『転生したらスライムだった件』は「小説家になろう」で公開され、その後に書籍化。
アニメは2期まで放送されており、2024年の春には3期も放送予定です。
『転スラ』は主人公がスライムとして転生し、いつしか魔物たちの主となっていく王道ストーリー。
主人公のリムル・テンペストが爽快なくらい強く、見ていて気持ちが良い戦いっぷりを見せてくれます!
この記事では、3期が放送決定した『転スラ』のあらすじや魅力を紹介していきます。
本記事はネタバレを十分に含むため、ご注意ください。
『転スラ』登場人物の相関図もありますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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また、『転スラ』に登場するキャラクターの強さランキングもこちらの記事で解説しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2022/10/%E8%BB%A2%E3%82%B9%E3%83%A9%E5%BC%B7%E3%81%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-320x180.jpg)
目次
【1巻のネタバレ】
![転スラネタバレ](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2023/07/tensura_1.jpg)
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三上悟はスライムとして転生!
『転生したらスライムだった件』の1巻では、主人公の三上悟が通り魔に刺されてしまいます。
その結果、『転スラ』の世界に転生。
手足を動かせない状況に焦る三上悟は、自分が「スライム」になっていることに気付きました。
最弱モンスターとして転生したことに不満を抱きつつ、スライムライフを楽しもうとする三上悟なのでした。
リムル=テンペストの強さや保有しているスキルについては以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/09/rimuru-tuyosa-320x180.jpg)
封印されていた暴風竜ヴェルドラと出会う
洞窟を進むと、そこには「暴風竜ヴェルドラ」が封印されていました。
スライムなのに竜を恐れないことを気に入り、ヴェルドラは悟と友達になります。
悟はヴェルドラから「リムル」という名前を授かり、共通する名前の「テンペスト」と合わせて、
「リムル=テンペスト」という名前になりました。
転生した際、リムルは「捕食者」と「大賢者」というスキルを獲得していました。
リムルは「無限牢獄」というスキルで封印されていたヴェルドラを助けるため、「捕食者」でヴェルドラを捕食。
それにより、ヴェルドラを封じ込めていた「無限牢獄」を解除しようとします。
ヴェルドラの強さや封印された過去については以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/09/tensura-verudora-320x180.jpg)
ゴブリンたちとランガが仲間になる
洞窟を抜けた先にはゴブリンの村がありました。
リムルはゴブリンたちから村を救ってほしいと頼まれます。
リムルはその願いを聞き、ゴブリンと敵対していた牙狼族の首領を撃破。
ゴブリンと牙狼族のどちらも配下に加えました。
ちなみに、名付けを行うことで魔物たちは強化され、牙狼族の長の息子・ランガは巨大化。
ストーリー終盤まで頼れる心強い仲間になりました。
ランガの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/09/tensura-ranga-320x180.jpg)
武装国家ドワルゴンでカイジンをスカウトする
ゴブリン村の家は粗末なものであったため、職人がいる武装国家ドワルゴンにドワーフをスカウトしに向かいました。
ドワルゴン城門で冒険者に絡まれてしまい、事情聴取をされるリムルたち。
このとき、鉱山で事故が起こって回復薬が足りなくなったことを知ります。
リムルはスキルで回復薬を作っており、その回復薬をドワーフたちに渡して信頼を勝ち取ることに成功。
リムルは、腕利きのドワーフ「カイジン」を紹介してもらいます。
そうしてカイジンを村に連れて帰りました。
また、リムルはこのドワルゴンで催された宴では、シズという女性が運命の相手だと伝えられます。
イフリートを宿したシズとの出会い
村に帰ってきたリムルは、冒険者エレン、カバル、ギド、シズと出会います。
彼らは封印されていたヴェルドラが消えた原因を探っていました。
リムルはシズが同じ日本人だということで仲良くなりますが、彼女の中に秘められていたイフリートが暴走。
リムルはその暴走を止めるためにイフリートを捕食しました。
しかし、それによってシズの身体は急速に老化していきます。
意識が遠のく中、シズはリムルに「魔王レオン」と「イングラシア王国に残した子供たち」に関する話をします。
リムルはシズの意思を継ごうと決意。
その後シズを捕食し、人間の姿に変化できるようになりました。
シズという冒険者はリムルの人生を変えた重要な存在です。
登場回数自体は少ないですが、リムルにとってはどのヒロインよりも心に残る存在のようで、シズとの交流を「聖域」と呼ぶくらい大切にしています。
シズの能力や過去については以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/06/rolling-slur-Shizu-strength-20-320x180.jpg)
『転生したらスライムだった件』は主人公が最強であるため、さくさく進むストーリーが魅力のひとつです。
1巻時点では暴風竜ヴェルドラと仲良くなり、牙狼族やゴブリンたちの主となりました。
主人公は巻が進むごとに仲間を増やし、国の主となって上り詰めていきます。
無双系の作品が好きな方は、ぜひ読んでみてください!
【2巻のネタバレ】
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大鬼族が仲間になる
ヴェルドラ消失後、オークがジュラの大森林へ侵攻。
生き残った6人の鬼たちは、森でリムルと出会います。
オーク軍の一員だと勘違いされたリムルは、その大鬼族に襲われ戦闘になります。
その後、誤解が解けると、リムルは大鬼族へ部下にならないかと持ちかけました。
「オークを倒すまで」という条件のもと、リムルは大鬼族に名づけを行います。
それによって大鬼族は鬼人族へと進化。
ベニマル、シュナ、シオン、ハクロウ、ソウエイ、クロベエが仲間になりました。
その六人の強さやスキルについては以下の記事で紹介してきます。
リザードマンと同盟が成立
ベニマルたちを迎え入れて仲間を増やしたリムルのもとへ、リザードマンのガビルが現れます。
ガビルはジュラの大森林を回り、オークに侵攻に怯えるゴブリンたちを配下に加えていたのです。
リムルを配下にしようと挑発的な言動を繰り返すガビル。
このとき、ランガはゴブタに勝てたら話を聞こうと条件を出します。
結果として、ガビルはゴブタに敗北し、追い返されてしまいます。
オークの対策方法を練るリムルは、森の管理者である上位精霊のトレイニーと接触。
オークロードの存在が明らかになり、討伐することに。
そうしてリムルはソウエイに頼み、リザードマンの首領と同盟を結びました。
オークディザスターと戦闘
オークロードと戦うことを決心したリムルをよそに、魔人ラプラスはガビルと出会っていました。
彼はガビルに部族の首領の座を奪うよう唆します。
それによりリザードマンは窮地に立たされるものの、リムルたちの軍勢がオークを圧倒。
リムルは上位魔人ゲルミュッドやオークディザスターのゲルドに勝利しました。
ジュラの森大同盟が成立する
オークたちを退けた後、リムルは種族に関係なく協力し合う「ジュラの森大同盟」を結ぼうと考えます。
話し合いに参加していたトレイニーは、その同盟を認めてリムルが盟主となりました。
また、このときリムルは生き残っていたオークを受け入れる度量の広さを見せます。
ゲルドの側近だったオークジェネラルも仲間になり、「ゲルド」と名づけを行いました。
この巻では、現代知識やチート級のスキルで内政の発展と技術革新をする様子が、非常に面白く描かれていました。
町を発展させていく内政ものとしても楽しめた巻です。
発展させていく際、リムルだけの力ではなく仲間の協力もあるため、ただの主人公最強モノでは終わっておらず、キャラクターたちが魅力的でした。
【3巻のネタバレ】
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テンペストに国王ガゼルが現れる
ガビルとソウカが仲間になり、ジュラの森に平穏が戻ったある日。
ドワルゴンのガゼル王がテンペストを訪れました。
ガゼル王は、オークロードを倒したリムルが友好的か敵対的かを見極めに来たのでした。
リムルが人間に友好的だとわかると、ドワルゴンとテンペストの間で正式に国交を結びました。
「ジュラの森大同盟」は、ドワルゴンと比べてできたばかりであるため、この時点では完全に対等な関係というわけではありません。
しかし、ドワルゴンは軍事力といった後ろ盾を与える代わりに、リムルたちはその対価を支払うことで同盟が成立。
『ジュラ・テンペスト連邦国』が誕生しました。
魔王ミリム・ナーヴァがテンペストに現れる
ガゼル王が帰国した後、ミリム・ナーヴァがテンペストにやってきました。
この時点では、まだミリムに敵わないと察するリムル。
ですが、配下が暴走してしまい、結局は戦う羽目になります。
なんとかミリムを懐柔し、リムルとミリムはマブダチに。
チョロいところがあるミリムですが、テンペスト滞在中にはフォビオを殴ってしまう事件を起こしてしまいます。
フォビオは魔王カリオンの重臣です。
カリオンはリムルたちを力ずくで従えようという思惑を持っていたのか、配下でも最強クラスのフォビオをテンペストに送り込んでいました。
しかし、ミリムに喧嘩を売ってしまい、フォビオは前述の通り殴られてしまいます。
そうして「きっと後悔させてやる」という捨て台詞とともに去っていくのでした。
ミリム・ナーヴァの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
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ファルムス王国のヨウムが登場
ここでは、ジュラの森を調査してきたファルムス王国のヨウムたちが登場します。
リムルの立場としては人間と友好的になり、テンペストが発展しても敵対しない関係でありたいと考えていました。
リムルはひとつの妙案を思いつきます。
それは、ヨウムをオークロード討伐の英雄に仕立て上げることでした。
ヨウムはその提案を受け入れ、ハクロウに鍛えて実力を付けさせます。
そうして、ファルムス王国へ凱旋。
人間と友好的な魔物というポジションを手に入れました。
クレイマンと中庸道化連が暗躍する
3巻の第4章では、クレイマンが登場。
中庸道化連のフットマンとティアも現れ、フォビオに接触しました。
ミリムへの怒りが収まらないフォビオは、ティアたちにそそのかされてしまい、カリュブディスの復活に協力します。
クレイマンの強さや目的については以下の記事で紹介しています。
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暴風大妖渦が暴走する
中庸道化連の企てによってフォビオが生贄となり、暴風大妖渦(カリュブディス)が復活。
テンペストの方へ侵攻を開始しました。
トレイニーの妹がテンペストにカリュブディスが復活したことを伝えると、リムルは迎撃の準備を行いました。
ドワルゴンの協力も仰ぎながらカリュブディスに総戦力をぶつけますが、倒しきることができません。
それもそのはず、カリュブディスは「魔力妨害」などの強力なスキルを持っており、強さや魔王級です。
ちなみに、カリュブディスの強さについては以下の記事で紹介しています。
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戦いの最中、フォビオが依り代になってミリムを狙っていると分かります。
そのため、ここでミリムにバトンタッチ。
戦線に加わったミリムが一瞬でカリュブディスを撃破。
リムルはカリュブディスを捕食し、フォビオを助けることに成功しました。
カリュブディス討伐後、中庸道化連が関わっていることを知るリムルたち。
そこへカリオンが現れると、騒動のお詫びとしてテンペストと獣王国ユーラザニア間で不可侵協定が結ばれました。
リムルの回復薬で犠牲者は出なかったものの、最初からミリムが戦っていればすぐ終わったのではと思うかもしれません。
ただ、リムルたちがカリュブディスと戦うことで、魔王カリオンと親交が生まれ、ユーラザニアと不可侵協定が結べました。
そのため、リムルたちが戦ったのも十分意味があったと言えるでしょう。
この巻だけで魔王ミリムやカリオン以外にも、ファルムス王国のヨウムなど、他国との関わりが強まっていきます。
リムルは強力なスキル「大賢者」と「捕食者」を保有していますが、それだけではここまで関係を作れないでしょう。
魔王といった立場として格上の存在と仲良くできるのが、リムルにとって最大の能力なのかもしれませんね。
魔王カリオンの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
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【4巻のネタバレ】
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獣王国ユーラザニアとの国交がはじまる
国交樹立を成し遂げたリムルは、テンペスト代表としてベニマルやリグルをユーラザニアに送ります。
また、ユーラザニアからはアルビスとスフィアたちが使節団としてテンペストを訪れました。
スフィアの挑発により一触即発の事態に発展しますが、それはあくまでもリムルたちの力を試すため。
テンペスト側の強さを認めたスフィアたちは、リムルを対等な相手だと認識し、宴が始まります。
そうしてユーラザニアとの貿易も開始され、お酒や果物、黄金などをやり取りするようになりました。
ドワルゴンと正式な国交を結ぶ
ユーラザニアに送ったベニマルたちが帰ってきた後、リムルはドワルゴンと正式な国交を結びます。
国外追放になっていたカイジンたちの裁判も取り消されました。
リムルはカイジンに同行してドワルゴンに向かいます。
同伴していたシュナたちの支えもあり、国交を結ぶことに成功しました。
ブルムンド王国で冒険者登録をする
リムルは自由組合が発行する身分証を求めて、ブルムンドへ向かいます。
これは、シズの教え子であるユウキに会うためです。
ギルドマスターに身分証を発行してもらい、自由組合総帥・ユウキへの紹介状を渡されます。
このとき、リムルは冒険者になる試験を受けるのですが、あっという間にBランクになりました。
今までイフリートやカリュブディスなどを「捕食者」で食べているので、他の冒険者とは一線を画すほどの強さを人間たちに見せつけました。
ちなみに、試験菅を担当したジーギスはリムルとの手合わせの際に怪我をしますが、リムルが作った振るポーションで治療。
ちゃっかりテンペストの回復薬の宣伝をしていました。
リムルが出会った同じ日本人の転生者・ユウキの強さや正体については以下の記事で紹介しています。
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イングラシア王国でシズの教え子たちに出会う
ブルムンドを出発後、イングラシア王国に到着したリムル。
そこで、シズの教え子の一人であるユウキと出会い、クロエ・オベールといった他の子供たちの教師役を務めることになりました。
しばらく学校で教師をしていたリムルは、子供たちが過酷な運命を背負っていることを知ります。
その運命とは、不完全な召喚でこの世界に来たことで寿命が持って五年というものでした。
その運命を解決するため、リムルは動き出します。
魔王ラミリスと出会う
子供たちと訓練をしていると、イングラシア王国の上空にドラゴンが出現。
テンペストとブルムンド間の商人ミョルマイルを救いました。
そのミョルマイルから「精霊の棲家」を教えてもらい、そこの精霊と同化することで寿命を伸ばせると知ります。
子供たちを「精霊の棲家」に連れていったリムルは、迷宮の中で魔王ラミリスと出会いました。
「精霊の棲家」で上位精霊を呼び出す
魔王ラミリスは最初、リムルのことを信用していませんでした。
ですが、協力してくれたら『魔人形(ゴーレム)』を作ると約束し、上位精霊を呼ぶ手伝いを頼みます。
承諾してくれたおかげで子供たちの体内に精霊が宿り、魔素が安定化していきました。
一番最後に精霊を呼んだクロエ・オベールの前には、他の精霊とは異なる美しい女性の精神体が現れます。
このときクロエに宿った精神体には秘密があるので、クロエの強さや正体を解説している以下の記事も読んでみてください。
途中でハプニングがあったものの、お礼としてラミリスの守護者となるゴーレム「ベレッタ」を作製しました。
そうして子供たちを助け、リムルの教師としての役目が終わるとテンペストへ戻ろうとします。
ラミリスに作ったベレッタは、人形に上位悪魔(グレーターデーモン)を宿らせた存在です。
ベレッタの強さや契約した内容、ラミリスのスキルや正体については、以下の記事で紹介しています。
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ヒナタ(坂口日向)との遭遇
イングラシア郊外に出たリムルは、スキルでテンペストまで帰ろうとしますが、なぜか魔法が発動しません。
「大賢者」から町が結界に囲まれているため、帰還の魔法が使えないのだと教えてもらいます。
魔法が封じられた状態のリムルの前に、神聖法皇国ルべリオスの聖騎士団長ヒナタが出現。
ヒナタはシズがリムルに殺されたと聞かされ、リムル抹殺のために来たのでした。
不利な状況でリムルははじめて敗北、分身を作っていたおかげで生き延びましたがテンペストはピンチに陥っていました。
ヒナタの強さや過去については以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2022/01/tensura-hinata-320x180.jpg)
【5巻のネタバレ】
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テンペストが強襲される
5巻では、テンペストがファルムス王国と覚醒魔王化を目論むクレイマンの両陣営から襲撃されます。
クレイマンに操られて町に潜入していたミュウランは、魔法によって他の魔物たちの魔法を封じました。
また、ファルムス王国はテンペスト全域に『プリズンフィールド』を展開し、魔物を弱体化させました。
異世界人のショウゴやキョウヤ、キララがシオンたちを奇襲。
シオンやゴブゾウが命を落とす絶体絶命の状況に陥りました。
リムルは魔王になる決意を固める
リムルは大急ぎでテンペストに戻り、負傷者や襲撃の理由を確認しました。
表情は変わらないものの、これほどまで被害を受けたのは、自分の甘さのせいだと悔やみます。
このときリムルは過去のとある伝承について知ります。
それは、魔王として覚醒すると仲間の魔物も生き返るというものでした。
少しでもシオンたちを蘇生できる可能性があるならばとリムルは魔王になることを決意しました。
『転スラ』の作中で死亡したキャラクターについては以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2022/02/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E9%9B%9B%E5%BD%A2%E3%80%80death-320x180.jpg)
リムルはファルムス軍を殲滅し、仲間が生き返る
仲間を殺されたことに怒ったリムルは、一人でファルムス軍と戦います。
「神之怒」で二万もの勢力を全滅させ、魔王へと覚醒するのに必要な魂を集め終わると、リムルは進化を始めます。
その後、ファルムス軍の死体を生贄にして悪魔である原初の黒を召喚、生き残りを捕らえました。
ちなみに、その悪魔はディアブロと名付けられます。
覚醒によってリムルのスキル『大賢者』は『智慧之王(ラファエル)』に進化。
「反魂の秘儀」を行使してシオンたちを蘇生することに成功しました。
ヴェルドラが解放される
リムルの『大賢者』が『智慧之王』に進化したことで、ヴェルドラを封印していた『無限牢獄』の解析が完了しました。
それによりヴェルドラが復活、究極能力も手に入れて万全の状態になります。
リムルはヴェルドラに依代となる肉体を与え、『転スラ』の世界に君臨。
ヴェルドラを仲間たちに友達だと紹介しました。
【6巻のネタバレ】
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ラプラスはカザリ―ムと再会する
中庸道化連のラプラスは、ユウキの依頼で神聖法皇国ルべリオスに潜入します。
そこで、ラプラスの前にロイ・ヴァレンタインが出現。
戦闘になり、辛うじて戦線を離脱してユウキのもとへ帰りました。
するとそこには、中庸道化連の会長カザリ―ムがいました。
再開に喜ぶラプラスでしたが、『魔王たちの宴(ワルプルギス)』が開かれる前に再調査を命じられるのでした。
魔王たちの宴(ワルプルギス)が開催される
新しい魔王が誕生したことで、『魔王たちの宴』が開催されることになりました。
リムルはラミリスから、開催を決定したクレイマンがリムルを狙っていると教えられます。
従者を二人まで連れてきてもいいルールであったため、リムルはシオンとランガを連れて会場まで向かいました。
クレイマン軍とテンペスト軍が衝突
クレイマンの狙いは、獣王国ユーラザニアに戦争を仕掛け、集めた魂で覚醒魔王化することでした。
しかし、クレイマンの配下ヤムザ率いる部隊は、ベニマルたちの活躍により敗北。
このとき復活したカリュブディスも、呆気なくベニマルに一刀両断されました。
クレイマンの本拠地にはシュナ、ソウエイ、ハクロウが向かい、そこで防衛を行っていたアダルマンやアルベルトと戦闘します。
シュナの戦略によってアダルマンたちを撃破し、クレイマン側の戦力を壊滅状態に追い込みました。
その様子は魔王たちの宴の参加者に届けられ、クレイマン自身も追い詰められました。
リムルがクレイマンを撃破する
魔王たちの宴において、リムルたちはクレイマンの勢力と戦闘になります。
- リムル vs ミリム
- シオン vs クレイマン
- ランガ vs ナインヘッド
- ベレッタ vs ビオーラ
クレイマンの全力はシオンには及ばず、操っていたはずのミリムも実は操られていないことが発覚。
最後の最後で覚醒しますが、結局はリムルの『捕食者』で魂まで消滅してしまいます。
その後、力量差からカリオンとフレイはミリムの配下につきました。
八人となった魔王は『八星魔王(オクタグラム)』と名前を変えることになりました。
リムルに敗れたクレイマンの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/10/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E9%9B%9B%E5%BD%A2%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC-1-1-320x180.jpg)
また、八星魔王の強さランキングは以下の通りです。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2021/12/%E9%AD%94%E7%8E%8B%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81-320x180.jpg)
ロイ・ヴァレンタインがラプラスに撃破される
ロイ・ヴァレンタインは、魔王たちの宴においてルミナスの影武者をしていました。
ロイはルミナスよりも先に戻ると、大聖堂に侵入していたラプラスと再会します。
前回勝利した相手に余裕を見せるロイは、挑発するようにクレイマンが死亡したことを伝えます。
すると、ラプラスは激昂しロイを始末し、クレイマンの死を仲間に伝えようとユウキのもとへ帰ります。
【7巻のネタバレ】
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テンペストで開国祭の準備をする
正式に魔王となったリムルは、各国の対応の場を設けるために、「テンペスト開国祭」を決定。
各国へ招待状を送ります。
また、以前リムルを襲ったヒナタたち西方聖教会の対策も進められました。
ヒナタはテンペストへ友好的になる
ヒナタは魔王ルミナスの話を聞き、リムルとの対談を望みました。
西方聖教会側での会議の結果、実際にリムルと話をしようという結論になります。
そうして仲間とともにテンペストへ向かうヒナタ。
その道中、リムルが用意した料理や旅館を見てリムルへの敵対心がなくなり、対話しようと友好的になりました。
西方聖教会の手によってヒナタとリムルは戦う
西方聖教会はリムルに濡れ衣を着せ、テンペスト側を悪と断定。
ヒナタの部下たちはそれを信じ、テンペスト軍と戦闘します。
リムルとの戦闘中、ヒナタの剣は爆発。
実は、聖教会は味方もろともリムルを倒そうとしていたのです。
ディアブロやルミナスが黒幕の特定を行い、粛清して両者はなんとか和解します。
【8巻のネタバレ】
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テンペストとルべリオスが国交を結ぶ
テンペストと聖教会の戦闘後、リムルは親睦を深めるため宴を開きます。
ルミナスは裏で暗躍していた「七曜の老師」の件を謝罪し、国交樹立を認めました。
これにより、西方諸国の間でもテンペストの名を轟かせます。
テンペストの料理が振る舞われ、同じ日本人だった者同士で気が合ったリムルとヒナタ。
誤解も解けたことで、テンペストの魔物たちもヒナタといった人間たちと絆を深めました。
開国祭の開催準備!
聖教会とのいざこざはありましたが、結果的にヒナタと和解したリムル。
本格的にテンペスト開国祭の開催準備を始めます。
ガゼル王といった各国の首脳たちはテンペストの催し物に興味を持ち、参加することを表明しました。
また、魔王ラミリスがテンペストに移住してきました。
ラミリスには迷宮を作るスキルがあったため、リムルは迷宮をアトラクションとした施設を作ろうと計画。
ルールや賞品を考え、これも開国祭で披露しようとします。
勇者マサユキの噂を聞く
開国祭の準備をしているとき、勇者マサユキの噂がリムルの耳に入ってきます。
その噂とは、「魔王リムルの討伐を計画している」というものでした。
マサユキの名前から自分と同じ転生者だと予想したリムル。
平和的にいきたいと考え、配下たちに勇者を攻撃しないよう命じました。
【9巻のネタバレ】
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前夜祭が大いに盛り上がる
開国祭の前日に行われた前夜祭は、大盛り上がりでした。
各国の首脳や魔王、クロエといった子供たち、勇者マサユキ。
今まで出会った者や、リムルに会いに来た者たちが集まりました。
このとき、マサユキの仲間が今すぐ魔王を退治だと言い出します。
リムルは開国祭当日に開催する武闘大会で優勝したら相手をしようと約束しました。
武闘大会では、マサユキはゴブタと対戦。
ゴブタが自滅したものの、魔王と戦っては命がないと悟ったマサユキはゴブタに勝利を譲りました。
その後、リムルはマサユキとの話し合いで彼の境遇を知り、友達になりました。
人魔共存圏を構築する
開国祭の後、リムルは仲間と会議をします。
その会議中に、魔導列車による物流や特産物生産を進めていく「人魔共存圏」の構築を進言します。
仲間たちはその提案に賛同し、ガゼル王やヒナタ、ユウキとも協力関係を結びました。
ちなみに、リムルはこのときユウキが裏切者であると気付きます。
勇者マサユキの正体やスキルについては以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2022/07/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E9%9B%9B%E5%BD%A2%E3%80%80%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%A6%E3%82%AD-320x180.jpg)
【10巻のネタバレ】
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リムルが西方諸国評議会に参加
ルべリオスと国交を結んだため、リムルは西方諸国へ向かい評議会に参加しました。
その評議会ではリムルを利用する気が満々であったため、酷い加入条件を突き付けられます。
このとき、ラファエルから評議員が操られていると知らされ、彼らを正気に戻します。
これ以降も攻撃が続き、グレンダからの狙撃がリムルを襲いました。
難なく狙撃を防いだリムルは、グレンダを捕獲。
ユウキやマリアベルについての情報を吐き出させます。
マリアベルと戦闘になる
リムルは古代遺跡調査のため、クレイマン領のジスターヴへ向かいます。
その遺跡でマリアベルを迎え撃とうと計画し、いよいよリムルとマリアベルの戦いが始まります。
地下遺跡の防御機能が発動したことでカオスドラゴンが召喚され、その相手をミリムたちに任せて最下層まで向かうリムル。
そこには、マリアベルとユウキがいました。
さらにはホーリーフィールドが展開されていましたが、リムルの配下は結界の拠点を破壊し、そのまま圧倒的な力量差を見せつけマリアベルを撃破。
マリアベルと共闘していたユウキも倒しました。
このとき、カザリ―ムから「操られていたから止めを刺さないでくれ」とお願いされます。
そのお願いを聞き、リムルは逃げたマリアベルをユウキに追わせます。
実は、ユウキはマリアベルに操られておらず、彼女のスキル「強欲」を奪うために行動していたのです。
そうしてユウキはマリアベルを倒し、スキルの強奪に成功。
「この世界の王になる」と野望を口にしたのでした。
マリアベル・ロッゾの強さや目的・正体については以下の記事で紹介しています。
![](https://animegaphone.jp/wp-content/uploads/2022/03/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%AB-320x180.jpg)
【11巻のネタバレ】
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原初の悪魔が新たに仲間となる
テンペスト開国祭が終わると、ディアブロは手下を持ちたいと言いました。
そうして連れてきたのが以下の三人です。
- テスタロッサ:原初の白
- カレラ:原初の黄
- ウルティマ:原初の紫
三人はもともとリムルに対して懐疑的でした。
しかし、一目見て実力を把握し、忠誠を誓います。
リムルはそれぞれに名前を与え、悪魔公へと進化させました。
クロエの正体が判明する
ルべリオスでテンペストとの音楽交流会が開かれることになったルミナスたち。
そこへ、突如としてロッゾ一族のグランベル・ロッゾが襲いかかってきました。
元勇者のグランベルはマリアベルの死後、魔王たちから人間を守ることは不可能だと感じ取り、真の勇者を覚醒させようとしたのでした。
グランベルの「霊子崩壊」が放たれ、その攻撃が子供をかばったヒナタに命中。
ヒナタが絶体絶命のピンチに陥ったとき、いきなり伝説の勇者であるクロノアが出現し、場は大混乱となりました。
ここで、クロエには時間跳躍の能力があり、世界を救うために何度も過去と未来を行き来していたと判明します。
「精霊の棲家」へ行ったとき、クロエに宿ったのは上位精霊ではなく勇者クロノアだったのです。
その後、リムルがクロエたちを救出。
ルミナスがグランベルを倒し、真なる勇者クロエ・オベールとヒナタが復活しました。
【12巻のネタバレ】
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クロエから未来のことを聞かされる
リムルはルミナスとレオンを集め、緊急の魔王会談を開きました。
ここで、何度も時間をループしてきたクロエから未来の出来事を聞きます。
クロエ曰く、過去のループでは「東の帝国」勢力によってリムルが死亡。
それによりテンペストも滅びるというものでした。
リムルは自身を倒す存在が帝国にいると分かり、軍備を整えることにしました。
魔王ギィが会談に乱入
クロエの話をもとにテンペスト軍を強化しようと考えていた矢先、魔王ギィ・クリムゾンが乱入してきます。
ギィは、リムルが原初の悪魔を四体も従えたことで人類を滅ぼそうとしていると予想したのです。
このとき、ディアブロによってリムルの望む世界が語られます。
それは、「共存共栄」です。
それに対しギィは「魔王による人類の支配」を目的としており、恐怖によって人間が増長しないよう制御し、世界のバランスを保とうとしていました。
東の帝国が動き出す
ルべリオスでの戦いが終わったあと、ユウキはギィと遭遇していました。
ここで、ユウキは見逃してもらう代わりに帝国内部を引っ掻き回すことを約束。
その後、1年足らずで軍団長のひとりになり、他国への侵攻に乗じてクーデターを起こそうと計画します。
そうして皇帝ルドラの指揮のもと、西方諸国を滅ぼす準備を進め、ついに軍事侵攻が開始されます。
【13巻のネタバレ】
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帝国軍がテンペストの侵攻する
東の帝国軍は、大将のカリギュリオによって率いられてテンペストに襲来。
リムルは降伏せよと勧告しますが、帝国側はそれを聞き入れず進軍してきます。
これを好機と見て、侵入してきた帝国軍をラミリスの迷宮へ誘い込み、結果として何十万もの帝国の軍勢を殺戮しました。
リムルは倒したほとんどの敵に疑似魂を移植し、殲滅した帝国の兵士たちを蘇生。
テンペストを襲おうとしない限り、普通に生きられる生命を与えました。
このようなリムルの所業に帝国軍の兵士たちは感謝し、リムルを信仰するようになりました。
【14巻のネタバレ】
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聖魔十二守護王が誕生する
リムルは帝国との戦争で集まった約120万もの魂を使用し、配下を覚醒させました。
- 赫怒王(フレアロード):ベニマル
- 守征王(バリアロード):ゲルド
- 天龍王(ドラグロード):ガビル
- 星狼王(スターロード):ランガ
- 虐殺王(キラーロード):テスタロッサ
- 残虐王(ペインロード):ウルティマ
- 破滅王(メナスロード):カレラ
- 幻獣王(キメラロード):クマラ
- 幽幻王(ミストロード):ゼギオン
- 冥霊王(ゲヘナロード):アダルマン
- 闘神王(ウォーロード):シオン
- 魔神王(デモンロード):ディアブロ
それぞれが究極能力を持ち、この12人はリムルの配下の中でもトップクラスの実力者になりました。
聖魔十二守護王の一覧と強さランキングについては以下の記事で紹介しています。
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帝国の強者たちと激突!
帝国軍の兵士たちを蹂躙したリムルとその配下。
しかし、皇帝ルドラやヴェルグリンド、近藤中尉といった帝国の精鋭に苦戦してしまいます。
特にルドラの権能は恐ろしいほど強力で、ヴェルドラを支配下に置きました。
また、13巻で無双した原初の三人娘も、ヴェルグリンドの攻撃で戦闘不能に似合ってしまいます。
リムルはヴェルドラを奪われたことで怒り、救い出す覚悟を決めます。
【15巻のネタバレ】
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神智核(シエル)の誕生
リムルはヴェルドラとの「魂の回廊」が消失したことで激怒。
閉じ込められていた「夢幻要塞」を脱出し、リムルはテスタロッサ、ウルティマ、カレラを召喚・覚醒させて近藤たちの相手をさせます。
そして、リムルはヴェルグリンドとの戦闘中、ラファエルに「シエル」と命名し、ラファエルが「神智核」に進化しました。
リムルはヴェルドラを救出する
リムルは近藤によって操られていたヴェルドラを捕食します。
改めてヴェルドラと魂の回廊を繋げ、洗脳を解除。
このとき、シエルがヴェルドラを解析することでリムルが竜種になり、「竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)」へ進化しました。
ヴェルグリンドの支配を解除する
ヴェルグリンドは弟であるヴェルドラが食べられたと勘違いし、激怒してリムルに突進を仕掛けます。
リムルは襲ってきたヴェルグリンドも捕食。
彼女は弟のヴェルドラと胃袋の中で再会しました。
このとき、ヴェルグリンドは「ミカエル」の支配を受けていたことが判明します。
その支配が解除されたヴェルグリンドは、ルドラの魂の欠片を集めに世界中を旅することになりました。
皇帝ルドラはミカエルに支配されていた
実は、ルドラは魂を消耗しながら転生を繰り返していました。
その魂はしだいに消え、究極能力「正義之王」の人格ミカエルに乗っ取られてしまいます。
ミカエルは妖魔王フェルドウェイと協力関係にありました。
異界に現れたミカエルとフェルドウェイは、リムルとヴェルドラが現れたことで一時撤退。
これで、帝国との戦争が終結しました。
ルドラの正体やマサユキとの関係、スキルなどについては以下の記事で紹介しています。
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【16巻のネタバレ】
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天使の軍勢が襲撃
リムルがヴェルグリンドと戦闘していたとき、テンペストの地下迷宮に天使の軍勢が襲来します。
ラミリスからそのことを知らされたリムルは、地下迷宮へ駆けつけました。
そこには、ピコ、ザラリオ、ガラシャ、ディーノの四体がおり、目的はラミリスの確保とマサユキの暗殺でした。
その天使たちの実力は尋常ではありませんでした。
しかし、クマラやゼギオンたちの活躍によってなんとか撃退。
天使を追い返したリムルは幹部を集めて面談をします。
このころ、マサユキが新しい帝国の皇帝となることが決定しました。
マサユキはリムルと同じ「みんなが笑って暮らせる世界にしたい」という願いがあり、テンペストとドワルゴン、帝国は三国同盟を結びました。
天魔大戦の幕が開く
三国同盟を結んだリムルたちをよそに、ギィ・クリムゾンは居城にいました。
そのとき、親友であるルドラの魂が完全に世界から消えたことを感じ取り、涙を流します。
ギィの背後ではヴェルザードが立っており、不敵に微笑んでいました。
そして、ついに天魔大戦の火蓋が落とされます。
【17巻のネタバレ】
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17巻は初の短編集
この17巻では、5人の登場人物がメインのストーリーが収録されています。
ヴェルグリンドやミョルマイル、、カリギュリオ、レインといったキャラクターたちが登場。
基本的にはリムルの視点で物語が進み、それぞれのキャラが掘り下げられていきます。
本編ではメインとなりづらいキャラも魅力的に描かれているため、『転スラ』ファンなら必見の短編集です!
【18巻のネタバレ】
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「魔王たちの宴」が始まり天使の対策を練る
天使の対抗策を考えるため、ギィは「魔王たちの宴」を開き、魔王を呼び出します。
リムルは天使の軍勢について知っていることを共有し、各地に転移魔法陣を設置するなどの案を考えます。
ミカエルが保有する権能「天使長の支配」は天使系の権能を持つ者を操れるということも共有し、天使系スキルの所有者であるレオンを護衛することが決定しました。
天魔大戦が開始する
天使たちは異界の天星宮に集結しており、「ヴェルダナーヴァ復活」の目的を掲げて襲撃の準備をしていました。
ミカエルが操るカザリ―ムのスキルによって天使たちを強化し、まずは天使系の究極能力を持つレオンを狙い、奇襲を仕掛けます。
そうして、レオンとカザリ―ムは対峙し、戦いながら奥の転移魔法陣まで移動します。
その転移魔法陣から逃げようとした瞬間、フェルドウェイは「天使長の支配」を強め、カザリ―ムとレオンは支配下に置かれました。
実は、オベーラがフェルドウェイ側を裏切ったことに激怒して「天使長の支配」を発動したのでした。
ユウキ率いる中庸道化連がその場に到着し、シルビアも援軍として駆け付けて共闘。
ユウキやラプラスたちの活躍もあり形勢逆転となりました。
しかし、中庸道化連のフットマンがカザリ―ムの父ジャヒルに変化し、ユウキの腹を貫きます。
他の面々も、ジャヒルが放った業火に包まれました。
反撃もできず爆発を受けたユウキたちは、笑いながら消滅していきました。
【19巻のネタバレ】
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ミカエルとオベーラが激突
オベーラは「天使長の支配」を回避するため、天使系の究極能力『救済之王』を手放しました。
これがきっかけでオベーラの裏切りが明らかになり、ミカエルがオベーラを始末しに向かいます。
ミカエルが放つ本気の攻撃を前に、オベーラは敗北。
しかし、配下たちの働きによってミリムのもとへ逃げる時間ができました。
聖虚ダマルガニアでも戦いが勃発
フェルドウェイ陣営は、ヴェルドラの竜の因子を手に入れるため、ヴェルドラたちを引っ張り出そうと魔王の拠点への攻撃を開始。
魔王軍はレオンや天使たちを相手取ります。
その後、ミカエルは聖虚ダマルガニアに現れ、ディアブロやソウエイを倒します。
そのままの勢いでリムルに攻撃を加えようとした瞬間、「天使長の支配」から脱したクロエ・オベールが援護に入ります。
クロエが協力してくれたことでミカエルを撃破することに成功したリムル。
ミカエルを捕食したことで、天使系究極能力と竜の因子をコンプリートしました。
【20巻のネタバレ】
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ミリム陣営と蟲型魔獣の戦いが激化
ミカエルを倒したものの、ミリム陣営では未だ激戦が繰り広げられていました。
蟲魔王ゼラヌスとその配下たちは、ミリムを強襲。
ミリムとゼラヌスが戦っている間、十二蟲将のメンバーがフレイやカリオンといったミリム陣営に襲いかかります。
その戦いの中でミリムが本気モードに変わり、蟲型魔獣を倒していきました。
そうして決着が付くと思われたそのとき、ヴェルザードが現れます。
ヴェルザードは戦場を氷漬けにし、その場にいた者たちを制圧したのでした。
仲間を失って暴走したミリムは、フェルドウェイのスキル「王権発動」によって操られてしまい、絶体絶命のピンチに陥るミリム陣営。
このとき、暴走を止めるためにリムルが現れました。
しかし、フェルドウェイの術中によって、リムルの姿は消失してしまいます。
まとめ
この記事では、小説版『転生したらスライムだった件』1巻から20巻までのあらすじをネタバレしながら紹介してきました。
『転スラ』の魅力は何と言っても「スライムが次々に強いスキルを手に入れ、最強の魔王に成り上がる痛快さ」でしょう。
物語の序盤から便利な能力を保有したスライムになっており、ゴブリンたちの悩みを聞いていきます。
主人公のリムルが問題に直面しても、サクサクと課題解決を図るためテンポが良く、さまざまな登場人物が登場するため飽きません。
ここまで紹介してきたあらすじは、まだ『転スラ』の面白さのすべてではなく、見どころが書ききれないほど存在します。
ぜひ、本編も読んでみてください。
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