『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は、2019年から遠藤達哉先生により「少年ジャンプ+」で連載中の人気漫画作品です。
連載開始時から国内だけでなく海外からのファンも多く、テレビアニメ1期が2022年にテレビ東京系列で放送された上、今後はアニメ2期と劇場版も制作されることが発表されました。
本記事では、そんな『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のコミック全巻の内容をネタバレしていきます。
スパイファミリーの最新巻までネタバレしているので、ぜひ参考にしてみてください。
本作品の人物相関図は「スパイファミリーの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
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【1巻のネタバレ】任務のため、偽装家族を結成
ヨーロッパ東西の間に”鉄のカーテン”が下りてから、十余年。隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間には仮初めの平和が成り立っていました。
”黄昏”のコードネームをもつ西国の凄腕スパイ・ロイドに、所属しているスパイ組織「WISE」から”オペレーション・梟(ストリクス)”を命じられます。
任務内容は、東西平和を脅かす危険人物とされているドノバン・デズモンドの不穏な動きを探ることです。
デズモンドが表舞台に現れるのは、息子のダミアンが通うイーデン校で定期的に開催される懇親会のみ。そのため、「ロイドが家庭を作ってドノバンと接触せよ」という命令が下されました。
曲者揃いな偽装家族
任務遂行のために無理難題を押し付けられたロイド。
精神科医として偽って任務を遂行するロイドは、早速イーデン校に入学させる子どもを見つけるために孤児院へ訪れます。
イーデン校の就学年齢(6歳以上)をクリアしている子どもを探している中、難解なクロスワードを颯爽と解いて高い知力を見せつけた自称6歳の少女・アーニャと出会い、引き取りました。
アーニャの正体は、人の心を読める超能力者。
超能力を使ってロイドの心を読み、難解なクロスワードを解いていたのです。また、おそらく年齢も偽っています。
アーニャの能力や過去は「【スパイファミリー】アーニャの能力や過去は?かわいい魅力も徹底解説」の記事を参照ください。
ヨルが登場
事件に巻き込まれながらも、イーデン校の一次審査(筆記試験)を何とか通過したアーニャとロイド。しかし、二次審査(三者面談)で「必ず両親と3人で出席すること。例外は認めない」と告知され、また苦難が訪れました。
そんなある日、アーニャを少しでも良家のお嬢様に見せようと訪れた洋裁店でヨルと出会います。ヨルはバーリント市役所で勤務する事務員ですが、裏の顔は「いばら姫」というコードネームをもつ”殺し屋”でした。
心を読んでヨルの正体を知ったアーニャは、娯楽に飢えていたためロイドとヨルを引き合わせようとします。そして、ロイドとヨルはお互いの事情を話し合い、一度だけの関係(母親役と恋人役)になることを持ちかけたのです。
しかし、その晩に開かれたパーティーの帰り、ヨルから”偽装結婚”の話を持ち出されます。
ヨル「結婚しませんか?もし、よろしければ面接の1回だけではなく”ちゃんと一緒になる”のは、どうかなと…」
ヨルも今後本業を続けていくことや、市役所での後輩職員達から怪しまれないために思い立った内容に、ロイドも提案を受け入れます。
2人がそんな話をしているのは、密輸組織の男達から逃げている最中のこと。緊迫した状況の中でもロイドは、偽装結婚を持ち出したヨルの薬指に手榴弾のピンを”結婚指輪”に見立ててはめてくれたのです。
この瞬間、ロイドとヨルによる”偽装の夫婦関係”も成立しました。
3人のフォージャー家が揃ったところで“偽装の家族”それぞれの続柄や能力、本業(裏の顔)も簡単に振り返っておきましょう。
名前と続柄 | 表向きの職業 | 本業(裏の顔) |
ロイド(父) | 精神科医 | WISEのスパイ(黄昏) |
ヨル(母) | 市役所の事務員 | 殺し屋(いばら姫) |
アーニャ(子供) | 名門校の生徒 | 超能力者(被験体007) |
その結果、スパイの父、殺し屋の母、さらに人の心を読める超能力者の子供という歪な偽装家族が出来上がったのです。
決戦(面接)の地、名門校へ…
イーデン校の面接試験に挑む偽装家族の3人。
寮長であるヘンリー・ヘンダーソンの目論みにより、会場に入った時点で全ての家族への品性を試されます。試験官に見られていることを察知したロイドは。ヨルとアーニャに気を引き締めるよう伝えます。
途中で思いがけぬアクシデントが勃発したものの、フォージャー家は着替えなどの入念な準備の甲斐あって、逆にヘンダーソンを感心を通り越して恐れすら感じさせたのです。
そして、1番の問題である面接試験。
始めは順調だったかのように思えた面談試験でしたが、スワン先生からの意地悪な質問によりアーニャが泣き始めたところから事態は急変します。
さらに、「今のママと昔のママのどっちが良いか」という質問で泣き始めたアーニャに対して、スワン先生が言った酷い台詞により、とうとう我慢の限界を超えそうになりました。
スワン先生「ささいなことでベソをかくな」
ヨル「ささいなことですって…?」
しかし、先に手を出したのはヨルではなくロイドでした。
スワン先生を殴る気持ちを押さえて、テーブルを殴ったのです。
ロイド「子供の気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました」
捨て台詞を残したまま3人揃って退室していきましたが…この行動が試験結果に思いがけぬ結果をもたらすことになります。
【2巻のネタバレ】アーニャの学校生活は前途多難
試験の結果、アーニャは不合格でした。
ロイドはその結果に絶望しますが、ヘンダーソンから「アーニャは補欠の中で1位で、正規合格者の辞退が出たため繰り上げ合格になった」という内容を聞かされて、アーニャはイーデン校への入学を果たせました。
ちなみに、アーニャが補欠の中で1位になったのは、ロイドが拳でテーブルを殴ったためです。
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