映画「天気の子」が公開されました! その中でなんと君の名はの瀧君と三葉が登場します。
そこで気になるのが瀧君と三葉は結婚しているの?ということですよね。
色々と調査した結果、瀧くんと三葉は結婚したようです! 今回はその事実について、君の名はのその後を時系列を整理して考察していきます。
「天気の子」と「君の名は。」の繋がりを解説
天気の子で最も話題となったのが、新海誠監督の前作「君の名は。」と世界観を共有していたことでした。
「天気の子」に「君の名は。」キャラクター達がどこに登場していたかや、瀧くんと三葉の結婚、時系列の考え方なども考察しました。
天気の子で瀧(たき)くんと三葉(みつは)は結婚していた
天気の子では、瀧くんと三葉が登場します。 瀧くんは陽菜の依頼人である立花富美おばあちゃんの孫として、三葉は帆高が指輪を買ったショップの店員として登場するんですね。
2人の登場シーンについては詳しくはこちらの記事で解説しています。
そして天気の子で2人は大人になって登場しているので、この2人って結婚したのかな!?と気になりますよね。
この答えは、「天気の子」ロードショーと同時発売された天気の子の原作小説の中で語られていました。
天気の子の劇中で帆高が高校卒業後に水没した東京を訪れ、かつての依頼人であった立花富美おばあちゃんの元を訪れるシーンがありますよね。
そして立花富美さんの家には、以前はいた瀧くんはいなくなっているんですよね。 まずこの事実が瀧くんは家を出て家庭を持ったのでは?と匂わせます。 さらに決定的なのが原作小説の中で立花富美おばあちゃんの家の風景描写です。
部屋にはいくつかの写真が飾られている。 亡くなった旦那さんらしきおじいちゃん 賑やかな家族の集合写真 お孫さんの結婚写真 小さな仏壇から漂う線香の匂いだけが、あの日のお盆と同じだった。
出典:天気の子原作小説
この描写でなんと”お孫さんの結婚写真”という単語が登場しているんですね。
立花富美さんの孫といえば瀧君が連想されます。
他にも孫がいたという可能性もなくはないですが、作中で瀧君をわざわざ孫として登場させておいて突然他の孫の描写するのは不自然でしょう。
また、相手が三葉だとも語られていないのですが、劇中であの2人をわざわざ映した以上、結婚したのは瀧くんと三葉であると考えてよいのではないかと思います。 新海誠監督のファンサービスですね。
「君の名は。」のその後と時系列(時間軸)の整理
ここで気になるのが「君の名は。」のその後の時系列と、天気の子の時系列の関係です。
君の名はのラストシーンは2021年春であるとする説と2022年春であるとする説の2つがあります。 しかしこの説は2022年の方が正しいです。 その裏付けの1つが以下の瀧くんの就活手帳の年号です。
丸の内 @センタービル て多分弊社なんだろうなあ 君の名はの瀧くん就活手帳 pic.twitter.com/ks7JNNF2r8
— すみよん (@waywayJustaway) June 30, 2019
2021年と書いてありますね。 「君の名は。」ではこの就活の後に、冬にテッシー&さやちんと出会い、また春になって無事就職した後にラストシーンへ繋がる。という流れになっていますからラストシーンは2022年説の方が正しいとわかります。 一方、「天気の子」の帆高と陽菜が出会ったのは2021年7月であることが分かっています。
#天気の子 スペシャル予報の中で雑誌「ムー」の番号はNo.488です。でも、現実的に「ムー」の七月号のは464。それで、「天気の子」のストーリーの時点は2021年7月でしょうか(24ヶ月後)? 「#君の名は 」の最後も2021年です。@tenkinoko_movie @shinkaimakoto @kiminona_movie pic.twitter.com/O8yxGiKodW
— Michael (@JiangHaiyangMic) July 3, 2019
ちなみに、劇中のツイッターがちらっと映る場面などでも「2021年」と出ているので天気の子が2021年の出来事なのは間違いないです。 この視点に立って君の名は。 と天気の子の時系列を整理してみましょう。
時期 | イベント |
2016年 | 瀧君と三葉が入れ替わる |
2021年春 | 瀧君が就職活動 |
2021年夏 | 帆高と陽菜が出逢う(天気の子の始まり) 瀧君がおばあちゃんの家に帰省 東京は雨が降り続くように |
2021年冬 | 瀧君がテッシー達に遭遇 |
2022年春 | 瀧君と三葉が再会する(君の名は。ラストシーン) |
2022~2024年 | 瀧君と三葉が結婚 |
2024年4月 | 帆高が水没した東京へ 立花富美さんの部屋に孫の結婚写真が飾られている |
こういった流れであると考えられますね。 それでは、重要なイベントをそれぞれ考察していきましょう。
2016年 瀧君と三葉が入れ替わる
これは君の名は、で既に考察されている事実ですが、瀧君と三葉が入れ替わったのが2016年です。
三葉は瀧君の時代から見て実は3年過去の人物だったので、三葉視点で言うと2013年です。(実際の2016年の三葉は亡くなっていた→作中の瀧の奮闘により歴史が変わり3つ年上の大学生のお姉さんとして生きている)
2021年夏 帆高と陽菜が出逢う
そしてここからが天気の子です。 帆高と陽菜が出逢ったのは2021年7月です。
新海誠最新作『天気の子』世界最速上映を7/19 午前0時~新宿&梅田で開催 – https://t.co/AlI8w7KLJn pic.twitter.com/V1nlavHDnj
— Fashion Press (@fashionpressnet) June 10, 2019
ここから分かることとして、天気の子劇中に登場する瀧君と三葉は、「君の名は。」のラストシーンでの再会前だったということになりますね。 当然2人はこの時点ではまだ結婚していません。 三葉のショップ店員でのネームプレートも「Miyamizu」(宮水)でしたしね。
2022年春 瀧くんと三葉が再会する(君の名はラストシーン)
そして見出し冒頭で考察したように君の名はラストシーンは2022年春であったということになります。
このとき瀧君は社会人1年目、三葉は社会人4年目です。
君の名はのラストシーン。階段が二人の間にあった「時間の差」を表していると考えると、離れているところから距離が縮まり、一度交差するも離れ、(声を掛けることによって)再びお互いが向かい合う一連の流れに、物語の冒頭からクライマックスまでの全部が詰まっているようで深いなって勝手に思ってる。 pic.twitter.com/1zBKpJ56cJ
— うめざわざわ (@umezawa44) June 30, 2019
ここで1点だけおかしい点が、この時点では既に東京は雨が降り続いている状態のはずなんですよね。
しかし君の名は。ラストシーンでの東京は晴れています。
雨が降り続くと言っても一度も全く晴れ間が訪れないないわけじゃないかもしれない、など考えようはあるかもしれません。ただこの点はスッキリしませんね。
2024年春 帆高が水没した東京へ(2022年~2024年の間に瀧君と三葉が結婚)
帆高は陽菜を救った後、親元に帰ることになります。
高校卒業まで耐え、東京の立花富美おばあちゃんの部屋を訪れたのが2024年春の出来事。
ここで帆高が瀧くんと三葉の結婚写真が飾られているのを目撃するわけです。
つまり2022年の再会後~2024年の天気の子ラストシーンの間に瀧君と三葉は結婚した! そう考えることができます。
君の名は。では瀧君と三葉が再会できたところで終わってしまって、2人のその後が気になりすぎました。(あれはあれでキレイな終わり方ではあったんですが) 今回天気の子で2人の元気そうな様子と、結婚したであろう描写が出てきてくれて心底満足です。
「君の名は。」キャラクター登場シーンはどこ?
登場が判明したキャラクターは
- 四葉(よつは)
- テッシー
- さやか
- 瀧
- 三葉(みつは)
でした。
宮水四葉は空を指指している高校生として登場
まずは一番話題になっている四葉について。
四葉は、陽菜が人柱となった後、晴れ間が広がったのを学校で友達と共に空を指さしています。一番左のツインテ少女が四葉です。
天気の子に出てきた四葉はこの場面だったよね? pic.twitter.com/6e3DSFsYI0
— タケチャン◢ (@46takechan) July 19, 2019
四葉は「なんか涙出るね」と話していましたね。
ちなみにツインテ高校生の四葉はこんな感じ。
ツインテJK四葉たまらん! pic.twitter.com/iAVTRFbRUf
— まな (@bokyuikitekenai) June 30, 2019
四葉は瀧くんや三葉に比べて見つけるのが難しかったです。
しかし高校生になった四葉が登場すると、なんだか自分の妹が大きくなったかのような違った感動をしてしまいますね・・・(笑)
てっしー(勅使河原克彦)とサヤちん(名取早耶香)はフリーマーケットの観覧車で登場
そしててっしーとサヤちんです。
勅使河原夫妻が後ろ姿で映った気がするけど、もう一回見ないとわかんない。#天気の子 pic.twitter.com/wnreuWdkB3
— 堀犬 (@1204_h) 2019年7月19日
穂高と陽菜が天気ビジネスのためのホームページを立ち上げた最初の依頼・フリーマーケットのシーンで登場します。
陽菜が祈りによってフリーマーケット会場を晴れさせるのですが、この場面でテッシーとさやちんが観覧車に乗っているところが後ろ姿のみ登場します。
この2人までもが登場したのは驚きでした。
君の名はファンならこの2人が見れる幸せが分かると思いますので、ぜひ登場シーンに注目してみて下さい!
立花瀧は依頼人の立花富美おばあちゃんの家で登場
瀧くんは隠す気もなくもうガッツリ登場していましたね!
陽菜の天気ビジネスの依頼人で、旦那の初盆の晴れを願う立花富美おばあちゃん。
その立花富美さんの家を訪れた際に、立花富美さん孫として瀧くんも登場しました。
背丈も顔つきもぐっと大人びて落ち着いた青年となっていましたね。
おばあちゃんの家の奥から登場するんですが、顔だけ隠れた状態でいかにもこの人の顔は重要だから注意してみてね~といった感じで登場します。
おかげで、おっこれってもしかして?と思った人も多かったと思います(笑)
そして瀧君と帆高は縁側に座って2人で会話をします。
「もうすぐ陽菜の誕生日だ!」と思い出す帆高に、「じゃあプレゼントしないとな」と優しくアドバイスする瀧君。
「君の名は主人公の瀧君」と、「天気の子主人公の帆高」が語り合うこのシーンは、あの頼りなかった瀧君が落ち着いたお兄ちゃんの年になったんだなあ。という時の流れを感じて感慨深い思いを抱いた方も多かったのではないでしょうか。
宮水三葉は森嶋帆高が指輪を買った店の店員として登場
そして最後に三葉ですが、帆高が陽菜へのプレゼントとして指輪を買ったシーンのショップ店員として登場します。
場所は新宿ルミネのアクセサリーショップで、最初は謎の店員の後ろ姿ごしに帆高が映しだされているのですが、その髪にはあの赤い組紐が・・・!
これだけで視聴者のテンションは急上昇ですが、正面が映った店員の胸のネームプレートには「Miyamizu」の文字。
新海誠監督は「君の名は。」以降のインタビューで三葉は服飾関係の仕事をしている可能性を示唆していたのですが、しっかり回収してきましたね。
陽菜へのプレゼントを迷いに迷って決めた指輪に対して三葉へ尋ねる帆高。
帆高「あの、こういうのもらって嬉しいと思いますか・・・?」
三葉「キミここで3時間も迷っていたんだもの。私だったら貰ったらすごく嬉しい、大丈夫喜んでくれますよ♪」
三葉は本当に優しく微笑んで、帆高を勇気づけてくれていました。
三葉も誰かを優しく勇気づける大人の女性になったんだなあ・・・と感じるシーンでした。
それにしても瀧君のアドバイスでプレゼントを買いにいった先で三葉に会うなんて、これまた運命を感じてしまいますよね!
ここで気になるのがこの時、瀧君と三葉はどういう関係なのか、ですが「君の名は。」ラストシーンが2021年春で、天気の子は2021年夏なので2人はあの再開シーンの後ということになります。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- 天気の子で、瀧君と三葉は結婚していた!
- 結婚した時期は帆高が親元に帰って、水没した東京に訪れるまでの2021~2024年の間!
ということでした。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
2024年の東京は水没したが、多分2022年の春にはまだそんな酷いじゃないと思います。