「転生したらスライムだった件」に登場する「ヨウム」。
アニメ版では第17話で、ファルムス王国から派遣された辺境調査団の団長として登場します。
豚頭魔王の情報を探るためにファルムス王国の捨て駒としてテンペストを訪れたヨウムですが、主人公「リムル」との出会いで数奇な運命を辿ることになります。
この記事では、そんなヨウムの成功列伝やイケメンぶりなどを紹介しています。
調査団団長「ヨウム」とは

出典:「転生したらスライムだった件」公式サイト
スラっとした体型に少しボサボサの髪、褐色の肌をしているヨウム。
育った環境からなのか言葉遣いや態度が悪く、シオンに「黙ってろおっぱい」や魔王ミリムに対して「ガキ」というなど度々失言をしては鉄拳制裁を受け撃沈しています。
ヨウムのプロフィール
名前 |
ヨウム |
種族 |
人間 |
年齢 |
19歳 |
称号 |
辺境調査団団長、英雄、国王 |
武器 |
グレートソード |
その悪そうな見た目から近寄りがたい雰囲気をもっていますが実は良いヤツ。
高いカリスマ性を持ち、面倒見もいいヨウムは部下から厚く信頼されています。
とても19歳には見えない貫禄や強い根性があり、作中では武装国家ドワルゴンの英雄王「ガゼル・ドワルゴ」の威圧にも耐える様子が描かれていました。
ヨウムの声優は「細谷 佳正(ほそや よしまさ)」さん

出典:細谷佳正公式サイト
ヨウムの声優は、2004年からフリーランスの声優として活動されている「細谷 佳正(ほそや よしまさ)」さんです。
これまでに『進撃の巨人』のライナー・ブラウン役や、『ダイヤのA』の結城哲也役、『アルスラーン戦記』のダリューン役など、多くの人気アニメに出演されています。
声優以外にも、ナレーターや吹き替えなど多方面で活躍中です。
真面目でしっかりもののキャラクターを担当していることが多く、低くずっしりとした安心する声が特徴的な声優さんです。
子悪党から英雄、そして国王へ|ヨウム成功列伝

出典:Twitter
ファルムス王国の矯正施設から集められた荒くれ者で結成された辺境調査団の団長としてテンペストに訪れたヨウムでしたが、リムルの提案がきっかけで英雄になり最終的には国王にまでなっていきます。
当初はファルムス王国の捨て駒としてテンペストに送られてきたヨウムがなぜ、英雄そして国王へとなることになったのでしょうか。
ここからは子悪党から国王になるまでのヨウム成功列伝を紹介していきます。
英雄になるきっかけ
ファルムス王国の調査団団長のヨウムが”英雄”となったのは、リムルがヨウムに「英雄にならないか?」と提案したことがきっかけです。
”腕はたつが調子に乗らない、仲間に慕われるカリスマ性や言葉や態度は悪いが根は優しい、そして顔も悪くない”
元々人間と友好的な関係を作りたいと考えていたリムルは、ヨウムの見た目と性格から英雄に相応しいと評価し提案していました。
初めは魔物であるリムルを信用できないことと、調査団の頭として自らのビジョンがあることから英雄になることを迷っていたヨウムでしたが、テンペストで楽しそうに暮らす魔物たちの様子や仲間たちに慕われるリムルをみて信用できると判断し英雄になることを決意します。
ブルムンド王国の協力もあり、ヨウムとその仲間たちがジュラの大森林を襲った「豚頭魔王(オークロード)」を倒した英雄として噂が広がりました。
国王になるきっかけ
ファルムス王国がテンペストへ攻め込んできたことをきっかけに、リムルはファルムス王国を一度滅ぼし英雄として国民から人気の高いヨウムを王に据えた新しい国として生まれ変わらせることを、ガゼル王や他国の重役たちの前で宣言します。
この話を事前にリムルから聞かされていたヨウムは、「覚悟はあるのか?」と心配するガゼル王たちに「やるからには全力でやるさ」と答え国王となることを決意しました。
Web小説版では、ドワーフ王国とブルムンド王国の後ろ盾もあり2年の歳月をかけてファルムス王国の領土をすべて平定し、新たな国の名を「ファルメナス」としました。

ヨウムも名を「ヨウム=ファルメナス」に改め、初代国王に就任したの!
ヨウムのイケメン行動

出典:Twitter
言葉遣いや態度が悪いヨウムですが、作中ではたくさんのイケメンぶりが描かれています。
部下や愛する人にかけた言葉はどれも熱いものばかり。
ここからはそんなヨウムのイケメン行動や名言を紹介します。
放って置けない男「ヨウム」
”面倒なもん見ちまったぜ”
ジュラの大森林で魔物に襲われている冒険者たちを「遠視」のスキルで見てしまった時にヨウムが言った一言です。
めんどくさいと言いながらも迷わず助太刀に入るヨウム。
結局ヨウムが助太刀に入るも魔物ランクA-のナイトスパイダーを倒せずにゴブタに助けられますが、自分が勝てない相手にも挑んでいく姿と困っている人を放って置けないヨウムは根っからのイケメンでした。
ついていきたくなる男「ヨウム」
”どうせファルムスに戻ったって元の強制労働が待っているだけだ。それが嫌なら俺についてきな”
ファルムス王国に捨て駒として集められた調査団のメンバーたちへ言った一言。
こんなこと簡単には口にできませんよね。
それをさらっと言ってしまうヨウムは本物のイケメンです。
ファルムス王国からヨウムたちが逃げ出さないようにお目付役として付けられた「ロンメル」、王国側の人間のはずの彼もヨウムのカッコよさに憧れを抱き強制的に従わせる魔法を解いていました。
リムルから英雄になることを提案された際にヨウムが「調査団の頭として野郎どもを守ってやらなきゃなんねぇ。」と言っていたことから、口だけでなく本当に団員の今後のことを考えていたのがわかりますね。
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