「呪術廻戦」の人物相関図を作成しました。
各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。
呪術廻戦 呪霊・呪詛師の人物相関図

Ⓒ芥見下/集英社
呪術廻戦に登場する呪術師たちを敵対し、様々な呪いを仕掛けてくる 呪霊、呪胎九相図、呪詛師たちを紹介します。
呪霊とは、人の負の感情から生まれた「呪い」が蓄積し、形となったものです。ここに紹介する呪霊は、いずれも言葉を話し意思を持った特級、もしくはそれに近い呪霊です。
呪術高専が特級呪霊として認識しているものもいますが、未登録の呪霊も作品の中に登場しています。
呪胎九相図とは、150年前、史上最悪の呪詛師といわれた「加茂憲倫」により作られた9体の呪物で、1番から3番は両面宿儺と同じくらい危険なものとして、特級呪物に分類されています。
しかし、その3体は受肉しており、自由に外を出歩けています。
呪詛師とは、もともと呪術師だったものや呪術師の名家からでたものなど、秩序を率先して破ろうとしている術師であり、呪術師をよく理解している強敵です。

呪術廻戦 呪霊・呪詛師 キャラクターの一覧を解説
呪霊 両面宿儺(りょうめんすくな)
出典:Ⓒ芥見下/集英社
所属 | 両面宿儺サイド |
生存状況 | 虎杖悠仁の中に存在 |
CV | 諏訪部 順一 |
両面宿儺はその昔4本の腕を持つ仮想の鬼神とされていました。しかし本当は人であり、1000年以上前、呪術全盛期だった時代に実在していた呪詛師です。
当時の呪術師たちは結束し宿儺に挑みましたが、呪術師が束になってかかっても敵わない敵でした。あまりにも強い力があった宿儺は、寿命となって命果てても遺骸である指の死蝋は呪物となり、何本かは呪術高専に保管されていました。
虎杖は宿儺の指を飲み込みましたが、予想に反し宿儺が受肉。特級術師である五条悟曰く「千年生まれてこなかった逸材」となった虎杖を器とし、この世に復活しました。
普段は虎杖に抑え込まれており表層には出てきませんが、虎杖と交代すると爪は鋭くとがり黒くなり、全身に文様、さらに両眼の下部分にもう1対の目が出てきます。
存在そのものが天災に近いと言わしめる実力は、特級呪霊である漏瑚とも遊び半分で戦えるほどです。
宿儺は虎杖に受肉したことで虎杖の同級生、伏黒恵に興味を持ちます。渋谷事変では伏黒恵が特級呪霊に追い込まれた際、助けに行くほどでした。
自分が受肉している虎杖の体すら気に留めない宿儺が唯一、よみがえった中で興味を持ったのは今のところ伏黒恵のみです。
呪霊 真人(まひと)
出典:Ⓒ芥見下/集英社
所属 | 偽夏油一派 |
生存状況 | 不明 |
CV | 島﨑信長 |
人が人を憎み、恐れた不の感情から誕生した真人。呪術高専にも未登録なので、正確には特級と認定されている呪霊ではありません。
偽夏油の一派として、渋谷事変では七海、虎杖、釘崎を追い詰めました。また、命がけで挑んできたメカ丸を殺し、さらに1級呪術師の七海も殺したところを見れば特級呪霊として間違いないでしょう。
真人は映画館で高校生ら3人に術式を使い殺していますが、通常見えないはずの真人に気が付いた高校生「吉野順平」を使い虎杖を追い詰めました。
真人に関わったことで吉野順平の母「吉野凪」は、偽夏油が吉野の家に置いた宿儺の指に集まった呪霊たちに惨殺。真人に普段から自分をいじめていたやつが母を殺した主犯ではないかと吹き込まれ、順平は自分の通う高校で術式を使い虎杖が駆けつけますが順平は真人に殺されました。
真人は自分の魂に初めて触れてきた虎杖(宿儺が受肉しているため魂そのものに攻撃できる)に興味を持ち、自分で殺したいと考えるようになります。
つぎはぎだらけの皮膚、長い髪、発生したばかりの呪霊なので子供の用に無邪気で残酷です。
虎杖、メカ丸などと戦いながらどんどん実力を伸ばしていった真人ですが、最終的に虎杖に追い詰められ、夏油傑が体内に取り込みました。夏油の使役という形で存在しているのでは?と考えられます。
人間を見下し、時にはもくろみあって優しく接しますが突き放すときには全く容赦ありません。真人曰「家族」であった偽夏油一派の漏瑚、花御、陀艮には親しみを感じていたようです。
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