『転生したらスライムだった件』に登場するクロベエは大鬼族(オーガ)の生き残りです。
オークに里を襲撃され、逃げ出して森をさまよっていたときにリムルと出会いました。
仲間になってからはテンペストで鍛冶師として働き、武器や防具を作製しています。
この記事では、クロベエの強さや性格、・声優情報を紹介していきます。
目次
クロベエとは
クロベエは大鬼族(オーガ)という種族で、黒髪と白い二本の角が特徴的な男性。
鍛冶に関しては一切の妥協をしない職人気質な性格です。
故郷をオークに襲撃され、生き残ったベニマルたちと共にジュラの森をさまよっていました。
このときリムルと出会い、「クロベエ」という名前を授かって鬼人族に進化します。
クロベエは鍛冶に関する技量が高く、リムルの持つ神話級の武器も作成しました。
他の魔物の武器もすべてクロベエ製であり、テンペストでは必要不可欠な人物になっています。
本編では裏方に徹しているため影が薄いですが、スピンオフの『転スラ日記』では活躍するシーンが多くあります。
クロベエのプロフィール
名前 | クロベエ |
種族 | 大鬼族 → 鬼人族 |
スキル | 「神職人」 |
クロベエの声優は「柳田淳一」さん
柳田淳一さんは、福岡県出身でアイムエンタープライズに所属する声優です。
中学時代の柳田淳一さんはアニメや声優雑誌を見て声優に憧れていました。
しかし、大学にだけは行ってくれと親に反対されて関東の大学に進学しました。
大学を卒業後、所属していた劇団が解散し、夢だった声優になろうと考えたそうです。
そうして日本ナレーション演技研究所に入所し、オーディションに合格したことでアイムエンタープライズに所属。
声優としてデビューしました。
柳田淳一さんの代表作として、次のような作品があります。
- ガンダムビルドダイバーズ (ヤス)
- 食戟のソーマ (青木大吾)
- 覇穹 封神演義 (黒麒麟)
クロベエの強さ・能力 | Aランクの鬼人に進化する
【転スラ/キャラ紹介⑨】
クロベエ
大鬼族(オーガ)の里から逃げてきたベニマルたちの仲間。額に一対の小さな角がある。家業である刀鍛冶の技術を持っている。
CV.柳田淳一https://t.co/n1PwkPA3zm
宣伝T#転スラ pic.twitter.com/lhH6mQxffP— 【公式】アニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) August 1, 2018
Aランクの魔物に匹敵する実力を持つ
『転スラ』の世界では、魔物の強さをランク付けしており、F~特S(天災級)まであります。
クロベエはリムルの名づけによってAランクの鬼人に進化しました。
Aランクは災害級とも呼ばれ、街が甚大な被害を受けるほどの強さだとされています。
クロベエは魔法を苦手とし、戦闘能力もあまり高くありません。
それでも、力だけなら並みの人間では全く敵わないほどクロベエは強くなりました。
ユニークスキル「神職人」
クロベエは、ユニークスキル「神職人」を保有しています。
これは、もともと保有していたスキル「研究者」が進化したものです。
「神職人」は以下のような権能があります。
- 万物解析
- 物質変換
- 空間収納
このスキルのおかげでクロベエの鍛冶技術が一流のものとなり、神話級の武具を作成できるようになりました。
クロベエの性格
昨日のいいおっさんの日、大好きなおっさん2人クロベエとベスターも貼りたかったんです。
ただ、進化前のクロベエと浄化前のベスターしか手元に無くて…断念しました。
クロベエファン、ベスターファンの皆様すいませんでしたっ!杉P#転スラ #tensura pic.twitter.com/sppHR4uGhn
— 【公式】アニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) November 4, 2020
クロベエは職人肌な性格
クロベエは真面目で職人肌な性格です。
いつも鍛冶に関することばかり考えています。
そのため、ドワーフのカイジンと一緒にいるときは鍛冶についての専門的な話ばかりしています。
テンペストの規模が大きくなるにつれて、クロベエは弟子を取るようになりました。
鍛冶師としての仕事には一切妥協しない性格でもあるので、弟子相手でも厳しく接しています。
クロベエの登場シーン
\クロベエ様!/
本編がシリアスゾーンだったので木曜の定期投下はお休みしてましたが、 #転スラ日記 に突入したので復活します!ということで本日のクロベエ様!
自慢の業物を持った笑顔をお届けです!杉P#転スラ pic.twitter.com/NUJk4Wz1PX
— 【公式】アニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) April 15, 2021
森の争乱編
「森の争乱編」では、クロベエがリムルと出会います。
このときのクロベエたちはオークの襲撃を受け、森の中に逃げ込んでいました。
当初、ベニマルとハクロウはオークの仲間と勘違いしてリムルを攻撃します。
シュナの静止によって誤解が解けて、クロベエを含めた6人の大鬼族はリムルの仲間になります。
その後、クロベエはリムルから名前を授かり進化。
鬼の姿から人間のおじさんのような見た目に変化し、ユニークスキル「研究者」を獲得します。
このとき、リムルはおっさん姿のクロベエに親近感を抱き、転生前の自分の姿を思い出していました。
リムルの配下になってからは、ドワルゴンのドワーフ「カイジン」と共に鍛冶仕事をするようになりました。
領土掌握編
リムルが魔王に覚醒したことで、クロベエのスキルも「研究者」から「神職人」に進化しました。
「神職人」になったことで、クロベエの鍛冶の腕はカイジンすらも越えました。
こうしてクロベエは強力な武具を作製できるようになり、リムルの剣を作製。
それはリムルの魔力によって成長する武器であり、後に伝説級の剣になります。
クロベエが進化したきっかけとなるリムル=テンペストの強さやスキルについては以下の記事で紹介しています。
魔人暗躍編
魔人暗躍編では、ラミリスのスキルによってテンペストの地下に観光地としての迷宮が作られました。
地下迷宮の完成後、クロベエはリムルの依頼で迷宮クリア報酬の武具を作製していました。
このとき、クロベエはさまざまな特殊効果が施された武具を開発。
多くの冒険者がそれらの武具を求めてテンペストに訪れ、地下迷宮の観光地化に貢献しました。
勇者覚醒編
勇者覚醒編では、クロベエが魔法武器を作れるようになります。
その魔法武器は魔石を埋め込むことで持ち主を強化し、戦闘をサポートする効果があります。
これにより、クロベエの武器を使うテンペストの仲間たちは大幅に強くなりました。
また、作った剣をリムルに譲渡すると、剣は『転スラ』世界で神鋼と呼ばれるヒヒイロアカネに進化しました。
こうして、クロベエのおかげでリムルやほかの魔物たちが強化されました。
竜魔激突編
竜魔激突編では、クロベエがベニマルの愛用する刀「紅蓮」を強化し、神話級の武器に進化させました。
その「紅蓮」には、『転スラ』世界で神鋼と呼ばれる希少な金属のヒヒイロアカネを使用されています。
この経験から、クロベエはヒヒイロアカネを使うことで神話級の武器を作製できるようになりました。
ベニマルの強さやスキルについては以下の記事で紹介されています。
転スラ日記
『転スラ』には、スピンオフ4コマ漫画の『転スラ日記』があります。
ストーリー展開は小説とほとんど同じで、原作の話を補完するような内容です。
2022年6月の時点では、5巻まで発売されました。
ベニマルやシオンと違って出番が少ないクロベエですが、この作品では他の鬼人族よりも多く登場しています。
例えば、ゲルドや職人仲間のカイジンと一緒に会食を行っていました。
また、クロベエは木の壁ごと切れる包丁やゴブタに作った叫び声を上げる刀など、いろいろな道具を作っていました。
『転スラ日記』にはクロベエ以外にも本編とは違ったキャラの魅力が感じられるので、読むことをおすすめします。
まとめ
この記事では、クロベエの強さや性格、声優情報について紹介してきました。
クロベエは、リムルに名付けられたことで進化し、おじさんのような見た目になりました。
戦闘能力は高いとは言えませんが、Aランクの鬼人であるため、並みの人間では敵わない程度には強いです。
性格は職人気質で真面目、鍛冶に対する情熱は誰にも負けません。
ベニマルやシオンと比べたら地味なキャラクターですが、強力な武具を作り影からテンペストを支えています。
そんな縁の下の力持ちであるクロベエの活躍を、ぜひ本編で読んでみて下さい。
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