の角に鱗で覆われた半人半蛇の姿になります。きりっとした表情が美しく、金色が混ざっている黒髪がよく似合う美女ですが、酒豪で蟒蛇。酒宴では飲み屋で酔っ払っているお姉さんというイメージがあります。
厄災級のモンスターカリュブディスとの件でテンペストと交流が多くなりましたが、その中でアルビスはベニマルを好きになってしまいます。
獣人は強いものを好みますし、なんといってもベニマルは美形。アルビスが好きになってしまっても仕方ないのですが、フォビオはアルビスのことが好きなので不憫です。
詳しくは「アルビスとは?強さやスキル・能力、ベニマルとの関係性」をご覧ください。
スフィア
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 獣人族 |
所属 | 獣王国ユーラザニア |
CV | 大地 葉 |
スフィアもユーラザニアの三銃士の1人。白虎爪(ビャッコソウ)という異名を持っています。
白髪、猫目の美しい容姿を持っていますが、とにかく血気盛ん。三銃士の中でも特に気性が荒く、リムルたちと初めて会ったときにはわざとリムルを馬鹿にしたような発言をして、瞬間湯沸かし器のシオンといきなり戦い始めました。
ただ獣人というのは強い!と認めた相手にはしっかり敬意を払います。リムルたちに対して強さを認識し、テンペストの面々と仲良くなりました。
スフィアは獣身化するとまるで白虎のような大きな姿になります。
獣身化する前が美しいイメージなので、このギャップにびっくりです。テンペストではテンペストで作られたお酒の虜となり、我を忘れた状態イコール獣身化した状態でお酒を飲んでいました。
グルーシス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 獣人族 |
所属 | 魔導王朝サリオン |
CV | 日野 聡 |
獣王戦士団の末席、しかし2本のナイフを器用に扱い近接攻撃をしたり、投擲で遠距離攻撃したり・・・技をたくさん持っている獣人です。
100年ほど前、カリオンの眼にとまったグルーシスは摩人になるため、王の血を飲み干す試練を受けます。生存確率は10%といわれている中、グルーシスはこれに成功。カリオンの信頼を得ました。
ユーラザニアの使節団としてテンペストに行った際にヨウムと戦闘になりましたが、ヨウムの強さを認めて仲良くなりました。
その後、グルーシスはテンペストに残り見分を広め、その中でミュウランに恋をします。恋敵であるヨウムとどっちがミュウランの心をつかむか競争していたのですが、ヨウムがミュウランと恋仲になった時にはヨウムにエールを送り、その姿が潔かったですね。
ガゼル
出典:転生したらスライムだった件
種族 | ドワーフ |
称号 | 武装国ドワルゴン国王 |
所属 | 武装国家ドワルゴン |
CV | 杜氏 孝也 |
ドワーフ王国ドワルゴンの第3代国王。
王国統治後、高い功績を残したこと、また圧倒的なカリスマ性から英雄王と称されています。
リムルがゴブタたちと一緒に王国へ出向き、仲良くなったカイジンがリムルを馬鹿にしたベスターを殴り飛ばしてしまい裁判になりました。その際の裁判でベスターがしてきた悪事の数々を見抜いており、気持ちのいい裁きを下した人物です。
深層心理まで読み取ることができる読心スキルを持っていますが、それでも表層意識までしか読めないリムルを警戒し、リムルたちがオークロードを討伐した後、リムルのもとを訪れます。
心が読めないリムルの本当の心を試すため、剣術にて決闘し邪悪な存在ではないことを理解しました。リムルのもとにいるハクロウがガゼルの師匠だったこともわかり、ガゼルとリムルはいい関係になります。
その後、同盟の締結、国交を結ぶこととなり、その際ガゼルがリムルの国に「ジュラ・テンペスト連邦国」と名付け、これによりリムルが一国の王となったのです。ガゼルはテンペストが躍進していく中でよき後見となり、同盟国として強く後押ししてくれる存在です。
エラルド
出典:転生したらスライムだった件
種族 | エルフ |
称号 | 大公爵 |
所属 | 魔導王朝サリオン |
CV | 浜田 賢二 |
エラルドは、エルフの貴族であり、皇帝エルメシアの叔父、大公爵であり十三王家の1人です。
武装国家ドワルゴンの国王、ガゼルとは親友で罵り合いができるほどの仲。エラルドはとにかく娘が大好きで寵愛していますが、その娘こそ自由組合所属冒険者 魔法師のエレンです。
リムルと初めて会ったのは人魔会談。ガゼル王、フューズなどが集まっている中にやってきたのがエラルドでした。リムルの顔を見るとすぐに娘を誑かした魔王リムルですか?!と炎系、もしく爆発系の高位の魔法を使いそうになりました。
エレンのことももちろん心配で見に来たわけですが、エラルドはテンペストを見極めたいと考えており、リムルに国交樹立を希望し、リムルもこれを受けています。
ミッドレイ
出典:転生したらスライムだった件
称号 | 神官長 |
所属 | 忘れられた竜の都 |
CV | 伊丸岡 篤 |
ミッドレイは「忘れられた竜の都」を統治している神官戦士団の神官長です。
ミッドレイはミリムのことに詳しくミリムの四天王筆頭の地位も持っています。彼はミリムと組み手ができる、つまりものすごく強いということです。最古の魔王であるミリムの強さはカリオンとの闘いでも圧倒的でした。
魔獣カリュブディスであっても瞬殺でしたから、ミッドレイがどんなに強いかわかるでしょう。
ヤムザに卑下された時も手を出さず、我慢強く耐えていました。部下であるヘルメスをかばい、ミリムの民を大切にしているところから優しいことはうかがえるのですが、戦闘が大好きで喧嘩を吹っ掛ける癖もあるようです。
ミッドレイは、ガビルやスフィアからは技術(アーツ)を尊敬されるほどの力を持ちます。
ヘルメス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 龍人族 |
称号 | 神官 |
所属 | 忘れられた竜の都 |
CV | 小林 大紀 |
ミリムの従者であり、ミッドレイの側近です。ミッドレイと同じくらいの実力を持っています。
ヘルメスは常識人で、しっかり考えて方物事を運ぶタイプ。ミッドレイのように戦闘好きで力づくで物事をおさめるようなところは見受けられません。
ヘルメスはガビルと同じ龍人族 ドラゴンニューとですが、ガビルとは見た目が全く違います。
ガビルは蜥蜴人族 リザードマンから龍人族へと進化し、ヘルメスは人化した竜と交わってきた末裔で生まれたので派生が違うのですね。龍人族の中でもほぼ人で、竜の姿になるのは本当に稀なことみたいです。
シズ(井沢静江)
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 人間 |
称号 | 爆炎の支配者 |
CV | 花守 ゆみり |
リムルと同じ日本から異世界に転生した女性で、リムルの運命に大きな影響を与える人です。
東京大空襲の際、母親とともに東京大空襲に巻き込まれ、死ぬ前に魔王レオンにより召喚されました。レオンは別の存在を召喚しようと思っていたため、シズが召喚されたことを好ましく思わず、放置します。
その目を見たシズは絶望しレオンに助けを求めた際、炎の耐性と持つことを見込み、精霊イフリートと同化させられました。
イフリートと同化しているため炎を自在に操り、またイフリートの支配により無慈悲に敵を焼き殺してしまうシズ。発狂しないようにイフリートの意志によって感情がマヒするようになっており、不安も恐怖も感じにくい状態となっていました。
その後、冒険者となり各地を回っていましたが、同じように異世界に転生させられた子供たちの教育者に転身。死期が近づいたことでレオンに文句を言いたい!と旅に出て、エレン達一行に出会います。
そこでイフリートが暴走、偶然やってきたリムルが暴走を止め、その後、自分の人生についてリムルに話し、子供たちを救ってほしいと願いを託しました。また、自らリムルに捕食してほしいと伝え最後の時を迎えたのです。
リムルはこの時から人間に変身できるようになり、見た目、外見はシズがベースとなっています。
シズさんに関しては、『シズさんの強さやスキル・能力 | 過去や仮面をしている理由・弟子を紹介』で解説していますので、あわせてごらんください。
イフリート
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 精霊 |
CV | 矢代 拓 |
レオンがシズと結合させたイフリートは上位精霊です。
東京大空襲の際、炎に包まれたことで炎の適正があると判断され、イフリートをシズに宿らせようとしたのですね。シズが幼い頃こそ、イフリートのコントロールができなかったため暴れていましたが、だんだんと制御できるようになり全面に出てこれなくなります。
しかし、イフリートは年老いて次第にあらがえなくなってきたシズを狙い、体を乗っ取りにかかります。その場にいたリムルは暴走したイフリートと戦いますが、リムルも炎の耐性を持っているためかなうはずもなく、リムルに捕食されました。
イフリートはリムルの体内にいるヴェルドラと同じ空間に入ってしまったので「戦闘か?」と身構えますが、結局は暇すぎるヴェルドラの話し相手、遊び相手になりました。
現在はヴェルドラの友人としてリムルから分離し、ヴェルドラから「カリス」の名前を与えられ、ヴェルドラの従者として活躍しています。この頃には、シズっさんと和解する道もあったのでは?と思うほど、思考が柔軟になっています。
ミリム
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 竜魔人 |
称号 | 破壊の暴君・真なる魔王・最古の魔王 |
所属 | 失われた竜の都 |
CV | 日高 里奈 |
ミリムはギィの次に生まれた最古の魔王で、その力はほかの魔王と比較しても別格といわれています。戦うことが何より大好きで、長いこと生きているため退屈が何より嫌いです。
最初の竜種といわれる星王竜ヴェルダナーヴァが父。母は東の帝国初代皇帝ルドラの妹ルシア・ナスカですが、ミリム自身はこうしたつながりをまったく知りません。
見た感じは無邪気でかわいい少女ですが、その見た目通りわがままで勝手、けんかをしたくて仕方ない女子です。ただしその見た目とは裏腹に、長い間生きているため戦法などについて頭の回転も速く、ただ強いだけじゃない、観察眼と演技力にも恵まれた戦闘のために生まれたようなところがあります。
ミリムがキレたら街1つなど簡単に消し飛ぶでしょう。
クレイマンの魔王誕生計画をつぶしたリムルとテンペストに興味を持ったミリムはテンペストを強襲。リムルを配下にしようと思っていたのですが、リムルはミリムの性格をすぐに見抜き、ハチミツで取引をします。
ハチミツも食事もおいしい、おしゃれできるところもある・・・それを教えてくれるリムルをいたく気に入り、親友関係となりました。
クレイマンの騒動後、魔王達の宴でカリオンとフレイが魔王の座を降り、ミリムの配下となった結果、ミリムも領地経営をしなければならなくなり、フレイに教育してもらいつつ領地を守っています。
たまにテンペストにやってきて(抜け出してきて)地下迷宮で遊び、息抜きをしているようです。
詳細については「魔王ミリムの強さやスキル」をご覧ください。
ラミリス
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 妖精族 |
称号 | 迷宮妖精・妖精女王 |
所属 | ジュラ・テンペスト連邦国 |
CV | 春野 杏 |
小さくてキュートで見た目はかわいい妖精ですが、もともと精霊や妖精があがめる立場の精霊女王です。固有スキルの迷宮創造でとんでもなく広い安空間を作ることができ、勇者に加護を与える聖なる導き手という役割も持っています。
最古の魔王というとミリム、ギィなども知られていますが、実はラミリスも同じ最古の魔王。ただ、聖なる導き手であるため、真なる魔王や魔王種とはまた違う存在です。
いたずら好きでとても女王と思えない無邪気な子供という印象です。姿に精神が引きずられるとのことで、言動も幼稚さがあります。もとは精霊女王だったのですが、太古、ミリムが怒り暴走して中和したときに邪悪な妖気を浴びてしまったため、魔王になってしまいました。
こうした記憶を持ちつつ転生を繰り返す妖精として生きています。
シズの教え子たちがリムルとともにやってきたとき、子供たちと精霊との結合をサポートしました。こうしたことが縁でリムルとは仲良くなり、リムルがクレイマンに目をつけられたときもリムルの味方となっています。
ベレッタ
出典:転生したらスライムだった件
称号 | 聖魔人形 |
CV | 川澄 綾子 |
異世界へ不完全な状態で召喚された子供たちを助けるため、リムルは精霊が暮らす「精霊の棲家」を訪れました。
そこにいたラミレスは、いつものようにからかってやろうとゴーレムを出しますが、リムルに破壊されてしまいました。
ラミレスが作ったものとは知らなかったリムルは、そのお詫びとして悪魔召喚の儀式を行って悪魔を召還。魔鋼製の人形に悪魔を宿らせ名を付けました。それがベレッタです。系統は黒。
人形に入ったのは悪魔族の上位悪魔 グレーターデーモンで、筋骨隆々な体が特徴です。悪魔には4つのランクがあり、最も上が悪魔公 デーモンロード、次いで上位魔将のアークデーモン、その次が上位悪魔のグレーターデーモン、そして下位悪魔のレッサーデーモンとなっています。
つまり、リムルは悪魔の中で2番目に力のあるやつをゴーレムに宿らせたということです。
ただ宿らせただけではなく、リムルが名前を付けたので魔将人形 アークドールになりました。魔王ラミリスに使えるたくましい印象の守護者です。
ベレッタとリムルは召喚後、契約を結び実行しています。契約期間100年、代価はリムルの魔素と魔鋼で作った魔人形、さらに契約期間を過ぎても魔人形を好きにしていい、というものでした。
詳細については「ベレッタの正体や強さ・能力 | リムルと交わした契約内容」をご覧ください。
レオン
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 魔王 |
称号 | 八星魔王 |
CV | 福山 潤 |
レオンは、時空のひずみから偶然クロエと一緒に異世界に来てしまった人間です。
異世界にきてからクロエを守ることこそ自分の存在意義と考えたことで魔力暴走を抑え込み、ユニークスキル守護者、さらに勇者の卵も手にします。しかしクロエが突然消えてしまい、クロエを探すために旅に出ることになりました。
上位魔人を滅ぼしつつ旅を続け粛清にきた魔王カザリームも、勇者の卵を孵化させて真なる勇者となることでアルティメットスキルで滅ぼし、レオンが魔王となったのです。
カザリームの居城をエル・ドラドにつくりかえレオンは、なんとかクロエを召喚したいと研究します。やっと特定の人物を召喚するための魔法を得てクロエ召喚を試みたのですが、この時召喚してしまったのがシズです。
ただ、レオンは真なる勇者としてすでに覚醒しているため、魔王としての覚醒はありません。そのため、真なる勇者に覚醒した魔王であり、真なる魔王ではないのです。
レオンとシズさんやクロエとの関係性は、『レオンの強さやスキル・能力 | 目的や過去、シズ・クロエとの関係性を紹介』で解説しているため、そちらもあせてごらんください。
クレイマン
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 妖死族 |
CV | 子安 武人 |
クレイマンは400年ほど前に生まれた新参の魔王で、中庸道化連ともつながりがあります。
古参の魔王たちと比較すると戦闘力は低くなりますが、頭脳明晰です。人形傀儡師という異名を持っているのは、対象とした人を支配し、人形のように使役します。実はクレイマン、すべての魔王を支配したいと考えていました。
クレイマンは古くから元魔王であるカザリームの副官を務めており、カザリームの忠実な部下でもあります。カザリームはクレイマンが魔王化する際も手助けしており、クレイマンにとって大切な存在であったため、中庸道化連ともつながっていたのですね。
信頼するカザリームのいる中庸道化連ですから、そのメンバーについてはクレイマンも信頼していたようです。
しかし、実際は近藤により操られていたため、途中からクレイマンらしからぬ剛毅な計画を実行してしまいます。
たびたびテンペストを襲っていますが、リムルに阻止されており、リムルを粛清したいと開いた魔王達の宴でも自分の嘘がばれてしまい孤立。最終的にはリムル本人と戦うことになり、リムルの暴食之王により魂ごと飲み込まれて死亡しました。
ヤムザ
出典:転生したらスライムだった件
CV | 広瀬 裕也 |
ヤムザはクレイマンの配下、幹部で5本指の中指で、自分からクレイマンに忠誠を誓っているという珍しいタイプです。
何かいつも悪いことを考えていそうなヤムザは、冷たく残忍、人のことは関係ないと考えているクレイマントよく似たタイプ。自分から望んで配下となったのに、本当はクレイマンのために命をささげるつもりなんて全くありません。
クレイマンの部下、5本指はクレイマンに忠誠を誓う幹部5名のことで、幹部たちをうまく動かし周囲から徐々に切り崩していく戦い方が特徴です。
ヤムザは自ら忠誠を誓っていますが、(クレイマンの前では)ほかの4人は多分、クレイマンと何らかの束縛がある契約を結び、動くほかない状態になっているのだと思います。
フレイ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 有翼族 |
称号 | 天空女王 |
CV | 大原 さやか |
500年前に生まれた魔王の中では新参な魔王です。
種族特有のスキルである妨害能力がありますが、魔王の中で見ると戦闘能力は低めです。ただ空を飛べないものからすれば、妨害能力を繰り出せるため空の支配者といえます。ミリムは空を飛べるので天敵です。
クレイマンのことがあり、自分は魔王として力が足りないと自負し、危なっかしいミリムのことが心配で配下になろうと考えます。最初は面倒くさいと考えたミリムが反対しますが、配下になれば今よりもずっと楽しくなると話し結果ミリムのもとに下ることができました。
現在は真なる魔王に進化しています。
ディーノ
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 堕天族 |
CV | 小林 悠輔 |
ディーノは眠る支配者であり、怠惰をつかさどる魔王です。
通常魔王というのは配下の人間が側にいたり、従者や側近がいたりするものですが、ミリム同様、ディーノも従者を付けていません。フランクな性格で初めてあったリムルともすぐに打ち解けています。高校生?と思わせるような容姿でイケメン君です。
もとは魔王ダグリュール陣営に所属しており、そこを無一文で追い出されてしまったため、リムルのところにやってきました。原初の魔王であり最強の魔王、ギィの紹介状を持っていたのでリムルは面倒を見ることになりました。
本当は星王流ヴェルダナーヴァ配下の堕天使であり、妖魔王フェルドウェイの手下です。天使に対抗する勢力「魔王」の情報を集めるスパイのようなものでした。最終的には思考誘導で操られていただけということがわかり、結局リムル陣営に残る形となっています。
ディーノは神話級の神器、また星の核を鍛え上げたというとんでもなく強い剣「黄金の剣」を操ります。またディーノは惰性者 ナマケモノというユニークスキルをもっており、配下に堕落したものを加える、さらに加えたものの能力を奪う、こうした力をもっています。
堕落させるのも直接戦わず言葉だけでのらりくらりと堕落の道に誘い、相手が持っている力を「腐らせ」てしまうのです。
ワルプルギスでミリムがクレイマンに殴られたという話を聞き、悔しい思いをしたことで堕落之王へ進化します。この力を応用した滅びの誘惑を使えば、相手を永遠の眠りに落とすことも可能です。
何もせずとも、相手が勝手に落ちてくれるのですから、ディーノの力も厄介ですね。
ダグリュール
出典:転生したらスライムだった件
種族 | 巨人族 |
CV | 小山 力也 |
巨大な肉体を持った巨人族、その魔王がダグリュールです。
ダグリュールは古くから創世流ヴェルダナーバを信仰し、見た目とは違い穏やかでクールな魔王。優しい性格をしていますが、最強の種族といわれる「竜種」、しばらくリムルの中にいたヴェルドラとも対等に戦えるといいますから、かなりの強さです。
彼はクレイマンの巧みな話術に騙されることなく、冷静に現況を確認しようとしていました。
ダグリュールは、耐久性に関して魔王の中でトップクラスに入ります。魔法攻撃を完全無効化でき、しかも物理耐久に関しても最強です。
また、耐久性だけでなく攻撃に関しても非常に強い力を持っています。ダグリュールは地震や雷を発生させることができるので、敵そのものと戦闘しなくても、そのエリアに地震など自然災害を起こし対応することもできるのです。
ある意味最強の力ですよね。この力が優しく思慮深いダグリュールの力でよかった・・・と感じます。
またダグリュールにはグラソード、フェンという兄弟がいて、彼らと合体することで「竜形態ヴェルドラ」と同等クラスの力を出せます。この合体した力は覚醒魔王でも厄介な力です。
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まとめ
『転生したらスライムだった件』の相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。
スライム、ゴブリン、オーガ、精霊に竜神、魔王と、様々なキャラクターが登場し、多くの絆を築いていくリムル。敵だった相手がリムルを理解し仲間、また同志や助力してくれる存在となるなど、リムルは異世界転生前のサラリーマン人生を活かしているなぁ・・・と思っていまします。
各キャラクターたちの性格、過去などを理解すると、『転生したらスライムだった件』はさらに面白くなりますよ。
登場人物がかなり多いのですが、知れば知るほど面白い!転スラをより楽しんで下さいね。
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