『転生したらスライムだった件』に登場するカレラは、『原初の黄』と呼ばれる最古の悪魔であり、原初の悪魔の1人です。
作中では、ブレーキのついていない暴走車と例えられるほどの危険人物だとされています。
この記事では、そんなカレラの強さやスキル、リムルとの関係性について紹介します。
カレラとは
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カレラは「原初の悪魔」という7人いるうちの1人で、原初の黄(ジョーヌ)と呼ばれています。
明朗な性格ですが、ディアブロやリムルといった実力が上の相手に対しても不遜な態度で接しています。
強力な「核撃魔法」を有しており、実力は魔王にすら匹敵するほどです。
カレラのプロフィール
| 名前 | カレラ |
| 種族 | 上位魔将→悪魔公 |
| 称号 | 破滅王 |
| 究極能力 | 死滅之王 |
カレラの正体は「原初の黄」
原初の悪魔とは、悪魔種族の頂点に君臨する7人の悪魔たちを指します。
そして、カレラはそのうちの1人である「原初の黄」です。
ディアブロに勧誘されてリムルの仲間となった後、リムルから名を授かることで、悪魔公(デーモンロード)に進化しました。
カレラの保有スキル
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カレラは、究極能力を1つ、核撃魔法を2つ保有しています。
核撃魔法「重力崩壊(グラビティ―コラプス)」
核撃魔法のひとつで、東の帝国との戦争中にカレラが使用しました。
カレラの生み出す「黒炎核(アビスコア)」を圧縮し、人工のブラックホールを生成する魔法です。特定の範囲内に局所的な超重力力場を発生させ、すべてを押し潰します。
カレラはこの重力崩壊をテンペストと帝国の戦争終盤で使用し、およそ10万人の兵士たちを一瞬で圧殺するなど、掃討殲滅戦で活躍しました。
究極能力「死滅之王(アバドン)」
究極能力「死滅之王」は、カレラが帝国皇帝近衛騎士団長で序列1位の近藤中尉との戦闘中に身に付けたスキルです。
攻撃に特化したスキルで、その能力のひとつである「次元破断」は、鉄壁を誇る防御結界「空間歪曲防御領域」をいともたやすく破壊するほどの威力です。
核撃魔法「終末崩縮消滅波(アビスアナイアレーション)」
重力崩壊力場に奈落の底から呼び出した物質を放り込み、強大なエネルギーを発生させる魔法です。
制御を誤れば惑星ごと消滅させてしまうほどの威力があり、扱いが難しいです。
そのため、カレラはこのスキルを使っていませんでしたが、死滅之王を取得してからは完璧な魔力制御が可能となり、制御困難という弱点を克服しました。
カレラの強さ・能力｜他の原初の悪魔と比較
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リムルが帝国に勝利した後、帝国の兵士たちの魂を生贄に仲間を覚醒魔王として進化させました。
カレラも進化したひとりで、聖魔十二守護王に選ばれるほどの実力者です。
ここでは、他の原初の悪魔と比較しながら、カレラの強さや能力を紹介していきます。
カレラの魔素量は原初の悪魔で1番多い
実は、カレラはリムル配下の中で最も多くの魔素量を誇ります。
カレラの魔素量は、作中でトップクラスの実力を持つディアブロよりも多いです。
しかし、気分屋な性格をしているところがあり、魔素を上手く扱える技量が現時点ではありません。そのため、単純な力比べではディアブロやギィなどの最強格には敵わないでしょう。
ただ、逆に言うと、その技量さえ身につければ、配下の中で最強と呼ばれるほどの実力はあると予想されます。
強力な核撃魔法「重力崩壊」を持つ
上で紹介したように、カレラには重力崩壊(グラビティコラプス)という核撃魔法があります。
この核撃魔法は、他にも原初の白であるテスタロッサや、原初の紫であるウルティマなども持っており、どの核撃魔法も超広範囲に攻撃できるほどの破壊力があります。
カレラの能力は、ディアブロやギィ・クリムゾンに匹敵する力ではありませんが、帝国軍を一掃できるほどの威力があるので、
かなり強力な能力だと言えます。
カレラの強さは「原初の悪魔」の中で4番目
カレラは、原初の悪魔の中で4番目に強いとされています。
ちなみに、1番目はギィ・クリムゾン、2番目はディアブロ、3番目はテスタロッサと考えられます。
ギィは究極能力さえコピー可能な「傲慢之王」に、卓越した剣術があり、作中でリムルの次に強いとされています。
ディアブロは、そのギィと引き分けたことがあり、リムルの配下の中で最強とされています。
テスタロッサについても、核撃魔法「死の祝福」という即死級の魔法を保有しており、ディアブロにも引けを取らない戦闘能力を持ちます。
カレラは、核撃魔法「重力崩壊」があり、また究極能力「死滅之王」も持ちます。しかし、それらのスキルを完璧に操るほどの技量は低いため、そのような面子に続いており、4番目に強いといえます。
そんなディアブロの強さ・スキル・能力などに関しては、以下の記事で解説しています。
カレラとリムルの関係性について
カレラはもともと、リムルたちのいる大陸とは海を隔てた別の大陸にいました。
ここでは、そんなカレラがリムルとどのような関係性があるのかを紹介します。
リムルはカレラの名付け親
リムルがファルムス王国との戦争後、ディアブロに事後処理を任せ、そのディアブロに報酬として部下を持っても良いと許可を与えました。
その後、ディアブロの勧誘でカレラがリムルのもとを訪れました。カレラは、最初力を貸すだけだと言っていました。
ですが、悪魔を目前にしても動じないリムルを気に入り、リムルの高い実力に惹かれて配下となりました。
そのとき、カレラはリムルに名づけられ、忠誠を誓うようになります。
そんなカレラが忠誠を誓ったリムルの強さや能力などに関しては、以下の記事で解説しています。
カレラは最高裁判所長官に就任する
リムルに忠誠を誓ったあと、カレラはテンペストの最高裁判所の長官に就任します。
真面目に仕事をしていますが、ウルティマとたびたび喧嘩をしてディアブロが仲裁に回らなければいけなくなるなど、リムルを呆れさせれています。
リムルから「聖魔十二守護王」の幹部に選ばれる
リムルが帝国軍と戦争し、その終盤戦に差し掛かったころ、カレラは核撃魔法「重力崩壊」を10万人ほどいた兵士を一瞬にして圧殺しました。
このように、カレラは帝国側へとどめを刺し、戦争を終結させたのです。
この功績から、カレラはリムルから「破滅王(メナスロード)」という称号を貰い、『聖魔十二守護王』の一角に数えられるようになりました。
他の登場人物との関係性について
昨日転スラ13巻読みながら寝落ちしてしまった🥺
最初はシュナとかクロエ好きやったけど、今はすっかり原初3人娘が好きです🥺
テスタロッサ、カレラ、ウルティマすこ！！
この3人は2期だと出てくるのは厳しいのが辛い🥺 pic.twitter.com/lacjPDJT8e— シキハ@黎の軌跡トロコン (@_sikiha) February 16, 2021
カレラは、リムルに忠誠を誓ってからはいろいろな登場人物と関わりを持ちます。
ここでは、カレラと他の登場人物との関係性を解説します。
ディアブロ
最初ディアブロは、テンペスト軍の強化を目的に、悪魔を十体連れてきました。そのうちの一人がカレラです。
ウルティマと喧嘩をしたり実力的に上のディアブロに対しても不遜な態度を取ったりするなど、ディアブロはカレラに対して手を焼いていました。
しかし、カレラの実力を認めているからこそ、戦力強化のためにカレラを連れてきたといえます。
カレラが最高裁判所長官に就いてからは、何度もウルティマとの喧嘩の仲裁に入り、苦労することは変わっていません。
ウルティマ
ウルティマは原初の悪魔の紫です。
敵対する者が苦痛で顔を歪ませる瞬間が好きなくらい残虐で、最も悪魔らしい性格とされています。
ウルティマもディアブロに連れてこられた悪魔であり、カレラとは喧嘩ばかりしています。
正式にリムルの配下になったあとは、検事総長に就任しました。
アゲ―ラ
アゲ―ラはカレラの配下の一人で、常日頃から我がままで自由奔放すぎるカレラに頭を悩ませている苦労人です。
その正体は、ハクロウの祖父である大剣豪の荒木白夜です。
ですが、悪魔として転生する際、もともとの記憶は失われているようです。
普段はカレラとエスプリに剣術を教えており、カレラの世話役のような悪魔です。
エスプリ
エスプリはカレラの配下の女性悪魔で、カレラとは先輩後輩のような付き合いです。
性格は悪く、いつもアゲ―ラに損な役回りを任せ、カレラの暴走に追従します。
また、エスプリはどんなときでもカレラと連絡が取れる魔法を持ちます。
近藤達也
帝国の帝国皇帝近衛騎士団長であり、剣術に長けた剣士です。
カレラは帝国との戦争中に近藤達也と戦闘になりました。
そのとき、カレラは予想以上に強い近藤に苦戦を強いられ、瀕死の重傷を負ってしまいました。
しかし、カレラの執念によって、土壇場で究極能力「死滅之王」を獲得します。そして、すべてを込めた決死の攻撃により近藤に勝利しました。
その後、近藤の魂を取り込むことで、近藤のスキルを受け継ぐことになりました。
レオン・クロムウェル
カレラは魔王のレオンとも関わりがあります。
カレラは、レオンが支配する黄金郷エルドラドに、遊び半分で核撃魔法を放つなど迷惑行為を繰り返していました。
レオンはカレラの核撃魔法に困っていたため、そんな傍若無人なカレラがリムルの仲間になったときは驚きを隠せずにいました。
そんなレオンの強さや能力に関しては、以下の記事で解説しています。
カレラの初登場は何話？
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ギィ・クリムゾンやディアブロ以外の「原初の悪魔」が登場しているのは、今のところ書籍版のみ。
アニメや漫画版では登場していません。
カレラは書籍版で何巻に初登場するのかを紹介します。
書籍版では11巻の第2章
カレラは、書籍版の11巻の第2章で初めて登場しました。
あるとき、ディアブロはファルムス王国との戦争で戦後処理をし、その褒賞として部下を持つことを許されました。
そこで、ディアブロが連れてきた悪魔こそカレラでした。
他にも、テスタロッサとウルティマもこのときリムルの前に現れます！
漫画版での初登場はいつ？予想してみた
残念ながら、2021年の10月時点で、カレラはまだ登場していません。
現在、漫画版は19巻まで発売され、その内容はリムルが「魔王たちの宴(ワルプルギス)」に参加し、クレイマンと対峙するところ」です。
書籍版の6巻分で漫画版の17～19巻あたりなので、カレラが漫画で登場するのは当分先になりそうです。
このペースではおそらく、30巻くらいに登場すると予想されます。
まとめ
この記事では、カレラの強さやスキル、リムルと他のキャラとの関係性について紹介してきました。
カレラは強烈な性格でリムルやディアブロを困らせるなど、厄介なところもありますが、実力は本物で頼もしい場面がとても多いです。
カレラの活躍は、書籍版なら確認できるので、ぜひ『転生したらスライムだった件』を読んでみてください。
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