「転生したらスライムだった件」に登場するゴブリン村出身の「ゴブタ」。
明るくお調子者の彼は「ジュラ・テンペスト連邦国」でムードメーカー的な存在。
物語序盤から主人公「リムル」の仲間になるゴブタはこれまでに数多くの活躍を見せています。
ムードーメーカーとして楽しませてくれるだけでなく、テンペスト四天王の一面も持つゴブタ。
この記事ではそんなゴブタの強さやスキル・声優情報などを紹介しています。
目次
ボブゴブリン「ゴブタ」とは?
ゴブタのプロフィール
名前 |
ゴブタ |
種族 |
ゴブリン→ボブゴブリン |
称号 |
狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)隊長、テンペスト四天王 |
武器 |
小太刀 |
モヒカン頭と大きな鼻が特徴的なゴブリン族の青年。
語尾には「〜っす」と使い、主であるリムルに対してもラフな話し方をします。
作中ではリムルと一緒に夜の街へ出かけるなど友達のような存在のゴブタ。
素直な性格からか無意識にリムルに対して失礼なことを言うことも。
そのせいでよく叱られていますが、どこか憎めない愛くるしいキャラです。
ゴブタはリムルに名前をもらったことでゴブリンからボブゴブリンへと進化しました。
他のゴブリンたちは進化したことで見た目が大きく変わりましたが、ゴブタはあまり変化がなかったようです。
子供のような見た目のゴブタですが、テンペストでは「狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)隊長」や「四天王」といった重要な役割についています。
ゴブタの声優は「泊 明日菜(とまり あすな)」さん
ゴブタの声優を勤めるのは、株式会社ヴィムスに所属する声優の泊 明日菜(とまり あすな)さん。
パズドラの「明石タイガ」や奴隷区The Animationの「江戸川リュウオウ」を代表に数々の人気アニメに出演しています。
デビュー作は「悪魔のリドル」
少年のような声が素敵な声優さんです。
ゴブタの強さ
低級の魔物に分類されるゴブリン族のゴブタですが、作中ではゴブリンライダー隊長やテンペスト四天王といった重要な役割についています。
ゴブリンからボブゴブリンに進化したことによりパワーアップしたとは言え、その力は魔物ランクC級の上位ほど。
その程度の力では”四天王”といった強者だけに与えられる称号を得られるわけがありません。
ゴブタがテンペスト四天王になるほど強くなった理由が気になるとことですね。
これまでのストーリーや戦闘、スキルからゴブタの強さを考察していきましょう。
吸収能力の高さ
ゴブタは受けた攻撃や見たスキルを会得する能力に長けています。
リムルから一度受けた回し蹴りを戦闘で使ったり、テンペストウルフのスキル「影移動」をいつの間にか会得していたりとリムルたちが驚くほどの吸収能力の高さを見せます。
その能力の高さは、リムルたちに「天才なのか・・?」
と思わせるほど。
潜在能力だけならテンペスト随一と言ってもいいかもしれませんね。
ちなみにシオンの地獄の料理を食べて死にかけたときに「毒耐性」も獲得しました。
ハクロウとの修行
低級魔物であるゴブタが強くなった1番の理由はハクロウとの修行です。
テンペストの指南役、剣の達人である鬼人「ハクロウ」から修行を受けたゴブタはハクロウの毎回ボコボコにされながらも厳しい修行に耐え、メキメキと実力をつけていきます。
師匠であるハクロウに頭の上がらないゴブタですが、チャンスがあれば作戦を練りハクロウを倒そうとすることも。
作戦はことごとく失敗しますが、その負けん気の強さがゴブタの強さの理由かもしれません。
戦闘から見えるゴブタの強さ
VSガビル
ハクロウから修行を受けたゴブタは、リムルの提案で格上の魔物リザードマンの「ガビル」と戦うことに。
「勝ったらクロベエに武器を作ってもらってやる。負けたらシオンの料理の刑な。」
とリムルから言われ今までにないやる気を見せます。
ガビルとの戦闘では、槍を投げつけガビルの気がそれている間に影移動を使います。
影移動でガビルの背後を取ったゴブタはまわし蹴りを放ち一撃で勝利。
ガビルが油断していたとは言え、隙を見逃さず戦略を使い勝利したゴブタの戦いは見事でした。
提案しておきながらゴブタが負けると思っていたリムルはこの戦闘を見てゴブタを見直すことになります。
VSナイトスパイダー
魔物ランクA-のナイトスパイダーに襲われていた冒険者たちを助けた場面。
「待たせたな」とカッコよく登場するゴブタ。
クロベエに作ってもらった小太刀を使いナイトスパイダーにあっさりに勝利。
ナイトスパイダーに襲われた冒険者の中にはブルムンド王国の自由組合支部長、ギルドマスターの「フューズ」もいました。
彼は元々A-ランクの凄腕の冒険者です。
フェーズを含む冒険者が数人がかりで苦戦していたナイトスパイダーを圧倒したゴブタ。
この時点で本来Cランクのボブゴブリンの力を大きく上回っていることがわかりますね。
VSメガロドン
伝説の魔物カリュブディスの周りに取り巻く魔物「メガロドン」との戦闘。
苦戦するゴブタはハクロウに、
「それなりに成長しているが一匹も倒せないとは、修行を厳しくせなならんわい。」
と言われてしまいます。
ハクロウからは厳しい言葉をもらいましたが部下に指示を出しながら戦う姿はリーダーとしての素質を感じさせました。
VSヴェガ
闇組織ケロベロスの1人「ヴェガ」との戦闘。
ヴェガと戦いでピンチのカリオンのもとに駆けつけたゴブタは、カリオンに的確な指示を出しながら戦闘を進めていきます。
ゴブタのことを低級の魔物と相手にしていなかったヴェガですが、強者である自分に臆せず立ち向かってくる姿を見て次第にゴブタを敵と認めていきます。
カリオンと協力して強敵ヴェガに勝利。
この時点でのゴブタの魔素量はAランクと書かれていることから、魔素の量だけ見ても初期の頃と比べかなり成長したことがわかります。
元魔王であるカリオンからも「さすがゴブタ」と賞賛されるほどの実力者。
ユニークスキル『魔狼召喚(オレニチカラヲ)』
武闘会「ゴブタVSランガ戦」。
格上のランガに対し果敢に挑むゴブタ。
スキル「同一化」でランガに取り付くといったトリッキーな戦闘を繰り広げます。
ランガの得意技である「黒稲妻」を受けピンチに陥ったとき、ユニークスキル「魔狼召喚(オレニチカラヲ)」を獲得。
魔狼召喚を獲得したことでランガのすべての攻撃に耐性をつけたゴブタは判定により勝利。
ピンチになったとき力を発揮するゴブタの勝負強さが見えた戦いでした。
『魔狼合一(ヘンシン)』
武闘会、ベニマルとの戦闘で見せたスキル「魔狼合一(ヘンシン)」。
「魔狼召喚」と「同一化」のスキルを組み合わせることで、まるで人型のランガのような姿に変身することができます。
試合ではランガの力を制御できずに自爆して負けてしまいますが、特A級である神狼の「ランガ」の力を使うことができればテンペストの幹部たちとも互角以上に戦うことが可能でしょう。
自分の力を過信せずに仲間を頼って戦ってきたゴブタだからこそ会得できたスキルですね。
『智慧之王(ラファエル)』と会話が可能
「ラファエル」は、リムルが覚醒魔王に進化した際ユニークスキル「大賢者」が進化したスキルです。
知覚速度を加速させる「思考加速」や自分の意思とは別で演算を行うことができる「並列演算」などサポートに特化したスキルです。
ラファエルの1番の特徴は会話をすることが可能なこと。
高い知識と演算能力を持ち、敵の分析や対処法、勝率などを的確に把握し知らせてくれます。
もはやチート級といってもいいラファエルの能力。
リムルも物語序盤から何度も助けてもらっています。
転スラ最強のスキルの1つと言ってもいいスキルですね。
ゴブタは思念リンクが構築されている場合に限りこの最強のラファエルと対話することが可能。
クロエ率いる聖騎士団との戦闘で”相手を殺してはいけない”というハンデに近い状況で、ラファエルの力を借り騎士団団長「グレゴリー」と互角の勝負を繰り広げました。
条件付きとは言え主人公のチートスキルを使えるゴブタが弱いわけがありませんね。
ゴブタの魅力
ゴブタの魅力はなんと言ってもその『素直さ』。
素直な性格で思ったことを口に出してしまうせいか、よく問題を起こすゴブタですがその言葉でリムルたちを救うこともあります。
ファルムス王国軍との戦争では仲間が人間に殺されてしまったことに対し、自分も元人間であることに負い目を感じていたリムル。
そんなリムルに対してゴブタはいつも通り「リムル様は、リムル様っすよね?」と素直な意見を言いその場を和ませました。
裏表がなく普段からリムルに対し友達のように接しているゴブタの言葉だからこそ響く言葉でした。
また、強力なユニークスキル「狂言師(マドワスモノ)」を持つキララに部下であるゴブゾウが痴漢として疑われたときにも、最後までゴブゾウを信じて疑いを解きました。
普段はお調子者のゴブタですが、隊長として部下を思う器の大きさを見ることができた印象的なシーンです。
まとめ
憎めないゴブリン「ゴブタ」の強さやスキル・能力|声優情報を紹介してきました。
お調子者のムードメーカーとして楽しませてくれるだけでなく、高い実力と潜在能力を秘めたゴブタ。
そんな彼の今後の活躍に注目しましょう♪
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