『転生したらスライムだった件』(以下『転スラ』)に登場するベニマルは、リムルの側近の中で一番先に結婚したキャラクターです。
それも、2人同時に結婚したほどモテています。
今回は、ベニマルと結婚した「モミジ」・「アルビス」の紹介や、結婚生活を考察していきます。
ベニマルの強さや能力の他、モミジやアルビスが惚れるほどのベニマルのかっこいい点は『【転スラ】ベニマルの強さやスキル・能力 | かっこいい点や声優情報を紹介』で紹介していますので、そちらもあせてごらんください。


ベニマルが結婚を決めたのは、ライトノベル14巻だから、14巻までのネタバレを含んでるよ!
また、ライトノベル準拠で解説していくね。
ベニマルの結婚相手は誰?
ベニマルは結婚相手はモミジとアルビスです。(転スラでは、結魂でケッコンと表記します。)
では、モミジとアルビスについて解説していきます。
ベニマルの第一夫人:モミジとは
モミジは、「長鼻(テング)族」の長老代理です。
年若くありますが、長老がモミジを孕んだ段階で力がモミジに譲渡されている関係上、事実上の長老といえるでしょう。
長鼻族が管理する山の間にトンネルを掘る計画を考えたテンペスト。その許可を取りに鼻長族の里に訪れたベニマルは、モミジとの結婚を引き合いに出され、出会った当初から結婚を意識する間柄になります。
性格は、少々若さならではの甘さや感情的になる部分もあり、幼い印象です。しかし、長鼻族の長老を務められるほど落ち着いた頭の良さがあるので、経験を積むことで落ち着きさえ身につけられれば、「できる女性」になるでしょう。
モミジは最初からベニマルを気に入っており、徐々にベニマルを落すためにシュナやハクロウに働きかけ、周りから固めていく戦法をとっていきます。そして、最終的にはアルビスよりも立場の強い「第一夫人」の立場を獲得しました。
寿命が無くなるベニマルと生きられるように、頑張って進化すると宣言しています。
もともと、ベニマルの師匠であるハクロウはモミジの父親であったので、特にハクロウからのモミジのプッシュが大きかったようです。ハクロウは帝国との戦争での活躍から得たリムルからの褒美を、「ベニマルの妻としてモミジを推薦したい」としています。
帝国大遠征の際には、ベニマルの代理として軍を率いるほど周囲に「ベニマルの妻候補」として認められているほどでしたので、ベニマルの陥落は時間の問題だったのでしょう。
ベニマルの第二夫人:アルビスとは
アルビスは、ユーラザリアの最高幹部である三獣士の筆頭です。
蛇の獣人であるアルビスは、「黄蛇角(オウダカク)」の名前を持つほどの実力者で、戦闘は石化・麻痺・睡眠などの状態異常で敵を弱らせてからの、手に持った槍での戦闘を得意としています。
一見、知的で落ち着いた女性であるアルビスですが、クレイマンの策にはまってしまった際にはクレイマンの部下であるヤムザに全力で復讐をしたり、ベニマルへの感情を隠さなかったりと、情熱家の一面も持ち合わせています。
モミジよりもベニマルとの出会いは早いですが、モミジとの間で明確な上下関係が決まっていたので、アルビスは「第二夫人」に立候補しました。ベニマルの寿命がなくなることに対して、自身の進化はあきらめても子供をしっかりと育てるよう心に決めています。
実際問題、リムルは「ジュラ・テンペスト連合国におけるルールとして『子孫を残すという観点から、一夫多妻制は有り。ただし、子を望む無謀人に限る』」となっていて、一時は却下されます。
しかし、アルビスは事前にルールについて調べていました。
結婚をフォビオと済ませており、地下迷宮でどちらかが死ぬまで戦い、アルビスが勝利。その結果、夫のフォビオは死亡し、アルビスは未亡人と賛成多数で認められます。
よって、「アルビスは未亡人であるため、ベニマルと結婚できる。」と論破されてしまい、結婚資格を得ます。魔物のルールは弱肉強食を基本としているため、誰の反論もなく、アルビスは第二夫人となりました。
アルビスの詳しい戦闘スタイルやベニマルとの出会いに関しては、『【転スラ】アルビスとは?強さやスキル・能力、ベニマルとの関係性を紹介』で解説しているので、そちらを合わせてごらんください。

ベニマルが結婚を決めた理由
ベニマルは結魂に関して前向きではありませんでした。
2人からアプローチをかけられていることもあり、結魂についての話題は「避けたい」と意識的に思っていたと思われます。
そんなベニマルが、リムルの側近の中で一番に結魂したのはなぜか?また、そもそもなぜモミジとアルビスと結魂することとなったのかを解説していきます。
ベニマルは進化するために結婚することになった
ベニマルはリムルの側近の中では古株であり、オークロードに里を滅ぼされて以降「侍大将」として戦を任されてきた大将として従事し、今は「大元帥」のスキルを持ちます。
東の帝国との戦争後は、リムルから戦争で活躍した褒美として「真なる魔王」へ進化するために必要な人間の魂を与えられ、「赫怒王(フレアロード)」を名乗ることとなります。
コメント