『転生したらスライムだった件(以下、転スラ)』に登場するフォビオは、魔王カリオンの治める国「獣王国ユーザラニア」の最高幹部であり、カリオン配下最強の三獣士の1人として活躍している人物です。
今回は、そんなフォビオについての強さや死亡説、他キャラとの関係性など紹介します。
目次
フォビオとは
浅黒い肌に尖った耳、猫のような尻尾をもつフォビオは、獣王国ユーザラニア最高幹部であり、魔王カリオンの配下の中で最強の力を持つ三獣士の1人です。
三獣士の中では唯一の男性で、残り2人はアルビスとスフィアです。
フォビオのプロフィール
名前 |
フォビオ |
種族 |
獣人族(黒豹) |
称号 |
三獣士 |
国 |
獣王国ユーザラニア |
フォビオの性格は、気性が荒く攻撃的です。
初めてテンペストに訪れた際には、その性格からテンペストの住民と問題を起こしていますが、それがきっかけとなりテンペストとユーザラニアの友好関係が築かれました。
初めはリムルに対し高圧的な態度をとっていたフォビオも、命を救われた過去から今ではリムルに敬意を示しています。
フォビオの声優は「山下 誠一郎(やました せいいちろう)」さん
フォビオの声優を務めるのは、大沢事務所に所属する声優の「山下 誠一郎(やました せいいちろう)」さん。
2012年から声優として活動を開始し、『グッド・ドクター 禁断のカルテ』でデビューした山下 誠一郎さんは、『アオアシ』の橘総一朗役や『徒然チルドレン』内村千秋役、『活撃 刀剣乱舞』の薬研藤四郎役を代表に数々の人気アニメにご出演されています。
フォビオの保有スキル
フォビオは三獣士に属していることを考えていると、様々なスキルをもっているはずです。しかし、本作では保有スキルの詳細が判明ほとんど判明していません。
唯一判明しているのは、フォビオがテンペストに訪れた際、魔王ミリムとの戦闘で「豹牙爆炎掌(ひょうがばくえんしょう)」というスキル使っていたことです。
作中で詳しくは描かれていませんが、町の外から見てもわかるほどの爆炎は、相当の威力を持っていたことがわかります。
フォビオの強さ・能力 | 生命力の強さは作中トップクラス
負けているシーンが多く、あまり強そうには見えないフォビオですが、実はかなりの実力を持っています。
その力は、魔素量だけで見ると、リムル配下の中でトップクラスの実力を持つ鬼人「ベニマル」を凌ぐほどでした。
ここからは、これまでの戦闘からフォビオ強さや能力について見ていきましょう。
何度も魔王ミリムの攻撃をその身に受け、生き延びているフォビオに生命力の強さについても合わせて紹介します。
中庸道化連との戦い
テンペストとユーザラニアの連合軍対魔王クレイマン軍の戦いに参加していたフォビオは、リムル配下のゲルドと2人で中庸道化連の「フットマン」と「ティア」の相手をすることになります。
この戦いでフォビオとゲルドと協力して戦い、魔王クレイマンに匹敵する強さを持つ中庸道化連の2人を相手に互角の戦いを見せています。
フットマンとティアが戦線から離脱したため決着はつきませんでしたが、フォビオがテンペスト幹部にも引けをとらない強さをもっていることがわかる戦いでした。
中庸道化連の正体や行動目的などについては、『【転スラ】ピエロ集団「中庸道化連」は何者?正体やメンバー一覧・行動目的を紹介』で詳しく説明しています。ぜひこちらもご覧ください。
VS魔王ミリム(1回目)
魔王カリオンの命令でテンペストを訪れたフォビオは、テンペストに到着後に騒ぎを起こしたことから、テンペストに滞在していた魔王ミリムと交戦することとなります。
魔王カリオン最高戦力である三獣士として高い実力を持つフォビオでしたが、魔王の中でもトップクラスの力をもつミリムに勝てるわけもなく撃沈。
泡を吹いて倒れていましたが、次のシーンでは何事もなかったかのように堂々と登場していました。
そんなミリムは、一度リムルを裏切って敵対しました。ミリムがリムルを裏切った理由や強さなどについて、以下の記事で紹介しています。
VS魔王ミリム(2回目)
魔王ミリムに対しての憎しみから、カリュブディスの依代とされテンペストを襲ったフォビオ。
長時間に渡りリムル達と戦闘を繰り広げ、最後には途中で参戦した魔王ミリムの一撃「竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)」を受け倒れます。
ドラゴ・バスターでカリュブディスは消滅しますが、カリュブディスと融合していたフォビオの体はかすり傷程度でした。
魔王ミリムが手加減したとは言え、厄災級魔物(カラミティモンスター)であるカリュブディスを消し去った攻撃を受けても生き残っていたフォビオの生命力はさすがですね。
VS魔王ミリム(3回目)
魔王カリオンと魔王ミリムが獣王国ユーザラニア上空で行なった戦闘で、最後に魔王ミリムが放った「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」は、ユーザラニアを一撃で跡形もなく消し去るほどの威力でした。
ユーザラニアの住民たちは、魔王カリオンの命令で避難していたため被害は出なかったものの、カリオンとミリムの戦闘を隠れて見ていたフォビオは、しっかりミリムの攻撃を食らっています。
ユーラザニアを消しとばし、ミリム自身「とっておきを見せてやる。」と言っていたことから「竜星爆炎覇」はミリムの技の中でも高い威力を持っているはずですが、その攻撃を受けても生き延びたフォビオの生命力は本物でした。
リムルからも「よく無事だったな」と驚かれています。
フォビオは死亡する?
テンペスト地下迷宮で三獣士筆頭「黄蛇角(オウダカク)のアルビス」と、”どちらかが死ぬまで”という条件で決闘をしたフォビオは、その戦いに敗れ一度死んでいます。
同じカリオン配下である、フォビオとアルビスが死ぬまで決闘を行なったのには理由がありました。
獣人族は自分より強いものに好意をいだく性質を持っていて、フォビオは自分より強いアルビスに惹かれていたようです。そんなアルビスから「決闘に勝利したら結婚する」と言われたフォビオは決闘を承諾します。
一方、アルビスが決闘を申し出た理由は「ベニマルの第二夫人になるため」でした。
テンペストでは一夫多妻制が認められているものの、それには「子を望む未亡人に限る」という条件があるため、すでに「モミジ」という婚約者がいたベニマルとどうしても結婚したかったアルビスは、1度フォビオと結婚し、どちらかが死ぬまでの決闘ですぐに未亡人となる作戦を練っていたようです。
この決闘でフォビオを倒したアルビスは、晴れて未亡人になりベニマルの第二夫人の座を獲得しています。アルビスに好意持っていたフォビオにとっては、少し悲しい結末となってしまいましたね。
ちなみに、復活の腕輪をしていると、迷宮内の戦闘で死亡しても復活ができるので、フォビオは戦闘後、無事に復活しているので安心してくださいね!
フォビオと他キャラとの関係性
獣王国ユーザラニアで三獣士の1人として活躍するフォビオは、他のキャラたちとどのような関係性を持っているのでしょうか。
同じく三獣士の「アルビス」と「スフィア」との関係性を見てみましょう。
アルビスとの関係性
三獣士筆頭として、カリオン配下の中で最強とされる「黄蛇角(オウダカク)のアルビス」。
フォビオはアルビスに好意を抱いていましたが、その願いは叶わず、アルビスはベニマルの第二夫人になっています。
アルビスの強さやベニマルとの関係性については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
スフィアのと関係性
お互い気性が荒く攻撃な性格をしているからか、フォビオとスフィアは気の合う仲間のようです。
クレイマン軍との戦いではフォビオの意見に賛同したソフィアがベニマルに意見する姿が描かれています。
まとめ
今回は、魔王カリオン配下であり、獣王国ユーザラニアの最高幹部フォビオの強さや死亡説、他キャラとの関係性などを紹介しました。
高い実力を持ちながらも、度々魔王ミリムやカリオンに撃沈させられている姿を見せ読者を楽しませてくれるフォビオが、魔王ミリムの配下となったカリオンの元で、この先どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
三獣士の仲間「アルビス」と「スフィア」の活躍も合わせて注目していきましょう。
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