『転生したらスライムだった件』(以下転スラ)でリムルの秘書・戦闘員としても活躍しているシオンは、転スラの初期からファンに愛されてきたキャラクターです。
リムルからの信頼も厚く、リムルの秘書兼護衛として活躍していましたが、ある出来事により死亡します。
シオンの死、またその復活について、死亡した理由、復活経緯など解説します。

ライトノベル、アニメに基づいて解説していくよ。
シオンを殺したのはファルムス王国のショウゴ
シオンを殺したのは「ファルムス王国」のショウゴという人物で、リムルと同じように異世界に転生してきた人間でした。

転スラファンにとって、シオンの死は衝撃だったな…。
テンペストがファルムス王国に襲撃される
ファルムス王国がいきなりテンペストに襲撃してきたのは、リムルがイングラシア王国にいっていた時です。
テンペストはオークロード、ミリム、カリュブディスと立て続けに襲われましたが、リムルと仲間たちと国民たちで乗り越え、武装国家ドワルゴンや獣王国ユーラザニアと国交を結び、国営が軌道に乗っていました。
立て続けに起こった出来事を乗り越え国が安定したところだったため、リムルに油断があったのかもしれません。
ファルムス王国などの近郊の国々とテンペストの関係性は『転スラの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説』で相関図にて解説していますので、合わせてごらんください。

シオンが死亡するのはアニメ32話
転スラファンも大ショックを受けたシオンの死亡。
アニメでは32話でした。
死亡したことを聞きリムルは茫然自失。
戦闘力からいけばいくらファルムス王国が襲ってきても、シオンが死亡するとは誰も考えていなかったでしょう。
また、アニメ32話は転スラという作品にとっても大きな転機となるお話です。
シオンの死亡、リムルの精神的変化、そして最大の決意と繋がっていきます。
シオンの死亡理由は?

出典:Twitter
トップクラスの戦闘能力をもっているシオンが死亡したのはなぜなのか、シオンが死亡した理由を聞くと、実にシオンらしいと涙してしまいます。
シオンは鬼人のなかでもトップクラス
シオンはリムルに名をもらう前から戦闘能力に優れたオーガでした。
リムルに名をもらい、鬼人となり戦闘能力も各段にアップ。
シオンは鬼人の中でもトップクラスの強さをもっていました。
またシオンは元々オーガ族長の娘であるシュナの護衛として育てられていたこともあり、小さい頃からハクロウに鍛えられていたため、基本的な強さをもっていたのです。
シオンがショウゴに殺された理由
鬼人の中でもトップクラスの強さをもっていたシオンが、なぜ人間のショウゴに殺されたのか?
それは、ファルムス王国が西方聖協会と手を組み、四方印封摩結界(プリズンフィールド)を、さらにミュウランが魔法不能領域(アンチマジックエリア)を展開していたからです。
これによりテンペスト内では魔素が浄化されてしまい魔力を使うことができず、外界からのアクセスも通信もできない状態となってしまいました。
その上、ファルムス王国の騎士団が調査という名ばかりの名目でテンペストに襲来。街の住民を虐殺します。
それでも必死にみんなを守ろうとシオン達は戦ういますが、本来の力を出せないままショウゴと戦っていたシオンは、襲撃者が狙った子供をかばい、死亡します。
シオンの他にもゴブゾウなど、テンペストの一般市民の多くが死亡しました。
シオンが復活した経緯
シオンたちはみんな、リムルが決めた「人を襲わないこと」というルールを守っていました。
これもまた、シオンたちが満足に戦えなかった要因でしょう。
リムルは一国の主となっている今、自分の仲間、国民たちを守る責任を果たすため、自分の甘さをなくすことを決意します。
冒険者のエレンから死者を復活させる方法として「リムルが真なる魔王になる」こと、さらに真なる魔王になるために「1万人分以上の人の魂が必要」なことを聞きます。
人を襲わないというルールがシオンたちを死に追いやった…今回のけじめは自分の手で付けなければならない、そう決意したリムルはシオンたちを復活させるため魔王化を決意します。
リムルが魔王化した理由や経緯については、『【転スラ】リムル魔王化の覚醒スキルや能力 | 魔王になった理由・その後を紹介』で解説しているので、あわせてごらんください。

シオンを復活させたのはリムル

出典:Twitter
テンペストを完全に制覇するため、ファルムス王国から2万人の兵が進軍してきました。
リムルは、上空から魔法不能領域(アンチマジックエリア)を展開し転移などで逃げないようにしてから、神之怒(メギド)を発動し、リムルは真なる魔王になるためにファルムス王国の兵たちを殲滅。
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