ライトノベルやコミカライズで長年に渡って多くのファンを獲得し続けている「俺だけ入れる隠しダンジョン」テレビアニメも、いよいよ後半に突入ですね!
本記事では、第7話でローラのライバル的存在として初登場した美人受付嬢サラのキャラクター性や乱れた能力や戦い方を紹介。
さらに記事の後半では、ノルを賭けた勝負の結果についても解説していきます。
目次
サラとは?
まずはサラのキャラクター性から紹介していきます。
サラのプロフィール
まずはサラの簡単なプロフィールから見ていきましょう。
種族 | 人間 |
職業 | ギルド受付嬢 |
ローラのライバル的な美人受付嬢
ローラは、冒険者ギルド「オーディン」で働く美人受付嬢です。
淡いピンク系カラーのロングヘアが特徴で、ローラをも上回る抜群のスタイルを持っています。
ローラの詳細は以下の記事をご覧ください。
ノルの専属であるローラとは同僚であると同時に“ライバル的存在”です。
しかし、そのライバル関係も友好的なものなら問題ありませんが、サラの戦い方がフェアでないことにより、ローラの怒りをついに爆発させてしまうのです!
ローラ「こいつ、殴らないと気が済まないの!」
この時はルナが必死に抑えてくれていたから、実際に殴ってしまうことまでには至りませんでしたが、サラはそれをいいことにローラを挑発してきます。
サラ「嫌ね!成績で敵わないからって、そういう言い方・・・」
さらりと軽く受け流しますが、確かにサラの営業成績はローラや他の受付嬢たちよりも群を抜いており、常に“トップの座”に君臨しているのです。
しかし、そうした”トップ”に位置できているのはサラ自身による、あまりにも“腹黒い性根”がありました!
聖女ルナの詳細は以下の記事をご覧ください。
サラの乱れた所持スキルと実態を紹介
ここからはサラの乱れた能力スキルに迫りたいと思います。
サラの所持ステータスを鑑定
まずはノルの”鑑定”スキルを使った気分に浸りながら、サラのステータスや所持スキルを見ていきましょう。
所持スキル | ・魅了 ・人心掌握術 ・サディスト ・乱れ牡丹A ・御所車A ・岩清水A |
ローラと同じく、あくまでも”受付嬢”なので直接的な戦闘能力を持っていません。
ノル「なんだ、この人?スキルが“アレ系”に特化してる!?」
所持スキルがここまで誘惑系のものばかりに特化し過ぎているのは、いくら美人でもさすがに引いてしまいますよね・・・。
しかしサラの場合は、この所持スキルを悪用することで“自分の専属冒険者”を増やし続けていました。
それだけではなく、ローラを始めとした同僚たちの専属冒険者たちまでも自分の担当に“鞍替え”までさせてしまっているのです!
サラのスキル悪用による実態とは?
サラが常にトップの営業成績を出せているのには、先に紹介した「所持スキルの悪用」が大きいのです!
しかし、ただ単に悪用するだけではギルド内の規則違反となってしまうため、サラはあくまでも”法に触れないライン”で上手く悪用しています。
その辺りを理解するため、まずは「オーディン」で決められている“相棒システム”と呼ばれるルールを把握しておく必要があります。
- ノルたち冒険者は、専属で支援してくれる受付嬢を1人だけ指名できる。
- 冒険者の方は、受付嬢をいつでも変更可能である。
- 受付嬢からも自分の担当となった冒険者に対して”特典”として、自由に品物を贈ることが許されている。
サラの場合、所持スキルの悪用と③のルールを周囲にバレないスレスレのところで使いながら、その誘惑に負けた冒険者たちを自分の担当に鞍替えさせていたのです。
サラの悪事が周囲にバレない理由
規則に対してはギリギリのラインで守っているものの、ローラ達から専属冒険者を横取りしていることに変わりありません。
こうした戦法を続けていては普通は周囲にハッキリとバレてしまうもの。
ですが、サラは絶対にそうならないための対策も実行しています。
サラ「証拠なんて出やしないわ!あたしの冒険者共は、絶対に口を割らないように調教済み」
自分でも言うように、自身で鞍替えさせた冒険者たちに対しては絶対に口を割らせないための“調教”も完璧に済ませているのです。
サラ「バレなけば、罪じゃないのよぉ!」
表面上では可愛い笑顔で冒険者たちを魅了するサラですが、完全に1人になると醜い本性を怖い形相と一緒に露わに出します。
確かに褒められた行為とは言えませんが、サラの言い分にも一理あるんですよね・・・。
ノルだけが”鑑定眼”を使って知っただけでは決定的な証拠にはなりません。
証拠とは、仲間や冒険者たちを始めとした大勢の目にも見えなければ、何の意味も果たさないのです。
専属冒険者たちを完全に”奴隷扱い”
自身の卑劣な手口を巧妙なやり方で隠し通すサラですが、自分の専属となった(または鞍替えさせた)冒険者たちへの扱いは完全に常軌を逸しています。
窮地に陥るローラを助けるため、ノルはエマやルナと一緒に「ドラゴン討伐」のクエストまで完了させたことでかなり大きな戦果を上げます。
エマの詳細は以下の記事をご覧ください。
そのため中間発表でも、ローラのポイントが大きく加算されますが・・・
ノル「う、嘘でしょっ?」
対するサラは、ノル達が上げた戦果をまるで嘲笑うかのようにローラの倍以上の成績を打ち出して大差をつけてしまいます!
この点差に対してローラがまたしても「不正行為」を訴えますが、今度はサラの方からもハッキリと忠告してきます。
サラ「足りないのよ・・・喉から手が出る程の“勝利への渇望”がね、足りないのよ!」
それはまさにローラやノル達に対して“勝利への執念”が足りていないと言いたいサラ。
その直後に更なる追い討ちをかけられる光景を見せられます。
そんな中で、サラの専属冒険者たちが自分たちの戦果を持ち帰ってきますが、そんな彼らの様子も常軌を逸しています!
ノル「これがサラさんのお抱え冒険者?一見“ゾンビ”と見間違えたよ・・・」
確かに、この時に現れた専属冒険者たちは完全に疲れ果てた末、もはや人間でなく”ゾンビ”のような状態に変わっていました。
しかしそれは、彼らが「サラから与えられた“過酷なクエスト”や”殺人的なクエスト量”を無理してこなした結果」なのです。
受付嬢にとって、自分の専属となってくれた冒険者たちは本来は”大切なお客様”であるはずですが、サラだけは完全に「奴隷扱い」しながらコキ使っているのです!
ゾンビ状態に変わり果てた冒険者たちですが、“目の輝き”だけは失っておらず、まるで“何かの希望に満ちた瞳”をしています。
サラ「もうちょっとの辛抱よ。あと半月、頑張れば約束の“アレ”してあげるから!」
サラの専属冒険者たちは、彼女から与えられる”ご褒美”のため、完全に「操り人形」と変えられてしまいます。
それはまさに”死をも恐れない「無敵の軍団」“と化していました。
サラの営業成績だけが郡を抜いてトップに君臨できているのも「その冒険者たちが無理して働いてくれているおかげ」なのです。
サラとローラの勝負内容とは?
ここからはローラから挑まれた勝負の内容と「お互いが勝った時の条件」について迫ってみましょう。
お互いの専属冒険者たちの”戦果”で勝負!
まずは勝負内容に触れていきましょう。
2人の勝負内容とは、「1ヶ月後の受付嬢ランキングで、どちらが高い営業成績を出せるのか?」というものです。
その勝負内容ゆえに、サラやローラがクエストをこなしても意味がありません。
あくまでも、自分の専属冒険者たちが持ち帰ってくる“戦果”にかかっているのです!
勝利戦果はノルに
勝負内容の次は、お互いが勝った時の戦果”を見ていきましょう。
ローラが勝った場合 | 今後一切、自分の冒険者を横取りしないこと。 |
サラが勝った場合 | ローラの(現時点での)専属冒険者を1人もらう。 |
ローラの出した条件は納得いくものとしても、サラの方は既に2人も横取りしておきながら、更に奪おうとしてきます。
この時ノルは、「オーディン」の中でも高い成績と長い経歴を持つルナが指名されるとばかり思い込んでいましたが、その予想が見事に裏切られます!
サラ「ノル・スタルジアさん、貴方の担当になれる日を心待ちにしておりますね」
まさか自分が指名されようとは思わず、ノルも意外な反応を示します。
しかし、サラも同じ「オーディン」の受付嬢であるため、彼の登録書に記載されている”伝説級スキル”を盗み見して知ったものと思われます。
勝負結果と、その後の変化とは?
ここからは、いよいよ2人の勝負結果について触れていきます!
サラとローラの勝負結果とは?
ノルが隠しダンジョンの第7層でドリアードからの依頼も果たして戻ってきてから、ついに2人の勝負結果が発表されます。
中間結果ではサラの方が大差をつけていたため、圧倒的に有利な状況でしたが・・・
「おめでとう!優勝はローラ!ローラが受付女王だー!」
この最終結果発表の中で、お互いの担当冒険者たちが獲得してきたお宝の値打ちで競合いますが、全てサラ側の方が金額を上回っておりました。
しかしノルが獲得してきた「豊穣の雫」が桁違いな値打ちだったことで思わぬ形勢逆転をされたために、この勝負の結果は「サラの敗北」で終わります。
敗北後も、まだ懲りてない様子?
2人の勝負はローラの逆転勝利で終わりますが、ここに来てサラの方が不満をぶちまけます!
サラ「不正でしょ、これ!それ以外、考えられない!」
ローラ「呆れた!そう言うなら証拠は?」
サラ「証拠は、どこかに・・・」
これまで自分が得意気になりながら言い続けてきた”証拠”を、今度はサラの方が問い詰められるようになります。
しかし、サラの方もさんざん卑劣な手口を使って自分の営業成績を伸ばしてきたのですから・・・これはまさに「身から出た錆」と言うべきでしょうか。
初めての敗北により泣き始めてしまうサラですが、その時に軽く慰めてくれたノルに対して、すかさず新たな手段に出ます!
サラ「あたしを理解してくれるのは、ノルさんだけです・・・これ、どうぞ!」
そう言いながらノルに1枚のメモ書きを渡しますが、それには「自分の住所」が書かれてました・・・。
ローラ「あんたねぇー!」
敗北してもただでは転ばない根性には感服してしまうものの、その往生際の悪さでまたもやローラを怒らせてしまいます・・・。
2人の勝負や結果をじっくりとリピートしたい人はコミック版の第3巻を読んでみると良いでしょう。
今後の出番は長く”お預け状態”に?
ローラに敗北した直後も悪あがきするサラですが、ここから当分の間、新たな出番は“お預け”とされてしまいます。
ここで「ノルたちの今後の展開」を簡単に紹介していきましょう。
- 「オーディン」のライバルとなる冒険者ギルド「ラムウ」専属の冒険者レイラとの出会い。
- ノルがエマとのパーティー出席。
- ノルがついに自分の素材屋「レアショップ・スタルジア」をオープン。
- 英雄学校の行事として、クラス全員で”温泉旅行”へ出発する。
- 温泉旅行から帰宅後は、兄ギランからの手紙によって、パーティーで”ホーネストの街”へ遊びに行く。
これらの展開を見れば、鋭い人なら察しがつくと思いますが・・・ノル達が「オーディン」を訪れる場面が殆ど無くなります。
そのため今後でのサラの再登場は、かなり長い期間にわたって“お預け”にされてしまうでしょう。
本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。
まとめ
今回はローラのライバル受付嬢として登場した、サラのキャラクター性や乱れた所持スキルと実態を紹介しました。
また、後半では2人の勝負結果や今後の再登場に関しても迫ってみました。
- 冒険者ギルド「オーディン」で働く美人受付嬢である。
- ノルの仲間であるローラを凌ぐスタイルの持ち主でもある。
- 同じギルドで働くローラたちの専属冒険者たちを横取りする形で、常にトップの営業成績を誇っている。
- その実態とは自身の持つ所持スキルを規則に触れるギリギリのラインで悪用している結果である。
- 自身の卑劣な手口を隠すため、専属冒険者たちを”調教”して口を割らせないようにしている。
- 専属冒険者たちを完全に”奴隷化”させてしまい、ゾンビ状態にさせてまで”殺人的なクエスト量”をこなさせている。
- 完全に「自分の操り人形」と化した冒険者たちをこき使った結果、中間発表ではトップに出るが、最終結果ではノルが持ち帰ってきた「豊穣の雫」で逆転負けしてしまう。
- 敗北後も懲りずにノルへの誘惑を続けては、ローラから怒られる日々を送る。
- 今後の再登場は長きにわたって見送られる可能性が大きい。
確かにサラのやり方はフェアでなく、ローラから怒られてしまうのも分かりますが・・・自身の所持スキルや卑劣な手口を駆使しながらも営業成績を伸ばしていく彼女の執念には、ある意味で感服させられてしまうところもありますよね。
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